鼻中隔延長は元に戻すことができる?

アップノーズを改善した鼻中隔延長の症例
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻の形や向きを大きく変えたい方に人気の手術、それは鼻中隔延長です。鼻中隔延長では、鼻に高さを出すだけでなく鼻先の角度を下向きにすることで、ブタ鼻改善効果も期待できます。
このようにメリットが多く、満足度が高いのが鼻中隔延長ですが、実は、鼻中隔延長には失敗例も多く、元に戻すことを希望する方が大勢存在しているのです。
こちらのコラムでは、鼻中隔延長の種類と修正時期、鼻中隔延長で失敗しないための秘訣をご紹介しています。

鼻中隔延長の施術をしたんですが、気に入らなくて元に戻したいです。
できますか…?

飯田秀夫医師

完全に術前と同じ状態に戻すのは難しいです。
鼻中隔延長では軟骨を移植して鼻先を延長しますが、手術後に組織が変化し、移植した軟骨が周囲と癒着します。そのため、単純に軟骨を除去すれば元通りになるわけではなく、皮膚や粘膜の状態、軟骨の癒着の度合いによっては形を調整する必要があり、「鼻整形の修正対応」ということになります。

飯田秀夫医師

鼻の整形は非常にデリケートで、トラブル時の抜去は難しく、かなり高度な技術が必要とされます。そのため、「鼻整形」はできても、「鼻整形の修正」はできない医師は多く、対応できないクリニックもあります
特にメッシュ状の異物は組織が入り込みやすく、取り出しが困難になります。施術時に切開不要でも、抜去時には大きく切開する必要があるケースもあります。

飯田秀夫医師

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飯田秀夫医師

鼻中隔延長の修正について詳しく解説しています。検討している方はぜひご覧ください。

鼻中隔延長は元に戻すことができる?修正手術の時期は?

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻中隔延長で仕上がりに満足できない、失敗したと感じた際に考えること、それは「元に戻すことは可能?」ということなのではないでしょうか。
結論からお話しするのなら、鼻中隔延長を受けると、完全に元の状態に戻すことは困難になります。
また、鼻中隔延長には手術による方法と溶ける糸を挿入する方法があり、それぞれに修正方法が異なります。

鼻中隔延長の種類と修正について

糸を挿入する鼻中隔延長と手術による鼻中隔延長とでは、そもそも手法が異なるため、仕上がり状態や効果の持続期間が異なります。
それではまず、糸を挿入する鼻中隔延長と手術による鼻中隔延長の特徴と、元に戻すことが可能になる時期についてご紹介しましょう。

糸による鼻中隔延長

糸による鼻中隔延長とは、特殊な医療用糸を鼻中隔に通して鼻先を前方に伸ばせる施術です。
この方法ではメスを使用しないため、手術による傷跡が心配、メスの使用が怖いなどの方におすすめですが、溶ける糸を使用することから、半永久的な効果は期待できません。
効果の持続期間については個人差がありますが、およそ1年間程度の持続だと考えておく必要があるでしょう。
挿入する溶ける糸の本数は4本から10本前後になることが多いですが、この点については鼻中隔の状態やお客様の希望によって差が生じます。

では、糸による鼻中隔延長では、元に戻すことができるのでしょうか。

糸を挿入すると聞くと、「挿入した糸を抜けば元に戻すことができるのでは?」と考えるかもしれませんね。
しかし、糸を挿入する方法の鼻中隔延長に使用される糸には、返しのようなトゲ状の「コグ」が付いており、簡単に抜くことはできません。
つまり、一度糸を挿入したら、基本的には糸が溶け切るまで待つしかないということです。
また、糸の周囲に生成されるコラーゲンによって、糸が溶けた後でもしばらく形状を維持するという特徴がありますので、この点で考えても、完全に元の状態に戻すことは難しいでしょう。
溶ける糸による切らない鼻中隔延長は、気軽に受けられるというメリットはありますが、完全に元に戻すことが困難という点で考えるなら、慎重に検討すべき施術です。そのため、事前にしっかりと医師に施術の説明を受ける事をお勧めします。

なお、糸が溶け切る前に追加で糸を挿入してデザインに変化を持たせることは可能ですが、それをすることで、ますます元の状態には戻りにくくなります。
この部分を考えるなら、追加で糸を挿入するにしても、1回目の施術で挿入した糸が溶け切るまで待つという方法がおすすめできるでしょう。

手術による鼻中隔延長

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

手術による鼻中隔延長とは、鼻の内部を切開するクローズ法、もしくは鼻柱部分を切開するオープン法で行われる手術で、鼻中隔部分に軟骨で支柱を作って長さを出します。クローズ法の場合、傷跡が表に見えないため、切らない鼻中隔延長とも呼ばれます。クローズ法は手術中の視野が狭いため、医師の技術が求められます。
軟骨移植の手術の場合、使用する軟骨は基本的に、鼻中隔軟骨または耳介軟骨で、鼻中隔軟骨を使用する場合では一部を切除して長さを出したい部分に移動させる形、耳介軟骨では採取した軟骨を鼻中隔に移植する形になります。
つまり、溶ける糸を使用する鼻中隔延長のように1年程度で効果が薄れるようなことはなく、ほぼ半永久的な効果を期待できる手術だということです。
しかし、軟骨を移植するという性質上、元の軟骨と移植した軟骨が癒着をすると、修正手術が難しくなる可能性があるという厄介な一面もあります。

では、クローズ法やオープン法などで行った鼻中隔延長で元に戻すことにした場合、どのタイミングで修正手術を受ければ良いのでしょうか。
鼻中隔延長手術で軟骨を移植した直後から2週間程度は、目立つ腫れや内出血が見られるほか、患部にはむくみが生じているため、すぐの修正手術は難しいとされています。
鼻中隔延長のように鼻の士気に手を加える手術の場合では、完成形に仕上がった6カ月以降が適切な修正の時期です。
ただし、手術直後から明らかに希望と異なっているなど、お客様にとっての精神的なダメージが大きいなどが見て取れた場合では、早期の修正に対応する場合もあります。
その際には、軟骨の位置の移動や減量などを行えますが、完全に元の状態に戻すことができるという保証はありません。
また、修正手術を複数回受けると、その分だけ手術痕が残りやすくなる、鼻先の皮膚が薄くなるなどのトラブルのリスクが高まります。
既に受けた鼻中隔延長で明らかに希望とは異なると感じたなら、できるだけ早急にカウンセリングを受けて、修正時期や修正方法についての相談をしておくと良いでしょう。
手術を受けたクリニックでの修正手術が不安な場合では、別のクリニックでカウンセリングを受けてみるというのもひとつの方法です。

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eクリニックでは「美容整形」をもっと気軽にできるよう【高品質・低価格】を目指しています。 全国トップクラスの円戸医師や飯田医師が監修し、少数精鋭で施術を行っているからこそ実現できる「質」と「価格」です。
まずは無料の医師カウンセリングでのご相談お待ちしています。

鼻中隔延長で失敗しないための秘訣とは

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻中隔延長はメリットが多い魅力的な手術ですが、難易度が高いことから、失敗したと感じる仕上がりになることがある手術でもあります。
しかし、事前にできる対策をすることで、失敗のリスクを減らすことは可能なのです。

医師の腕次第で仕上がりが異なることを理解しておく

鼻中隔延長は、オープン法もクローズ法も難易度が高く、特にクローズ法は医師の腕次第で仕上がりが変わってきます。
たとえば、手術による方法で軟骨移植をする場合では、移植する軟骨の量やデザインによって、仕上がりデザインが大きく異なります。
また、移植した軟骨をどれだけ伸ばすかによって鼻先の角度も違ってきますので、医師の技術やセンスによって、希望通りの仕上がりになるか否かが決まるといっても過言ではないということです。
鼻中隔延長を受けようとお考えなら、先ずはこの部分をよく理解しておき、知識量や経験が豊富で、高い技術力を持つ医師を探して手術を受けることが大切です。

鼻中隔延長はリスクがある手術だということを理解しておく

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腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

今回は、鼻中隔延長を受けると完全に元の状態に戻すことが難しいという話をお伝えしてき糸を挿入する方法と手術による方法とでは、糸を挿入する方法の方が元の状態に戻りやすいという特徴はありますが、溶ける糸の挿入によって糸の周辺にコラーゲンが生成されると、その分完全に元の状態には戻りにくくなります。また、軟骨移植の場合では、軟骨を削って取り除くことで元の状態に近づかせることはできますが、完全に元の状態に戻すことは難しいです。「気に入らなかったら修正すればいい」というように、軽い気持ちで受けると後悔することになりかねないのが鼻中隔延長です。鼻中隔延長を受けるのなら、修正が難しいという点をしっかりと理解しておく必要があります。しかし、当院ではその難しい修正手術を行っています。

▶▶【鼻中隔延長で後悔】ブログでよく見る失敗事例を医師が解説!

自分に合っている手術かどうかを冷静に分析してみる

鼻中隔延長のいちばんの特徴は、鼻先を前方に長く伸ばせるという点にあり、その際には鼻先の角度を上向きまたは下向きに調節することができます。
特に希望が多いのは、鼻先が上を向いているアップノーズ状態の改善で、鼻中隔延長を受けることでアップノーズによって目立っていた”ブタ鼻”を改善できるのです。
つまり、鼻中隔延長は鼻先の向きを変えたい方にはおすすめできる手術ということになりますが、鼻先の向きを変えるのではなく、高さを大幅に変えたいなどの場合では、別の手術が適している可能性もあります。
つまり、お客様のもともとの骨格や鼻先の向きなどによっては、別の手術や施術で対応したほうがいい場合もあるということですね。

鼻整形にはあらゆる種類があり、高さを出すのなら鼻プロテーゼやヒアルロン酸注入、鼻先を細くしたいのなら鼻尖形成、張り出した小鼻の改善なら鼻翼縮小というように、それぞれの悩みに対応できる手術や施術があります。
鼻中隔延長が気になると、そればかりに目が向いてしまう可能性がありますが、実は、別の手術や背中のほうがお客様に向いている可能性も否定できないのです。
つまり、鼻整形をお考えなら、鼻中隔延長だけにこだわるのではなく、広い視野を持って手術や施術を選ぶことも大切だということです。

複数のクリニックでカウンセリングを受けてみる

鼻整形の種類で迷ったら、複数のクリニックでカウンセリングを受けてみましょう。
その際には、「鼻中隔延長希望」という話をするのではなく、お客様の理想とする鼻、なりたい鼻のイメージをそのまま医師に伝えてみてください。
それにより、鼻中隔延長を勧められることがあれば、別の手術や施術を勧められることもあり、その理由についての説明も受けることができます。
ここで、あまり多くの手術や施術の案内を受けてしまうと、最終的にどれにするのか決められなくなるという不安が大きくなるかもしれません。
しかし、それぞれの医師が、なぜその手術や施術を勧めるのかという部分がわかれば、それに基づき、ご自身に合っていると思われる手術や施術を選択しやすくなります。
つまり、鼻整形の選択肢が広がるということです。

それで本当に迷ってしまったのなら、最も納得できる説明を行ってくれた医師の提案を思い出して、なぜ納得できたのかを分析してみましょう。
そして、その答えの中に、ご自身に合った手術や施術を選ぶヒントが隠されているはずです。
鼻中隔延長はデリケートな手術で、一度手術を受けると元に戻すことが困難になる場合があります。
鼻中隔延長をお考えの際には、そのひとつの手術にこだわるのではなく、他の手術や術にも目を向けて、リスクを回避する対策をとっておくことも大切です。

eクリニック式「鼻中隔延長術」の症例写真

【考えられるリスク・副作用】
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

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鼻中隔延長ならeクリニック

金沢院の外観

今回は、鼻中隔延長はもとに戻すことができるかどうかについて詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
当院には、鼻中隔延長を得意とする医師が在籍しております。他院の修正手術にも対応できる技術を持って、理想的なバランスの美鼻をご提案いたします。鼻中隔延長をして、元に戻したいと悩んでいる方は、ぜひ一度eクリニックの無料カウンセリングを受けてみてください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このページの監修医師

eクリニックグループ統括院長
円戸 望

美容外科医師の飯田秀夫

eクリニック統括技術指導医
飯田 秀夫

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