埋没法におけるデメリットとは?

埋没法のクイックループ法の術直後と1週間後の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

「二重まぶたになって自分に自信をつけたい」「一重まぶたのコンプレックスを解消させたい」そのような悩みを持ち、二重整形をお考えの方も少なくないのではないでしょうか。
二重整形は、まぶたにメスを入れる「切開法」とメスを入れない「埋没法」という2種類の手術方法に分けられます。
その中でも、埋没法はリーズナブルでダウンタイムも短いため、初めて二重整形をおこなう方も気軽に選べる手術方法です。
しかし、埋没法にはメリットだけではなくデメリットも存在するため、埋没法を検討する際は、メリットとデメリットの両方を知っておく姿勢が必要です。
そこで今回は、二重整形の埋没法におけるメリット・デメリットを詳しく解説します。
後悔のないかたちで埋没法の施術を受け、二重まぶたを手に入れたい方は、ぜひご一読ください。
埋没法のデメリットについては特に詳しく説明していますので、参考にしていただければ幸いです。

埋没法と切開法の違いとは

埋没法と全切開の図解

まずは、埋没法と切開法の特徴をそれぞれ比較しながら解説します。
切開法とは、まぶたの皮膚を切開し、余分な皮膚や脂肪を取り除いて二重ラインを作る方法です。
まぶたへ直接メスを入れる術式であるため、ダウンタイムが長くなりますが、持続期間は半永久的だといわれています。
また、希望の二重ラインに合わせてメスを入れるため、幅が広い二重ラインの形成も可能です。
一方、埋没法とは、まぶたの裏側に糸を通し、瞼板を挙筋腱膜に固定させて二重ラインを作る方法です。
切開法と比べてダウンタイムが短く、腫れや内出血も少ない点が特徴です。

しかし、埋没法は糸を使用して二重ラインを作る術式であるため、効果の持続期間は永久ではありません。
まぶたが分厚い方の場合、糸にかかるまぶたの脂肪量が多いため、幅が広い二重ラインの形成は難しい場合があります。
そして切開法は半永久的な二重まぶたを手に入れたい方やまぶたが分厚い方に向いています。

埋没法で二重整形を受けるデメリット5選

埋没法の術前、直後、30日後の経過の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

埋没法は、手軽に二重まぶたになれる人気の美容整形手術ですが、いくつかのデメリットも存在します。施術前にしっかりと理解し、自分に合った施術方法かどうかを判断しましょう。
埋没法のデメリットはいくつかありますが、主なデメリットは5つです。

  • 効果の持続期間が半永久的ではない
  • 幅が広い二重ラインの形成は難しい場合がある
  • まぶたの状態によっては施術できない場合がある
  • 稀に糸がまぶたから出てしまうケースがある
  • 仕上がり次第では、修正が必要な場合がある

埋没法のそれぞれのデメリットについてわかりやすく説明をします。

1.効果の持続期間が半永久的ではない

埋没法で作る二重ラインの持続期間は、半永久的なものではありません。
埋没法では、糸を使用して二重ラインを形成するため、時間が経過とともに糸が緩んだり、切れたりして、いずれは二重ラインが取れてしまうのです。
一般的には、埋没法における二重ラインの持続期間は5年以内といわれています。
なお、目を強く擦るクセがある方や、まぶたが分厚い方は、2~3年で二重ラインが取れてしまう場合もあります。
効果の持続期間が短いのは、埋没法のデメリットといえるでしょう。

2.幅が広い二重ラインの形成は難しい場合がある

埋没法は、糸の数や位置によって二重ラインの幅や位置を調整できますが、幅広い二重ラインの形成は難しい場合があります。
なぜなら、二重ラインの幅が広ければ広いほど、まぶたの脂肪を支える糸に負担がかかってしまうためです。
また、まぶたが分厚い方の場合、希望通りの二重ラインを作れないケースもあります。
幅が広い二重ラインの形成が難しいのも埋没法のデメリットです。ただ当院ではできる限りお客様のご要望に合わせて埋没法で二重のラインを形成しています。

3.まぶたの状態によっては施術できない場合がある

まぶたの皮膚が分厚い方や、たるみの症状が強い方などは、埋没法で二重ラインを作れないケースがあります。
また、目に疾患を抱えている方も、術後に感染症などが起こるリスクを避けるために、埋没法の施術を受けられない場合があります。まぶたの状態次第では、埋没法ではなく切開法が合っている可能性もあるため、事前カウンセリングにて施術方針を医師と十分に擦り合わせましょう。

4.稀に糸が瞼から出てしまうケースがある

埋没法は、まぶたの裏側に糸を通すため、まれに糸が露出したり、切れたりする恐れがあります。
このようなトラブルが起こるケースは極めて少ない傾向ですが、このような症状がみられた場合、傷口から細菌が入り、炎症や化膿が起こる可能性が上がります。
万が一、まぶたから糸が露出してしまっても、個人の判断で塗り薬を塗るのは控え、医師へすぐに相談してください。間違っても、飛び出ている糸を自分で抜いたり切ったりするのは絶対にNGです。

5.仕上がり次第では、修正が必要な場合がある

埋没法で作った二重ラインが希望通りではなかった場合は、修正が必要になる場合があります。
原則として、事前カウンセリングで二重ラインのデザインを医師と十分に擦り合わせていれば問題ないはずですが、事前の擦り合わせが甘かったり、医師の技術不足などで仕上がりが悪かったりすると、納得のいかない二重ラインになってしまうケースもゼロではありません。
万が一の場合は、術後に再手術が必要になる可能性があるのを頭に入れておきましょう。ただ、仕上がり次第で修正が必要なのは基本的にどの美容整形でも同じことです。

埋没法で二重整形を受けるメリット5選

埋没法で二重整形を受けるメリットについて説明している看護師

続いて、埋没法におけるメリットを解説します。埋没法にはいくつかのデメリットが存在するのも事実ですが、埋没法でしか得られないメリットが存在するのも事実です。

  • 施術の跡が目立たない
  • 施術時間が短い
  • ダウンタイムが短め
  • 施術代がリーズナブル
  • 施術のやり直しが可能

メリット・デメリットを十分に理解したうえで、埋没法の施術を受けるかどうかを検討しましょう。

1.施術の跡が目立たない

埋没法は、まぶたの裏側に糸を通すため、表面には傷跡が残りません。メイクでわざわざ隠す必要がなく、自然な二重ラインを楽しめます。また、切開法の場合はまぶたにメスを入れるため、術後に腫れや浮腫みなどの症状が起こります。
一方、埋没法はまぶたに一切メスを入れないため、切開法と比べて腫れや浮腫みなどのダウンタイムも起こりにくい傾向です。

2.施術時間が短い

埋没法の手術をしている医師

埋没法は、30分程度で施術が完了するため、忙しい方でも気軽に受けられる二重整形手術です。また、抜糸などの後処理も必要ないため、術後に面倒なスケジュール調整をおこなう必要もありません。

3.ダウンタイムが短め

埋没法のダウンタイム表

埋没法のダウンタイムは、3日間~1週間程度です。ダウンタイム中は腫れや浮腫みなどの症状が現れますが、切開法よりも比較的軽度といわれています。

4.施術代が美容整形の中では安いメニュー

料金を説明する美容外科の受付スタッフ

埋没法は、切開法に比べて費用がリーズナブルであるため、二重整形を初めて受ける方も選びやすい美容整形手術です。
切開法は約15~40万前後の施術代がかかりますが、埋没法では施術時間も短くリスクも少ないため、約5万円~20万円前後で施術が可能です。埋没法の価格設定は、なるべくコストをかけずに二重整形をしたい方にとって大きなメリットといえるでしょう。

5.施術のやり直しが可能

埋没法は、切開法のようにまぶたにメスを入れる手術ではないため、仕上がりに納得がいかない場合は、やり直しが可能です。
埋没法で作った二重ラインは、時間の経過とともに薄くなっていくため、半永久的ではないのも事実です。しかし、万が一デザインが気に入らなかった場合でも、糸を抜けば再びやり直せるという点は、「二重整形は失敗したら終わり」という不安を抱えずに済むといえるでしょう。

円戸統括院長のインスタグラムの目元のバナー

デメリットに配慮した埋没法はeクリニックへ

eクリニック金沢本院の外観

今回は、埋没法のデメリットについて説明をしました。埋没法には主に以下のデメリットがあります。

  • 効果の持続期間が短い
  • 幅が広い二重ラインの形成は難しい
  • まぶたの状態によっては施術できない場合がある
  • 稀に糸がまぶたから出てしまうケースがある
  • 仕上がり次第では、修正が必要な場合がある

このようなデメリットはありますが、低価格・高品質の埋没法を目指している当院は、長持ちしやすい最新の埋没法を取り入れています。当院に在籍する経験豊富な医師が、患者さん一人ひとりに合った術式や二重ラインのデザインを提案します。
なお、二重整形は目全体のバランスを見る視点も重要です。ただ二重ラインを作るだけでなく、瞳や白目を綺麗に見せ、目全体の総合的な美しさを追求します。

埋没法の美容整形手術を検討している方は、ぜひ一度eクリニックへお越しください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

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このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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