鼻尖形成は安い？知っておきたい基礎知識と注意点も解説

鼻整形には複数の種類があり、種類ごとにかかる費用が異なります。また、鼻整形は単独で行うパターンと、いくつかの施術を組み合わせて行うパターンがあり、後者の場合では、費用の総額が高くなることもあるのです。今回は鼻尖形成についてご紹介していきますが、鼻尖形成はそもそも安い鼻整形ではなく、他の鼻整形との併用で、さらに高額になる可能性があります。こちらの記事では、鼻尖形成に期待できる効果や安い料金で施術を受ける方法、鼻尖形成の注意点をご紹介しています。

通常の鼻尖形成では、大鼻翼軟骨を中央に引き寄せて固定しますが、これだけでは鼻先に高さを出すことが難しい場合があります。
また、何となく鼻先のバランスが良くないと感じることもありますが、これらの状態は、鼻翼軟骨を一度左右に切り離してから中央に引き寄せる方法で対応することがあります。
この方法は3D法と呼ばれ、より鼻先に立体感を出したいときに用いられます。

ただし、鼻翼軟骨がもともと小さい方の場合では、軟骨組織の切除で組織を中央に引き寄せたとしても高さが出ないことがあり、この場合では鼻尖軟骨移植や軟骨移植との併用になる可能性が高いでしょう。

なお、軟骨移植を行う場合では、あらかじめご自身耳から耳介や耳珠から軟骨を採取しておかなくてはなりませんので、軟骨採取と鼻尖形成という２種類の手術が必要になります。

鼻尖形成そのものはいたってシンプルな鼻整形で、手術自体もそれほど大掛かりになるようなことはありません。
それではここで、鼻尖形成に期待できる具体的な効果についてご紹介しましょう。

東洋人に多いとされるのは、大鼻翼軟骨が左右に開いていることで、鼻先が低く横広がりに見えやすいということです。
しかし、このような状態は鼻尖形成を受けることで改善できるのです。
なお、鼻尖形成で実現できるのは細い鼻先に整えるということに留まり、鼻筋全体に高さを出すことはできません。

鼻尖形成で大鼻翼軟骨が中央に引き寄せられると、それに伴い鼻の穴がやや縦長に変化します。
また、鼻の穴の大きさや形が左右不揃いの場合では、鼻尖形成を受けることで左右対称に近い形に整えることができます。

モニターとは、美容外科にご自身の画像や動画を提供する代わりに、安い料金で美容整形を受けられるシステムをいいます。
モニターには、通常よりもかなり安い料金で鼻尖形成を受けられるというメリットがあります。
しかしその反面、指定通りの通院や、全顔の画像や動画を提供しなければならないという条件付きですので、慎重に検討する必要があるでしょう。

鼻尖形成は単独で行われることがあまりない鼻整形で、多くの場合、他の鼻整形との併用になります。
それは、鼻尖形成は処理範囲が狭く、より理想の鼻を目指したいと考えた場合では別の鼻整形も同時に受けたほうが望ましい場合があるからです。
つまり、予算的にも当初の予算をオーバーする可能性があるということですので、この点についてはあらかじめ頭に入れておいたほうが良いでしょう。
なお、鼻尖形成との併用が可能な鼻整形には以下の種類がありますので、カウンセリング前にはどのような種類があるのか、ざっと目を通しておくことをおすすめします。

この症例写真は鼻尖形成に加えて軟骨移植と鼻中隔延長に鼻翼上部の軟部組織除去と鼻孔縁軟骨移植をした症例写真です。

鼻を小さく見せる手術は多岐に渡ります。鼻を細くしたいだけだから鼻尖形成だけでいいかな？と思っていても、鼻の状態によっては鼻中隔延長や鼻骨骨切りが必要だったり、逆に鼻中隔延長は必要なく、むしろしない方がいい場合もあります。

eクリニックは正しい診察に基づき、必要な手術を提案できる技術力とノウハウを備えたクリニックになるように診察を行っています。それと同時にお客様のリスクや経済的負担を減らす為に必要でない手術をしないこともポリシーにしています。

左右の花の穴を仕切る軟骨の壁部分を鼻中隔といい、この部分に難色を移植して長さを出す鼻整形を鼻中隔延長と呼びます。
鼻中隔は鼻の中では目立たないパーツですが、この部分が短いと小鼻が目立ち、鼻尖形成だけでは効果を実感しにくい可能性があります。
しかし、鼻中隔延長を同時に受けてしまえば、鼻の土台となる部分がしっかりと形成されるだけでなく、鼻先の向きも調節できますので、より理想の鼻先を形成できるのです。
鼻中隔延長術は、軟骨移植と同時に行われることが多い鼻整形です。

鼻尖形成では鼻先に高さを出すことができますが、鼻筋に高さを出すことはできません。
そして、鼻先だけでなく鼻筋全体にも高さが欲しいというときには、鼻プロテーゼでの対応となる可能性が高いです。
現在主流となっているのは、鼻先にテンションがかかることがないI字型プロテーゼですが、このプロテーゼだけでは鼻先に高さを出すことができません。
つまり、鼻尖形成＋鼻プロテーゼは、双方の欠点をカバーし合える組み合わせだということです。
鼻プロテーゼは高さを調節できますので、鼻筋を自然な高さに整えたい方には特におすすめです。

ヒアルロン酸注入も鼻筋に高さを出せる施術で、鼻プロテーゼの挿入に抵抗がある方におすすめです。
ヒアルロン酸注入もまた、注入量を調節することでお好みの高さに鼻筋を整えることができます。
ただし、ヒアルロン酸は体内に長期間留まっておらず、時間が経過することで体内に吸収されてしまいます。
つまり、半永久的な効果は期待できないということですので、半永久的な効果をお望みなら、鼻プロテーゼで検討する必要があるでしょう。

小鼻が大きく横にふくらんでいると、鼻尖形成で鼻先を細く整えたとしても、効果をあまり実感できない可能性があります。
そのような方は、鼻尖形成とともに小鼻縮小を受ける方向で考えてみると良いでしょう。
小鼻縮小では、皮膚や組織の切除など複数の方法があり、お客様に適した方法でのご案内となります。

可愛いを直感的に把握するの能力が一番必要な手術の一つが鼻整形だと感じます。
センス×技術×知識×リスクマネジメント全てが揃った学問です。

存在感の小さい鼻を
①一方向だけでなく、360°全て角度で美しく。
②一生持つ長期経過が保証された堅実な術式で。
③1人1人の目や口や輪郭に似合うように。
拘って作っています。

鼻整形は、万が一の合併症に備えて、
①修正術の症例写真が豊富。
②鼻骨骨切りや肋軟骨での修正が可能。
③術後1年以上の経過を実証している。
などを満たした、実績のあるクリニックにお任せ下さい。

鼻整形の美容外科探しに迷ったらぜひ当院へご相談へお越しください。

このページの監修医師

医師

円戸　望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院（形成外科・麻酔科・皮膚科）
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院（保険診療）
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
　　　　 福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

医師(eクリニック統括技術指導医）

飯田　秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
　以降、同大学医学部付属病院、
　国立がんセンターなどで頭頸部外科、
　形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
　　　　 辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」（日本医事新報社）は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士（東京医科歯科大学）

所属学会

日本美容外科学会（JSAPS）
国際美容外科学会（ISAPS）