糸リフト(スレッドリフト)の素材の種類について解説!PDO・PCL・PLAの効果の違いは?

立てて並んでいる糸リフト

糸リフトは、メスを使わずに糸でたるみを改善する美容施術です。

フェイスラインの引き締めや小顔効果を期待でき、若年層のエイジングケアとしても注目されています。

ただ、糸の種類は幅広く効果や持続性が異なるため、施術効果を最大限伸ばすためには選び方が重要です。

本記事では、糸リフトの代表的な素材であるPDO・PCL・PLAの特徴をわかりやすく解説します。

どの素材の糸リフトがご自身に適しているか知りたい方は参考にしてください。

結局どの糸が自分に一番合っているのかわからない…

何回も繰り返しやるなら、どの糸が良いんだろう…?

飯田秀夫医師

柔軟性はPCL>PDO>PLAの順、リフトアップ効果はPLA>PCL>PDOの順に弱まり、持続期間はPCL(2~3年)>PLA(1~2年)>PDO(半年~1年)の順に短くなります。
そのため、PCL製剤の糸が比較的高めの価格設定となっているクリニックが多いです。
お悩みと予算に応じて最適な糸を選択しましょう。

もし自分では決められないという方は医師と相談しながら決めることをおすすめします。

「気になることをちょっと聞いてみたい」という方も大歓迎です。

まずは気軽に専門医に相談してみませんか?

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糸リフト(スレッドリフト)の素材の種類 

糸リフトの素材は、溶けるタイプと溶けないタイプに分けられます。

それぞれの種類や特徴は以下の通りです。

糸の種類メリットデメリット
PDO顔の様々な部位に使用可能持続期間が短め(半年〜1年)
PCL持続期間が長い(2〜3年)ボリュームのある組織の引き上げには向いていない
PLA引き上げる力が強い皮下に違和感が生じることがある
溶けない糸・引き上げる力が強い
・持続期間が長い(約3年)
感染リスクが残る

PDO

PDO(ポリジオキサノン)は、最もオーソドックスな溶ける糸です。

外科用の縫合糸として使われるほど安全性が高く、硬すぎず柔らかすぎない素材なので、顔の様々な部位に使用できます。

ただ、半年〜1年で体内に吸収されてしまうので、リフトアップ効果の持続期間が短い点が欠点です。

自然な仕上がりを求める方や糸リフト初心者におすすめします。

PCL

PCL (ポリカプロラクトン)は、PDOと同様、医療現場で使用されるほど安全性の高い溶ける糸です。

PODよりも体内に吸収される時間が長く、2~3年ほどリフトアップ効果を期待できます。

ただ、柔軟性の高い糸なので、脂肪などボリュームのある組織の引き上げには不向きです。

口元や首など、皮下組織がよく動く部位の糸リフトを検討中の方におすすめします。

PLA

PLA(ポリ乳酸)は、合成ポリマー(バイオマス素材)製の溶ける糸です。

引き上げる力がPOD・PCLよりも強く、3種類の中で最もリフトアップ効果を期待できます。

ただ、比較的硬めの素材なので、術後に痛みや引きつれなど違和感が生じるリスクもあります。

頬や輪郭、ほうれい線など、ボリュームのある皮下組織をリフトアップしたい方におすすめです。

溶けない糸

溶けな糸は、PP(ポリプロピレン)や金で作られた糸です。

引き上げる力が強く、持続期間が長いというメリットがあり、一昔前までは糸リフトの主流でした。

しかし、将来的な感染リスクの観点から、現在ではほとんど用いられていません。

eクリニックの糸リフトで使用される糸は、全て溶けるタイプなのでご安心ください。

▶︎▶︎糸リフトの詳細はこちら

糸リフト(スレッドリフト)の効果

糸リフトの図解

ここでは、糸リフトの効果を解説します。

  • リフトアップ効果
  • 美肌効果

▶▶糸リフトとは?分かり易く医師が解説!

リフトアップ効果

下顔面を美しくした糸リフトの症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

糸リフトにはリフトアップ効果があります。

たるんだ皮膚や脂肪を糸で引き上げ、フェイスライン整えることが可能です。

老け顔の原因となるシワを目立たなくする効果もあり、ほうれい線やマリオネットラインの改善も期待できます。

美肌効果

糸リフトには美肌効果があります。

挿入された糸によって皮膚内の組織が活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されるからです。

肌の弾力やみずみずしさの回復につながります。

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糸リフト(スレッドリフト)のダウンタイム 

糸リフトのダウンタイム表

糸リフトのダウンタイムは約1週間です。

施術部位の腫れ・熱感・痛みなどは数日で改善します。

内出血はメイクで隠せる程度です。

一時的な皮膚の凹凸、口の開きにくさなどは2週間、大きな腫れやむくみは1ヶ月程度でほとんどなくなります。

ただ、糸リフトは異物を挿入する施術なので、感染症が発生したりアレルギー反応を起こしたりする可能性が少なからずあります。

ダウンタイムを過ぎても痛みや腫れが引かない、むしろ酷くなっていると感じた場合、すみやかにクリニックを受診してください。

eクリニックの糸リフト(スレッドリフト)の症例写真

【考えられるリスク・副作用】
腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛みなど個人差があります。
※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

顔の脂肪注入、顔の脂肪吸引、糸リフト、貴族手術を併用した1か月後の症例写真
糸リフトとこめかみの脂肪注入と糸リフトを併用した1か月後の症例写真
顔の脂肪吸引と糸リフトの症例写真

糸リフト(スレッドリフト)ならeクリニック

eクリニック金沢本院の外観

糸リフトは、皮膚を切らずに糸でたるみを改善する美容施術です。

現在は溶けるタイプのPOD・PCL・PLが主流で、目的や部位によって最適な糸が異なります。

eクリニックでは、医師が直接カウンセリングを行い、お客様の顔の状態や希望に沿ったプランをご提案します。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このページの監修医師

eクリニックグループ統括院長
円戸 望

美容外科医師の飯田秀夫

eクリニック統括技術指導医
飯田 秀夫

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