執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
顔の立体感が乏しく見えることで、実年齢より幼く見られたり、疲れて見えることがあります。とくに横顔のメリハリがない、目の下に影ができやすい、鼻が低く見えるといった特徴は、外見の印象を大きく左右します。
こうした顔立ちは、実は「中顔面陥没」と呼ばれる骨格構造が関係している場合があります。もともとの骨のつくりや、成長過程での変化によって、中顔面が内側に入り込み、顔全体が平面的に見えるのです。
この記事では、平たい顔や「サル顔」「ゴリラ顔」といった印象の原因となる中顔面陥没について詳しく解説し、美容整形によってどのように改善できるのかをご紹介します。是非最後までお読みください。
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平たい顔「サル顔」「ゴリラ顔」はなぜ起こる?

「顔が平たくてメリハリがない」「なぜか老けて見られる」「サル顔やゴリラ顔だと言われたことがある」といったお悩みを抱えている方は少なくありません。見た目の印象は、骨格や筋肉、脂肪のつき方など複数の要因が絡み合って決まりますが、なかでも「顔の中央部」の構造は大きな影響を与えます。平たい顔立ちには、実は医学的な理由があることをご存知でしょうか。
こうした顔の特徴には、単なる顔の個性ではなく、顔の中央にある「中顔面」の発達が関係している場合があります。顔のバランスに悩んでいる方にとって、まずはその原因を正しく知ることが大切です。
その顔立ち、実は「中顔面陥没」が原因かも

平たい顔や「サル顔」「ゴリラ顔」といった特徴的な印象は、ただの個性や遺伝と思われがちですが、実は骨格の構造によって生じているケースがあります。その代表的な原因のひとつが「中顔面陥没」です。これは、顔の中央部分が内側に引っ込んでいる状態で、顔全体の立体感やバランスに大きな影響を与えます。
特に横顔のメリハリがなく、鼻が低く見えたり、口元が前に出ているように感じたりする方は、中顔面の凹みが影響しているかもしれません。まずはこの「中顔面」とは具体的にどの部位を指し、どのように顔の印象を左右するのかを見ていきましょう。
中顔面とはどの部位のこと?
中顔面とは、顔を縦に3つに分けたときの中央部分にあたるエリアで、「目の下から上唇のあたり」までを指します。医学的には、眼の下の骨(眼窩の下縁)から上顎骨(上あご)までを含む領域を指しており、顔の立体感を作る上で非常に重要なパーツです。
この部分がしっかりと前に出ていることで、鼻筋が通り、頬が高く、若々しく引き締まった印象になります。反対に、この中顔面が内側に陥没していると、顔全体が平面的に見えてしまい、彫りの浅いのっぺりした印象になるのです。
「顔が平たい」印象の正体
「顔が平たい」と感じる方の多くは、この中顔面の突出が足りず、奥まって見えることが原因です。顔の中心部分が引っ込んでいると、立体感がなく、顔のパーツが中央に寄っているような印象を与えます。特に鼻が低く見える、目の下に影ができやすい、ほうれい線が目立つといった特徴もこの中顔面陥没からくるものです。
また、中顔面が陥没していると、その相対的な影響で口元が前に出ているように見えたり、輪郭が間延びして見えることもあります。そのため、「サル顔」「ゴリラ顔」といった印象を抱かれやすく、自分の顔に違和感やコンプレックスを感じる要因になることがあるのです。
このように、「顔が平たい」という悩みの背景には、中顔面の骨格構造が深く関係している可能性があります。外見のバランスを整えるためには、こうした医学的な観点からの理解がとても重要です。
中顔面陥没によって起きる見た目の特徴
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
中顔面陥没があると、具体的にどのような見た目の変化が現れるのでしょうか。以下のような特徴がある方は、中顔面の構造に問題がある可能性があります。
まず、正面から見たときに顔が平坦で、彫りが浅く見える傾向があります。目元から鼻にかけての立体感が弱いため、顔全体がのっぺりとした印象になります。また、目の下がくぼんで見えるため、常に疲れているように見られることもあります。
横顔では、鼻が低く見える一方で、口元が前に出ているように見えることが多く、顔のバランスが悪く感じられる場合があります。さらに、頬が下がったように見え、ほうれい線が強調されることで老けた印象を与えることも。
このように中顔面陥没は、顔の印象や雰囲気にさまざまな影響を及ぼします。本人の努力やメイクでは限界があるため、構造そのものへのアプローチが必要になることもあります。
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「サル顔」「ゴリラ顔」は美容整形で改善できる!
「サル顔」「ゴリラ顔」といった印象の原因となる中顔面陥没ですが、実は美容整形によって改善が可能です。顔の骨格にアプローチし、立体感を取り戻すことで、のっぺりとした印象や、老けて見える悩みを解消することができます。
中顔面に関わる美容整形には、鼻の高さを出す施術や、ほうれい線を浅くする方法、口元のバランスを整える手術、さらには頬の位置を高くする若返りの施術まで、さまざまな選択肢があります。ここでは、特に中顔面に効果的な代表的な施術を紹介します。
症例画像は施術の参考の症例画像になります。術前がいわゆる「サル顔」「ゴリラ顔」というわけではありません。
鼻を高くして立体感を出す

中顔面に立体感を出すための最も効果的な方法のひとつが、鼻を高くする施術です。特に中顔面が奥まっている場合、顔の中心に高さが足りず、横顔がのっぺりと見えてしまいます。この状態では、目と口のバランスが崩れ、全体的に締まりのない印象を与えることもあります。
鼻を高くすることで、顔の中心に「軸」が生まれ、立体感が増します。鼻根部(目と目の間の部分)から鼻筋にかけて高さを出すことで、顔の彫りが深く見え、外国人風のバランスの良い顔立ちに近づけることができます。
施術方法としては、ヒアルロン酸注入による手軽なプチ整形から、シリコンプロテーゼを挿入する本格的な隆鼻術まで選択肢があり、希望の仕上がりやダウンタイムの有無によって適した方法が異なります。特に鼻根部を高くすることで、中顔面の凹みが目立たなくなり、全体的に洗練された印象へと導くことが可能です。
貴族手術でほうれい線を浅く

貴族手術は、中顔面の中央にある「鼻翼基部(びよくきぶ)」と呼ばれる部分にボリュームを出すことで、ほうれい線を浅くし、顔全体に立体感をもたらす施術です。中顔面が陥没していると、頬と口元の間に深い影ができ、ほうれい線がくっきりと目立ってしまいます。これにより、実年齢より老けた印象を与えることが少なくありません。
この施術では、シリコンインプラントや脂肪注入などを用いて鼻の横のくぼみをふくらませ、口元との高低差を小さくします。結果的に顔の中部がふっくらと持ち上がり、ほうれい線が薄くなるだけでなく、顔全体が若々しく引き締まって見えるようになります。
「貴族手術」というネーミングの通り、ヨーロッパ貴族のように整った横顔と上品な印象を作る効果が期待できます。中顔面の平坦さが気になる方や、老け顔・疲れ顔にお悩みの方にとって、非常に有効なアプローチです。
人中短縮で洗練された口元に

人中とは、鼻の下から上唇までの縦の距離を指し、顔全体のバランスを左右する重要なパーツです。中顔面が陥没している方は、人中が長く見えがちで、その結果、顔が間延びして見えたり、口元の重心が下がって老けた印象を与えてしまうことがあります。
こうした場合に効果的なのが「人中短縮術(リップリフト)」です。この施術では、鼻の下の皮膚を数ミリ切除して縫合し、上唇の位置を引き上げます。これにより、人中の長さが短縮され、顔全体の重心が上がった印象になります。
人中短縮を行うことで、口元がキュッと引き締まり、若々しく洗練された表情に。また、上唇の赤み部分がやや前に出ることで、唇に自然なボリュームが出て、可愛らしさや上品さが加わります。中顔面の間延び感が解消され、のっぺりとした印象を大きく改善できる施術のひとつです。
ゴルゴライン&頬の位置の改善で若返り
ゴルゴラインとは、目頭から頬にかけて斜めに走る影のことを指し、このラインが深いと「疲れて見える」「老けて見える」といった印象を与えてしまいます。特に中顔面が陥没している方は、頬のボリュームが不足していることが多く、このラインが目立ちやすい傾向にあります。
この問題を改善するためには、頬にボリュームを与える施術が効果的です。代表的な方法には、ヒアルロン酸注入や脂肪注入によるリフトアップがあり、頬の高さを出すことでゴルゴラインを目立たなくすることができます。さらに、頬が持ち上がることで、顔全体にハリと若々しさが戻ります。
また、頬の位置が上がることで、顔全体の印象も引き締まり、自然なVラインやEラインが形成されやすくなります。結果として、のっぺりした顔立ちが改善され、「サル顔」「ゴリラ顔」といった印象を薄めることができるのです。加齢によるたるみが気になる方にもおすすめの若返り施術です。

顔の印象を変えるならeクリニックへ

顔の印象にコンプレックスを抱えている方にとって、美容整形を受けるという決断は決して簡単なものではありません。
eクリニックでは、そうした不安や迷いを和らげるために、カウンセリングを重視した丁寧な診療を行っています。施術を急がせるのではなく、まずは患者さまのお話をじっくりと聞き、希望や悩みに寄り添いながら、一人ひとりに最適な治療方針をご提案します。
中顔面の整形は、わずかなバランスの違いが顔全体の印象に影響を与える繊細な分野です。だからこそ、私たちはパーツだけを見るのではなく、顔全体を総合的に捉え、ナチュラルかつ美しい仕上がりを大切にしています。
「本当に治療するべきか」「どこをどう直せばいいのか分からない」と迷っている方も、まずはお気軽にご相談ください。専門医がしっかりとお話を伺い、無理のないペースで納得のいく選択ができるようサポートいたします。
eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。
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このコラムに関連する施術&料金
▶▶鼻整形
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このページの監修医師

eクリニックグループ統括院長
円戸 望
経歴
・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

eクリニック統括技術指導医
飯田 秀夫
経歴
・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
以降、同大学医学部付属病院、
国立がんセンターなどで頭頸部外科、
形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院
◇プロフィール
のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。
◇資格
日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)
◇所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)