二重整形は切開法と埋没法に分かれます。
それぞれ特徴が異なり、切開法はまぶたを切開し内部の構造を調整する二重術で埋没法は糸を留めることで二重のラインを形成する施術です。
埋没法の場合数年で二重のラインが取れる傾向にありますが、二重切開の場合はまぶたの中の筋肉や脂肪に調整を加えることから二重のラインが長持ちします。
術後の経過が良好であれば二重のラインが半永久的にキープできる可能性もあります。
今回は二重整形のうちメスを使う二重切開の費用相場や、リーズナブルな価格で二重切開を受ける方法などについて詳しく解説します。
▶▶全切開
二重切開はどんな人におすすめできる?
二重切開はまぶたに厚みのある方やたるみのある方などに適応しやすい二重整形です。
具体的にはこのような方に二重切開がおすすめできます。
- 二重のラインを長期間維持したい
- まぶたの脂肪が多い
- 皮膚が厚い
- 埋没法の後にすぐ二重が取れてしまった
- はっきりとした二重になりたい
二重切開ではまぶたの中の脂肪や、場合によっては皮膚を部分的に切除する場合があります。
こうした調整を加えることで二重のラインが形成されるだけでなくまぶたの腫れぼったさが解消される効果も見込めます。
二重切開の費用相場
クリニックによっては上まぶたを目頭のあたりから目尻付近にかけて切開する全切開のほか、まぶたの一部分だけ切開する部分切開を実施していることがあります。
全切開か部分切開かで費用相場はやや異なります。
二重切開の種類 | 費用相場 |
---|---|
全切開 | \200,000~\400,000 |
部分切開 | \200,000~\280,000 |
こちらの相場は両目の手術を実施した場合の費用相場です。
二重切開の場合埋没法よりも費用が高くなるケースが多いです。
そんな中eクリニックでは相場よりも安い価格で二重切開を実施しております。
二重切開の種類 | 費用 |
---|---|
全切開二重術 | 通常価格 ¥154,000(税込) |
モニター価格 ¥109,780(税込) | |
全切開二重術+軽度眼瞼下垂 | 通常価格 ¥231,000(税込) |
モニター価格 ¥164,780(税込) | |
たるみ取り併用全切開二重術 | 通常価格 ¥231,000(税込) |
モニター価格 ¥164,780(税込) | |
たるみ取り併用全切開二重術+軽度眼瞼下垂 | 通常価格 ¥308,000(税込) |
モニター価格 ¥219,780(税込) | |
たるみ取り併用全切開二重術+中度眼瞼下垂 | 通常価格 ¥385,000(税込) |
モニター価格 ¥274,780(税込) | |
睫毛上皮膚全切開 | 通常価格 ¥385,000(税込) |
モニター価格 ¥274,780(税込) | |
睫毛上皮膚全切開+眼瞼下垂 | 通常価格 ¥462,000(税込) |
モニター価格 ¥329,780(税込) |
eクリニックでは全切開単体で受けるほか、たるみ取りや眼瞼下垂との併用も可能です。
経験豊富な医師がお客様のお悩みをヒアリングしながら最適なプランを提案します。
二重切開と埋没法どっちを受けるのがいい?
二重切開と埋没法どちらが良いかは人によります。
「メスを使う二重術に抵抗がある」など事情がある場合は埋没法が推奨できますが、二重のラインを半永久的に長持ちさせたい人や腫れぼったい目元をすっきりさせたい方には二重切開がおすすめできます。
加えて幅の広い二重まぶたを希望する方にも二重切開が推奨できます。
なお過度に幅を広くしてしまうと眠たそうな印象につながる可能性があります。
どのぐらいの幅の二重が適しているかはお客様1人1人のお顔立ちによるので、二重の幅の広さについては医師とじっくりシミュレーションをしながら決めましょう。
ちなみに二重切開は埋没法と比べてダウンタイムが長めの傾向があり、人によっては切開部分の傷跡が気になる可能性があります。
そのため術後医師の指示に従って安静に過ごす時間を確保できるか、必要に応じてメガネやサングラスで目元を隠して外出できるかといった日常生活への影響を考慮した上で二重切開に臨むことをおすすめします。
二重切開を安く受けたい場合はどうすればいい?
埋没法と比べると二重切開の方が費用相場が高めですが、二重切開を安く受ける方法はあります。
二重切開を実施しているクリニックの中には学割やシニア割、モニター割といった割引制度が活用できるクリニックも多くあります。
二重切開の費用はクリニックによって異なりますが、気になっているクリニックがあったらそのクリニックに割引制度があるか、加えて自分が利用できそうな割引制度においてどのぐらい料金が安くなるかを確かめましょう。
特に大幅な割引が期待できるのはモニター割です。
モニター割とは美容外科や美容皮膚科などで施術を受ける際、モニターを引き受ける代わりに通常料金よりリーズナブルな価格で施術が受けられるという割引制度です。
モニターを引き受けると、多くの場合はお客様の体験談がクリニックのウェブサイトに掲載されたり、施術箇所のビフォー・アフターの写真がウェブサイトやSNSなどで公開されたりします。
モニター割の利用によってどのぐらい二重切開の費用が安くなるかはクリニックによりますが、クリニックによっては2割程度、あるいはもっと大幅に手術費用が割引される可能性があります。
そのため「たくさん割引される割引制度を活用したい」という場合は通院先候補のモニター割について詳しく調べてみるのも一つの方法です。
二重切開のクリニックの選ぶ時に注意するポイント
二重切開を成功させるには高度な技術と豊富な経験が必要です。
そのため美しい目元に仕上げてもらうためにはクリニック選びはじっくり行うことが推奨できます。
数ある美容医療の中でも目元の手術の仕上がりはお客様の顔全体の印象に大きく影響します。
そのため満足のいく結果が得られそうなクリニックを選びましょう。
それでは優良なクリニックを探す際に注意すべきポイントをいくつかご紹介します。
手術実績
気になっているクリニックがあったら、ウェブサイトやSNSでクリニックの実績を確認しましょう。
実績を積んでいるクリニックであれば「二重切開において年間○○件対応しました」「開院から2024年までの執刀数は○○件です」など具体的な実績数をアピールしている場合が多いです。
また、クオリティーの高い二重切開を受けるのであれば過去にクリニックを訪れたお客様の手術前後の写真をチェックしましょう。
他のお客様たちのまぶたが美しい二重まぶたに仕上がっていれば、そのクリニックには経験豊富な名医が在籍している可能性が高いです。
カウンセリングやシミュレーション
カウンセリングや二重ラインの仕上がりのシミュレーションに時間をかけてくれる医師は、二重切開も丁寧に行ってくれることが多いです。
特にカウンセリングでの対応は重要です。
クリニックによっては短時間でカウンセリングを終わらせてしまう所もありますが、そういったクリニックで二重切開を受けてもあまり理想的でない仕上がりになってしまう場合があります。
一方でお客様の目元のお悩みをじっくり聞き取ってくれる医師や疑問に思っている点についてわかりやすく説明してくれる医師であればお客様のニーズに合った手術をしてくれるので、術後の仕上がりやダウンタイムの経過が良好なものになります。
保証制度の有無
二重切開に保証がついていれば万が一術後に目元が炎症を起こした場合や二重のラインが短期間で取れてしまった場合において無償で医師のサポートが受けられます。
保証がついているクリニックでは術後の段階まで医師が責任を持って対応してくれるので、手術そのものも丁寧に行ってもらえる傾向があります。
ちなみに具体的な保証内容や保証が利用できる期間はクリニックによって異なります。
そのため安心して二重切開を受けるには、通院先候補となっているクリニックの保証制度について念入りに確認し、納得のできる保証がついているクリニックを通院先に選ぶことをおすすめします。
料金がわかりやすさ
料金が分かりにくい所は後で「この施術も受けた方がいいですよ」といった営業トークをされ、オプションが付け足される可能性があります。
そしてどんどん料金が上乗せされ、最終的に予想していなかったような金額を請求されるケースもあるのです。
こうしたトラブルを避けるには料金表が見やすく明朗会計のクリニックを選びましょう。
クリニックによってはカウンセリングの際に見積もりをしてくれるところもあるので、もし金額面が心配であれば見積もりをお願いすることがおすすめです。
実際手術を受ける前に手術代、麻酔の費用、診察代などを合わせたトータルの費用がわかれば、安心して手術に臨むことができます。
注意点をしっかり伝えてくれるか
数あるクリニックの中には、二重切開の良い面ばかりをアピールする所もあります。
メリットしか把握していない状態で二重切開を受けてしまうと、ダウンタイムの症状に驚くなどして「こんなはずじゃなかったのに…」という心境になりかねません。
そんな中名医と呼ばれるような医師であれば、手術の内容や期待できる効果に加え、術後注意しなければならない点についてもしっかり説明してくれます。
そしてダウンタイムの症状についても把握した状態で手術に臨んだ方が安心です。
ほとんどのクリニックでは安全性を十分に確保した状態で手術が行われますが、どのような美容医療においても何らかのリスクは伴います。
そんな中術後患部にどのような現象が起こり得るか、手術の副作用はあるかなども隠さず教えてくれるクリニックを選べばアクシデントがあった際に医師が親身に対応してくれる可能性が高いです。
二重切開と眼瞼下垂手術の違いとは?
眼瞼下垂(がんけんかすい)とは上まぶたの筋肉や腱に異変が生じ、まぶたがうまく持ち上がらなくなった状態を指します。
眼瞼下垂が進行すると垂れ下がったまぶたによって視界が塞がれる場合があります。
さらに人によっては視界が良くない状態で一生懸命ものを見ようとした結果、目の疲れや頭痛を引き起こすという二次的な問題に見舞われるケースもあるのです。
眼瞼下垂を発症した場合は二重切開のようにまぶたを切開する手術が実施されるケースが多いですが、二重切開と眼瞼下垂手術はそれぞれ目的が異なります。
二重切開は「一重まぶたを二重にする」「既存の二重のラインをより美しくするために調整する」といった美容目的で行われる一方で、眼瞼下垂手術はまぶたを正常に持ち上げるという目の本来の機能を改善する目的で行われます。
また眼瞼下垂手術は衰えてしまった目の機能を治療するための手術であることから保険適用となるケースが多いです。
一方で美容目的で実施される二重切開の場合は健康保険が使えず、自費診療になるケースがほとんどです。
そのため、二重切開を受ける場合は保険が使えないという点を把握した上で手術を検討しましょう。
eクリニックの二重整形の症例写真
二重切開を受けるならeクリニック
今回は二重全切開の費用相場を紹介しつつ、美容外科の選び方について詳しく解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
二重全切開は失敗やリスクを回避するために重要になってくるのが、医師の技量です。美容外科を選ぶ際は料金だけで選ばないようにしましょう。
eクリニックでは、二重全切開の症例数の豊富で、高い技術を持った医師が施術を担当します。また、お客様のご希望をできる限り叶えるため、カウンセリングにも力を入れています。少しでも分からないことや疑問に感じることがあれば丁寧に回答させていただきますので、二重整形で後悔したくない方はぜひeクリニックにお越しください。
eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。
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このページの監修医師
医師
円戸 望
経歴
・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院
医師(eクリニック統括技術指導医)
飯田 秀夫
経歴
・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
以降、同大学医学部付属病院、
国立がんセンターなどで頭頸部外科、
形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院
プロフィール
のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。
資格
日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)