後戻りしないグラマラスライン(タレ目形成)をするためには?

女性らしい可愛い印象のタレ目を作ることができるのが、グラマラスラインと呼ばれる目元の美容整形です。
グラマラスラインには、「切る美容整形」と「切らない美容整形」があり、術式によって効果の持続期間が異なります。
そこで今回は、「後戻りしないグラマラスライン」を手に入れていただくための方法を解説していきます。

グラマラスラインの施術方法

グラマラスラインの施術方法

グラマラスラインに限らず、目元の美容整形には「切る美容整形」と「切らない美容整形」があります。
メスを使って切開を行う「切る美容整形」の場合、半永久的な効果が期待できる一方、ダウンタイムが長かったり、 手術の傷跡が残ってしまうというデメリットがあります。
とはいえ、目元の美容整形では、傷跡が残らない(傷跡が見えない)ような術式を行いますので、切る美容整形を行ったとしても手術の跡が気になるということはまずありません。
逆に、「切らない美容整形」では、短い施術時間やダウンタイムで、体への負担を少なくできるというメリットがあります。
しかし、大きな変化を出すことが難しかったり、効果が一時的になってしまうなどのデメリットがあります。

切らない美容整形では後戻りしてしまう?

切らない美容整形では、医療用の特殊な糸を用いることで、皮膚や筋肉などを引っ張って形を整える施術が行われます。
糸の種類にもよりますが、時間とともに体の中に吸収されていくタイプの物が使用されるため、施術後数年間で元通りに戻ってしまいます。
グラマラスラインなどの目元の整形で「後戻り」してしまったという方の多くは、切らない美容整形を選択されているという場合が多く、効果を持続させていくためには、効果が切れた際に改めて施術を受けていただく必要があります
とはいえ、「後戻りできる」というのはデメリットであり大きなメリットでもあります。
いきなり切開法などの「切る美容整形」を行った場合、仕上がりのイメージに満足できたとしても、年齢やトレンドの変化によって、「改めて目の形を整えたい」と感じる可能性もあります。
切らない美容整形の場合、効果が限定的であるからこそより柔軟に対応できるというのが大きなメリットです。

まずは切らない美容整形で様子をみるのもおすすめ?

グラマラスラインなどを行う際には、まずは切らない美容整形で様子を見ていただくのもおすすめです。
目元のビフォアー・アフターだけでは顔全体や全身のバランスを完璧にイメージすることは難しいです。
例えば、タレ目形成の術後の仕上がりには十分満足いただいていたとしても、数ヶ月後に髪の毛を切った際に目元のイメージに違和感が出るようになった、というような可能性もあります。
目元の変化だけで施術の良し悪しを判断するのが難しいのと同様に、術後短期間では「本当にグラマラスラインが自分に合っているかどうか」をジャッジするのは難しいです。
だからこそ、まずは切らない美容整形を行い、あえて「後戻りできる状態」にしておくこともおすすめです。
切らない美容整形で仕上がりのイメージを確認し、顔全体の印象や全身のバランスをチェックしていただいた上で、中長期的にもご満足いただける施術なのかどうかというものを判断していただくことがおすすめです。

タレ目形成ってどんな施術?

グラマラスラインの症例

グラマラスラインは、別名タレ目形成とも呼ばれる目元の美容整形です。
目元の美容整形の中でも、下まぶたに限定してアプローチを行うことで、目尻が少し膨らんだような、キュートな印象の「たれ目」を作ることができる施術です。
近年、たれ目の印象にするアイメイクが流行しているように、タレ目形成やグラマラスラインを希望される方が非常に増えています。
グラマラスラインは、「タレ目形成」とはいえ、目尻が垂れ下がったような、ネガティブな印象のたれ目ではなく、下まぶたを広げて目全体を大きくするようなたれ目を作りますので、ネガティブなイメージのタレ目になる事はありません。
下まぶたを広げることで、美しい目の形と考えられている「アーモンド型の目」を作ることができ、女性的で優しく可愛らしい印象の目元を作ることができます。

【グラマラスラインのリスク・副作用】
むくみ・内出血・目元の熱感・だるさなどを生じることがあります。
数日は目の中がゴロゴロすることがあります。
腫れや目元の開きが大きくなることで、瞼が閉じにくくなり、目が乾燥することがあります。
*通常はむくみが落ち着くと改善されます。

目を大きくする美容整形の種類

目を大きくする美容整形には様々な種類のものがあり、目頭切開や目尻切開の他、今回ご紹介するグラマラスラインやタレ目形成も目を大きくするタイプの施術です。
大きく分けてみると、「目頭側を大きくする目頭切開」、「目尻側を大きくする目尻切開」、「下まぶたを広げるタレ目形成」、そして「下まぶたと目尻にアプローチするグラマラス形成」に分類できます。
現在の目元の状態や理想的な仕上がり、顔全体やその他のパーツとのバランスによっておすすめの方法は異なります。
最近のトレンドということもあり、タレ目形成やグラマラスラインを希望される方が多いですが、顔のバランスによっては、他の方法やいくつかの方法を組み合わせたような施術の方がおすすめという場合もあります。
このように、目を大きくするには様々なアプローチがありますので、失敗しない美容整形を行っていただくためには、ご自身にとって最適な方法が選択していくことが重要であり、そのためには、専門家とともに何度もシュミレーションを行っていただくことがポイントです。

後戻りしないグラマラスライン形成を希望される方は?

綺麗な女性

後戻りしないグラマラスライン形成を希望される方は、メスを使った「切る美容整形」を選択されるのがおすすめです。
切開法と呼ばれる施術を行うことで、半永久的に理想的な目元をキープしていただくことができます。
また切開法では、切らない美容整形では表現できないような変化を生み出すことも可能です。
糸を使った美容整形では変化に限界があるため、現在の状態や希望される仕上がりによっては、理想通りの目元が作れないという可能性もあります。
切開法であればこのようなパターンにも対応することができます。
後戻りしない、自分が理想とする仕上がりの目元を手に入れたいという方は、切開法によるグラマラスライン形成がおすすめといえます。

グラマラスライン(タレ目形成)を行う際の注意点

今回は「後戻りしないグラマラスライン」というテーマで、目元の美容整形についてご紹介しました。
グラマラスラインだけではなく目元の美容整形を行う際の注意点として、「必ず顔全体と全身のバランスを確認する」ということがあります。
目元にお悩みやコンプレックスを持っている方の場合、どうしても目元に注目して施術を選んでしまいがちですが、目元の印象以上に顔全体のバランスが重要となるのは言うまでもありません。
流行っているからといって、グラマラスラインによる大きなタレ目がすべての人にフィットするわけではありません。
目元の変化だけに注目してしまうと、顔全体で見たときに若干バランスが崩れてしまうようなケースもあります。
グラマラスラインを含めた目元の美容整形をする際には、必ず顔全体のイメージと全身のバランスをチェックしてみてください。
カウンセリングなどでのコミュニケーションがとりやすく、何度もシミュレーションをしてくれるようなクリニックやドクターを選んでいくのも、グラマラスラインで失敗しないための重要なポイントです。

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このページの監修医師

医師

山崎 俊

経歴

2004年 金沢大学医学部 卒業
2004年 慶應義塾大学 形成外科 助手
2004年 琉球大学医学部形成外科 医局長
2004年 東邦大学医療センター形成外科 医局長

資格

日本形成外科学会外科専門医
再建・マイクロサージャリー分野指導医

所属学会

日本形成外科学会

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