人中短縮をした後に後悔する理由は?

人中短縮とはその名の通り、鼻と上唇の間にある「人中」と言われる部分を短くする美容整形のこと。主なメリットとして、老け顔の改善や面長の解消などが挙げられます。
そんな人中短縮ですが、人中の長さが気になるからというだけで手術に踏み切ると、後悔してしまうことも。具体的にはどのような理由で後悔するのか、気になる方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、人中短縮で後悔することになってしまういくつかのケースと人中短縮で後悔しないための対策について紹介します。
人中短縮を検討している方はもちろん、少しでも気になっている方や興味のある方もぜひ最後までご覧ください。

目次

人中短縮で後悔するケース

人中短縮の他院修正の症例写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

それでは、人中短縮術で後悔するケースについていくつか紹介していきます。
もともと人中短縮に適していない顔のバランスを持つだけでなく、手術をおこなう医師の技量などによっても後悔することが多いです。人中短縮を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

傷跡が大きく目立ってしまう

人中短縮手術の傷跡の修正の症例写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

通常の人中短縮の場合は、鼻と人中の境目にあたる部分を切開するため傷跡が目立ちにくいです。ただし、医師の技量によっては失敗してしまう可能性もあります。
特に外側人中短縮を選択した場合、傷が治るまでに時間が掛かってしまいます。外側人中短縮術は上唇と皮膚の境目を切開することで人中の外側を短くする美容整形です。口元にメスを入れる手術では、傷跡が残るリスクがどうしても高くなります。
というのも、口元は普通に生活するだけでもよく動く部位だからです。ダウンタイム期間中には可能な限り動かさないようにしていても話すときや飲食の際には必ず動かす必要があります。よく動かすということは、その分傷跡の治りが遅くなってしまうということ。外側人中短縮術はリップラインを強調せずに人中を短い方におすすめですが、このようなデメリットがあることも念頭に置いておきましょう。

ガミースマイルになってしまう

ガミースマイルとは、笑った時に歯茎が大きく露出してしまう状態のことです。
人中を過度に短くした場合や、人中が元々長くない方が人中短縮をおこなうことでガミースマイルになるリスクがあります。手術に踏み切る前に、自分に人中短縮の適性があるかどうか医師に相談するようにしましょう。

たらこ唇になってしまう

人中短縮をおこなった影響で唇が手術を受ける前よりも厚く見えるようになり、人によってはたらこ唇になってしまうこともあります。人中短縮の際に上唇が持ち上げられることがあり、これが唇が目立ってしまう主な原因です。
とはいえ、唇の薄さが気になる方にとってはメリットでもあるため、「これ以上は唇を厚くしたくない」という方は別の美容整形も検討してみてください。外側人中短縮術なら、リップラインを強調することなく人中を短縮できます。

鼻の穴が大きく・鼻の形が不自然になってしまう

人中短縮で歪んだ小鼻の他院修正の症例写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

鼻の穴が以前より広がってしまって後悔するケースもあります。人中短縮の縫合のやり方などによって、鼻が下にひっぱられたり、横に広がってしまったりすることが原因です。
また、鼻の下の皮膚をひっぱった際に鼻自体がひっぱられてしまい、鼻先が下を向いてしまったり、鼻の形がゆがんで不自然になってしまったりすることもあります。
当院では、他院での人中短縮術で鼻の穴が目立ってしまった場合、鼻の形が不自然になってしまった場合の修正手術もおこなっています。

麻痺・感覚喪失・感染が起きてしまう可能性が稀にある

麻痺・感覚喪失・感染は、ほかの美容整形と同様、人中短縮でも起こり得ます。
手術の際に顔の神経を傷つけてしまうことで、麻痺や感覚喪失が発生します。顔の神経は顔の筋肉の動きや感覚と密接に関係しているため、神経が損傷してしまうと麻痺や感覚喪失に繋がってしまうのです。
また、感染は手術環境が清潔でない場合や、術後のケアが不十分または適切でない場合などに起こることがあります。
クリニック選び・医師選びは慎重におこないましょう。
当院では衛生面に配慮し、感染症対策などを徹底的に行っています。

人中短縮術で後悔しないためには?

考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

ここまで人中短縮で後悔するケースについていくつか紹介してきました。では、紹介してきたようなケースを避けて後悔しないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか。
ここからは人中短縮で後悔しないためにできる対策について紹介していきます。

信頼できる医師に手術を任せる

人中短縮手術をしているところ

人中短縮だけでなく、美容整形や美容治療で後悔しないための対策として重要なのが信頼できる医師に手術を任せるということです。信頼できる医師に整形を任せるだけでも、人中短縮のリスクや後悔する可能性を大幅に抑えることができると言えるでしょう。
信頼できる医師とはしっかりとした技術を持った医師のこと。技術を持った医師を見極めるのは難しいですが、経験や実績が豊富であるかどうかを一つの目安にしてみてください。
具体的には、SNSや掲示板のクチコミを参考にすること、クリニックのホームページから医師の経歴や実績、症例写真を確認すること、最後はカウンセリングを実際に受けてみることが大切です。

カウンセリングで自分のイメージを伝える

確かな技術を持った医師に整形を任せ、手術が無事に成功したとしても、自分の理想のイメージが正しく伝わっていなければ満足のいく仕上がりにはなりません。
そのため、カウンセリングの際には何よりもまず「自分のイメージをより詳しく正しく伝えること」を意識しましょう。自分の言葉で伝えられる自信がない方は、写真などを見せるのも一つの手です。
また、せっかくの機会ですから、カウンセリングの際には積極的に質問することで、抱えている不安や疑問をできる限り解消しておきましょう。医師からの提案や手術内容の説明に関して十分理解する必要があるため、人中短縮についてある程度は自分でも調べておくと安心です。

体質や健康状態に問題があるなら医師に申告する

体質や当日の健康状態に問題がある場合は、必ず医師に申告しましょう。これらの情報を医師に伝えないまま美容整形をおこなうことで、本来起こりえなかった失敗やリスクを招いてしまう恐れがあります。
事前の申告があれば医師やクリニックとしても適切な対策を取ることが可能です。安全面だけでなく、手術の仕上がりにも影響してくるため、伝え漏れがないように気をつけましょう。

術後の過ごし方に気をつける

どの手術においても言えることですが、術後の過ごし方には十分気をつけるようにしましょう。たとえ手術が成功したとしても、術後の過ごし方によってはダウンタイム期間の延長や副作用・症状の悪化に繋がる可能性があります。
そのため手術が終了したあとも、ダウンタイム期間中は無理をせず、できるだけ安静に生活することを心がけてくださいね。
人中短縮で特に注意する点としては、口元を大きく動かさないことです。具体的には、会話を控えること、食事の際には大きく口を開けないようにすること、傷口を引っ張ったりしないことなどが挙げられます。
術後の過ごし方について分からないことや「これはやってもいいかな」と疑問に思ったことがあれば、医師やクリニックに相談しましょう。

そもそも人中短縮ってなに?

人中短縮手術の図解

人中とは、鼻と上唇の間にある部分のことを指します。人中が長いと、実年齢よりも顔が老けて見えてしまったり、面長な印象を与えてしまったりなど、さまざまなお悩みに繋がってしまいます。
人中短縮術では、鼻の下の皮膚や口輪筋を切除することで人中を短くすることが可能です。
人中は顔全体のイメージに影響を与える顔の重要なパーツのひとつであるため、人中を短くすることで顔全体のバランスが整い、より美しい印象に近づけることができます。
また人中短縮は、口元の出っ張りやこんもり感を改善したい方にもおすすめ。さらには、適度に厚みのある上向きカールの上唇を形成したい方にも最適です。

人中短縮のダウンタイム

人中短縮手術のダウンタイム表

続いて、人中短縮のダウンタイムについて見ていきましょう。ダウンタイム中に見られる副作用や症状2週間から長くても3ヶ月ほどで自然に解消していきます。症状がひどかったり予想以上に長引いたりしてしまうと、「もしかして失敗かな?」と不安になってしまいますよね。
ここからはダウンタイムの症状や期間をまとめているので、失敗かダウンタイムの症状か見分けがつかないという方はぜひ参考にしてみてください。

副作用・症状

人中短縮の副作用には、だるさ・熱感・頭痛・痒み・むくみ・発熱などがあります。
これらの副作用はたいていの場合、2週間から1ヶ月、長くても3ヶ月ほどで自然に解消していきます。
また、単なるダウンタイム中の症状と非常に似ているものとして「術後感染」があります。感染が起きた際には適切な治療を施さなければなりません。
手術箇所の痛み・熱感・腫れが増す場合、またはダウンタイム期間を過ぎても治らない場合には感染が疑われるので、すみやかにクリニックに連絡して指示を仰ぎましょう。

鼻と唇に関して

腫れやむくみが原因で一時的に唇に厚みを感じたり、鼻の穴が大きく見えたりすることがあります。人中短縮の失敗にも同じような症状がありますが、腫れやむくみが原因の場合には1ヶ月から3ヶ月の間に解消され、だんだんとすっきりしてきます。
もし、3ヶ月以上が経過して腫れやむくみ、つっぱり感が消えたにも関わらず、症状が改善されない場合には、手術を受けたクリニックに相談してみましょう。
あるいは、別のクリニックでの修正手術を検討してみるのもいいかもしれません。もう一度整形を受けることにはなりますが、人中短縮の失敗は修正手術で改善できる場合があります。不安な方は事前に修正手術ができるクリニックを調べておくといいでしょう。

後悔している方必!修正手術も対応!人中短縮をするならeクリニック

考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

今回は人中短縮で後悔するケースや後悔しないためにできる対策について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
どれだけ対策をおこなってもリスクや失敗の確率はゼロにはなりません。これはどの美容整形においても、そしてどんなに技術のある医師に手術を任せても同じことです。しかし、その可能性を限りなくゼロに近づけることはできます。
当院では、人中短縮はもちろん他院で失敗した人中短縮の修正手術にも対応しており、技術力には自信があります。人中短縮を検討している方はぜひeクリニック金沢にお任せください。

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▶▶人中短縮手術(リップリフト)



このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

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