人中短縮は男性にもおススメ!分かり易く解説

近年、男性の美容意識の高まりとともに、男性の美容整形(メンズ美容整形)が人気となっています。
特に男性に人気の施術として、人中短縮(じんじゅうたんしゅく)への注目が集まっています。
人中(鼻と口の間)を短くすることで、顔全体のバランスが整い、若々しく、そして男性らしい精悍な印象を手に入れられます。
この記事では、人中短縮の基本的な情報から、男性が施術(手術)を受ける際のメリット、注意点、そしてeクリニックでの施術の流れまでを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

そもそも人中とは?

人中短縮と外側人中短縮と口角挙上とM字リップと眼瞼下垂と下瞼拡大を同時に行った症例写真

人中とは、鼻の下から上唇までの溝の部分を指します。
この鼻と口の距離の長さは、お顔全体のバランスや印象を大きく左右する要素のひとつです。
人中が長い場合、お顔が間延びして見えたり、老けた印象を与えてしまうことがあります。
逆に、人中が短い場合、若々しく、活気のある表情に見せることもできます。

人中の黄金比は「1:2」

人中の長さによる顔の印象の以外の図解

美しいとされるお顔には、黄金比が存在するといわれています。
鼻の下から唇の中心、そして唇の中心から顎先までの長さが 1:2 になるのが理想的と考えられています。
簡単な目安として、人差し指1本分が人中に、人差し指2本分が顎に当てはまる比率とイメージするとわかりやすいです。
東洋人の人中の長さは平均して1cm程度で、2cmを越えると人中が長いという印象を与えることがあります。
人中が長いと、お顔全体が間延びしているように見え、のっぺりとした印象になりやすいです。
鼻と口の距離が長いと感じている方は、この黄金比を参考に、人中短縮という選択肢を考えてみるのも良いかもしれません。

人中短縮ボトックス

人中短縮の方法には、ボトックス(ボツリヌストキシン)を注射するという方法もあります。
効果は一時的になりますが、より手軽に人中短縮を行いたいという方は、ボトックス注射もおすすめの施術です。

人中短縮手術の流れ

外側人中短縮と通常の人中短縮の違いの図解

人中短縮は、リップリフトともいわれることがあります。
鼻の下を切開して、余分な皮膚や口輪筋の一部を取り除き、縫合することで、鼻と口の距離を短くする手術です。
取り除いた皮膚の分だけ唇が上に引き上げられるため、鼻と口の距離が短くなります。
手術の流れと手術の詳細を解説していきます。

緻密なデザインとカウンセリング

人中の長さはわずか数ミリの変化でも、お顔の印象を大きく左右するため、手術前のデザインは非常に重要です。
理想的な仕上がりを実現するには、お客様のお顔のバランス、鼻の形、そして理想のイメージを丁寧にカウンセリングしながら、最適な切開ラインと切除量を決定していく必要があります。
この緻密なデザインこそが、自然で美しい仕上がりを実現するための鍵となるのです。

切開と組織の切除

デザインに従って、小鼻の際や鼻の中に沿って切開を行います。
※跡を目立ちにくくするためシワに沿って切開をします。
次に、鼻下の皮膚と、必要に応じて口輪筋の一部を丁寧に取り除きます。
取り除く量も、お客様の状態や希望に合わせて調整していきます。

縫合と固定、立体的な仕上がりを実現

人中短縮手術の図解

残った皮膚を鼻下の付け根のラインへ引き上げ、丁寧に縫合していきます。
同時に、表情筋である口輪筋も引き上げて上顎の骨付近に固定することで、鼻柱の下降を防ぎ、術後の後戻りを予防することも可能です。

微調整オプションで理想の口元へ

eクリニックでは、お客様の理想のお顔立ちにさらに近づけるため、人中短縮術と合わせて、いくつかの微調整オプションをご用意しています。

Cカールリップ形成

Cカールを作る人中短縮手術の症例

上唇が上向きの内側にカールしている状態を作り出し、より可愛らしく若々しい印象を与えることができます。
皮膚・口輪筋の厚み調整
お客様の状態に合わせて、皮膚や口輪筋の厚みを調整し、より自然でバランスの取れた口元に仕上げます。
鼻中隔固定
鼻中隔軟骨に組織を固定することで、術後の後戻りをさらに予防し、長期的な効果を維持します


人中短縮手術は、緻密なデザインと高度な技術によって、自然で美しい口元が実現できます。
そのため、失敗を防ぐためにも、技術力やデザイン力のある、信頼できるクリニックを選ぶことがポイントとなります。

人中短縮が男性にもたらすメリットとは

人中短縮は、女性だけでなく男性にとっても多くのメリットをもたらします。
特に男性の場合、リップメイクをする人が少ない分、自然と口元を強調できる点が大きな魅力です。
鼻と口の距離を短くすることで、お顔全体が引き締まり、若々しく、そして男性らしい精悍な印象を手に入れることができます。

若々しい印象に

加齢とともに、重力の影響や肌の弾力低下により、人中は徐々に長くなる傾向があります。
そのため、鼻と口の距離が長いことで、お顔が間延びして老けた印象を与えてしまうのです。
人中短縮によって鼻と口の距離が物理的に縮まることで、お顔の下半分がキュッと引き締まり、まるで時間を巻き戻したかのような若々しい印象を取り戻せます。

男性らしい精悍なお顔立ちに

人中の短縮により、鼻と口の距離が短くなると、お顔のパーツが中心に集まり、彫りが深く、より男性らしい精悍なお顔立ちになります。
力強く、自信に満ちた印象を与え、ビジネスシーンやプライベートでの人間関係にも良い影響を与えてくれるかもしれません。

お顔全体のバランス改善

人中の長さは、お顔全体のバランスを大きく左右するものです。
鼻と口の距離が短くなることで、それぞれのパーツの配置が整います。
鼻と口の距離を適切に近づけることで、よりバランスの取れた、洗練された表情になるでしょう。
相手に好印象を与えられ、自信を持ってコミュニケーションを取れるようになるかもしれません。

口元の強調とメリハリ

鼻と口の距離が長いとお顔が平坦でのっぺりとした印象になりがちですが、人中短縮によって上唇が引き上げられ、口元が強調されます。
上唇が引き上げられることで、お顔にメリハリが生まれ、より立体感のある、魅力的な表情になれる手術です。

小顔効果

人中短縮によって鼻と口の距離が短くなることで、面長な印象が改善されます。
キュッと中心に寄った、求心お顔はお顔全体が引き締まって見えるものです。
結果として、小顔効果も期待できます。
人中短縮によって得られる小顔効果は、お顔全体のバランスをさらに良くし、よりスタイリッシュな印象を与えてくれるでしょう。

人中短縮が向いている男性

人中短縮が向いている男性について詳しく解説している看護師

人中短縮は、以下のようなお悩みをお持ちの方におすすめです。

  • 人中を短くしたい
  • 顔に立体感を出したい
  • 面長を改善したい
  • 顔が疲れているように見える
  • 老けた印象を改善したい

お顔に凹凸がなく、のっぺりとした印象がある

鼻と口の距離が長いと、お顔の立体感が失われ、のっぺりとした印象を与えがちです。
特に男性の場合、メイクで陰影をつける機会が少ないため、こののっぺり感が強調されてしまうことがあります。
人中短縮によって鼻と口の距離が物理的に縮まることで、お顔に自然なメリハリが生まれ、より男性らしい力強い印象を手に入れることができます。

面長な印象がある

人中が長いと、お顔の下半分が間延びして見え、面長な印象を強めてしまいます。
特に、顎が短めの方やお顔が細長い方は、この傾向が顕著に現れるでしょう。
人中を短縮することで、お顔全体のバランスが整います。
面長な印象を和らげ、よりバランスの取れたお顔立ちに近づけることができます。

お顔がたるんで疲れているように見える

加齢とともに皮膚や筋肉がたるむと、人中が伸び間延びした印象になります。
これは、老けて見られるだけでなく、疲れた印象や暗い印象を与えてしまう原因にもなります。
人中短縮は、たるみを引き上げ、口角を上げる効果も期待できるため、若々しく活気のある表情を取り戻すことが可能です。

老けて見えると言われる

鼻と口の距離が長いと、実年齢よりも老けて見られることがあります。
これは、人中が伸びることでお顔全体が下方向に引っ張られ、たるみやシワが目立ちやすくなるためです。
人中短縮によって若々しい口元を手に入れることで、相手に与える印象を大きく変え、自信を持って人と接することができるようになるでしょう。

精悍な顔立ちになりたい

人中が短縮されると、顔のパーツが中心に集まり、彫りが深く、より男性らしい精悍な顔立ちになります。
顔パーツは、中心から離れるほど、柔らかい印象をあたえるものです。
人中を短縮し、お顔中心にパーツが集まることで、より力強く、自信に満ちた印象を与えます。
とくに男性の場合、ビジネスシーンでの人間関係にも良い影響を与えるかもしれません。

人中短縮のダウンタイム

外側人中短縮手術のダウンタイム表

人中短縮手術後のダウンタイムは、個人差がありますが、一般的には1~3ヶ月程度かかります。
とはいえ、炎症や赤みなどは1−2週間程度で収まり、そこから時間をかけて自然な仕上がり(完成形)へと近づいていきます。
ゆっくりと顔に馴染んでいきますので、ご安心下さい。

術後すぐの過ごし方

術後すぐは、安静を心がけましょう。
激しい運動や飲酒、喫煙は避け、十分な睡眠をとることが大切です。
患部(手術部位)に触れない短時間のシャワーであれば当日から可能ですが、抜糸までは患部を濡らさないように注意しましょう。
口周りの手術のため、刺激の少ない柔らかい食事を摂ると良いでしょう。
熱いものや辛いものは避け、ゆっくりとよく噛んで食べてください。

術後数日~数週間の過ごし方

ダウンタイム中は、以下の点にも気をつけて過ごす必要があります。

  • 鼻を噛む
  • 会話や食事
  • 口腔ケア
  • 保湿
  • 紫外線対策

術後1ヶ月間は鼻を強くかむのを控え、軽く拭き取るようにすると良いでしょう。
また、会話や食事の際は、口を大きく開けすぎないように注意することで、縫合箇所への負担を軽減できます。
歯磨きは、普段通りで構いませんが、患部を強くこすらないように注意してください。

eクリニックの口元の症例写真

人中短縮と小鼻縮小の症例写真 (1)
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
口角挙上と小鼻縮小と人中短縮の症例写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
人中短縮と小鼻縮小の症例写真 (2)
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
傷を目立たせない人中短縮と口角挙上の症例写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
小鼻縮小と人中短縮とM字リップの症例写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
内側人中短縮と外側人中短縮と口角挙上とM字リップ形成を同時に行って口を引っ込めた症例の横から見た写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
鼻の他院修正と鼻尖形成鼻中隔延長と外側人中短縮の症例 (2)
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
内側人中短縮と外側人中短縮と口角挙上とM字リップ形成を同時に行って口を引っ込めた症例写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
鼻の他院修正と鼻尖形成鼻中隔延長と外側人中短縮の症例 (1)
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

男性の人中短縮ならeクリニックへ

eクリニック金沢本院の外観

この記事では、男性の人中短縮について、そのメリットや施術方法、ダウンタイム中の過ごし方など、詳しく解説してきました。
人中短縮は、お顔全体のバランスを整え、若々しく、そして男性らしい印象を与える効果があります。
男性の美容意識が高まる中、人中短縮はますます注目を集めている美容整形のひとつです。

eクリニックでは、お客様一人ひとりのご希望やお悩みに寄り添い、最適な施術プランをご提案いたします。
人中の長さやお顔全体のバランスにお悩みの方は、ぜひお気軽に、eクリニックにご相談ください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このコラムに関連する施術&料金

▶▶人中短縮術

このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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