ROOF切除と眉下切開の違いを美容外科医が解説

「ROOF切除」と「眉下切開」の違いが分からず、どちらを選べばよいのか迷っている方は多いのではないでしょうか。どちらもまぶた周辺の厚みやたるみを改善する美容施術ですが、その施術内容や効果、適応するお悩みには明確な違いがあります。

さらに、まぶたの脂肪を除去する「脱脂」とROOF切除を混同してしまうケースもあり、正しい理解がないまま施術を選んでしまうと、「思っていた仕上がりと違った」と後悔する可能性もあります。この記事では、ROOF切除と眉下切開、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較しながら、施術選びに役立つ情報をわかりやすく解説していきます。ナチュラルで印象的な目元を目指す方に向けて、韓国で人気のトレンドや組み合わせ施術の魅力にも触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

ROOF切除と眉下切開、それぞれの特徴とは?

眉下切開の切開する範囲の図解

まぶたの重たさや腫れぼったさが気になる方に向けた美容施術として、「ROOF切除」と「眉下切開」が注目されています。どちらも目元の印象を変える施術ですが、それぞれアプローチする部位や改善できる悩みが異なります。

ここでは、まずROOF切除と眉下切開の基本的な特徴について解説していきます。

ROOF切除とは?

眉下切開と埋没法を同時にした症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic

ROOFとは、「Retro-Orbicularis Oculi Fat(眼輪筋後脂肪)」の略称で、まぶたの皮膚と筋肉の間に存在する脂肪のことを指します。この脂肪は、特にアジア人に多く見られ、目元を厚ぼったく見せたり、奥目を強調する原因になったりします。

ROOF切除は、この脂肪を外科的に取り除くことで、まぶたの厚みを軽減し、目元をすっきりとした印象に変える施術です。脱脂と混同されることもありますが、脱脂が眼球に近い「眼窩脂肪」を対象とするのに対し、ROOFはもっと浅い位置にあるため、別の脂肪層になります。

ROOF切除によって得られる効果は、奥目の改善や目元のボリュームダウンによる軽やかな印象のアップなど。特に、まぶたの上部がふくらんでいる方や、目の開きが悪く見える方に向いている施術です。

眉下切開とは?

眉下切開と眼瞼下垂の手術を同時に行った症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic

眉下切開とは、眉の下のラインに沿って皮膚を切開し、余分な皮膚や筋肉を取り除くことで、まぶたのたるみを改善する施術です。二重まぶたのラインをいじることなく、目元を自然に若々しく見せたい方に支持されています。

この施術の最大の特徴は、まぶたの皮膚を直接引き上げることで、目の開きを良くしながら、まぶたのたるみや重たさを軽減できる点です。加齢によるたるみが気になる方や、「眠たそう」と言われがちな目元の印象を改善したい方におすすめされることが多いです。

また、二重整形とは異なり、あくまで目元のリフトアップに焦点を当てているため、「整形っぽく見られたくないけれど、印象を良くしたい」といったナチュラル志向の方にも人気があります。

術後の傷跡は、眉毛の下に隠れるようにデザインされるため、時間の経過とともに目立ちにくくなるのもポイントです。

ROOF切除と眉下切開、それぞれのメリット・デメリット比較

眉下切開の3日後、7日後、14日後の経過の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic

ROOF切除と眉下切開は、どちらも目元の印象を変える有効な美容施術ですが、それぞれに異なる利点と注意点があります。自身のまぶたの状態や理想の仕上がりに応じて、どちらがより適しているかを見極めることが大切です。

ここでは、それぞれの施術のメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。

ROOF切除のメリット・デメリット

メリット

ROOF切除の大きなメリットは、まぶたの厚みを軽減し、目元をすっきりとしたシャープな印象に整えられる点です。特に、奥目が強調されて見える方や、腫れぼったいまぶたに悩んでいる方にとっては、施術後の見た目の変化がはっきりと感じられるでしょう。

さらに、ROOFは脱脂(眼窩脂肪除去)では対応しきれない位置にある脂肪であるため、これまで他の施術で効果を実感できなかった方にも、新たなアプローチとして有効です。

デメリット

ROOF切除は、眼窩脂肪に比べて硬く繊維質の多い脂肪を扱うため、技術的に難易度の高い手術とされています。また、ROOFの周辺には血管や神経が比較的多く存在するため、術後に腫れや内出血が出る可能性もあり、ダウンタイムに個人差が生じやすい点にも注意が必要です。

さらに、まぶたの脂肪を過剰に取り除いてしまうと、将来的にまぶたがくぼんで見えるリスクがあるため、バランスを考慮した切除と、経験豊富な医師による繊細なデザインが求められます。

眉下切開のメリット・デメリット

メリット

眉下切開の大きなメリットは、まぶたのたるみを物理的に引き上げることで、目の開きを改善し、ナチュラルで若々しい印象を与えられる点です。特に、年齢とともにまぶたが下がってきた方にとっては、視界が広がるといった実用的な効果も期待できます。

また、二重のラインを変えることなくまぶた全体を持ち上げられるため、手術をしたと気づかれにくく、「自然な変化」で印象を変えたい方には非常に向いている施術です。整形感を出さずに目元をリフレッシュしたいという方から、高い支持を集めています。

デメリット

眉下切開では、眉の下に沿って切開を行うため、術後しばらくは赤みや傷跡が気になることがあります。時間の経過とともに目立ちにくくはなりますが、切開ラインのデザインや縫合技術によって仕上がりに差が出るため、医師の技術力が仕上がりを大きく左右します。

さらに、まぶたのたるみが軽度な場合や、腫れぼったさの原因が脂肪によるものである場合は、眉下切開だけでは十分な効果が得られないケースもあります。そのような場合には、ROOF切除などの他の施術と組み合わせることが検討されることもあります。

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ROOF切除と眉下切開、どちらが自分に合っている?

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic

ROOF切除と眉下切開は、どちらも目元の印象を変える効果的な施術ですが、それぞれに適したタイプや悩みがあります。どちらを選べばよいか迷っている方は、自分のまぶたの状態や理想とする仕上がりをしっかり見極めることが大切です。

まず、まぶたが腫れぼったく、厚みが気になる方や、奥目が目立ってしまう方にはROOF切除が適している可能性があります。ROOFは皮膚のすぐ下にある脂肪で、脱脂では取りきれない層のため、この脂肪を取り除くことで目元がすっきりと軽やかになり、目の開きや立体感が改善される効果が期待できます。

一方、加齢による皮膚のたるみが主な悩みである場合や、視界が狭く感じるほどにまぶたが下がっている場合は、眉下切開が適しています。皮膚そのものを引き上げて目の開きを改善するため、ナチュラルに若返った印象を得ることができるでしょう。特に、二重ラインを変えたくない方にとっては有効な選択肢です。

また、どちらか一方だけでは理想の仕上がりに届かない場合には、ROOF切除と眉下切開を組み合わせることで、たるみと厚みの両方にアプローチすることも可能です。目元の状態や骨格は人によって異なるため、医師とのカウンセリングを通じて、自分に最も合った施術を見極めることが重要です。

韓国美容に学ぶ!自然で印象的な目元をつくる新しいアプローチ

美容整形の手術をしている名医

韓国の美容整形では、以前は二重幅を広げて目を大きく見せる「ぱっちり二重」が主流でした。しかし近年は、その傾向が大きく変化しています。過度な変化を避け、もともとの骨格や目元のバランスを活かした整形が求められるようになりました。

特に目元に関しては、二重ラインをいじるのではなく、目の周囲のたるみや厚みを取り除いて、軽やかで明るい印象を演出する施術が人気です。目の開きやすさを改善しながら、ナチュラルに「眠たそうな目」をクリアに整えるような手法が支持されています。

この流れの中で注目されているのが、ROOF切除や眉下切開といった施術です。見た目に劇的な変化を与えるというより、「なんとなく垢抜けた」「疲れが取れたように見える」といった自然な変化が、韓国の美容文化と非常にマッチしているのです。

ROOF切除や眉下切開が支持される理由

ROOF切除は、皮膚のすぐ下にある脂肪を取り除くことでまぶたの厚みを軽減し、目元に透明感を与える施術です。奥目が目立つ方や、まぶたが腫れぼったく見える方にとって、すっきりとした目元を演出する有効な手段となります。

一方、眉下切開はたるんだ皮膚をリフトアップすることで、目の開きや視界を広げながら、自然に若々しい目元へと導く方法です。どちらも“手術をしたと気づかれにくい”という点が大きな魅力で、日常生活に馴染む目元を手に入れたいというニーズに応えています。

また、韓国ではこれらの施術を組み合わせて行うケースも多く、単体では得られない相乗効果を活かしたデザインが主流になっています。ROOF切除で目元の厚みを減らしつつ、眉下切開で引き上げることで、自然かつ確実な印象アップが可能になります。

eクリニックのROOF切除と眉下切開などの二重整形の症例写真

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic
眉下切開と埋没法を同時に行った症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic
全切開と眼瞼下垂の症例写真 (1)
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic
左右差のある全切開の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic
全切開と眼瞼下垂の症例写真 (2)
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic
目頭切開と目尻切開と全切開を同時に行った症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclini@endo_eclinic

ROOF切除と眉下切開なら「eクリニック」にお任せください

eクリニック金沢本院の外観

eクリニックでは、高品質な美容医療を、より多くの方が手に取りやすい価格で提供することを目指しています。見た目に関する悩みがあっても、「価格がネックで一歩踏み出せない」と感じている方にこそ、私たちの医療が届いてほしいと考えています。

中でも、顔の印象の8割を決めるとも言われる「目元の整形」には特に力を入れており、見た目の美しさだけでなく、術後の過ごしやすさまでしっかりと配慮した施術を行っています。ROOF切除や眉下切開といった繊細な手術も、ダウンタイムを最小限に抑えながら、自然でバランスの取れた仕上がりを追求しています。

円戸統括院長はグループ内でROOF切除や眉下切開の名医として知られています。

目元のお悩みはデリケートだからこそ、信頼できる医師の手で、納得のいく選択をしていただきたいです。そのために、私たちeクリニックが全力でお手伝いいたします。

円戸統括院長のインスタグラムの目元のバナー

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このページの監修医師

eクリニックグループ統括院長
円戸 望

美容外科医師の飯田秀夫

eクリニック統括技術指導医
飯田 秀夫

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