美容整形はやばい?起こりうるトラブルや対策について解説

美容整形は、外見を変えたいと考える人にとってもっとも確実な選択肢の一つですが、失敗してしまった場合のリスクも無視できません。実際に検討するなかで「美容整形は失敗するとやばい」という噂を聞いたこともあるでしょう。特に、このような声が挙がりやすいのは、期待通りの結果が得られなかった場合や、予想外のトラブルが発生した場合です。
そこで今回は、美容整形に失敗するとどれくらい「やばい」のか、そして実際に起こり得るトラブルについて詳しく解説します。また、問題を回避するための対策もお伝えしているため、美容整形を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

美容整形は失敗すると「やばい」のか

美容整形は失敗するとやばいか説明する看護師

美容整形は、専門的な知識や技術を持った医師がおこなう安全に配慮した医療行為です。しかし、失敗がまったく起こらないわけではありません。そのため、施術前には「失敗したらどうしよう」という不安を誰もが抱えるはずです。
もし失敗した場合には、見た目の変化が想像と違ってしまったり、手術後の体調に問題が生じたりすることがあります。美容整形は外見を変える目的でおこなわれるため、期待に反した仕上がりとなった場合、心理的にも大きな負担がかかるでしょう。
「失敗するとやばい」と言われているのは、このように肉体的にも精神的にも負荷が大きいことが主な要因と考えられます。さらに、修正手術を繰り返すことが必要になる場合、経済的ダメージまで大きくなってしまう点も見逃せないデメリットです。

美容整形に失敗した場合の影響

美容整形に失敗すると、見た目だけでなく、心身にも様々な影響を及ぼすことがあります。失敗による影響として、具体的には次のようなものが挙げられます。美容整形を受ける前に念頭に入れておいた方がよいのが、医師の技術的に問題がなく手術自体が上手くいったとしてもその日の体調や体質により仕上がりには個人差があるという事です。そのため、事前にリスクを知っておくことも美容整形を受ける前に重要なポイントです。

元の顔の方が良いと思ってしまう可能性も

美容整形の結果が自分の期待と大きく異なる場合、手術を受ける前の自分の顔の方が良かったと後悔してしまうことがあります。特に、顔のパーツを大きく変える手術の場合、自然な仕上がりに見えず、自分らしさを失ってしまったと感じるケースも少なくありません。
また、整形後の顔を見た周囲の反応によって「やっぱり元の方が良かった」と悩んでしまうこともあるでしょう。ただ、「やってよかった。」「もっと早くやっておけばよかった。」「前向きになれた。」とおっしゃる方も多いです。埋没法などは糸を取れば元の状態に戻ったり、糸リフトも糸が溶ければ基本的には前の状態に戻るので、美容整形が初めての場合は、埋没法や糸リフト、ヒアルロン酸といった元の状態に戻せるメニューも選択肢の一つです。

修正するための美容整形うける

他院で行った鼻整形の修正手術の症例 (2)
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
執刀医:円戸望

一度美容整形に失敗してしまうと、それを修正するためにさらなる手術を受けることが必要になることがあります。修正手術は、最初の手術よりも難易度が高い場合が多く、理想の結果を得るまでに何度も手術を繰り返すこともあります。このようなケースは、経済的な負担が増すだけではなく、時間的にも精神的にも大きなストレスがかかります。

美容整形で起こりうるトラブル

美容整形は医療行為であり、どれだけ慎重に行われてもトラブルが発生する可能性はゼロではありません。ここからは、美容整形で実際に起こり得るトラブルについて解説します。

アフターフォローが不十分

美容整形の成功には、手術後のアフターフォローが非常に重要です。しかし、一部の美容外科では、アフターフォローが不十分な場合があり、手術後にトラブルが発生しても適切な対応をしてもらえないことがあります。

施術によっては後遺症が残る可能性もゼロではない

美容整形の一部の症例では、後遺症が残ってしまう可能性も見逃せません。特に、皮膚や筋肉を切開する手術の場合、術後に目立つ傷跡が残ってしまったり、感覚の麻痺や鈍化といった症状が発現したりする可能性が懸念されます。
そのほかにも、視力が低下して目が見えづらくなる、発熱が続くといったケースも報告されています。これらの後遺症は、生活に支障をきたすことはもちろん、場合によってはさらなる修正手術が必要です。そのため美容外科選びはしっかり行いましょう。美容医療は完ぺきではありません。そのため、医師が適切に手術をしたとしても、手術当日の体調や、体質によっては仕上がりが異なります。

実際に起こる可能性のあるトラブル

実際に起こる可能性のあるトラブルを説明する看護師

次に、数々の美容整形の症例のなかから、実際過去に起こったトラブルの事例について紹介します。これらを参考にして、施術前にはしっかりと情報収集を重ねてください。

想定より費用が高額になった

多くの美容外科ではウェブサイトなどで施術費用を提示していますが、実際にはその金額では済まなかったというケースが多く存在します。カウンセリングで示された見積額が異なる場合はもちろん、施術後に追加費用がかかる場合には特に注意が必要です。
具体的には、術後のアフターケアや薬の費用が別途請求される、修正手術が必要になった場合に追加で料金が発生するなどの可能性があります。手術前に明示された費用以上の金額を請求されることは、想定外の経済的負担になるため、契約内容や追加費用の発生についてはあらかじめ確認しましょう。

勧誘を断り切れず施術を受けた

一部の美容外科では、施術を受けてもらおうと強引な勧誘がおこなわれることがあります。カウンセリング時に本来予定していた施術内容とは異なる高額な施術を勧められ、断りきれずに受けてしまったという事例も少なくありません。
また、希望通りの施術であったとしても、勧誘を受けた結果、想定していた以上の金額を支払うことになり後悔してしまうケースもあります。カウンセリングは気軽なものですが、無理な勧誘に遭った場合にきっぱりと断れる勇気を持っておきましょう。

ダウンタイムが長期化した

美容整形後の回復期間が予想以上に長引いてしまうのは、トラブルとしてよくあるケースです。
このような事態に備えられるよう、施術前にはダウンタイムについて入念に確認し、無理のないスケジュールを立てることが大切です。また、クリニックから案内された期間より少し余裕を持っておくと、もしもの時にも落ち着いてアフターフォローが受けられます。

美容整形でトラブルを回避するための対策

最後に、これまで紹介したようなトラブルを回避するための具体的な対策をお伝えします。これらの対策を実行することで、リスクを最小限に抑え、比較的安全に施術を受けることができるでしょう。

リスクや副作用について調べる

美容整形のリスクや副作用を調べている女性

まず、美容整形を受ける前には、リスクや副作用についてしっかりと調べておきましょう。美容整形にはメリットだけでなく、ダウンタイムや後遺症のリスク、期待通りの結果にならない可能性などがあるため、施術内容や注意点をしっかり理解しておくことが必要です。カウンセリングを受ける際にはリスクについて質問し、「もしそうなったとしても問題ない」と覚悟してから施術を決断するようにしましょう。
また、SNSや口コミサイトを使って、失敗した症例の詳細についてチェックしておくこともおすすめします。

他の施術方法や選択肢を聞く

カウンセリング時には、複数の施術方法や選択肢について聞くことが重要です。一つの施術だけに固執せず、他に適した方法がないか確認することで、精神的にも経済的にも負担を軽減できます。
たとえば、メスを使う大がかりな施術ではなく、注射やレーザー治療などの「プチ整形」はリスクが抑えられる一つの選択肢です。可能な限り負担を避けられる方法を医師と相談しながら、ご自身に合った最適な施術を見つけましょう。

複数の美容外科で相談する

美容整形を受ける際には、複数の美容外科でカウンセリングを受けることを推奨します。美容外科によって施術の内容やアフターケアの体制が異なるため、慎重に選ぶことでトラブルが起こるリスクを抑えられるでしょう。それぞれの美容外科で施術の説明や費用、リスクについて比較し、信頼できる場所を選んでください。
また、その際に信頼できる友人や家族などに立ち会ってもらうと、断る際のフォローが得られたり、客観的な意見も聞けたりします。

今すぐ必要な施術か考える

美容整形を決断する前に、その施術が本当に今必要なものなのかを再度考えることも重要です。焦って決断するよりも、少し時間をかけて自分の気持ちと冷静に向き合うことで、期待通りの結果につながることもあります。
広告の影響など一時的な感情で決めると本来の目的を見失ってしまうことも多いため、不安が残る場合には、少し時間を置いてから再度考えるようにしましょう。

eクリニックの美容整形の症例写真

⽬尻の位置を下げて垂れ⽬にするデザインのタレ目形成の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【執刀医】円戸 望
下瞼の形をS字にカーブさせるデザインのタレ目形成の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【執刀医】円戸 望
埋没法と目頭切開と下瞼拡大と目尻切開の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【執刀医】円戸 望
鼻尖形成で少し短い鼻を微妙に長くした症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【執刀医】円戸 望
鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長に鼻翼上部の軟部組織除去と鼻孔縁軟骨移植を加えた症例
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
【執刀医】円戸 望
プロテーゼと他の鼻の手術をした症例写真
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
【執刀医】円戸 望
人中短縮と外側人中短縮と口角挙上とM字リップを同時に行った症例写真の図解
【リスク・副作用】だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
【執刀医】円戸 望
ほほあご脂肪吸引と糸リフトと鼻整形の術後3ヶ月の横顔の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【執刀医】円戸 望
顔の脂肪吸引と頬とこめかみと額の脂肪注入と糸リフトを併用した術後1ヶ月の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望

丁寧な美容整形を目指すeクリニック

eクリニック金沢本院の外観

美容整形は、自分の外見を理想に近づけるための手段として人気がありますが、失敗やトラブルのリスクも存在します。失敗してしまった場合、外見だけでなく、精神的・経済的にも大きな負担になる可能性があるため、慎重な準備と判断が必要です。また、本記事で紹介した対策を実行し、信頼できるクリニックを選ぶことが美容整形の成功に繋がります。
eクリニックでは、経験豊富な医師による技術と、悩みに寄り添ったカウンセリングによって、リスクを抑えた施術を心がけています。美容整形に興味のある方は、ぜひ当院までお問い合わせください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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