近年、美容医療への関心が高まる中、男性の間でも目元の印象を改善したいというニーズが増えています。
そのなかでも「尻切開」は、女性的で柔らかいイメージを与える施術として人気のため、「男性には意味がない」と疑問に思われている方も少なくありません。
そこで今回は、目尻切開が意味ないと言われる理由を深堀りし、目尻切開の効果やおすすめの組み合わせなどを詳しく解説していきます。
▶▶目尻切開
男性にとって目尻切開が「意味ない」といわれる理由
目尻切開は、その名の通り、目尻を切り横の幅を広げる施術です。
実際に「目尻切開」インターネットで検索すると「意味がない」「変わらない」「すぐに戻る」などといった口コミが見られます。
では、なぜ「意味がない」といわれるのでしょうか。その理由を深掘りしていきます。
目尻切開に適応した目の形状ではないから
目尻切開の効果は、目の周りの皮膚のたるみや、蒙古ひだの有無など、お客様お一人おひとりの目元の状態に大きく左右されます。
たとえば、目尻の皮膚に十分な余裕がない場合には、目尻切開を行っても劇的な変化が得られないかもしれません。
このようなケースでは、「手術の効果が実感できない」「費用に見合わない」と感じ、結果的に「意味がない」と判断されてしまうことがあると考えられます。
再癒着をするから
再癒着とは、傷を治す原理と同じで、目尻の切開した部分が下に戻ろうとくっついてしまうことをいいます。
完全に元に戻るわけではありませんが、時間とともに、手術直後ほどの効果が薄れてしまう可能性があります。
とはいえ、目尻を切開しすぎるというのも逆効果となります。
あまりにも広い範囲を切開すると、三白眼(黒目が小さくみえてしまう)になり、目つきが悪くみえてしまう可能性があります。
いずれにせよ、事前にしっかりとデザインのシミュレーションをしておくことで、目尻切開の効果を正しくイメージすることができます。
優しい雰囲気に近づく美容整形のため
目を横に広げる目尻切開は、女性的で可愛らしい印象を作ることができるため、時に男性らしさとは相反する印象を与えてしまう可能性があります。
これが、「男性にとって目尻切開は意味がない」と言われる主な理由だとも考えられます。
しかし、目尻切開は、「可愛い印象を作る」だけではなく、「シャープでクールな目元」を実現できる美容整形のひとつです。
デザイン次第で、黒目をはっきりさせ切れ長で男性らしい目元を実現できる手術です。
男性が目尻切開で得られる効果
ここまで、目尻切開は「意味がない」「変わらない」と言われる理由について解説しました。
しかし、適切なシミュレーションを行い、技術力のある医師による手術を受ければ、男性でも目尻切開によって理想の目元を手に入れることは可能です。
ここでは、目尻切開で得られる効果について詳しく解説していきます。
顔全体のバランスが整う
目と目の間隔、目の横幅、目尻からこめかみまでの距離は、顔全体のバランスに大きく影響する要素です。
理想的な比率は「目と目の間隔:目の横幅:目尻からこめかみまでの距離=1:1:1」といわれています。
目尻切開によってパーツのバランスを整えることで、より洗練された印象を与えることが可能です。
大きく魅力的な目元になる
目尻切開は、単に目の横幅を拡大するだけではありません。
上下にも広がりを持たせることで、より大きく、魅力的な目元を作り出すことが可能です。
目尻が広がることで、隠れていた黒目がより多く見えるようになります。
黒目がはっきり見えると、瞳に輝きが増し、生き生きとした印象を与えます。
切開の範囲は、数ミリですがそのごく僅かな変化でも、目元の印象を大きく変えることが目頭切開のメリットのひとつです。
なりたい目元のイメージに近づける
目尻切開は、つり目やタレ目の改善にも効果があります。
目尻の形を整えることで、優しい印象やクールな印象など、なりたいイメージに近づけることが可能です。
メイクをせずに自然に横幅のある目元を実現できることが、目尻切開の特徴です。
目尻切開によって理想の目元を手に入れることで、自分に自信が持てるようになり、積極的な行動や新しい挑戦につながるかもしれません。
目尻切開がおすすめの男性とは
目尻切開がおすすめなのは、以下のような方です。
- 目が小さい、または細い方
- つり目、キツい目にお悩みの方
- 眠そうな目を改善したい方
- 顔の横幅が広い方
- 切れ長の目を手に入れたい方
- 目尻に十分な皮膚の余裕がある方
- 蒙古ひだが強くない方
このような方であれば、より目尻切開の効果を実感していただけます。
しかし、あまりにも目尻に皮膚の余裕がない場合、十分な効果を実感できない可能性があります。
また、蒙古ひだが強い場合は、目尻切開単独では効果が限定的になるかもしれません。
このような方の場合、目頭切開との併用もおすすめです。
以下では、目尻のと相性の良い美容整形をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
目尻切開と組み合わせの良いおすすめの美容整形
※ここでご紹介するのは女性の方の症例写真になりますので、あくまでも参考までにご覧下さい。
目の横幅を最大限に!【下瞼拡大×目尻切開靭帯移動×目尻切開】
この組み合わせは、下瞼拡大で縦幅を、目尻切開で横幅を拡大することで、より大きく、魅力的な目元になります。
目尻切開靭帯移動は、従来の目尻切開に比べて後戻りのリスクが低いため、長期的な効果が期待できることが特徴です。
3つの施術を組み合わせることで、それぞれの効果が自然に調和し、整形感が少ない美しい目元になります。
特に、つり目でキツい印象に見られやすい方、目が小さく眠そうに見られやすい方、優しい印象の目元になりたい方におすすめの組み合わせです。
蒙古襞をなくしたいけど目を近くしたくない人へ【埋没法×目頭切開×下瞼拡大×目尻切開】
この組み合わせは、蒙古襞による目元の印象を改善しつつ、目と目の間隔を狭めずに、むしろバランスの良い大きな目元を実現したいという願いを実現します。
蒙古襞とは、目頭部分を覆う皮膚のヒダのこと。蒙古襞が強いと、目が小さく見えたり、目と目の間隔が広く見えてしまうことがあります。
目頭切開は、この蒙古襞を開放することで、目を大きく見せる効果があります。しかし、同時に目と目の間隔が狭まる可能性も。そのため、「蒙古襞をなくしたいけど、目は近くしたくない」という方には、慎重な施術計画が必要です。
この組み合わせのメリットは次のとおりです。
目頭切開で蒙古襞を開放し、目尻切開で目の横幅を広げることで、目と目の間隔を狭めずに、蒙古襞による目元の印象を改善できます。
埋没法で二重を作り、下瞼拡大で目の縦幅を広げることで、より大きく、ぱっちりとした目元を実現します。
他院の修正例
他院で目尻切開やタレ目形成を受けたけれど効果がなかった
他院で受けた手術が後戻りしてしまった
他院で受けた目尻切開で不自然な仕上がりになってしまった
このようなお悩みにもeクリニックであれば対応可能です。
目尻切開やタレ目形成は、繊細な技術と経験が必要な施術です。
他院で「変化がでにくい」といわれて諦めたという方も、まずは一度eクリニックにご相談下さい。
eクリニックの目尻切開
eクリニックでは、目尻切開における後戻りの原因を徹底的に分析し、独自に開発した「靭帯移動術」を採用しています。
皮膚だけでなく、目尻の靭帯の位置を調整することで、後戻りのリスクを大幅に軽減し、長期的な効果が期待できることが特徴です。
手術の流れは以下の通りです。※お客様のご希望や医師の判断によって、前後することもあります。
カウンセリングとシミュレーション
医師がお客様の希望や状態を詳しくお伺いし、最適な施術プランをご提案します。コンピューターシミュレーションで術後のイメージを確認することも可能です。
- 麻酔
点眼麻酔や局所麻酔を使用し、痛みを最小限に抑えます。
- 切開
目尻の外眼角と呼ばれる部分を、数ミリ程度切開します。
- 皮膚・粘膜の切除と縫合
切開した部分の皮膚や粘膜を必要に応じて切除し、丁寧に縫合します。傷跡が目立ちにくいよう、専用の縫合法を採用しています。
- テープ固定
術後、数日間はテープで固定します。
目尻切開のダウンタイムは、手術後約1週間程度です。
腫れや内出血、痛み、熱感などの症状が見られますが、基本的には自然に治癒するので問題ありません。
症状の程度や治癒期間には個人差があるため、実際のダウンタイム期間は数日前後することもあります。
目尻切開は、目頭切開に比べて腫れや内出血が少ないことがメリットです。
eクリニックでは、さらにダウンタイムを抑える工夫を凝らしているので、忙しい毎日を送る男性でも安心して施術を受けていただけます。
eクリニックの目尻切開の症例写真
男性で目尻切開を検討している方はeクリニックへ!
この記事では、目尻切開は「意味がない」といわれる理由を言及し、効果やおすすめの人、効果を高める施術の組み合わせをご紹介しました。
「目尻切開は男性には意味がない」という声も耳にするかもしれませんが、それはあくまで一部の意見です。
適切な施術と技術力のある医師による治療を受ければ、男性でも目尻切開によって理想の目元を手に入れ、自信に満ちた新しい自分に出会えます。
eクリニックでは、男性専門の美容整形も提供しており、豊富な経験と実績を持つ医師が、あなたの理想の目元を叶えるお手伝いをいたします。
目尻切開単体の手術はもちろん、二重整形や目頭切開など、様々な施術を組み合わせ、自然で美しい仕上がりを実現します。
目尻切開を検討している男性の方は、ぜひeクリニックにお問い合わせ下さい。
eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。
このコラムに関連する施術&料金
▶▶目尻切開
このページの監修医師
医師
円戸 望
経歴
・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院
医師(eクリニック統括技術指導医)
飯田 秀夫
経歴
・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
以降、同大学医学部付属病院、
国立がんセンターなどで頭頸部外科、
形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院
プロフィール
のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。
資格
日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)