美容外科
美容皮膚科
目尻靭帯移動術は目尻にある靭帯を切開して切り離し、下に移動させることで目尻の位置を下げる手術方法です。
もし、タレ目からツリ目にしたい場合は、靭帯を上に上げることで対応可能な手術です。
目尻切開の一つの術式として広く普及しています。
目を大きくする術式ではなく、目尻の位置を変更する美容整形のため、もし目を大きくしたい場合は、グラマラスライン形成や、目頭切開、全切開などと併用して行います。
目尻靭帯移動術は目尻外眼角靭帯移動術とも呼ばれています。
目尻の位置が変わると、目の角度が大きく変わるため顔の印象をガラっと変えることが可能です。
目尻の高さの左右差を調整することが可能です。
目尻靭帯移動術をする場合、この症例のように正面だけでなく横から見ても「整形感が無いけどしっかりと変化わかる」手術を行っています。
また、
1.目尻の粘膜を見えないようにする見えてしまう。
2.目尻の形が三角になるようにする
3.目尻が目から浮いてしまわないようにするといったポイントを押さえて執刀しています。
20代の女性に行った目尻靭帯移動術の術後7日後、30日後、90日後の症例です。
目尻靭帯移動術は単独ではなく目の美容整形の術式と組み合わせて複合的に行われることが多く、この症例も全切開、目頭切開、グラマラスライン形成(タレ目形成)、眼瞼下垂手術と併用して行いました。
これだけ目周りを切開して複合的な手術をしたにも関わらず、術後7日目でも腫れは落ち着いてきており、30日後にはほとんどわかりません。
目尻靭帯移動術の術後のデメリットとして左右差が挙げられる場合がありますが、技術がある美容外科医が手術をすれば左右差がでることはめったにありません。
術後90日後には、左右差はなく、開眼時はぱっちりした目になっており、閉眼時には引きつれ等なく、自然な表情になっています。
目尻靭帯移動術のデメリットとして、傷跡が残ってしまう恐れがあるという事です。
ただ、できるだけ切開をしないようにして傷跡が残らないようにしているので、それほど重大なデメリットではありません。
傷跡が残らないようにするために目尻の淵のしわに沿って10mm程度切開します。
傷跡は時間の経過とともに薄くなり、目尻のしわと同化します。
術後1週間から3ヶ月程度は目尻に赤みがでますが、この症例程度なので気になることはありません。
また気になる場合はメイクで隠すことも可能です。
この症例の場合、デザインとしては、白目の範囲を大きくするために、目尻靭帯移動術と併用してグラマラスライン形成を行い、下瞼のラインをまんべんなく下に下げています。
やや吊り目感を残したままアーモンドアイを形成しました。
10代や20代の方の場合、眼瞼裂(上瞼と下瞼の接点)が目尻の方が目頭より上に位置している方が多いです。
特に目尻の方が上にある場合、吊り目やキツネ目(スリットアイ)と呼ばれる目の形になります。
吊り目の原因はこのように目尻が目頭より高い位置にある事が原因なので、目尻靭帯移動術をすることによって目尻の位置を下げることで吊り目を改善することができます。
この症例は20代女性の目尻靭帯移動術により、吊り目を改善した症例です。
目尻の位置を下に下げたことによって優しい印象になりました。
優しい雰囲気に合わせるために、控えめ目頭切開で、目頭の形をシャープに整えました。
目尻と目頭の位置関係が変わると目の形も変わるので、この症例のように、目頭も併せて整えると綺麗な目にすることができます。
目尻の形や位置により、目が埋もれている感じがして悩んでいる方が多くいらっしゃいます。
その場合、しかっり変化を出すために、目尻靭帯移動術と併用してグラマラスライン形成を行い、下瞼を拡大します。
その際に、この症例のように目尻の脂肪や筋肉、皮膚を適切に処理し、目尻の下の部分のボリュームを減らします。
適切な効果をしっかり出すためには、このような技術が必要です。
この症例は20代女性の術前と術後3か月後の状態です。
目尻付近の皮膚や筋肉、脂肪を処理してスッキリさせることであか抜けた目にすることができます。
眼輪筋も除去して目の下のもったり感を改善するとこで、透明感のある目尻にすることができます。
目尻靭帯移動術をすると同時に、まつ毛の向きも調節して、目の位置を下げて顔を短い印象にしています。
併せて、目尻を横にも広げて顔の余白を減らして小顔効果を出しています。
全切開や目頭切開などで吊り目になってしまった場合も目尻靭帯移動術なら修正することが可能です。
ただし、目の印象を濃くするのではなく薄くする修正手術なので難易度が高い手術になります。
この症例の場合、目尻を目尻靭帯移動術により目頭の位置まで下げることできつくなってしまった目の印象を改善しました。
目尻切開には、主にY字切開、W字切開、靭帯切開という3種類の手術方法があります。
靭帯切開を応用した手術が目尻靭帯移動術になります。
Y字切開とW字切開は靭帯はいじらずに皮膚のみにアプローチします。
一方、目尻靭帯移動術は靭帯にもアプローチするため、手術後の後戻りが非常に少ないです。
STEP1
目尻をしわに沿って、できるだけ狭い範囲で下まつ毛を避けて切開します。
STEP2
目尻の靭帯の位置を確認します。瞼の筋肉と骨との位置関係も把握します。
STEP3
瞼の筋肉を骨から剥離し、目尻の靭帯を慎重に切断します。
STEP4
目尻の靭帯を下げて骨に固定します。
しっかりと癒着させて後戻りのない自然な目尻になるようにします。
STEP5
目尻の靭帯を縫合します。
STEP6
目立たないように丁寧に縫合します。
価格について
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2024/03/16
このページの監修医師