
今回は、埋没法の術後の腫れの経過や、腫れがひどくなる原因についてまとめてみました。
腫れの症状をできるだけ早く落ち着かせる過ごし方も解説しておりますので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。
腫れがひどいときの対処法
eクリニックの技術統括指導医の飯田秀夫医師に詳しくお伺いしてみました!

他の人より腫れている気がするけど大丈夫かな…?



二重埋没法は切開しないため、腫れが少ない手術とされていますが、それでも個人差や施術の方法によっては強く腫れることがあります。特に、まぶたの厚みがある人、むくみやすい体質の人、糸の固定点が多い人 ほど、腫れが目立ちやすくなる傾向があります。腫れが強いと不安になるかもしれませんが、適切なケアを行えば、通常は1~2週間でしっかり落ち着きます。



適切なケアってなにをすればいいの?



腫れを抑えるためには、手術直後からのケアが重要です。ご紹介する3つの方法をぜひ試してみてください。
①術後3日間は冷却を徹底
術直後からアイスパックや冷やしたタオルで優しく冷やすことで、炎症を抑えられます。ただし、長時間の冷却は血流を悪くするので、10~15分を1時間おきに行うことを推奨します。目元を強く押さえたり、直接氷を当てたりしないように注意してください。
②頭を高くして寝る
枕を2~3個使って上半身を少し高くすることで、重力を利用して腫れを軽減できます。逆に、うつ伏せや横向きで寝ると、まぶたに余計な圧がかかり腫れが悪化することがあります。
③塩分を控え、水分をこまめに摂る
塩分が多いと体が水分を溜め込んでしまい、むくみの原因になります。 特に、ラーメンやインスタント食品は腫れを悪化させるので、術後数日は控えめにしてください。一方で、水分を適度に摂ることはむくみの排出を助けるので、積極的に水を飲むようにしましょう。
まぶたの腫れがひどいときには、隠したり誤魔化したりして対処するのがおすすめです。
前髪やメガネ、サングラスなどを上手く活用してみてください。
サングラスをかければ同時に紫外線対策もできて一石二鳥です。
ただし、前髪で隠す際に髪が目にかかってしまうと刺激になってしまいます。
目にかからないギリギリのラインで整えるようにしましょう。
あまりにも腫れがひどく治る気配がない場合には、施術を受けたクリニックに相談してください。
自己判断で放置しすぎてしまうと、膿が溜まったり炎症を起こしたりといったトラブルにも繋がりかねません。



腫れがひどいってどのくらい?



下記の表を参考にしてください。
腫れが異常にひどい場合はこのような可能性が考えられます。
状態 | 考えられる可能性 |
---|---|
片目だけ極端に腫れている | 感染や血腫の可能性 |
痛みがどんどん悪化している | 炎症が進行している可能性 |
まぶたが赤くなり、熱を持っている | 感染のサイン |
1ヶ月経っても腫れがほとんど引かない | 糸の固定が強すぎる可能性 |



クリニックによりますが、炎症を抑える薬を処方してもらえることもあります。
適切な処置を受けて、回復を早めましょう。
医師がお一人ずつ丁寧に対応します
eクリニックでは「美容整形」をもっと気軽にできるよう【高品質・低価格】を目指しています。 全国トップクラスの円戸医師や飯田医師が監修し、少数精鋭で施術を行っているからこそ実現できる「質」と「価格」です。
まずは無料の医師カウンセリングでのご相談お待ちしています。











今回のコラムでは腫れを早く落ち着かせるための過ごし方やダウンタイムの経過までいろいろとご紹介しています。ぜひご覧ください。
腫れを早く落ち着かせるための過ごし方


腫れを早く落ち着かせるためには、医師の技術だけでなく患者様自身の術後の過ごし方も重要です。
間違った行動をとってしまうと、ダウンタイムが長引いてしまうこともあります。
あまりにも腫れや内出血が長く続いてしまえば、仕上がりの美しさにも影響を及ぼしかねません。
ダウンタイム中は以下のことに注意して過ごすようにしましょう。
枕を高くして仰向けで寝る
夜寝るときにはできるだけ枕を高くするように心がけましょう。
心臓よりも頭の位置が低くなると患部に血液が集まり、腫れが長引いてしまうことがあります。
普段うつ伏せや横向きの姿勢で寝る人も、術後数日間は仰向けで寝るようにしてください。
うつ伏せで寝るとまぶたに負担がかかり、横向きで寝ると片側だけに腫れが強く出る可能性があります。
テレビやスマホを見る際にも寝転がらず、座ってみることをおすすめします。
塩分を摂りすぎない
塩分を摂りすぎるとむくみやすくなり、腫れが長引くことがあります。
また、辛い食べ物は血流を良くする効果があるため術後しばらくは控えてください。
むくみを身体の外に出すために、バナナやアボカドなどカリウムを多く含む食品を食べるのもおすすめです。
紫外線対策をしっかりする
紫外線をまぶたに受けてしまわないため、外出する場合にはしっかりと紫外線対策をおこなうようにしましょう。
ダメージを受けた術後のまぶたは刺激に敏感な状態になっています。
ただし、腫れが出ている期間に日焼け止めを使用することはおすすめしません。
つばの広い帽子・日傘・サングラスを活用してみてください。
目に負担や刺激を与えない
刺激を与えると腫れが悪化するため、術後1週間は絶対に強く擦ったり引っ張ったりしないでください。
洗顔やクレンジングのタイミングでもゴシゴシ擦らず、優しく撫でるようにおこないましょう。
スキンケア用品も低刺激で肌に優しいものを使用することをおすすめします。
また、読書や細かい作業は目を疲れさせてしまいます。
術後数日は目をゆっくり休めることを意識して過ごすようにしてください。
「まったく腫れない」症例に注意
埋没法はたしかに腫れにくい二重整形ではありますが、だからと言ってすべての人が「腫れない」ということはありません。
実際に、「まったく腫れないと言われたから翌日に重要な予定を入れてしまって失敗した」といった方も多いです。
炎症の起こりやすさや落ち着くまでのスピードは体質によって違いがあるのが普通で、術後の腫れや内出血の程度も個人差が大きいです。
さらに、もともとのまぶたの厚みや皮膚の伸縮度合いによっても炎症の程度は違ってくるということを頭に入れておきましょう。
医師がお一人ずつ丁寧に対応します
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埋没法のダウンタイム


ダウンタイム中に発生する症状・副作用には個人差がありますが、主に以下のようなものがあります。
- 腫れ
- むくみ
- 内出血
- 目元の熱感
- だるさ
- 目の中の違和感
切開をしないため内出血は起こらないか軽度であるケースが多く、1〜2週間程度で徐々に消失します。
ごく稀に白目部分に内出血が出現することもありますが、こちらも2〜3週間程度で消えるでしょう。
術後数日間は目の中がゴロゴロしたり、違和感を覚えたりすることがあります。2~3週間程度で落ち着くことがほとんどですが、耐えられないほどの痛みがある、目が開けられない、涙がボロボロこぼれるなどの眼球刺激症状が現れた場合にはすみやかにクリニックを受診してください。
また、アレルギー症状として頭痛・蕁麻疹・呼吸困難・ 発熱・咳・冷や汗・胸痛・アナフィラキシーショックなどの副作用を生じることがごく稀にあります。
少しでも違和感を覚えたら、すぐに施術を受けたクリニックに相談するようにしましょう。
術後の腫れの経過
埋没法の腫れは翌日がもっともひどく、術式にもよりますが通常は1週間程度で気にならなくなってきます。
手術後は完成形と比較して左右差が目立つ可能性がありますが、腫れの出方によって一時的に生じている左右差なので特に問題ありません。
腫れが完全に落ち着くまでには1ヶ月程度かかります。
腫れが落ち着くのにしたがって、左右左も目立たなくなっていきます。
ただ術式により腫れを抑える事は可能です。
この症例は当院の埋没法の症例です。このように術後1週間で腫れはほとんどありません。
必要以上に腫れてしまう原因
埋没法後には目元が腫れてしまうのが普通ですが、必要以上に腫れたり2週間以上長引いたりしてしまうのは、何らかの原因が隠れている場合が多いです。
ここからは、必要以上に腫れがひどくなる原因についてご説明します。
- 糸の縛り方が強すぎる
- 二重の幅を広く取る
- 腫れやすい体質である
糸の縛り方が強すぎる
埋没法の糸をキツく縛りすぎるとまぶたに大きな負担がかかり、通常よりも強く腫れが出る可能性があると言えるでしょう。
このあたりは医師の技術や経験にもよるので、埋没法を任せる医師はできるだけ慎重に選ぶようにしてください。
二重の幅を広く取る
二重の幅を広く取った場合、狭めの幅を取った人と比べて腫れやすい傾向にあります。
まぶたの上部は脂肪が多いため、より多くの組織をすくわなければなりません。
その結果、まぶたへの負担が増え、強い腫れが出てしまうことがあります。
腫れやすい体質である
患者様本人が腫れやすい体質だった場合、どんなに腕の良い医師に施術を任せても腫れがひどくなる可能性は高いです。
では、具体的にどのような人が、埋没法後に強い腫れが出現しやすいのでしょうか。
埋没法では、まぶたに脂肪が多く厚みのある人が腫れやすいと言われています。
まぶたに厚みがあると、緩い力で縛っても二重のラインが綺麗に出てくれません。
施術後すぐに後戻りしてしまわないよう、必然的に強い力で糸を結ぶ必要があります。
結果としてまぶたにかかる負担が大きくなり、強い腫れが出やすくなるのです。
また、むくみ体質の人も、術後に目が腫れぼったくなる可能性が高いでしょう。
むくみやすい人は、身体に水分をため込みやすい状態になっています。そのため、術後の腫れやむくみが余計に気になるかもしれません。
施術前後は身体を冷やさないように心がけ、体調管理をしっかりおこないましょう。
そもそも埋没法とは
埋没法は、医療用の特殊な針と糸を使って二重の折り目を作っていく二重形成術です。
メスを使わずに施術をおこなうことから「切らない二重整形」とも呼ばれています。
ナチュラルでバレにくい二重を目指せるのはもちろん、ダウンタイムも少なく比較的簡単にやり直しができるため、トレンドに合わせたデザインを取り入れることが可能です。
二重整形を希望される多くの患者様に選ばれています。
埋没法の腫れに配慮するならeクリニックへ


今回は、埋没法の腫れの経過や腫れがひどい場合の対処法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
術後の経過には個人差もありますが、埋没法は切開法と比べると腫れや内出血が少ないのが特徴です。
目元を冷やしてできるだけ安静に過ごすことで、腫れを早く落ち着かせることができます。
国内最高峰の技術力を誇るeクリニックでは、クイックループ法や特殊6点留めなど、最新治療を取り入れた「腫れにくい・取れにくい埋没法」の術式を多数ご用意しております。
患者様一人一人のまぶたの状態や理想イメージに合わせて、適切なデザインを提案させていただきます。
万全のアフターフォロー体制も整えておりますので、ダウンタイムの少ない埋没法を検討されている方はぜひ一度eクリニックの無料カウンセリングを受けてみてください。
eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。


このページの監修医師


eクリニックグループ統括院長
円戸 望


eクリニック統括技術指導医
飯田 秀夫