二重にする方法にはいくつかの種類があり、その場で二重を形成できる種類や、時間をかけて二重を目指す方法など、実にさまざまな種類があります。しかし、二重にすることができるにしても、その状態を継続させるとなると個々の体質が関わってきます。こちらのコラムでは、二重にする方法の種類や、それぞれのメリットと注意点についてご紹介しています。
▶▶二重埋没法
自力で二重にする方法をやってみて二重になりやすい人の特徴は?
![二重にする方法では誰でも二重になれるのか説明している看護師](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2024/06/二重にする方法では誰でも二重になれるのか説明している看護師-1024x1024.jpg)
二重にする方法は誰でも実践できます。
しかし、問題は二重にする方法の実践後で、すぐに二重が取れてしまう人がいれば、繰り返し実践することで二重が癖付く人もいるという点です。
では、その差はどのようなところにあるのでしょうか。
二重にする方法の実践で二重になりやすい人の特徴についてご紹介します。
二重まぶたの構造になっている
![上眼瞼挙筋の図解](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2024/05/上眼瞼挙筋の図解-1024x1024.jpg)
まぶたを持ち上げる際に働く筋肉、それは眼瞼挙筋です。
実は、眼瞼挙筋は二重と大きな関係があり、眼瞼挙筋とまぶたの皮膚がつながっている方の場合では、まぶたの皮膚が折り込まれて二重のラインが形成されます。
反対に、眼瞼挙筋とまぶたの皮膚がつながっていない方の場合では、まぶたが折り込まれることがないため、一重となります。
なお、二重の構造をしているのにも関わらず一重になってしまう原因としては、まぶたのむくみや脂肪の蓄積、皮膚のたるみなどが挙げられます。
つまり、もともと二重の構造をしている方の場合では、二重にする方法を実践することで二重が癖付きやすいということです。
まぶたの脂肪が少ない
![薄い一重](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2024/05/薄い一重-1024x1024.jpg)
まぶたの脂肪が少ない方は、プッシャーを使って二重のラインを持ち上げた状態でプッシャーを外すと、しばらく二重の状態をキープできることがあります。
それは、形成した二重のラインに圧をかける脂肪が少ないことで、二重のラインをキープしやすいと考えられるからです。
この場合では、一度瞬きをすると一重に戻ることが多いですが、このようにまぶたの脂肪が薄い方の場合では、二重にする方法を繰り返し実践することで、二重が癖付きやすいといえるでしょう。
まぶたの皮膚が薄く柔らかい
まぶたの皮膚が薄くて柔らかい方も、脂肪が少ない方と同様に二重が癖付きやすいでしょう。
まぶたの厚みは脂肪の量で決まることもありますが、皮膚自体に厚みがあるとどうしても硬くなり、二重にする方法を実践しても二重になりにくく、癖付く可能性は低いと考えられます。
特にまぶたが硬いだけでなく蒙古ヒダの面積が広い方の場合では、そうでない方よりも二重になりにくい傾向が強いと考えられます。
自力で二重にする方法はいくつある?
![自力で二重にする方法を調べている女性](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2024/06/自力で二重にする方法を調べている女性-1024x1024.jpg)
自力で二重にする方法は複数あります。
それでは早速、自力で二重にする方法の種類と、それぞれのメリットと注意点についてご紹介していきましょう。
自力で二重にできたとしても綺麗なラインにならなかったり左右差が出たりするなどデメリットもあるため、しっかりとした二重を作るなら美容整形も選択肢の一つです。
1.二重のりを使用する
二重のりは、まぶた用ののりでまぶたの皮膚を接着させて二重にする方法です。
この方法では、二重にしたいラインにのりを付けて乾くのを待ち、乾いたらプッシャーを軽く押し当てるようにして皮膚同士を接着させます。
二重のりのメリットと注意点
二重のりには、安価に入手でき、しかも簡単に二重を形成できるというメリットがあります。また、この方法で皮膚同士を接着剤で強制的に接着させるため、まぶたの皮膚が厚い方や脂肪が多い方でも二重を形成できるというメリットもあります。
ただし、この方法では接着部分がわかりやすく、メイクをしていても二重のりの使用がバレやすいというデメリットもあります。
しかし、便利な二重のりには注意しなければならない点がいくつもあるのです。
まず、この方法では皮膚同士を接着させるため、肌が弱い方はかぶれるリスクがあります。
また、二重のりはクレンジングで落とさなくてはなりませんが、接着成分が強力であればあるほど落としにくく、まぶたへの負担が大きくなる可能性が大。
クレンジング時にまぶたに負担をかけ続けると、やがてまぶたの皮膚が伸びてたるみの原因になります。
そのような理由から、二重のりで二重にするなら、長期間使い続けないことと、クレンジング時に擦らないことが大切です。
2.二重にするテープを使用する
二重にするテープとは、まぶた用のテープを貼り、皮膚を奥に食い込ませることで二重を形成するアイテムです。
一般的なテープは片面タイプと呼ばれ、接着面を皮膚に貼り付けることでテープの上側が奥に食い込み、二重のラインが出現します。
この方法では、二重ラインの決め方やテープの貼り方が少々難しいと感じるかもしれませんが、慣れてしまえば二重のりよりも自然な二重を楽しめます。
二重にするテープのメリットと注意点
二重にするテープのいちばんのメリットは、クレンジングが不要で、剥がすだけでオフできるという点にあります。
また、テープを貼るだけなので、液体のりのように乾くまで待つという工程がなく、しかも貼り直しOKで失敗しにくいというメリットもあるのです。
さらに、脂肪が多いまぶたでも、しっかりとした二重を形成できるという点も、テープの大きなメリットだといえるでしょう。
このように、一見するとメリットが多そうなテープではありますが、実は、長期使用でまぶたに負担をかけすぎると、二重のりと同様に、まぶたのたるみをつくり出す原因になることがあります。
また、テープに使用されてる粘着成分が肌に合わない場合では、炎症が起こるリスクもあります。
そしてそうならないためには、休日にはテープの使用をお休みする、テープを外してクレンジングと洗顔を済ませたら、アイクリームなどでしっかりと目元の保湿ケアをするなどの対策が必要です。
さらに、テープはご自身の目の幅に合わせてカットしなければならないこともあるため、テープを使い慣れていない方は、少々ハードルが高いと感じるかもしれません。
また、製品によって性能にはばらつきがあり、あまり性能が良くないタイプでは水分に弱く、汗をかいたり雨に濡れたりすると剥がれてしまうことがありますので、この点にも注意が必要です。
3.フィルムタイプの二重化粧品を使用する
フィルムタイプの二重化粧品は、まぶたに薬液を塗って乾かすことで薬液を塗った部分が奥に引っ込み、二重にすることができる商品です。
このタイプの二重化粧品は、皮膚同士を貼り付けたり粘着成分でテープを貼り付けたりする方法とは違い、薬液の力で二重を形成するという特徴があります。
フィルムタイプの二重化粧品のメリットと注意点
製品にもよりますが、このタイプの二重化粧品は肌への刺激が弱い成分を使用していることが多く、使用に際して肌荒れなどのトラブルが少ないといわれています。
さらに、簡単なクレンジングで落とせるため、まぶたへの刺激が弱いというメリットもあります。
ただし、製品によっては薬液による食い込みが弱く、まぶたの脂肪が厚い巣の場合では、クッキリとした二重の形成が難しい可能性があります。
また、簡単なクレンジングで落とせるという性質上、水に弱い製品も多く、汗で取れやすいという弱点もあります。
フィルムタイプの二重化粧品は、上記でご紹介した2種類の化粧品よりも肌への刺激が弱く、上手に使えば二重の癖付けに役立つでしょう。
しかし、薬剤で強制的に二重を形成する以上、まぶたへの負担はゼロではありません。
つまり、このタイプの二重化粧品を使用する際でも、使用しない日をつくる、保湿ケアを念入りに行うなどの対策が必須だということです。
4.減量でまぶたの皮下脂肪を減らす
体重の増加で体中に皮下脂肪が蓄積されると、まぶたの皮下脂肪も増えて、それによって目が腫れぼったくなることがあります。
このような状態は、もともと二重まぶただった方にも起こる現象で、減量で皮下脂肪を減らすことで二重を形成できる場合があります。
減量のメリットと注意点
適正体重を大幅にオーバーすると、見た目の問題だけでなく、関節や内臓などに悪影響が及ぶリスクが高まります。
しかし、減量で適正体重になれれば、見た目や健康の問題を一度に解決できるというメリットを得られます。
つまり、減量には二重の形成だけでなく、複数の副産物を得られるというメリットがあるということです。
減量のネックとなる部分、それは、食事制限や運動を続けられず、リタイアする可能性があるということです。
また、まぶたの皮下脂肪を落とすレベルの減量となると、5㎏前後の減量が必要になるのではないかと考えられています。
しかし、仮に5㎏以上の減量に成功したとしても、それでまぶたの皮下脂肪が落ちるとは限りません。
つまり、減量のみでの二重形成は難しいということですので、別の方法との併用が必要になると考えておく必要があるということです。
巷でウワサの二重にする方法について
自力で二重にする方法を調べていると、何となく信ぴょう性が高そうに思える情報を見つけることがあります。
では、巷でウワサの二重にする方法では、本当に二重にすることができるのでしょうか。
3つの二重にする方法についてご紹介します。
マッサージは二重形成に役立つ?
![目元をマッサージしている女性](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2024/05/目元をマッサージしている女性-1024x1024.jpg)
マッサージは目元の血行不良改善やむくみ改善に役立つといわれており、目の周りのむくみを取ることで二重になれるという話があります。
しかし、マッサージでは筋肉の構造を変えることができませんので、マッサージのみでの二重の形成は難しいと考えられます。
とはいえ、むくみが取れればパッチリ目効果は生まれますので、実践をしておいて損をすることはないでしょう。
上眼瞼挙筋エクササイズについて
上眼瞼挙筋はまぶたを持ち上げる役割を持つ大切な筋肉で、この筋肉を鍛えることで二重になれるというウワサがあります。
かし、上眼瞼挙筋エクササイズを行ったとしても、筋肉の構造が変わることはありませんので、二重の形成は難しいでしょう。
ただし、上眼瞼挙筋を鍛えておけば眼瞼下垂を予防できますので、やはり実践が無駄になることはありません。
上眼瞼挙筋エクササイズを実践するなら、眼瞼下垂予防と割り切って実践することをおすすめします。
二重整形の症例写真
自力で二重にするには限界があります。そのため、しっかりとした二重を作るにはやはり美容整形がお勧めです。当院の二重整形の症例写真をご紹介します。
![切開法の症例](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2024/05/切開法の症例.jpg)
![全切開と眼瞼下垂を同時に行った症例写真](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/09/全切開と眼瞼下垂を同時に行った症例写真-1024x1024.jpg)
![目頭切開と目尻切開と全切開を同時に行った症例](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2024/03/目頭切開と目尻切開と全切開を同時に行った症例-1024x1024.jpg)
![大きい目になった埋没法の症例](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2024/02/大きい目になった埋没法の症例-1024x1024.jpg)
![不自然な全切開の他院修正の症例](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/09/不自然な全切開の他院修正の症例-1024x1024.jpg)
![埋没法の術前と7日後の症例写真](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/08/埋没法の症例-4-1024x1024.jpg)
![円戸統括院長のインスタグラムの目元のバナー](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2024/02/円戸統括院長のインスタグラムの目元のバナー.jpg)
二重整形ならeクリニックへ
![eクリニック金沢本院の外観](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/09/eクリニック金沢本院の外観.jpg)
「eクリニック」は信頼と実績のある日本トップレベルの技術力で整形手術を提供している美容クリニックです。日々数多くの二重整形手術を行っており、単に二重にするだけでなく、それぞれの目の特性、たるみ、左右差、まぶたの厚みを総合的に考慮し、カスタマイズされた術式とデザインを提案しています。目を大きくしたい方はぜひ一度当院のカウンセリングにお越しください。
eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。
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このページの監修医師
![](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2022/11/円戸望.jpg)
医師
円戸 望
経歴
・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院
![美容外科医師の飯田秀夫](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/10/美容外科医師の飯田秀夫.jpg)
医師(eクリニック統括技術指導医)
飯田 秀夫
経歴
・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
以降、同大学医学部付属病院、
国立がんセンターなどで頭頸部外科、
形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院
プロフィール
のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。
資格
日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)