二重整形がバレバレな目の特徴は?自然な目元にするための対策も解説!

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

二重整形は、二重まぶたを形成することで華やかで明るい目元を実現することができる美容整形です。多くの方が美しさを追求するためにこの手術を受けますが、中には二重整形がバレバレな不自然な目元になってしまったという方もいらっしゃいます。

そこで今回は、整形バレバレな二重にならないために知っておきたい不自然な二重の特徴についてご紹介していきます。自然な目元にするためにできる対策やダウンタイムの過ごし方のポイントもあわせて解説します。二重整形が明らかにわかってしまう目の特徴が知りたい方や、整形感の無い二重を目指したい方は是非参考にしてみてください。

二重整形の種類

二重整形の手術方法は大きく分けて「埋没法」と「切開法」の2種類があります。それぞれの方法の特徴について簡単にご紹介します。

埋没法

埋没法の図解

埋没法は、二重整形の中でも特に人気の高い方法です。この方法では、切開を行わずに医療用の特殊な針と糸を使用して、まぶたの皮膚と筋肉を内側から繊細に縫い合わせることで二重のラインを形成します。

切開をしないため体への負担が少ないのが大きな魅力で、手術自体は30分もかからずに完了します。ダウンタイムの期間も短く、忙しい方でもサクッと手術を受けることができます。

デメリットは、時間の経過とともに糸が劣化し緩んだり切れたりすることで元のまぶたに徐々に戻ってしまう可能性が高いことです。ただ、言い換えれば糸を除去すれば元の状態に戻せるということで、トレンドや好みにあわせた二重デザインにしたい方にとってはメリットとして捉えることができます。

▶▶二重埋没法

切開法

全切開の切開ライン

切開法は、より定着した効果を求める方に適した二重整形の手法です。この手術方法では目頭から目尻までのまぶた、もしくはまぶたの一部分を切開し、縫合することによって二重のラインを形成します。縫合された部分がそのまま二重の折り目となるため、その効果は半永久的に持続し、一度の手術で長期間美しい目元を保つことが可能です。

切開法では余分な脂肪やたるんだ皮膚を除去することも可能なので、元のまぶたの状態に関係なく希望の二重を実現できます。

デメリットは、切開を必要とするため埋没法と比べると体への負担が大きい点です。手術直後は腫れや傷跡が目立ちやすく、ダウンタイムが長くなります。

▶▶切開法

二重整形がバレバレな目の特徴

二重整形がバレバレになってしまうのは目に不自然さが出てしまう場合です。では、目が不自然になってしまう状態とは具体的にどんなものなのでしょうか。その特徴についてご紹介します。

整形前と後での変化が大きい

目を全方向に拡大する手術
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

手術前後で目元の印象が劇的に変わると、二重整形がバレやすいです。例えば、腫れぼったい一重から明確なぱっちり二重へと変わるなどの変化です。

整形をしても自然に見せたい場合、手術前から少しずつ目元の印象を変えていくのがおすすめです。専用の二重テープやのりを使用して、徐々に手術後の目元に近づけておくとギャップが抑えられ整形がバレにくくなります。

ただし、二重テープやのりはまぶたのたるみや皮膚の伸びの原因となるリスクがあります。長期的な使用は控え、必要な範囲内で取り入れるようにしましょう。

当院ではこの症例のように整形前と整形後で変化は大きいですが、手術後は自然な雰囲気の目元にすることが可能です。

腫れや傷跡が目立っている

二重整形のあとは腫れや内出血、傷跡が発生します。手術後の自然な症状で時間の経過とともに目立たなくなっていきますが、ダウンタイム中はこれらの症状が他人に明らかに見えることも少なくありません。

腫れや傷跡の目立ち方は手術方法やそれぞれの体質によって異なります。できるだけ素早く引かせるためにはできるだけ安静に過ごすことが大切です。ダウンタイムの適切な過ごし方については、下記で詳しくご紹介しているので是非そちらも参考にしてみてください。

糸や結び目が見えている

これは特に埋没法で気をつけたい特徴です。医師の技術や処理の精度によって結果が左右され、技術力が不足している場合、糸が見えたり、結び目がぽっこりと盛り上がって見えたりするリスクがあります。

糸が飛び出してしまっている場合は見た目の問題だけでなく、感染症のリスクをもたらす可能性もあります。これらの症状が見られた場合は、すぐに施術を受けたクリニックに連絡を取り、適切な処置を受けることが重要です。

二重のラインが不自然になっている

不自然な全切開の他院修正の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

特に、目頭側と目尻側で二重の高さが異なると、目を閉じたり下を向いたりした際にラインの不均一さが顕著になり、これが不自然な印象を与えることがあります。

二重のラインが整わない主な原因として、手術直後のまぶたの腫れが挙げられます。まぶたの部位によって腫れの程度が異なるため、一時的にラインが不均一に見えることがあります。この場合、腫れが完全に引くにつれて、二重のラインも整ってきます。しかし、腫れが引いても二重のラインが整わない場合、手術の失敗が考えられます。

特に埋没法で施術を受けた場合、糸の調整が不十分であったり、位置がずれてしまったりすることが原因でラインが不自然になることがあります。

この症例は他院で全切開の二重整形をして、まつ毛の生え際が見えなくなってしまい、幅が広すぎる二重になってしまった状態を修正した症例です。あらゆる工夫を施すことで、全切開で決まってしまったラインを自然な二重幅に修正しています。

ハム目になってしまっている

ハム目の全切開の他院修正の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

二重整形後、特に注意したいのが「ハム目」と呼ばれる状態です。これは二重のラインが不自然に深く食い込み、皮膚がまつ毛の上に乗るような状態を指します。ハム目は二重の幅を広く取りすぎたり、埋没法で糸を強く結びすぎたりした場合によく見られる現象です。

ただ、二重整形のダウンタイム中は目が腫れることが一般的で、そのため一時的にハム目のように見えることもあります。ダウンタイム中にハム目が気になる場合は、焦らず腫れが完全に引くまで待って判断するようにしましょう。

この症例は他院で全切開をしてハム目になってしまった症例です。このようにハム目になってしまった場合でも当院では綺麗に修正することが可能です。ただし、ハム目の全切開を修正する場合、高難度の技術が必要のため、全切開をする場合、一発で成功するように美容外科選びは慎重に行う事をお勧めします。

二重整形がバレバレにならないための対策

二重整形の手術をしている医師

では、上記のような整形バレバレな二重にならないようにするためにはどうすればよいのでしょうか。自然な目元を作るための対策を3つご紹介します。

技術力が高く経験豊富な医師を選ぶ

全切開と眼瞼下垂を同時に行った症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

整形がバレる主な原因の一つに手術の失敗があります。医師の経験、知識、そして技術力は美しく自然な二重を作り出すためのキーとなります。そのためクリニックを選ぶ際には、医師の二重施術の症例数や評判を十分に調べるようにしましょう。

また、医師によって得意とする二重のデザインは異なります。例えば、幅広のぱっちり二重を得意とする医師もいれば、よりナチュラルな目元を重視する医師もいます。理想的な仕上がりを目指すためには、ホームページやSNSで医師の症例を確認し、自分の好みに合った医師を見つけることが大切です。

自然な二重幅にする

大きい目になった埋没法の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

自分の目の形や顔全体のバランスを考慮せずに、無理に広い幅の二重を作ると、不自然に見え、整形を行ったことが周囲に容易にバレてしまう可能性があります。自然な二重を作るためには、目頭の蒙古襞の大きさやまぶたの脂肪の量、皮膚のたるみなどを詳細に分析し、これらの要素に基づいて最も適した二重の幅を決定します。

また、埋没法を用いる場合には、広すぎる二重の幅は糸の緩みを招き、その結果、二重の持続期間が短くなることがあります。長持ちする二重を作るためにも適切な二重幅に設定することは重要です。

メガネやメイクでカバーする

手術後の初期段階では、腫れや赤みが目立つことが多いためメガネやメイクでカバーすると周りから整形したことをバレないようにできます。

メガネはフレームがしっかりとしたメガネを選ぶことで、目元に自然な陰を作り出し、腫れを目立たなくすることが可能です。また、フレームのデザインによっては、視線を上部に引きつけることができます。

手術後の腫れをカバーするためには、コンシーラーを使用して赤みを隠すことができます。また、アイシャドウやアイライナーを上手く使い、目元の形を整えることで、二重のラインを自然に見せることができます。特に、アイシャドウは目の形を調整しやすいため、不自然な二重のラインを調和させるのに役立ちます。

二重整形がバレバレにならないためのダウンタイムの過ごし方

二重整形がバレバレにならないためのダウンタイムの過ごし方を説明する看護師

二重整形で自然な仕上がりにするためには、術後のダウンタイムの過ごし方も重要です。ダウンタイム中に気をつけたいことについて詳しくご紹介します。

術後2日目までは冷やす

保冷剤とペットボトルに入った冷たい水

手術後2日間は積極的に冷やすことが推奨されます。冷却は腫れを最小限に抑えることができます。クールパックや冷たいタオルを使用し、直接肌に触れないように布で包んで目元に当てます。ただし、長時間にわたって同じ部位を冷やし続けると、低温やけどのリスクがありますので、使用する時間と頻度には注意が必要です。

術後3日目以降は軽くあたためる

術後3日目以降に入ると冷却ではなく温めるケアが推奨されます。患部を適度に温めることで、血流が促進され残った水分の排出が助けられるため、むくみの解消が期待できます。

温かいタオルを使用するか、低温設定のホットパックを活用するのがおすすめです。これを日に数回、各回5分から10分程度当てましょう。

ただし、熱すぎると痛みが出たり、逆効果になることがあるため温度には十分注意してください。

まぶたを刺激しない

二重整形手術後、まぶたは非常に敏感な状態にあります。そのため、回復を促し、理想的な仕上がりを得るためには、まぶたへの過度な刺激を避けることが極めて重要です

術後の洗顔は特に注意が必要です。まぶたをこすらず、ぬるま湯を使って優しく洗い流すのが理想的です。また、洗顔料の使用は手術後の回復状況に応じて異なるため、施術を受けた医師の指示に従うことが大切です。

枕を高くして寝る

枕を高くして寝ることで血流が顔や目の周りに過度に集中するのを防ぎ、腫れやむくみを軽減するのに役立ちます。日中も同様に、座っている時はできるだけ背筋を伸ばして正しい姿勢を保つことが推奨されます。長時間同じ姿勢で座ることは、全体的な血流を悪化させ、むくみを引き起こす原因になるため、定期的に体勢を変えるか、短い休憩を挟むことでこれを防ぐことができます。

円戸統括院長のインスタグラムの目元のバナー

二重整形するなら「eクリニック」がおすすめ

eクリニック金沢本院の外観

二重整形を検討されている方々に、高品質かつコストパフォーマンスの優れた選択肢として「eクリニック」をおすすめします。eクリニックは、高品質な美容医療を低価格で提供することを目標にしている美容クリニックです。価格の問題で美容医療を諦めてしまうことなく、どなたでも美しさに挑戦できる環境を目指しています。
eクリニックでは、全ての治療に保証制度が設けられており、治療後に万が一修正が必要と認められた場合、保証期間内には無料で修正処置を受けることができます。二重整形は簡単な手術として知られていますが、そのリスクはゼロではありません。保証制度があることで、より安心して手術を受けることができます。
eクリニックは全国に展開している美容クリニックですので、二重整形を検討されている方は是非お近くのeクリニックにて一度カウンセリングを受けてみてください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このコラムに関連する手術&料金

▶▶二重埋没法

▶▶切開法

このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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