埋没法をしたらコンタクトレンズはいつからつけられる?

埋没法の術前と1週間後の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

「重たい一重まぶたがコンプレックス」「パッチリ二重にして目の印象を変えたい」このような、目元に関するお悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
近年はプチ整形が主流になっており、リーズナブルな価格で手術を受けられるため、昔よりも気軽に二重整形をおこなえるようになりました。
その中でも、「埋没法」は特に人気が高い二重整形手術のひとつです。切開法とは異なり、ダウンタイムが短くやり直しも可能な点が魅力の施術方法ですが、コンタクトレンズの着用においては注意が必要です。
日頃からコンタクトレンズを着用している方は、施術後なるべく早くコンタクトレンズを着用できるようになりたいですよね。
そこで今回は、埋没法の施術後いつからコンタクトレンズを着用できるのか、コンタクトレンズの着用における注意点などを解説します。
コンタクトレンズを着用しており埋没法の施術を検討している方は、ぜひご一読ください。

▶▶二重埋没法

目次

埋没法直後のコンタクトレンズ着用はNG。

埋没法の施術直後から、コンタクトレンズを着用するのはNGです。
埋没法の施術は、まぶたに糸を通して二重ラインを作ります。傷口が完全に癒えていない段階でコンタクトレンズを装着すると、摩擦や刺激によって傷口が開いてしまい、炎症が起こるリスクが高まります。
特に、ハードタイプのコンタクトレンズは、ソフトタイプのコンタクトレンズよりも目に負担がかかりやすいため注意が必要です。
また、コンタクトレンズは雑菌が繁殖しやすいアイテムであるため、術後のデリケートな目に雑菌が入り、雑菌が糸の周辺に付いてしまうと、感染症を引き起こす可能性もあります。
日常的にカラーコンタクトレンズを使用している方は、コンタクトレンズを入れていない裸眼の状態に違和感を感じるかもしれません。
しかし、無理にコンタクトレンズを着用し、感染症が起こるリスクを考えると、埋没法のダウンタイム期間中はメガネの着用をおすすめします。

埋没法後、いつからコンタクトレンズを着用できる?

コンタクトレンズを指につけている所

埋没法の術後48時間程度は、コンタクトレンズの着用を控えることをおすすめします。
しかし、これはあくまでも目安であり、個人差や施術内容によって異なります。術後の経過が良好であれば、術後48時間経てばコンタクトレンズを着用できますが、違和感を感じる場合は、術後48時間経過しても、使用をお控えください。
なお、埋没法で施術を受けると、まぶたの形が少し変化するため、コンタクトレンズを入れると目にゴロゴロとした違和感が出る可能性があります。
もし、コンタクトレンズを着用して違和感が出た場合は、コンタクトレンズの着用を控えてください。

48時間以内にコンタクトレンズの装着がどうしても必要な場合は、医師にご相談ください。
やむを得ない場合のみ翌日より可能な場合がありますが、1dayコンタクトをご使用ください。
コンタクトのお使用により、角結膜炎などのリスクや違和感腫れの遷延につながる場合があります。

埋没法後、コンタクトレンズを着用する際の注意点

ここまでの内容で、埋没法直後にコンタクトレンズの着用は基本的にNGとされる理由がお分かりいただけたでしょうか。
埋没法は気軽に受けられる二重整形ですが、まぶたに傷をつけるデリケートな手術ですので、コンタクトレンズは慎重に着用する必要があります。
続いて、埋没法後にコンタクトレンズを着用する際の注意点を解説します。

  • 清潔な手を保ち、コンタクトレンズを丁寧に扱う
  • 使い捨てコンタクトレンズを使用する
  • 長時間連続着用を避ける
  • 目に違和感を感じたら、すぐ医師へ相談する

それぞれのポイントにわかりやすく説明をします。

清潔な手を保ち、コンタクトレンズを丁寧に扱う

埋没法後にコンタクトレンズを着用する際は、いつも以上に手を清潔に保つことを意識しましょう。埋没法直後は、まぶたの傷口が完全に癒えていないため、雑菌感染のリスクが高くなるためです。
コンタクトレンズを扱う際は、手を清潔に洗い、爪を短く切ってから、レンズを傷つけないように丁寧に扱いましょう。
なお、雑菌対策を徹底したい方は、コンタクトレンズ用のピンセットでレンズの取り外しをおこなう方法もおすすめです。

術直後はなるべく使い捨てコンタクトレンズを使用する

埋没法の施術直後は、1dayタイプの使い捨てコンタクトレンズの使用がおすすめです。コンタクトレンズの中でも、長期間使えるコンタクトレンズは、使い捨てタイプよりも雑菌が繁殖しやすい傾向です。
術後のまぶたは非常にデリケートであるため、日頃使い慣れているコンタクトレンズを入れただけで、傷口が開き、炎症が起こってしまう可能性があります。
そのため、ダウンタイムが終わるまでの期間は、1dayタイプの使い捨てコンタクトレンズを使用しましょう。

長時間連続の着用を避ける

埋没法直後は、長時間のコンタクトレンズの着用は避けましょう。
なぜなら、長時間コンタクトレンズを着用していると、目が乾燥しやすくなり、感染症のリスクが高まるためです。仕事などでどうしてもコンタクトレンズを着用しなければならない場合でも、コンタクトレンズの着用時間は1日あたり8時間以内で抑えてください。
着用時間が短ければ短いほど、目が乾燥しにくく感染症のリスクも抑えられるため、可能であればメガネを着用する対策をおすすめします。

目に違和感を感じたら、すぐ医師へ相談する

コンタクトレンズの着用後、目の充血や痛み、ゴロゴロ感などの異常を感じたら、すぐにコンタクトレンズを外して医師に相談しましょう。
その状態を放置すると、感染症などの深刻なトラブルに繋がる可能性があるためです。

コンタクトレンズ以外に気を付けるべきポイント3選

コンタクトレンズ以外に気を付けるべきポイントを説明している看護師

施術後にはコンタクトレンズの着用以外にも、注意すべき点がいくつかあります。
せっかく二重ラインが完成しても、アフターケアを怠ってしまった場合、まぶたの腫れなどの炎症が起こってしまう可能性があります。
二重整形後に後悔する羽目にならないためにも、しっかりと知識を身につけておきましょう。

  • まぶたを触らない
  • 食生活に気をつける
  • 腫れが気になる場合はアイシングを行う

施術後の注意点についてわかりやすく説明をします。

1. まぶたを触らない

埋没法直後は、まぶたに糸を通しているため、傷口がまだ完全に癒えていません。まぶたを触ると、糸がずれたり、傷口が開いたりするリスクがあります。
最低2週間程度は、まぶたをこすったり、強く触ったりすることを控えましょう。
痒みを感じた場合は、清潔な手で軽く押さえる程度に留めてください。

2. 食生活に気をつける

施術後しばらくの間は、辛い物やアルコール、塩分の高い食品を控えるようにしましょう。
これらの食品は、血行を促進し、腫れや内出血を悪化させる可能性があるためです。
なるべく刺激が少ない、うどんやおかゆ、大根や豆腐などを使った消化の良い食事を心がけましょう。

3. 腫れが気になる場合はアイシングを行う

保冷剤とペットボトルに入った冷たい水

埋没法後は、まぶたの腫れやむくみがみられるケースがあります。腫れが気になる場合は、患部を冷やせば症状を緩和できます。腫れなどの強い症状が有る2日目までは、冷やすことが大切です。
清潔なタオルに包んだ保冷剤を1回15分程度、1日数回まぶたに当てましょう。ただし、冷やし過ぎは血行を悪くしてしまうため、注意が必要です。術後3日目以降は強い腫れや内出血はほぼ治まりますが、むくみが残る状態が続くことがあります。その場合は、患部を軽く温めて水分の排出を促すのも良いでしょう。ただし、術後の過ごし方については執刀医に確認するようにしてください。

埋没法のメリット

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

二重整形の埋没法には、以下のようなメリットがあります。

  • 傷跡が目立ちにくい
  • 手術時間が短い
  • ダウンタイムが短め
  • 術後の腫れが少ない

埋没法のそれぞれのメリットについてわかりやすく説明をします。

1. 傷跡が目立ちにくい

裏留めの埋没法の糸の術後の図解

クイックループ法などの裏留めの埋没法はまぶたの裏側に糸を通すため、表面に傷跡が残りません。裏留めの場合、瞼の皮膚表面にメスを入れないため、安心して受けられるのもメリットでしょう。

2. 手術時間が短い

埋没法の一般的な施術時間は30分から1時間程度です。手術時間が比較的短くなるのもメリットです。

3. ダウンタイムが短め

埋没法のダウンタイム表

埋没法は一般的に3日から1週間程度のダウンタイムで済みます。ダウンタイム中は腫れやむくみなどの症状が現れますが、切開法に比べるとダウンタイムは短いです。

4. 全切開に比べ術後の腫れが少ない

全切開と異なり瞼の表面を大きく切開しないため、全切開に比べて腫れが少ないです。

埋没法の症例写真

1ヶ月後の平行型の埋没法の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
自然なインアウトラインを意識した埋没法の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
20代の埋没法の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
円戸統括院長のインスタグラムの目元のバナー

埋没法ならeクリニック

eクリニック金沢本院の外観

今回は、埋没法後にコンタクトレンズをつける際の注意点などについて解説しました。主な注意点は以下の通りです。

  • 清潔な手を保ち、コンタクトレンズを丁寧に扱う
  • 基本的にコンタクトレンズの着用は48時間後
  • なるべく1dayタイプの使い捨てコンタクトレンズを使用する
  • 長時間連続着用を避ける
  • 目に違和感を感じたら、すぐ医師へ相談する

低価格・高品質の埋没法を目指している当院は、術後のアフターケアにも力を入れています。

埋没法をご検討の方はeクリニックへお越しください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

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このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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