眉下切開の名医の特徴と探し方を分かり易く解説

眉下切開と眼瞼下垂の手術を同時に行った症例写真

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

年齢とともにたるんできたまぶたは、眉下切開を受けることで改善を目指せます。しかし、眉下切開は思いのほか複雑な手術のため、名医に手術を任せないと、思うような結果を得られない可能性があるのです。こちらのコラムでは、眉下切開に期待できる効果や名医に手術を任せる必要性、名医の特徴や探し方をご紹介しています。

▶▶目の上のたるみ取り(眉下切開)

眉下切開とは?期待できる効果

眉下切開は目元整形の一種で、上まぶたの皮膚を切開して余分な皮膚を取り除くことで、たるみを取り除ける手術です。
それではまず、眉下切開の概要と期待できる効果からご紹介していきましょう。

眉下切開とは

眉下切開の切開する範囲の図解

眉下切開は眉下リフトや眉下切開リフトとも呼ばれることがある目元のリフトアップ術です。
この手術では、眉毛の直下の皮膚を切開し、たるみをつくり出している皮膚を切除することでたるみがない理想の目元を目指すことができます。
また、必要に応じて眼窩脂肪も同時に除去できますので、まぶたが腫れぼったくてむくんでいるような目元でお困りの方も、一度相談をしてみると良いでしょう。

眉下切開に期待できる効果

眉下切開は、主として年齢によるまぶたのたるみを手術で改善する方法で、以下の効果を期待できます。

上まぶたのたるみ改善

眉下切開の3日後と7日後と14日後の経過の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

ある程度年齢を重ねると、皮下のコラーゲンやエラスチンの不足などでまぶたにたるみが生じ、まぶたが垂れ下がってきます。
すると、前が見えにくい、手元の文字が見えにくいなどのトラブルが起こりやすくなるのです。
また、ハードコンタクトレンズの長期使用や、花粉症などでまぶたをこする癖でまぶたの皮膚が伸びて垂れ下がってしまうこともあります。
このような状態は偽眼瞼下垂と呼ばれることがあり、眉下切開で余分な皮膚を取り除くことで改善を目指せます。

眼瞼下垂の改善効果

偽眼瞼下垂は皮膚のたるみで起こる症状で、筋肉には異常が見られないという特徴があります。
一方、眼瞼下垂は、年齢によって目を取り囲む筋肉の働きが悪くなり、まぶたを持ち上げることが困難になって発症する病気です。
そして、軽度の眼瞼下垂であれば眉下切開で改善を目指すことができる可能性があります。
ところが、眼瞼下垂を発症してから長期間が経過している場合では、筋肉の働きが弱り、眉下切開のみでの対応が難しく、眼瞼下垂手術での対応となることがあるのです。
眼瞼下垂手術では、上眼瞼挙筋やミュラー筋など,まぶたの開閉に関わる筋肉に手を加える手術になるため、眉下切開よりもダウンタイムが長くなる可能性があります。
眼瞼下垂手術の必要性についてはカウンセリングで医師に相談できますので、心配なら迷わずに相談してみましょう。

パッチリ目効果

眉下切開で余分な皮膚を取り除くと、目と眉毛の感覚が短くなってバッチリ目効果が生まれます。
それは、余分な皮膚を切除することで目の縦幅が広くなるためです。
また、まぶたの皮膚がたるんでいると眠たそうな印象の目元になることがありますが、眉下切開を受ければ、このようなトラブルの改善も目指せます。

二重ラインの出現効果

眉下切開と埋没法を同時にした症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

もともとはクッキリ二重だった方でも、まぶたの皮膚がたるんでしまうと二重ラインが隠れ、目全体が細く見えるようになることがあります。
しかし、眉下切開で余分な皮膚を取り除くことで皮膚が引き上げられれば、本来の二重が出現し、若見え効果も生まれます。
また、奥二重の方も余分な皮膚を取り除くことでより二重に近い目元の形成も可能です。

眉下切開は名医に任せたい!その理由とは

眉下切開の手術をしている名医

眉下切開には複数の効果を期待できますが、実際に手術を受けるのなら、眉下切開の名医に任せたいものです。
それでは、眉下切開を名医に任せる必要性についてご紹介していきます。

眉下切開は医師のデザインセンスが反映されやすい手術

眉下切開は、切開場所や皮膚の切除量が少し違っただけで、顔全体の雰囲気が変わる手術です。
つまり、医師のデザインセンスがそっくりそのまま反映されやすい手術だということとで、眉下切開を熟知しておらず、デザインセンスが不足している医師だった場合では、不自然な仕上がりになる可能性があるということです。
眉下切開は、皮膚を切開して余分な皮膚を切除する手術ですので、手術の難易度としてはそれほど高いわけではありません。
しかし、デザインセンスとなると話は別で、目元だけではなく顔全体のバランスを確認した上でデザインを決められるのは、眉下切開を熟知した名医のみです。
そのような理由から、眉下切開を受けるのなら、あらかじめ名医を探し出しておく必要があるということです。

眉下切開は眉毛に影響が及ぶ可能性がある手術

眉下切開は眉毛の直下を切開する手術のため、手術のやり方次第では眉毛に影響が及び、元の眉毛よりも細眉になる可能性が否定できません。
もちろん、眉下切開を受けたすべての方が細眉になるということではありませんが、眉下切開を得意としていない医師が担当した場合では眉毛の毛根を取り除いてしまい、細眉になってしまうことがあるのです。
一度毛根を取り除いてしまうと、その部分からは眉毛が生えてこなくなりますので、そうならないためにも、正確な切開を行える眉下切開の名医に手術を任せることが大切です。

眼瞼下垂手術との見極めが難しい

眉下切開と眼瞼下垂の手術を同時に行った症例写真

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

眉下切開をする際には、それが単なる皮膚のたるみなのか、それとも筋肉の衰えによる眼瞼下垂なのかを見極めなければなりません。
それは、皮膚のたるみによる偽眼瞼下垂であれば眉下切開で対応できますが、眼瞼下垂だった場合では眉下切開だけでの対応が難しく、眼瞼下垂手術が必要になることがあるからです。
眉下切開の名医なら、お客様の症状を正確に診断して適切な提案を行いますので、満足できる結果を得ることができるでしょう。

ただ、眉下切開はこの症例写真のように眼瞼下垂手術と併用して行うことができる手術なので、眉下切開と眼瞼下垂手術を組み合わせることでより目の開きがよくなりパッチリとした目元にすることが可能です。

眉下切開の名医にはどんな特徴がある?

眉下切開は医師のデザインセンスが反映されやすい手術で、眉下切開を担当する医師によって仕上がりには差が生じると考えられます。
それでは、眉下切開の名医に共通する特徴についてご紹介します。

傷跡が綺麗


【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

眉下切開は皮膚表面を切開する手術なので傷跡が残る可能性があります。名医であれば傷跡が残らないように眉毛の目立たない部分を切開し、丁寧に縫合するため術後傷跡が分からなくなります。当院でも傷跡が分からないように丁寧に縫合しています。

眉下切開の実績がある

眉下切開の名医と呼ばれる医師は、眉下切開の実績を多数持っています。
眉下切開は切開する場所がほんの数mmずれただけで目元の印象が変ることがありますし、皮膚の切除面積が少なすぎれば効果を実感できず、多すぎれば自然な仕上がりになることがあります。
しかし、大切な目元の手術だからこそ、満足できる結果を得たいですし、間違っても失敗したとは感じたくないですよね。
眉下切開を数多く手がけている名医なら、お客様の現状を正確に診断し、最も適切と思われる形で手術を行います。
つまり、満足できる結果を得やすいということです。

症例写真や動画を公開している


【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

眉下切開の名医を探す際には、美容外科の公式WEBサイトを閲覧することになりますが、ここで注意していただきたいのは、眉下切開の症例写真や動画が公開されているか否かということです。
症例写真では、眉下切開のビフォーアフターを確認できるほか、傷跡が治癒する経過についても確認できますので、眉下切開を受ける際の参考になるでしょう。
なお、より詳しく傷跡を確認するという意味では、動画のほうが参考になりやすいです。
症例動画については、美容外科の公式WEBサイトや医師のSNSなどで公開されていることがありますので、ぜひ参考にしてください。

修正にも対応が可能

眉下切開の修正手術は1回目の手術よりも難易度が高く、特に他院修正に応じられない医師は多数存在します。
そのような中、他院修正を含む修正手術に対応できる医師は、技術力に自信があり、ケースバイケースに対応できる医師だと判断できます。
他院修正を含む修正手術についても、美容外科の公式WEBサイトで紹介されていることがありますので、こちらについてもあわせて確認しておくと良いでしょう。

眉下切開の名医の探し方

眉下切開の名医を探す際には、美容れ外科を絞り込んでから、実際にカウンセリングを受けることになります。
その際には、以下の注意点を参考にしてみてください。

美容外科を絞り込む方法

スマフォを見て美容外科の口コミを見ている女性

カウンセリングを受ける美容外科を絞り込む際には、公式WEBサイト内で眉下切開の概要や得られる効果などについての紹介記事が掲載されていることと、医師の実績の有無について確認しましょう。
また、症例写真や動画があれば、これらについてもチェックしておいてください。
そして重要なことは、眉下切開にかかる費用の総額が明確に記載されているということです。
それは、美容外科によっては初診料や再診料が有料、薬代やアフターケア料金が有料となっていることがあり、眉下切開以外にかかる費用が高額になることがあるからです。
信頼できる美容外科であれば、眉下切開にかかる費用がわかりやすく記載されていますので、不安なくカウンセリングを受けられるでしょう。

医師によるカウンセリングを受ける際の注意点

美容外科でカウンセリングを受ける際には、以下の点について意識してください。

  • お客様のご要望を細かくヒアリングする医師であること
  • 眉下切開がお客様に適応できるか否かの説明がされること
  • シミュレーションで仕上がりを確認すること
  • 傷跡など、リスクについての説明があること
  • 修正対応についての説明があること
  • カウンセリング当日の手術を無理に勧めないこと

これらの点に注意を払ってください。
これらはどれも重要ですが、とりわけ「お客様のご要望を細かくヒアリングする医師であること」「シミュレーションで仕上がりを確認すること」についてはしっかりと確認しておいてください。
それをしておくことで、いざ仕上がりの段階になって、思うような効果を実感できなかった、イメージ違いの仕上がりになったなどのトラブルを回避できます。
また、カウンセリング当日の手術を無理に勧めてくる場合では、利潤追求優先の美容外科の可能性が否定できませんので、慌てて眉下切開を受けてしまうことがないよう注意することも大切です。

眉下切開ならeクリニックへ

金沢院の外観

眉下切開の取り扱いがある美容外科が多いため、医師選びの段階で迷うことがあるかもしれません。
名医に出会うためにはeクリニックも視野に入れて、美容外科選びを行ってみてください。
eクリニックには、目元の手術を得意とする医師が大勢在籍しており、若い方に眉下切開の手術についても定評がありますので、不安なく手術や施術をお受けいただけます。
気になる方は、まずはカウンセリングを受けてみてください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このコラムに関連する施術&料金

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このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

医師

山崎 俊

経歴

2004年 金沢大学医学部 卒業
2004年 慶應義塾大学 形成外科 助手
2004年 琉球大学医学部形成外科 医局長
2004年 東邦大学医療センター形成外科 医局長

資格

日本形成外科学会外科専門医
再建・マイクロサージャリー分野指導医

所属学会

日本形成外科学会

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