プチ整形はどこまで?医師が徹底解説!

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【執刀医】円戸 望

「ぱっちり二重になりたい」「若い頃の顔に戻りたい」などのお悩みを抱える方であれば、一度はプチ整形を検討したことがあるかと思います。
しかし、興味はあっても未経験だと分からないことばかりではないでしょうか。
不自然になったり失敗したりといった不安が大きいのはもちろん、「腫れや内出血はどの程度続くのか」などの不安や疑問も大きいことでしょう。
この記事では、そんなプチ整形の種類や効果、メリット・デメリットについて徹底解説していきます。興味がある方はぜひ最後までお読みください。

プチ整形とは

プチ整形について説明する看護師

一般に「プチ整形」と言うと、メスを使わず注射やレーザーなどの機械でおこなわれる施術を指すことが多いです。
メスを使わないということは、比較的腫れや痛みが少なく、週末や数日の連休でも気軽に挑戦することができます。精神的なハードルが低いこともあって、施術の種類を問わず高い人気を誇っています。注入系の施術などは、数ヶ月から2年ほどで元に戻ることがほとんどで、効果を持続させるためには繰り返し施術を受ける必要がありますが、元の顔に戻すことができないなどのリスクが少ないのも特徴です。

どこまでがプチ整形?

実は、プチ整形と整形に大きな違いはありません。プチ整形も整形の一種です。プチ整形だからと言って100%失敗しないということもないため、気軽に受けられるとは言ってもリスクやデメリットについては正しく把握しておく必要があるでしょう。

そのため、どこまでがプチ整形かといった基準は非常に曖昧ではありますが、一般的には「メスを使って皮膚を切開しない」施術をプチ整形と呼ぶケースが多いです。
糸で止めて二重を作る「埋没法」や、注射による薬剤の注入、機械によるシミやアザの改善などがプチ整形に当たります。
たとえば、同じ二重整形でも、メスで皮膚表面を切開し、まぶたの中の筋肉や脂肪に調整を加える「切開法」はプチ整形に該当しないという考え方です。たるみ治療のフェイスリフトでは、糸で引き上げる糸リフトはプチ整形ですが、切開して引き上げる切開リフトはプチ整形ではありません。

▶▶プチ整形で二重になれる?

▶▶大学生はプチ整形がおすすめ?

プチ整形と整形の違い

繰り返しになりますが、一般的には「プチ整形」と言うとメスを使わずにお悩みを治療・改善する施術のことを指します。この考え方に則るとするなら、プチ整形と整形をあえて区別する場合、一番の違いは「メスを使うか使わないか」です。
切開必須の整形手術を受けると、必然的に術後のダウンタイムが長くなるため、ある程度は仕事や学校を休まなければならないなどスケジュールにも余裕が必要です。効果は半永久的ですが、万一気に入らなかったり、失敗したと感じたりトラブルが発生したりしても簡単には戻せないというリスクも伴います。
プチ整形は、基本的に糸や注射器での注入、機械による照射が主であるため、効果が一時的であるケースも多いです。そのため、施術によっては繰り返し受ける必要がありますが、逆に気軽に受けられる点はメリットでもあります。

▶▶男性も整形を受ける時代!メンズにプチ整形がおすすめな理由5選

プチ整形の種類

ここからはプチ整形の種類について、詳しく解説していきます。
二重術や、肌治療、若返りなど、それぞれの施術の内容やダウンタイムについても明記していきますのでぜひ参考にしてみてください。

▶▶プチ整形には何がある?人気の施術や定義を解説

二重埋没

埋没法の症例写真 (4)
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

二重埋没はもっとも人気のあるプチ整形のひとつです。糸を使って自然な二重を形成する施術で、抜糸の必要がなく、ダウンタイムが短いので初めてのプチ整形に選ばれる方も多いです。

糸リフト

顎下の脂肪吸引と糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

糸リフトは「切らないフェイスリフト」とも呼ばれます。皮下組織に医療用の糸を入れることでたるみを土台から引き上げ、即時効果を実感することが可能です。糸リフトの主な効果は以下の通りです。

ボトックス注射

立てて並べられているボトックス

ボトックス注射は、気軽にできるプチ整形として人気があります。
しわ改善効果がよく知られていますが、ほかにもさまざまな目的で使われます。

  • 眉間・額・目尻などのシワ改善
  • エラの張り・食いしばりの改善
  • 肩こり解消や首のラインを美しく見せる
  • 多汗症・ワキガの防止 など

注射だけの施術なので傷跡が残る心配もありません。
持続期間は3〜4ヶ月程度で、回数を重ねることで効果が持続しやすくなります。

ヒアルロン酸注入

並べられているヒアルロン酸

ヒアルロン酸を注入することでしわを改善したり、ボリューム感が足りない部分の調整をしたりすることができます。プチ整形の中でも価格が控えめな点や、汎用性が高く多くの悩みに対応できる点からも人気の施術です。主に以下のような悩みに対応することができます。

  • しわやほうれい線の改善
  • くぼみ、凹みの修正
  • 輪郭の修正
  • 鼻筋の形成
  • 唇・涙袋の形成
  • バスト形成

ヒアルロン酸は、注入場所や目的によって、テクスチャーが硬いものと柔らかいものを使い分けますが、その種類は30種類以上もあると言われています。
ヒアルロン酸の品質のランクによって価格に差が生じるため、施術を受ける美容外科がどの製品を使っているのかリサーチしておくと安心です。

クマ取り(目の下のたるみ取り)

目の下のたるみ取り(脱脂)と脂肪注入の症例写真
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

目元は皮膚が薄く、トラブルが現れやすい部分です。なかでも目の下のたるみが原因でできるクマは疲れて老けた印象を与えるため、悩まれている方も多いのではないでしょうか。
クマ取り(目の下のたるみ取り)手術にはいくつかの方法があります。その中で、プチ整形に該当するものは「経結膜脱脂(眼窩脂肪除去)」です。
経結膜脱脂では、まぶたの裏側の結膜側を少し切開して、原因となる眼窩脂肪を除去します。皮膚表面を切らないので、傷跡は残りません。
また、下まぶたの裏側の結膜側を切開し、余剰な眼窩脂肪を凹み部分に移動させて平らにする「裏ハムラ法(脂肪再配置)」は、経結膜脱脂と比べると大がかりな施術をではありますが、皮膚表面を切らないので傷跡が残らずダウンタイムが短いといったメリットがあります。

シミ取り・ホクロ取り

シミ・ホクロなどは種類によって治療法が異なりますが、いずれもレーザーの照射によって改善します。

シミ

シミはレーザー照射により色素を破壊することで改善します。
照射後は数日から1週間ほどで跡が剥がれ、きれいな状態の皮膚が出てきます。

ホクロ

ホクロ除去は炭酸ガスレーザーを使用する方法とメスで切除する方法があります。
比較的小さいホクロであれば、炭酸ガスレーザーで除去することが可能です。

エイジングケア・肌治療

エイジングケアや肌治療には、お悩みによって多様な選択肢があります。
予算、仕事や学校の予定などと照らし合わせ、選んでいくとよいでしょう。
以下のようなものが代表的です。

HIFUなどの超音波治療

皮膚内部の深い層(SMAS筋膜)にアプローチすることで、たるみの改善が期待できます。

サーマクールなどのラジオ波

真皮層に熱を加えることでコラーゲン生成を活性化させることができます。

フォトフェイシャルなどの光治療

シミ・そばかす、くすみなどの改善が可能です。シミ取りレーザーとは異なり、顔全体のシミやくすみニキビ跡などにも働きかけることができます。

注射・点滴

ビタミンやプラセンタ、その他美肌成分を注射や点滴で入れる方法です。継続しての治療が推奨されています。

プチ整形を受ける際の注意点

ここからは、綺麗になりたい、若返りたいという切実な気持ちをもってプチ整形を受ける際に、忘れてはならない注意点をご紹介します。

リスクやデメリットについて調べておく

メスを使用する整形、メスを使用しない整形に限らず、​​どんな施術にもリスクはつきものです。あらかじめ調べておくことで後悔するリスクをある程度は避けられます。イメージだけではなく、経験者の話や、その手術のデメリットについても確認しておくことが重要です。

料金の安さや知名度だけで美容外科を選ばない

料金を説明する美容外科の受付スタッフ

知識がない状態では、どうしても料金や知名度にしか目がいかないかもしれませんが、本当に大切なのは担当医師の経験や技術力です。
料金の安さだけを強調した広告を鵜呑みにするのは危険な場合もあります。表示されている料金のほかに必要な費用はないのか、なぜその料金で施術が可能なのか、その後の通院の有無などもリサーチをしっかりしておくとよいでしょう。

アフターフォローや保証制度の充実度を確認する

術後に予想外の不具合があったり、どうしても気に入らない仕上がりだったりした場合、アフターフォローや保証制度があれば安心です。
たとえば、二重埋没手術で万が一糸が取れてしまった場合に掛け直しをしてもらえるのか、またその保証期間についても確認しておきましょう。

必ずカウンセリングを受けてから決断する

美容外科では事前カウンセリングがあることがほとんどです。
カウンセリング当日に施術を受けられる場合も多いのですが、複数の美容外科でカウンセリングを受け、比較検討してから受けるほうが安心でしょう。
どうしても納得できないポイントがあるのに断りきれず流されてしまっては、結果的に後悔する可能性もあります。ご自身が受ける施術がどのようにおこなわわれ、どのようなリスクがあり、どの程度の期間持続するのかを必ず確認しておきましょう。

プチ整形の症例写真

もともと二重の方も、よりぱっちりした二重になった女性
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【執刀医】円戸 望
埋没法の症例写真 (14)
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【執刀医】円戸 望
自然なインアウトラインを意識した埋没法の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
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額のヒアルロン酸注入の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
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鼻のヒアルロン酸の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
涙袋のヒアルロン酸の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
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法令線ヒアルロン酸の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
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唇のヒアルロン酸の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
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糸リフトの施術前と1か月後の経過の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【執刀医】円戸 望

プチ整形を受けるならeクリニックへ

eクリニック金沢本院の外観

今回は、どこまでがプチ整形の範囲であるかについて詳しく解説していましたが、いかがでしたでしょうか。プチ整形は、低価格でダウンタイムが短く、気軽に受けられるというメリットがあります。
一方、効果の持続が半永久的ではない場合が多く、医師の技術により仕上がりの満足度が変わってしまうといったデメリットもあります。
eクリニック金沢本院では、すべての施術に保証を設けており、アフターフォローも万全です。症例数もポピュラーな施術は北陸甲信越地方で2年連続手術数1位の実績があります。プチ整形に興味がある方、検討している方はぜひ一度eクリニックの無料カウンセリングを受けてみてください。

このページの監修医師

eクリニックグループ統括院長
円戸 望

美容外科医師の飯田秀夫

eクリニック統括技術指導医
飯田 秀夫

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