裏ハムラ法でしこりができるリスクは?回避するための対策もご紹介

考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

裏ハムラ法は、目の下の凹凸や黒クマの改善に効果的な目の整形手術です。結膜部分からアプローチすることから傷跡が残りにくく、自然な仕上がりになるのが大きな魅力ですが手術後のリスクについて知りたいという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、裏ハムラ法のリスクの一つである「しこり」について詳しくご紹介していきます。目の下は非常にデリケートな部分であり、しこりができるとむしろ凹凸が目立ってしまうことがあります。しこりを回避するための対策についてもあわせて解説するので、裏ハムラ法を検討している方にとって、安心して手術を受けるための参考になれば幸いです。

▶▶目の下のたるみ取り

裏ハムラ法でしこりができる?

裏ハムラ法でクマを改善した症例
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

裏ハムラ法の手術後、脂肪を縫い付けた部分がしこりのように感じられることがあります。このしこりは、手術の過程で移動させた脂肪が組織に固定されるために生じるもので、一般的には心配する必要はありません。見た目にデコボコしていない場合は、通常、数ヶ月から半年程度でしこりが自然に触れなくなります。

ただし、見た目にもデコボコしている場合や、しこりが長期間にわたって消えない場合は、主治医に相談することをおすすめします。しこりの原因が他の問題に起因することも考えられるため、専門的な評価を受けることが重要です。

裏ハムラ法はしこりのリスクが低い手術方法

裏ハムラ法はしこりのリスクを抑えるために工夫された手術方法です。手術では、目の下の突出した脂肪を移動させ、血流のある脂肪を目の下のくぼみに再配置します。脂肪を移動させる際、血流のある状態を保つことで、脂肪組織が健康に維持され、しこりのリスクが低減されます。脂肪が正しく定着すると、しこりができる可能性が大幅に減り、自然で滑らかな目元を実現できます。

裏ハムラ法でしこりを回避するための対策

上記でご紹介した通り、裏ハムラ法はしこりのリスクが比較的低い手術方法です。しかし、しこりができてしまう可能性はゼロではありません。しこりができる可能性を少しでも減らす対策についてご紹介していきます。

技術力が高く実績豊富な医師を選ぶ

裏ハムラ法でしこりを回避するためには、技術力が高く実績豊富な医師を選ぶことが重要です。裏ハムラ法は難易度が高く、熟練した技術が必要とされるからです。しこりができてしまうかどうかなど、手術の仕上がりは医師の技術力にかなり影響を受けます。

医師の技術力を見極めるために事前に十分なリサーチを行いましょう。クリニックのウェブサイトでは医師の経歴や実績を確認することができます。どの分野を得意としている医師なのかや、過去の施術例やビフォーアフターの写真を見て、医師の技術レベルを判断していきましょう。

多くの症例を手掛けてきた医師は、予期せぬ事態にも迅速に対応できるため、しこりのリスクを最小限に抑えることができます。手術を受ける前に、医師の経験年数や、これまでに行った裏ハムラ法の施術件数についても確認しておくと良いでしょう。

口コミの良いクリニックを選ぶ

裏ハムラ法の口コミを見ている女性

裏ハムラ法でしこりを回避するためには、口コミの良いクリニックを選ぶことも重要です。口コミは、実際に手術を受けた患者からの生の声を反映しており、クリニックの信頼性や医師の技術力を知るための貴重な情報源となります。まず、インターネット上でクリニックの口コミをリサーチしましょう。美容整形に特化した口コミサイトやSNS、掲示板などに投稿されている口コミをじっくりと読み込むことで、クリニックや医師の評判を把握することができます。良い口コミが多いクリニックは、患者満足度が高く、信頼性があることを示しています。具体的な体験談やビフォーアフターの写真が掲載されている口コミは、特に参考になります。一方、悪い口コミが多いクリニックは避けるべきです。特に、しこりができたという報告が多い場合や、術後の対応が不十分と感じられる口コミが目立つ場合は、そのクリニックでの手術は再考した方が良いでしょう。

自分にあった手術方法を選ぶ

考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

裏ハムラ法にはさまざまなメリットがありますが、一人ひとりの目の状態によって効果の感じ方は異なります。そのため目の下のたるみや黒クマにお悩みの場合は、裏ハムラ法にこだわりすぎずに、自分にあった手術方法を幅広く検討してみることが大切です。

まず、信頼できる医師とのカウンセリングを通じて、自分の目の状態や希望する仕上がりについてしっかりと伝えましょう。医師はこれらの情報を基に、最適な手術方法を提案してくれます。例えば、目の下のたるみが軽度であれば、裏ハムラ法が適しているかもしれません。一方で、たるみやしわが重度であれば、表ハムラ法や他の手術方法がより適している場合があります。

カウンセリングでは、各手術方法のメリットやデメリットについても詳しく説明を受けましょう。裏ハムラ法は傷跡が目立ちにくく、自然な仕上がりが期待できる一方で、手術の難易度が高いため、技術力のある医師が必要です。表ハムラ法は皮膚のたるみをしっかりと取り除き、リフトアップ効果が高い反面、傷跡が残る可能性があります。

また、目の下のたるみや黒クマの改善には脂肪注入、経結膜脱脂、こめかみリフトといった方法もあります。医師と相談しながら自分の目の状態に適切な手術方法を選びましょう。

脂肪注入でできたしこりをハムラ法で改善できる

目の下の脂肪注入の図解

脂肪注入のみで他の手術や施術と併用しなかった場合、脂肪が固まってしこりができることがあります。これは脂肪の注入量が多すぎた場合に起こりうるしこりで、目の下がぽっこりと膨らむ状態になります。このようなしこりを取り除くためにハムラ法が効果的な場合があります。

しこりを除去し、脂肪の再配置を行うことで凹凸のない滑らかな目元を作ります。ただ、皮膚の浅い層にしこりができてしまっている場合は凹凸のリスクが高まり、ハムラ法での修正が難しいこともあります。

裏ハムラ法とは

裏ハムラ法を受けた女性の症例
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

裏ハムラ法は、目の下にある突出した脂肪を下まぶたの凹んでいる部分へ移動させて固定し、表面をフラットに整える美容整形手術です。目の下のたるみを効果的に解消し、自然で若々しい外見へと導く効果が期待できます。

裏ハムラ法の利点の一つは、下まぶたの結膜を通じてアプローチするため、手術後の外見上の傷跡が残りにくいことです。これにより、手術を受けたことが目立ちにくく、自然な仕上がりが期待できます。また、この手法では、脂肪の突出が原因で生じるクマのような影を軽減できるため、”黒クマ”の改善にも効果が期待できます。

裏ハムラ法と表ハムラ法の違い

表ハムラと裏ハムラの違いの図解

脂肪の再配置を行うことで、目の下のたるみや黒クマを改善する整形手術はハムラ法と呼ばれます。表ハムラ法は下まつ毛の生え際から皮膚を切開し、脂肪をくぼみに移動させる方法です。裏ハムラ法との違いについて詳しくご紹介していきます。

皮膚の切除の有無

表ハムラで余分な皮膚を切除している図解

裏ハムラ法では基本的に脂肪を移動させるだけですが、表ハムラ法の場合はこの画像のように脂肪を移動させる前に余分な皮膚を切除することが可能です。伸びてしまった皮膚を切除することで、より効果的にたるみを改善することができます。

目の下のたるみの程度が強い方は表ハムラ法を選ぶことで、しっかりとした目元のリフトアップ効果が実感でき、若々しい印象を取り戻しやすくなります。

ダウンタイム期間

表ハムラ法は皮膚を切開するため、裏ハムラ法に比べるとダウンタイム期間が長くなる傾向があります。個人差はありますが、一般的には約2週間程度は目の下の腫れやむくみなどの症状が見られることが多いです。特に、術後の初めの数日は腫れが強く出ることがあり、お仕事や学校に影響を及ぼす可能性があります。

一方、裏ハムラ法はまぶたの裏側からアプローチするため、表面に傷跡が残らず、ダウンタイムも比較的短いです。腫れやむくみもハムラ法に比べて軽度で、通常1週間程度で症状が治まることが多いです。そのため、早めに普段の生活に戻りやすいという利点があります。

涙袋の形の変化

表ハムラ法は目の下の皮膚だけでなく、涙袋を形成している眼輪筋も切開するため、眼輪筋の力が弱くなり涙袋がなくなってしまうケースがあります。これにより、涙袋が失われることで目元の印象が変わり、明るさやはっきりとした印象が薄れてしまうことがあります。

一方、裏ハムラ法は眼輪筋の切開を行わないため、涙袋をそのまま温存させることが可能です。そのため、涙袋が維持されることで目元の明るくはっきりとした印象を保つことができます。

手術難易度

裏ハムラ法は下まぶたの裏側から手術を行うため、視野が狭くなります。このため、表ハムラ法に比べて手術の難易度が高くなります。また、裏ハムラ法では、眼窩脂肪を正確に移動させるために細かい操作が求められ、一定の技術と慣れが必要です。熟練した技術が必要なことから、裏ハムラ法を行うクリニックは表ハムラ法に比べて少ない傾向にあります。

円戸統括院長のインスタグラムの目元のバナー

安全に高品質な裏ハムラ法を受けるなら「eクリニック」がおすすめ

eクリニック金沢本院の外観

今回のコラムでは裏ハムラ法でしこりができるリスクについて詳しくご紹介しました。裏ハムラ法はしこりができにくい手術方法ですが、技術力が足りない医師に手術を任せてしまったり、適正でない目の状態であるにもかかわらず裏ハムラ法を選んでしまった場合はしこりのリスクが高まってしまいます。

「eクリニック」では裏ハムラ法をはじめとするさまざまな目の下のたるみやクマ取りの手術に対応しております。”高品質な美容医療を低価格で提供すること”を目標とし、美容医療をさらに身近な存在にできるように注力しています。

また、「eクリニック」には保証制度が設けられています。万が一、修正が必要となった場合は期間内に修正が可能です。安心して高品質な裏ハムラ法を受けたいという方は是非一度「eクリニック」にご相談ください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このコラムに関連する手術&料金

▶▶目の下のたるみ取り

このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!