顔の脂肪吸引で効果を実感できない?効果を実感しやすくなる方法はある?

メーラーファット除去の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

シャープなフェイスラインを形成できる人気の美容整形、それは顔の脂肪吸引です。顔の脂肪吸引を受けた方の多くは、術後の仕上がりに満足していますが、中には「受ける前とあまり変わらない」と感じている方もいるようです。では、その理由はどのような点にあるのでしょうか。こちらのコラムでは、顔の脂肪吸引で効果を実感できない理由や施術の向き・不向き、顔の脂肪吸引の効果を実感しやすくなる方法をご紹介しています。

顔の脂肪吸引で効果を実感できない!その理由とは

顔の脂肪吸引の3ヶ月後
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

顔の脂肪吸引を受けた方の多くは、術後の効果を実感できています。
ところが、顔の脂肪吸引を受けた方の中には、施術を受ける前とあまり変わらないと感じてしまう方もいるのです。
では、その理由はどのような点にあるのでしょうか。

ダウンタイムが終了していない

脂肪吸引のダウンタイム表

顔の脂肪吸引にはダウンタイムがあり、その期間中には腫れや内出血、むくみ、痛みなどの症状が現れやすくなります。
これらの症状の現れ方は、強かったり弱かったりと個人差はありますが、多かれ少なかれ、術後1週間以内は症状が現れやすくなります。
つまり、ダウンタイム期間中に現れたむくみに驚き、顔の脂肪吸引で効果を実感できないと早合点してしまっている可能性があるということです。
この場合では、ダウンタイム期間が終了すれば効果を実感できる可能性があります。

脂肪の取り残し

顔の脂肪吸引では、吸引する脂肪の量や場所によって仕上がりに大きな差が生じることがあります。
特に吸引した脂肪の量が少なすぎた場合では、思ったほどの効果を実感できなかったり、施術前とほとんど変わらないと感じたりするトラブルが起こることがあるのです。
このようなトラブルは、顔の脂肪吸引の経験が少なく、技術不足の医師が起こしがちなトラブルです。
このような脂肪の取り残しによるトラブルは、再度施術を受けることで改善できる可能性があります。
しかし、それでは体が受けるダメージが大きくなってしまいますので、そうならないためには、顔の脂肪吸引の知識が豊富で、なおかつ高い技術力を持つ医師に施術を任せることが大切です。

もともと顔の脂肪が少なかった

基本的な話になりますが、顔の脂肪吸引は、文字通り顔の脂肪を器具で吸引する美容整形のため、顔の脂肪が少ない方には向いていません。
この点については、カウンセリングで確認すればわかる話です。
ところが、顔の脂肪吸引の知識が不足している医師がカウンセリングを行うと、お客様のご要望通りに施術を行ってしまい、効果を実感できない仕上がりになる可能性があるのです。
ご自身で頬のお肉をつまんでみて、1㎝もつまめない、皮が伸びるだけで脂肪が付いているかどうかわからないという状態なら、別の理由で顔が大きく見えている可能性があります。
このような状態で顔の脂肪吸引を受けてしまうと、効果を実感できないどころか逆効果になる可能性がありますので、十分な注意が必要です。

顔の大きさが脂肪ではなく筋肉によるものだった

顔の下半分が大きく見える原因には、脂肪の蓄積または筋肉の緊張によるエラ張りが考えられます。
そして前者の場合では、顔の脂肪吸引で理想のフェイスラインを目指せる可能性があります。
しかし後者の場合では、脂肪はなくエラ部分の筋肉が緊張することで輪郭が大きく見えているため、顔の脂肪吸引を受けたとしても効果を実感できない可能性があります。

シミュレーションが不十分だった

顔の脂肪吸引前のカウンセリングでは、脂肪吸引後のシミュレーションを行い、お客様と医師で確認します。
そして、その仕上がりに問題がない場合のみ、顔の脂肪吸引を行うことになります。
シミュレーションの有無はかなり重要で、この作業をカウンセリング時にしっかりと行っておかないと、イメージ違いの仕上がりになったり、効果をあまり実感できなかったりするといったトラブルが起こることがあります。

顔の脂肪吸引には向き・不向きがある?

顔の脂肪吸引には向き・不向きがあるか説明する看護師

顔の脂肪吸引は、希望すれば誰でも受けられる美容整形です。
しかし、この美容整形には向き・不向きがあり、不向きな方が受けた場合では、施術前と代わり映えしない、失敗したと感じる可能性があるのです。
それでは、顔の脂肪吸引が向いている方と向いていない方の特徴についてご紹介しましょう。

向いている方

顔の脂肪吸引は顔に皮下脂肪がないと行えませんので、顔に皮下脂肪があり、なおかつ以下に該当する方に向いています。

脂肪のせいでフェイスラインが崩れている

メーラーファット除去の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

頬やフェイスラインに脂肪が付くと、必要以上に顔が大きく見えるだけでなく、フェイスラインが崩れ、シャープさに欠ける印象になることがあります。
このような方は、頬やあご下などの脂肪吸引を受けることで引き締まった印象の顔になれます。

顔の下半分が大きい

頬の脂肪が下垂してくると、顔の下半分に脂肪が溜まり、いわゆる”しもぶくれ”になることがありますが、このような状態も顔の脂肪吸引で改善を目指せます。

ダイエットしても顔の脂肪が落ちない

正しい方法でダイエットを続けていると、ふくらはぎやお腹、お尻など、目立つ場所のサイズが少しずつ小さく変化していくのがわかります。
しかし、ダイエット法が正しくても、最後の最後まで落ちないのが顔の脂肪なのです。
このような状態になって困り果ててしまった際に役立つのが顔の脂肪吸引で、この方法なら辛いダイエットをすることなく、しかも顔の脂肪だけを減らせます。

向いていない方

どのような美容整形でも同様ですが、向いていない方が施術を受けた場合では、思うような効果を得られません。
以下に該当する方は顔の脂肪吸引には向いていませんので、施術をお考えの方は、ご自身が以下のいずれかに該当していないか、カウンセリングを受ける前に確認しておいてください。

骨格のせいで顔の輪郭が大きく見える

頬骨が張り出していたり、エラ部分の骨が張り出していたりすると、顔の脂肪が少なくても輪郭が大きく見えます。
このように骨格が大きい方の場合では、顔の脂肪吸引での対応が難しいため、輪郭形成手術(骨削り)での対応となります。

筋肉の凝りでエラが張っている

寝ている間に歯ぎしりする方や、物事に集中しているときなどに歯を食いしばる癖がある方は、知らず知らずのうちにエラ部分の筋肉が発達し、それによって輪郭が大きくなっていることがあります。
この場合では、顔の脂肪吸引ではなくエラ部分にボトックス注射をすることで改善を目指せます。
また、筋肉の発達だけでなく頬やあご下などに脂肪が蓄積されている場合では、ボトックス注射+顔の脂肪吸引での対応となるでしょう。

頬のたるみが進行している

頬の脂肪が下垂してくると、その重みで皮膚も下垂し、結果としてたるみを形成することになります。
この場合、下垂してきた脂肪自体は顔の脂肪吸引で取り除くことができますが、顔の脂肪吸引では皮膚の下垂を改善することはできません。
この場合では、脂肪吸引+αの美容整形で対応する必要があるでしょう。

顔の脂肪吸引で効果を実感しやすくなる方法

メーラーファット除去の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

顔の脂肪吸引に向いているはずなのに、実際に施術を受けてみたら、思っていた仕上がりと違う、効果を実感できないなどのトラブルが起こることがあります。
実は、顔の脂肪吸引は単独で効果を実感できる場合もありますが、別の美容整形との組み合わせで効果を実感しやすくなることもあるのです。
それでは、顔の脂肪吸引との相性が良く、より効果を実感しやすくなる美容整形についてご紹介しましょう。

糸リフト

頬と顎の脂肪吸引と糸リフトと鼻整形の術後3ヶ月の横顔の症例写
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

頬のたるみが進行している方の場合では、顔の脂肪吸引だけでは理想のフェイスラインを実現できず、効果を実感できないことがあります。
しかし、顔の脂肪吸引に糸リフトを組み合わせれば、皮膚たるみをカバーでき、理想のフェイスラインを形成できるのです。
糸リフトでは、コグまたはバーブと呼ばれるトゲが付いている糸を皮下に挿入し、トゲで組織を引き上げることでリフトアップを実現できます。
そのため、脂肪がなくなってたるんでしまった皮膚も、スッキリと引き上げることが可能なのです。

脂肪除去手術

糸リフトとバッカルファット除去を併用した1か月後の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

顔の脂肪吸引をしたのに、なぜか脂肪が減ったような気がしないというときには、皮下脂肪よりも奥にある、バッカルファットの肥大を疑う必要があるでしょう。
バッカルファットは、ほうれい線を目立たせたり頬のふくらみを強調させたりすることがありますので、皮下脂肪を取り除いてもあまり変化が見られないというときには、バッカルファットの仕業だと考えられるのです。

顔の脂肪吸引では、浅い場所にある皮下脂肪を取り除くことはできますが、皮下脂肪よりも深い場所にあるバッカルファットになると、手術で取り除かなくてはなりません。
また、頬骨部分にあるメーラーファットや、口角の横にあるジョールファットがフェイスラインを崩していることがありますが、これらの脂肪も脂肪除去手術で取り除くことができます。
なお、脂肪除去手術後にも皮膚がたるむ可能性がありますが、この状態もまた、糸リフトを同時に受けておくことで防ぐことができます。

顔の脂肪吸引は向き・不向きの見極めが大事

顔の脂肪吸引で効果を実感したいとお考えなら、顔の脂肪吸引がご自身に向いている施術かどうかを見極める必要があります。
そして、それを知る方法として手っ取り早いのは、「骨格を確認する」「エラの筋肉が発達していないか確認する」「頬やあご下などの脂肪がしっかりとつまめるかどうか」についてセルフチェックするということです。
これらのセルフチェックで判断が難しいと感じたのなら、美容外科でカウンセリングを受けてみましょう。
また、顔の脂肪吸引は医師の技術がそのまま反映されやすい美容整形ですので、顔の脂肪吸引の実績があり、なおかつ高い技術力を持つ医師に施術をお願いすることも大事です。

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顔の脂肪吸引ならeクリニック

eクリニック金沢本院の外観

eクリニックでは、メーラーファット、ジョールファット、頬、顎下など顔の脂肪吸引を積極的に行っています。また、お客様のご希望をできる限り叶えるため、デザインやカウンセリングにも力を入れています。少しでも分からないことや疑問に感じることがあれば丁寧に回答させていただきますので、顔の脂肪吸引で後悔したくない方はぜひeクリニックにお越しください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このコラムに関連する施術&料金

▶▶糸リフト
▶▶小顔脂肪吸引

このページの監修医師

張田 修平医師

医師

張田 修平

経歴

・富山大学医学部医学科卒業
・国立国際医療研究センター病院
・昭和大学病院
・虎の門病院
・都内美容クリニック勤務

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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