リップリフトは危険!?失敗例と失敗を回避する方法をご紹介

人中短縮と外側人中短縮と口角挙上とM字リップと眼瞼下垂と下瞼拡大を同時に行った症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

リップリフトは年齢を問わず人気の整形ですが、実際に手術を受けた方の中には「失敗だったかも」と感じている方が存在しています。では、それはどのような理由によるものなのでしょうか。


こちらのコラムでは、リップリフトが危険といわれる理由や、リップリフトの失敗例、失敗を回避する対策についてご紹介しています。

リップリフトの失敗例をご紹介

リップリフトは高難易度で、しかも術式によって仕上がりが異なる可能性がある手術です。
それゆえに、失敗例もあるにはあります。


なお、リップリフトの失敗はそれほど多いとはいえませんが、リップリフトの知識があまりない医師や、技術力が低い医師が手術を担当した場合では失敗の確率が高くなります。ただ、医師が適切に処置をしたとしてもお客様の体質や体調により仕上がりがことなります。そのため、手術自体が成功したとしても失敗と思われてしまう場合があります。この点は手術前に注意しておきたいポイントになります。


それでは、リップリフトの失敗例についてご紹介していきましょう。ただ、これらの失敗例はまれなため、あまり気にしなくても良いと思います。それよりも術前に医師からしっかりとリップリフトの事を聞くことが大切です。
また、当院ではできるだけ、下記のような症状が出ないように丁寧にリップリフトの手術を行っています。

鼻の形が変わってしまった

リップリフトでは、完成形のデザインを決めてから切開場所を決めますが、決めたデザインがお客様に合わなかったり、切開場所を間違えてしまったりした場合では、鼻の形が変ってしまうことがあります。


たとえば、鼻先が上を向いて鼻の穴が目立つようになった、鼻先が不自然な下向きになったなどが、その例として挙げられます。

上唇が厚くなったように感じる

人中が短くなると、上唇が持ち上げるような形になることがあり、上唇が厚くなったと感じることがあります。
この場合、もともと上唇が薄かった方の場合では、リップリフトを受けたことで理想的な上唇が形成される可能性があるでしょう。


反対に、もともとの上唇が厚かった方の場合では、リップリフトを受けたことでタラコ唇のようになってしまう可能性があるのです。
もともと上唇が厚い方は、ひとまずリップリフトを見合わせるか、リップリフトと別の手術の組み合わせで検討する必要があります。

ガミースマイルになった

リップリフトで皮膚の切除量が多すぎた場合では、口を閉じても完全に閉じられない、歯茎が出るガミースマイルになるなどのトラブルに見舞われることがあります。
つまり、あらかじめ決めておいたデザインに対して、切除した皮膚の範囲が広すぎたということです。


このようなミスは滅多に起こるものではありませんが、起こる可能性がゼロではないということは知っておく必要があります。
また、手術前からガミースマイルが目立っている場合には、リップリフトを受ける前に歯科矯正で改善しておく、リップリフト時に別の施術と併用するなどで対処する必要があるでしょう。

左右非対称になった

リップリフトでは鼻の下の皮膚を切除したり口輪筋の一部を切除したりして、人中の長さを整えます。
そしてその際には、左右対称を意識した処理が必要になりますが、それを怠った場合では、左右非対称の仕上がりになる可能性があります。


なお、手術前から左右非対称が目立つ方の場合では、リップリフトで左右非対称が強調されてしまい、失敗したと感じることがあります。

傷跡が目立つ

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

リップリフトは切開を伴う手術のため、どうしても傷跡はできます。


また、傷跡は抜糸後から少しずつ快方に向かいますが、傷跡が赤く目立つ状態はしばらく続き、1ヶ月から3ヶ月かけて、白っぽく変化をし、やがて目立たなくなります。


ところが、切開や縫合が丁寧に行われていなかった場合では、術後数カ月が経過しても傷跡が目立ち、失敗したと感じることがあるのです。


傷跡はメイクで隠せますが、まずは雑な手術をしない医師を見つけることが先決でしょう。

当院ではリップリフトの術後の傷跡の他院修正も積極的に行っております。リップリフトの傷跡でお悩みの方はぜひご相談ください。

リップリフトで失敗しないためには?対策方法をご紹介

リップリフトで失敗したと感じた場合には、他院修正で対応できます。
しかし、2回目の手術を受けるとなると、体には負担がかかりますし、経済的な負担も大きくなります。
そしてそうならないためには、あらかじめ対策をしておくことが大切です。

リップリフトを得意とする医師に手術を任せる

Cカールを作る人中短縮手術の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

リップリフトの医師選びは慎重に行ってください。
上記でも触れましたが、医師選びで失敗してしまうと、術後に失敗したと感じるリスクが高まります。


なお、リップリフトを得意とする医師が在籍している美容外科では、公式WEBサイトを通じてリプリフトの方法や得られる効果、リスクなどを解説しています。


また、このような美容外科では症例写真も掲載されていますので、医師選びの際の参考になるでしょう。

カウンセリング時に仕上がりのデザインを確認しておく

カウンセリングでは、リップリフトや他の手術や施術についての提案を医師から受けることになります。
そして、ここで注意していただきたいのは、提案内容通りにリップリフトを受けるとどのような仕上がりになるのかについて、しっかりと確認しておくということです。
お客様の仕上がりイメージと医師の仕上がりイメージに差が生じると、仕上がりの段階になって失敗したと感じる可能性がありますので、注意が必要です。

ご自身の希望を医師にはっきりと伝える

たとえば、人中を短縮するだけでなく、「鼻の穴が見えにくい状態にしたい」「口角も引き上げたい」などの希望があれば、それを医師にはっきりと伝えましょう。
というのは、リップリフトではできることが限られており、お客様の希望によっては別の手術や施術との併用が必要になることがあるからです。
つまり、希望をはっきり伝えておかないと、お客様の仕上がりイメージとは異なる仕上がりになって、がっかりすることになりかねないということです。
なお、リップリフトとの併用が可能な手術や施術は以下でご紹介しますので、カウンセリングを受ける前にひと通り目を通しておいてください。

リップリフトとの併用が可能な手術や施術をご紹介

リップリフトで人中を短く整えれば、それだけで顔の雰囲気が変わります。
しかし、より理想的な仕上がりを求めたい場合では、以下の手術や施術との併用が必要になることがあるのです。

口唇縮小術

口唇縮小術とは、唇の一部の組織を切除することで、唇の厚みを薄くするための手術です。
特に上唇が厚い方がリップリフトを受けると、術後に上唇の厚みが目立つことがありますが、口唇縮小術と併用すれば、その心配がなくなります。

口角挙上術

口角挙上と外側人中短縮と内側人中短縮を同時に行った2週間後の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

口角挙上術は、上唇の端・口角部分を切開して縫い縮め、口角を引き上げる手術です。
なお、この方法は切開法ですが、口の中からアプローチする口腔内法や、手術の必要がないボトックス注射といった方法もあります。

ボトックス注射

ボトックス注射とは、アラガン社のボツリヌストキシン製剤を人中に注入する方法で、人中の口輪筋の働きを弱めることで人中を短く整えることができます。
ただし、この方法の効果は数月程度と短いですので、とりあえずのリップリフトに適した方法だと考えておく必要があります。

鼻中隔延長術

療法の鼻の穴を仕切っている軟骨の壁は鼻中隔と呼ばれ、この部分にお客様ご自身から採取した軟骨を移植する方法を、鼻中隔延長術といいます。
鼻中隔延長では、鼻中隔に長さを出すことで、上向きの鼻を下向きに調節できます。
もともと鼻の穴が正面から見える方は、リップリフトと鼻中隔延長の併用で検討してみると良いでしょう。

鼻尖形成術

鼻の頭が丸い、いわゆる”団子鼻”の状態では、リップリフトの効果を実感しにくい場合があり、そのようなときに役立つのが鼻尖形成術です。
鼻尖形成術は、大鼻翼軟骨を中央に引き寄せて固定する手術ですが、その際に団子鼻を形成している脂肪を除去すれば、細く整った鼻先が実現し、リップリフトの効果が引き立ちます。

リップリフトは危険な手術なの?

人中短縮手術の図解

リップリフトは人中短縮術とも呼ばれている手術で、人中を理想的な長さに整えることで、鼻周りや口周りの雰囲気を変えられるというメリットがあります。
しかしその一方で、「リップリフトは失敗の危険があるからやめたほうがいい」という声があることも事実なのです。
では、それはどのような理由によるものなのでしょうか。

リップリフトは高難易度の手術

人中短縮手術をしているところ

リップリフトが危険だといわれる裏には、「リップリフトは高難易度の手術で、失敗が起こり得る」という根拠があります。
リップリフトは、鼻のすぐ下から小鼻にかけての皮膚を切開して、余分な皮膚を切除したり、口輪筋を引き上げたりして、人中を短縮させる手術です。
こう聞くと、リップリフトは簡単に行える手術のように思えるかもしれません。
しかし、皮膚の切除では数mmの違いでまったく異なる仕上がりになる可能性があります。
また、リップリフトでは口輪筋の一部を切除したり引き上げて固定したりしますが、その際にも、口輪筋の切除量や引き上げ具体によって、仕上がりには差が生じます。
つまり、リップリフトは決して簡単な手術ではなく、医師の技術力やデザインセンスが反映されやすい、高難易度の手術だということです。
そして、高難易度の手術という点が、リップリフトは危険だといわれる理由となっているのです。

リップリフトは術式によって仕上がりに差が生じる

リップリフトの基本は、鼻の下の皮膚を切開して余分な皮膚を切除し、切開部分を縫合します。
それにより、人中短縮効果や上唇の上向き効果により、上品かつ若々しい雰囲気が生まれます。
しかし、リップリフトの術式は美容外科によって異なる場合があり、それによって仕上がりにも差が生じる可能性があるのです。
たとえば、当院においては人中短縮とともにCカールを形成できる術式でリップリフトを行いますが、Cカール形成を視野に入れず、人中短縮のみを行う美容外科もあります。
すると、人中自体は短く整えることができても、Cカール効果を得ることができず、人中のこんもりとした感じがそのまま残ることになるのです。
そして、このような状態になると、期待通りの仕上がりにならず、「失敗した」「リップリフトは危険」などと感じる可能性があるので注意が必要です。

当院でのリップリフトの症例をご紹介

人中短縮手術の綺麗な症例
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
人中短縮手術の1か月後の症例写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
Cカールを作る人中短縮手術の症例
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
人中短縮手術の傷跡の修正の症例写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
鼻の穴を見えにくくする人中短縮手術の症例写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
人中短縮の症例写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
人中短縮の人中を薄くする症例写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
人中短縮の他院修正の症例写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
20代の人中短縮の横から見た症例写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

傷跡に配慮したリップリフトならeクリニック

eクリニック金沢本院の外観

リップリフトの取り扱いがある美容外科が多いため、医師選びの段階で迷うことがあるかもしれません。
名医に出会うためにはeクリニックも視野に入れて、クリニック選びを行ってみてください。
eクリニックには、リップリフトを得意とする医師が大勢在籍しており、修正手術についても定評がありますので、不安なく手術や施術をお受けいただけます。
気になる方は、まずはカウンセリングを受けてみてください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このコラムに関連する施術&料金

▶▶人中短縮手術(リップリフト)

このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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