ブログで見かける二重整形の失敗事例を検証

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

美容整形の中でも非常に高い人気を誇る二重整形。施術を受けたことのある方が多いからこそ、ブログやSNSで「二重整形で失敗した」という投稿を目にしたことがあるという方も多いかもしれません。
しかし、そういった投稿は主観的なものが多く、専門家などの詳しい解説があるわけでもないため、分からないことが多く不安になってしまいがちです。二重整形で失敗することはたしかにありますが、メリットもたくさんあります。そのため、確証もなく原因も分からないまま不安になって施術を受けるのをやめてしまっては非常にもったいないです。
そこで本記事では、実際にブログで見かけた二重整形の失敗事例を取り上げて一つ一つ検証していきます。注意すべきポイントや失敗した原因・対策・対処法などを含めて細かく解説してみましたので、二重整形を検討しているという方はぜひ参考にしてみてください。

▶▶二重埋没法

▶▶全切開

目次

二重整形とは

埋没法と全切開の図解

二重整形とは、まぶたに二重ラインを形成する美容整形のこと。理想の目元に近づくことができるのはもちろん、目の印象を変えて顔全体の雰囲気をガラリと変える効果も期待できます。ポピュラーでとっつきやすい施術であることから、美容整形を始める際の最初の施術として選ばれることも多いです。
そんな人気の二重整形の種類は、大きく分けて「切らない整形」と「切る整形」の2種類があります。切らない整形を「埋没法」、切る整形を「切開法」と呼びます。施術名だけなら一度は耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
双方の大きな違いは、切開をするかしないかという部分にあります。切開をしない埋没法では、医療用の特殊な針と糸を使って二重ラインを作っていきます。切開を必要としないため施術時間が短く、ダウンタイムも短いといった点がメリットです。逆に、時間が経つと二重ラインが元に戻ることや、デザインの選択の幅が狭いことなどはデメリットだと言えるでしょう。
一方の切開法は、デザインの自由度が高く効果が半永久的に続くといったメリットがあります。逆に、ダウンタイム期間が長く、元の状態に戻すのが難しい点はデメリットです。
細かく見れば他にもメリットやデメリットがあります。どちらの施術を受けるかは、医師と十分に相談して判断するようにしましょう。

二重整形を受けて失敗した事例とは

二重整形を受けて失敗した事例を紹介する看護師

ここまで説明してきたように、二重整形は非常に人気の高い施術です。しかし、ブログやSNSで見かけるような失敗が起こると思うと、施術を受けてもいいのかどうか迷ってしまうかもしれません。
失敗が起こるからには必ず理由が存在します。ここからは、二つの施術の失敗事例をいくつかピックアップしてご紹介します。原因や対策について詳しく見ていきましょう。

ブログで見かける失敗事例① 理想の仕上がりではない

事前のカウンセリングが不十分だと理想通りの仕上がりにならないことがあります。理想通りの仕上がりを実現させるためには、自分のイメージをできるだけ詳しく医師に伝えることが大切です。カウンセリングに挑む前に、ご自身の中で理想の二重のイメージをできるだけ明確なものにしておくと良いでしょう。
言葉で表現するのが難しい場合には、見本となる写真を用意しておくのも手です。症例写真のような分かりやすい写真がおすすめですが、見つけられない時は加工されていない写真をネットやSNSで拾ってくるのもアリでしょう。特定の人物を参考にしたい場合は、医師とのイメージの相違を極力少なくするために、複数枚の写真を用意しておくと安心です。
また、埋没法だとデザインの幅にどうしても限界があります。特にまぶたに厚みのある方などは、埋没法が向いていない可能性が高いです。
一方の切開方はデザインの自由度が高く、まぶたの状態に左右されることはほとんどありません。しかし、切開法を選択する場合には、修正手術が難しいことやダウンタイムが長いことなどのデメリットをきちんと理解しておく必要があります。
施術後に後悔しないためには、それぞれの施術のメリットだけではなく、リスクやデメリットについても十分調べて納得した上で選択するようにしてください。

ブログで見かける失敗事例② 左右差が生じた

埋没法と切開法のどちらの施術においても、左右差が出てしまう可能性は十分あります。人間の体はもともと骨格や筋肉のつき方によって多少の左右差があり、二重の幅に関しても完全に同じということはほとんどありません。その本来の左右差が、二重整形をしたことによって際立って見えてしまうケースがあります。
原因として考えられるのは医師の技術不足です。まぶたの状態や体質の影響も少なからずありますが、医師は本来、それらを考慮した上でデザインや施術をおこなう必要があります。失敗したくないなら、二重整形の施術実績や症例数が豊富な信頼できる医師のもとで施術を受けることをおすすめします。
また、最初は綺麗な仕上がりだったのに、しばらく時間がたった後に左右差が出てしまうといったケースも見られます。このようなケースでは術後の過ごし方に問題がある可能性も無視できないため、美容外科から指示された術後の注意事項をしっかり守るようにしてください。医師の技術的に問題がなく手術自体が上手くいったとしてもその日の体調や体質により仕上がりには個人差があります。

ブログで見かける失敗事例③ ダウンタイムが長引いた

ダウンタイム期間とは術後の腫れや内出血などの症状がおさまるまでの期間のことです。ダウンタイムの長さや症状の程度には個人差があり、ごく稀に想定よりも長引いてしまうことがあります。
術後の注意事項を無視して血行を促進する行動をしたり、患部に刺激を与えたりすることでダウンタイムが長引くことがあるため、ダウンタイム期間中は外出などは極力控えて安静に過ごすようにしましょう。
それ以外の原因としては、感染症や合併症の可能性も考えられます。少しでも何か違和感を感じたら、早めにクリニックを受診して適切な処置をしてもらってください。
万が一ダウンタイムが長引いたときのために、術後しばらくは重要な予定を入れるのを避け、アフターフォローや保証制度のしっかりとした美容外科を選ぶようにしましょう。

ブログで見かける失敗事例④ 元の状態に戻ってしまった

後戻りのリスクが特に高い施術は埋没法です。埋没法は効果に持続期間が定められている施術ですが、埋没法が向いていないと言われている「まぶたが分厚い人」や「腫れぼったい人」は、さらに後戻りのリスクが高くなります。しかし、後戻りが起きたとしても再手術をすれば二重の状態に戻せます。
一方の切開法は、修正が非常に難しいと言われています。また、まぶたにかかる負担も大きくなってしまうため、修正手術に対応していない美容外科も非常に多いです。
切開法では皮膚を癒着させて二重ラインを形成するため、通常後戻りすることは少ないですが、医師の技術が低かったり経験不足だったりすれば、その可能性もゼロではありません。後戻りのリスクを減らすには信頼できる医師に施術を任せるのが一番ですが、不安な方はあらかじめ修正手術に対応している美容外科をいくつかピックアップしておきましょう。

ブログで見かける失敗事例⑤ 周りにバレてしまった

どのような美容整形であっても、見た目に変化がある以上は、整形がバレてしまう可能性は当然あります。二重整形がバレるパターンとしては、見た目の変化が大きいこと、二重ラインが不自然なこと、ダウンタイム期間が長引いてしまうことなどさまざまです。
医師の技術次第では、まるで天然の二重のように、なめらかでナチュラルな仕上がりにすることもできます。やはり高い技術を持った医師に施術を任せることが一番の対策になるでしょう。ただ周りにバレたからといって手術が失敗というわけではありません。

ブログで見かける失敗事例⑥ まぶたから糸が出てきた

こちらは埋没法での失敗事例です。ブログやSNSでは、まぶたから糸が飛び出してくるなどのトラブルが見られます。写真や字面がショッキングなだけに印象に残りがちですが、施術の際にきちんと糸の処理をおこなっていれば、まぶたから糸が飛び出してくることはありません。しかし、糸を埋没させる過程が不十分であった場合、何らかの衝撃で糸が飛び出してしまう可能性はあります。
原因は医師の技術不足・経験不足の場合があります。掲示板や口コミサイトで医師の評判についてチェックしておくことで、このような失敗はある程度防ぐことができるでしょう。ただ、医師が適切に処置をしたとしても体質やその日の体調により仕上がりがことなります。

ブログで見かける失敗事例⑦ 後遺症が残った

ごく稀にですが、術後の症状が後遺症として残ってしまうというケースも存在します。仕上がり自体には満足していたとしても、何らかの後遺症が残ってしまえば元も子もありません。
また、後遺症によっては別の治療が必要になることもあるため、さらに費用がかかってしまいます。万が一の場合に備えて、保証やアフターフォローの充実した美容外科を選びましょう。
他に注意すべきポイントは、ダウンタイム期間中の過ごし方です。ダウンタイム期間中の過ごし方については医師から必ず説明があります。医師からの指示には必ず従うこと、できるだけ安静に過ごすことを心がけましょう。

eクリニックの二重整形の症例写真

大きい目になった埋没法の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
埋没法の手術直後と30日後の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
ハム目の全切開の他院修正の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
左右差のある全切開の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
埋没法の術前と1週間後の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
20代の埋没法の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
円戸統括院長のインスタグラムの目元のバナー

後悔しない二重整形ならeクリニック

eクリニック金沢本院の外観

今回は、二重整形に関する失敗事例の原因と対策について詳しく解説してきましたがいかがでしたでしょうか。さまざまな失敗事例がありますが、どの事例でも原因は明確であり、きちんと対策をすればある程度は防ぐことが可能です。「自分には起こらない」と高を括るのではなく、常に万が一に備えた行動をするようにしましょう。具体的には、保証制度やアフターフォローが充実した美容外科を選ぶこと、修正手術に対応した美容外科をいくつかピックアップしておくことなどです。
eクリニックでは、他院で行った施術の修正手術もおこなっております。まぶたに関するお悩みを抱えている方は、ぜひ一度当院の無料カウンセリングを受けてみてください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このコラムに関連する手術&料金

▶▶二重埋没法

▶▶全切開

このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次