女性らしく可愛いタレ目を作ることができるのがグラマラスライン形成です。
目元の美容整形の中でも特に人気の手術であり、多くの方がグラマラスラインを希望されています。
そこで今回は、たれ目形成やグラマラスライン形成のダウンタイム期間やダウンタイムの過ごし方について解説していきます。
グラマラスライン形成のダウンタイムはどれくらい?
グラマラスライン形成のダウンタイムについてより具体的に解説していきます。
ダウンタイムの長さは手術方法によって異なりますので、切開法と非切開法の場合に分けて紹介します。
この症例は全方位に拡大した美容整形手術の7日目と30日目の症例です。下瞼はグラマラスライン形成(たれ目形成)で大きくしました。
【切開法】切るグラマラスライン形成のダウンタイム
切開法は非切開法と比べてダウンタイムが高くなってしまう傾向があります。
傷跡は非常に小さいとはいえ、メスを使って切開を行うため、手術部位には腫れや炎症が起こります。
痛みや熱感を感じる場合もありますので、痛みがある場合には鎮痛剤などを用いて痛みや炎症を緩和していきます。
痛みは2〜3日で治る場合がほとんどですが、腫れは1週間ほど続く可能性があります。
約1週間後に抜糸を行いますので、抜糸までは腫れる可能性があるということを頭に入れておくとよいでしょう。
傷跡などは1〜2ヶ月程度でわからなくなる場合がほとんどですが、抜糸後の状態によっては1週間後から目元のメイクも可能になりますので、メイクによって傷跡を隠すことも可能です。
全体としては1〜2ヶ月をダウンタイムとしてイメージしておくと間違いないかと思います。
この間には重要なイベント等を入れないようにスケジューリングすると良いでしょう。
【非切開法】切らないグラマラスライン形成のダウンタイム
非切開法は切開法と比べてダウンタイムが短いのがメリットです。
とはいえ、術後1週間程度は手術部位に腫れや炎症が生じる可能性がありますので、絶対に他人にバレたくないという方は、その期間のスケジュールを事前に開けていただく必要があります。
切開法に比べると痛みや炎症なども少ないため、1週間以内にほとんどの症状が落ち着いてきます。
1か月もすれば手術したことが全くわからなくなるレベルにまで馴染んできます。
グラマラスライン形成のダウンタイム中の過ごし方と注意点
最後に、グラマラスライン形成の手術術後やダウンタイム中の過ごし方と注意点を解説していきます。
グラマラスラインは比較的身体への負担が少ない美容手術ですが、全くダメージがないわけではありませんので、しっかりと術後のケアをしながら、傷跡や手術部位を安静にしていただく必要があります。
洗顔はいつからできる?
グラマラスラインの手術をうけられた場合、手術当日は「目元以外の拭き取り洗顔のみ可能」ですが、目元や手術部位に刺激を与えないようにしましょう。
手術24時間後以降は目元以外の洗顔が可能で、48時間後以降からは洗顔していただくことが可能です。
とはいえ、洗顔によって手術部位がダメージを受けてしまう可能性もありますので、傷跡を綺麗に早く治していただくためにも、出来る限り優しく丁寧に洗顔を行うことを意識してください。
シャワー・シャンプーはいつからできる?
手術当日のシャワーはできません。
洗顔と同じように、24時間後以降は目元以外のシャワー(シャンプー)が可能で、48時間後以降からは通常のシャワーを行っていただくことができます。
シャワーの圧力でも手術部位には大きな負荷がかかる可能性がありますので、直接目元に当たらないように注意してシャワーを浴びていただくことが大切です。
また、入浴は体温が上がってしまうため、手術後一週間は湯船に浸かる入浴を避けていただくのがベターです。
メイクやお化粧はいつからできる?
手術当日から目元以外のメイクは行っていただくことが可能です。
しかし、目元のメイクに関しては一週間程度我慢していただく必要があります
手術後一週間目に抜糸を行いますので、抜糸翌日から全てのメイクが可能となります。
目元のメイクが可能になるまでは、腫れや赤みなどが目立ってしまう可能性もあるため、最低でも術後一週間程度は重要なイベントなどを入れないようにしましょう。
コンタクトレンズはいつからできる?
手術後一週間はコンタクトレンズの使用は控えていただく必要があります。
抜糸翌日からコンタクトレンズを使用していただくことが可能ですが、違和感が残る場合には、もう少し様子を見ていただく必要があります。
グラマラスライン形成(タレ目・デカ目形成)の種類
そもそもグラマラスライン形成は、別名「タレ目形成」とも呼ばれる目元の美容整形の一種であり、可愛くて女性らしい大きな「デカ目」を作ることができるため、近年特に人気の美容整形となっています。
グラマラスライン形成は、目尻側の下まぶたにアプローチすることで、目尻側から少し下に膨らんだような、綺麗なアーモンド型の目を作ることができます 。
目尻側にアプローチする目元の美容整形には目尻切開もありますが、グラマラスラインでは目尻だけではなく下まぶたの範囲を広げるため、目が全体的に大きくなったような、女性らしい印象の目元を作ることが可能です。
グラマラスラインの仕上がりとしては、女性らしい、可愛い、優しい、子供っぽい、キュートなどのイメージの目元になります。
逆に、クールで涼しげな印象の目元を作りたいという方には目尻切開がおすすめです。
人気の女性芸能人やKPOPアイドルなどが、可愛らしい整ったタレ目を持っているということで、近年グラマラスラインの人気が急上昇しています。
グラマラスライン形成を行うことで、アイメイクでは表現できないレベルの大きな目を作ることができますので、女性らしい印象の大きな目を作りたいという方に非常にオススメな美容整形です。
そんなグラマラスライン形成の手術方法としては、「メスを使って切る美容整形(切開法)」と「切らない美容整形(非切開法)」があります。
それぞれの方法にメリットとデメリットがありますので、簡単に各手術の特徴をご紹介します。
切開法によるグラマラスライン形成
メスを使って切開を行う「切る美容整形」のことを切開法 といいます。
グラマラスラインの切開法では、下まぶた付近を1センチ程度切開し、下まぶたを数ミリから数センチ程度広げます。
でっかい方であれば、仕上がりのイメージに応じてしっかりとした変化を作っていくことができる一方、ダウンタイムが長かったり手術の傷跡が残りやすいというデメリットがあります。
しかし、手術の傷跡が残ってしまうとはいえ、他人からはほとんどわからないレベルの傷跡であり、化粧などをすることで全くわからないレベルにまで隠すことが可能です。
抜糸までに最低1週間程度のダウンタイムが必要となるため、その間は手術部位に腫れなどが現れる可能性があります。
他人にばれないように手術を行いたいという方は、ダウンタイムのスケジュールを開けていただく必要があります。
非切開法によるグラマラスライン形成
切らない美容整形である「非切開法によるグラマラスライン形成」では、医療用の特殊な糸を用いてまぶたの位置を調節していきます。
まぶたの裏側からアプローチを行うことで、ほとんど傷跡は残りません。
体への負担が少ないため、ダウンタイムも短いというメリットがあります。
一方、大きく変化させることが難しかったり、時間とともに元に戻ってしまう可能性があるというのがデメリットです。
とはいえ、「もとに戻る」というのは大きなメリットでもあり、タレ目形成後の状態を体感してみたい(試してみたい)という方には非常におすすめです。
いきなり切開法による美容整形を行うのは不安が大きいかと思いますので、まずは非切開法で理想的なタレ目を体感していただくのがおすすめです。
より大きな目を手に入れたいという方や長期的にタレ目を維持したいという方であれば、非切開法を行った後に、改めて切開法を行っていただくことも可能です。
まとめ
グラマラスラインは比較的身体への負担が少ない人気の手術ですが、最低一週間程度のダウンタイムは必要となります。
目元のメイクなども一週間程度は我慢していただく必要があるため、この期間のお仕事や学校などのスケジュールを調整していただく必要があります。
夏休みや冬休み、春休みなどの長期連休はすぐに予約が埋まってしまうため、連休中に手術を受けたいという方は、出来るだけ早めにご連絡をお願いいたします。
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このページの監修医師
医師
山崎 俊
経歴
2004年 金沢大学医学部 卒業
2004年 慶應義塾大学 形成外科 助手
2004年 琉球大学医学部形成外科 医局長
2004年 東邦大学医療センター形成外科 医局長
資格
日本形成外科学会外科専門医
再建・マイクロサージャリー分野指導医
所属学会
日本形成外科学会