ヒアルロン酸のおすすめの製剤の種類を医師が解説。

イボアールのIMCASの出展ブース

ヒアルロン酸注射は、手術なしでエイジングケアや輪郭形成などを行える人気の美容整形です。しかし、ヒアルロン酸には複数の種類があり、それぞれに特徴や得られる効果には違いがあるのです。
こちらのコラムでは、ヒアルロン酸の分類と選び方や、メーカー別・人気のヒアルロン酸についてご紹介しています。
ヒアルロン酸注入による施術をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

2026年で日本の美容医療で主に使用されているヒアルロン酸をご紹介しています。


▶▶ヒアルロン酸

ヒアルロン酸の分類と選び方について

美容外科で取り扱いがあるヒアルロン酸には「柔らかいタイプ」「中程度のタイプ」「硬いタイプ」があり、それぞれに対応部位や得られる効果には違いがあります。

柔らかいタイプ

ヒアルロン酸のイメージ

柔らかいタイプのヒアルロン酸は柔軟性があり、肌馴染みが良いという特徴があります。そのため、皮膚が薄い目元や唇の施術に適しており、自然な仕上がりを期待できます。
特に目元の小ジワや唇の形成、涙袋形成など、微調整が必要な部位の施術に向いており、柔軟性があることから、表情の変化に柔軟に対応できるというメリットがあります。
つまり、注入によって表情が硬くなるといったトラブルが起こりにくいということです。
また、柔らかいタイプのヒアルロン酸は広がりやすいため、顔全体の美肌作りとして用いられることもあり、その高い保水性によって肌にうるおいやみずみずしさをもたらします。
ただし、柔らかいタイプのヒアルロン酸は硬いタイプよりも人体への吸収スピードが速いというデメリットもありますので、短い間隔で施術を受けることが負担にならない方に向いているタイプだといえるでしょう。

中程度のタイプ

中等度のタイプは、程よい柔らかさでボリュームを出しやすいという特徴があります。
また、柔らかいタイプでは対応が難しい、ゴルゴラインやほうれい線、マリオネットライン、額のシワなど、溝が深くなりかけているシワには特に高い効果を発揮します。
さらに、年齢によって脂肪が落ちてしまったこめかみや頬にも対応でき、適量を注入することでふっくら感が生まれ、エイジングケア効果を実感できます。
中等度のタイプは、柔らかいタイプよりも効果の持続期間がやや長めです。

硬いタイプ

硬いヒアルロン酸は広がりにくいため、しっかりとボリュームを出したい部位への注入に適しています。
具体的には、鼻やあご、額、フェイスラインの形成があります。
また、骨が痩せたことで目立っているこめかみの窪みや、丸みを失った頬に対して
ボリュームを出したいという場合にも、硬いタイプのヒアルロン酸が用いられることになります。
硬いヒアルロン酸は、ご紹介しているヒアルロン酸の中では最も吸収スピードが遅く、効果の持続期間が長いという特徴があります。

メーカー別・人気のヒアルロン酸をご紹介

美容整形に用いられる医療用ヒアルロン酸は、世界中のメーカーによって開発・製造されています。
その中でも、主要なヒアルロン酸は米国、スイス、韓国で開発されており、それぞれに高性能かつ人体への安全性が確保されています。
こちらでは、米国・アラガン社、スイス・ガルデルマ社、韓国・LG化学のヒアルロン酸についてご紹介しています。

アラガン社(ジュビダームビスタシリーズ)・米国

並べられているヒアルロン酸のジュビダーム

アラガン社は米国に拠点を持つ医療機器・医薬品メーカーで、とりわけ美容医療分野における製品の品質と安全性では世界的に高い評価を得ています。
また、ボツリヌストキシン製剤(登録商標:ボトックス)とヒアルロン酸製剤は、日本国内において厚生労働省の承認を得ています。
こちらでは、日本国内で初めて認可されたジュビダームビスタシリーズについてご紹介していますが、このシリーズは独自の「VYCROSS(バイクロス)技術」により、他のヒアルロン酸よりも長期的な効果を期待でき、組織に馴染みやすいというメリットがあります。

ボリューマ

ボリューマはやや硬いテクスチャーのため、溝が深くなっているシワの改善や、こめかみや頬のボリュームアップ、ゴルゴラインの改善などに役立ちます。
また、硬いテクスチャーでありながら弾性にも富んでいるため、注入後に表情が硬くならず、自然な仕上がりを期待できます。
さらに、フェイスラインにも適したタイプですので、自然なエイジングケア効果をお望みの方には特におすすめのヒアルロン酸だといえるでしょう。

ボリフト

やや柔らかいテクスチャーですので、どちらかというと浅いシワの改善に向いています。
たとえば、比較的浅いほうれい線やマリオネットラインの改善などがその例として挙げられます。
また、柔らかいヒアルロン酸は流れやすく周囲に広がりやすいといわれていますが、ボリフトは流れにくく、注入場所に留まって形状を維持しやすいという特徴があります。
柔らかいテクスチャーのヒアルロン酸は、早ければ数ヶ月程度で効果が薄れてくることが多いですが、ボリフトは1年以上効果が持続することがありますので、通院回数を減らしたい方にもおすすめできるでしょう。


ボルベラ

唇に注入するヒアルロン酸のボルベラ


柔らかいテクスチャーのヒアルロン酸で、目元の小ジワや涙袋形成、唇形成など、デリケートな部分の施術に適しています。
目元や唇は皮膚が薄く、ヒアルロン酸注入直後の腫れが強く出ることがありますが、アラガン社のボルベラであれば吸水しにくく、術後には強い腫れが出にくいというメリットがあるのです。
なお、ボルベラはアラガン社製の他のヒアルロン酸よりも、効果の持続期間がやや短いです。

ボラックス

ジュビダームビスタシリーズの中で最も硬いテクスチャーのボラックスは、シワ改善のように溝を埋めるのではなく、鼻や額、あごなどの輪郭形成に適したヒアルロン酸です。
上記では硬いテクスチャーのボリューマをご紹介しましたが、ボラックスはボリューマよりも硬く成型力に優れているという特徴があります。
また、硬いだけでなく滑らかさもありますので、硬いヒアルロン酸にありがちな凸凹が起こる心配もほぼありません。
効果の持続期間もやや長めですので、プロテーゼの挿入を迷っている方にもおすすめできるでしょう。

スキンバイブ


スキンバイブはもともとポライトXCとして親しまれてきましたが、世界的なリブランディングにより、スキンバイブへと名称が変更されました。
スキンバイブはジュビダームビスタシリーズの中でもとても柔らかいテクスチャーで、シワ改善というよりかは肌質改善に適したヒアルロン酸です。
また、顔だけでなく首への対応も可能ですので、年齢による首のシワでお困りの方にもおすすめです。

ガルデルマ社(レスチレンシリーズ)・スイス

並べられているレスチレンビタールライト

レスチレンシリーズは、スイスに本社を置くガルデルマ社製の高純度ヒアルロン酸で、日本では厚生労働省の承認を得ています。
また、ガルデルマ社が提供する美容医療に用いられるレスチレンシリーズのヒアルロン酸は、世界初で米国・FDAの承認を受けていますので、安全性や効果についての信頼性が高いと判断できます。
なお、レスチレンシリーズはシワやたるみ改善を得意とするヒアルロン酸で、レスチレン・リドとレスチレン・リフト・リドが主要製品となっています。
これらの製品名に付いている「リド」は、麻酔成分の「リドカイン」を配合していることを示していますので、特に痛みに弱い方にはおすすめのシリーズだといえるでしょう。

レスチレン・リド


深い溝になっているシワやほうれい線改善に適したヒアルロン酸です。
そのため、目元や唇など、皮膚が薄くデリケートな部位への注入には適しません。

レスチレン・リフト・リド


レスチレン・リフト・リドは、レスチレン・リドよりも硬いヒアルロン酸のため安定感があり、より深い溝を埋める効果に優れています。
つまり、重度のシワやたるみに対応可能なヒアルロン酸だということです。

LG化学(イボアールシリーズ)韓国

ヒアルロン酸のイボアールの製品一覧

イボアールは、美容大国・韓国のLG社が独自の技術で開発した高純度ヒアルロン酸です。
イボアールシリーズは、韓国国内ではすでにお馴染みですが、近年、日本国内の美容外科でも見かけるようになりました。
イボアールシリーズのいちばんの特徴は、粒子が細かく注入ムラが起こりにくいという点にありますので、自然な仕上がりをお望みの方には特におすすめできるでしょう。
なお、製品名にある「プラス」は麻酔成分の「リドカイン」を意味していますので、注射の痛みが心配な方にもおすすめです。


イボアール・クラシック・プラス

YVOIRE CLASSIC Plus

イボアールシリーズの中では柔らかいテクスチャーに分類されるヒアルロン酸で、目元や口元、ほうれい線など、デリケートな部分への注入が適しています。
肌馴染みが良いタイプですので、術後の違和感がほとんどありません。
特に初めてヒアルロン酸注入を受けるという方におすすめしたいヒアルロン酸です。


イボアール・ボリューム・プラス

YVOIRE VOLUME Plus

イボアール・クラシック・プラスよりも粒子が大きいタイプで、安定性に優れていることから、こめかみや頬など、脂肪が落ちたことで窪みが目立つ部分の施術に適しています。
こめかみや頬の脂肪が落ちるとゲッソリとした印象になることがありますが、イボアール・ボリューム・プラスを注入すればふっくら感が生まれ、ゲッソリとした印象の改善に役立ちます。
また、イボアール・クラシック・プラスよりも効果の持続期間が長いため、長持ちするヒアルロン酸注射を受けたいという方にもおすすめです。


イボアール・コントア・プラス

YVOIRE Contour Plus

ご紹介しているイボアールシリーズの中で最も硬いテクスチャーのヒアルロン酸で、シワの改善ではなく、鼻筋やあごの形成、フェイスラインの形成などに適しています。
また、丸みを帯びた額の形成にも、このヒアルロン酸が用いられることが多いです。
イボアール・コントア・プラスは、ご紹介している中では最も効果の持続期間が長いため、長持ちするヒアルロン酸注射を受けたい方におすすめです。

【関連コラム】イボアール(YVOIRE)とは?韓国で人気のヒアルロン酸を医師が解説▶


eクリニックのヒアルロン酸の症例写真

法令線ヒアルロン酸の症例
【リスク・副作用】腫れ 内出血 その他
窪みのヒアルロン酸の症例
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顎のヒアルロン酸の症例
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色々な種類からヒアルロン酸を選ぶならeクリニックがおすすめ

eクリニック金沢本院の外観

ヒアルロン酸注射を検討するうえで、どのクリニックを選ぶかは非常に重要なポイントです。円戸望統括院長のeクリニックでは、高品質な美容医療をもっと身近に感じていただけるよう、技術・価格・環境のすべてにこだわっています。

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このコラムに関連する手術&料金

▶▶ヒアルロン酸

このページの監修医師

eクリニックグループ統括院長
円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

eクリニック統括技術指導医
飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

◇プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

◇資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

◇所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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