目を大きくする整形にはどんな種類がある?

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

二重用のテープや二重用ファイバーなどを使用すれば、誰でも簡単に二重まぶたを形成できます。しかし、二重用のテープや二重用ファイバーでできることには限界があります。たとえば、これらのアイテムでは二重まぶたを形成できても、目のサイズを大きく変えることはできません。それなら、目路を大きくする整形で理想の目元を目指してみてはいかがでしょうか。こちらのコラムでは、目を大きくする整形の種類と、おすすめの人をご紹介しています。

【目を大きくする整形】種類をご紹介

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

マッサージやデカ目メイク、カラコンの使用など、目を大きく見せる手段はたくさんあります。しかし、これらの方法は一時的に目を大きく見せる方法であり、根本解決にはつながりません。
そこで役立つのが、目を大きくする整形です。
それでは早速、目を大きくする整形の種類についてご紹介していきますので、ご自身が目指したい目元になれる整形はどれなのか、探してみてください。

二重整形

埋没法の図解

二重整形とは、文字通り二重まぶたを形成するための整形で、皮膚を切開せずに受けられる埋没法と、皮膚を切開する切開法があります。
まず埋没法ですが、この方法では、表面または内側の粘膜から糸を通して留めることで、二重を形成できる方法です。
また、埋没法としてポピュラーとされるのは、「2点留め・3点留め」ですが、最近では留める点数を増やした「4点留め」や、より強固な二重を形成できる「フォーエバークロス法」も人気です。
なお、近年では内側の粘膜から糸を通す「クイックループ法・クイックループダブル法」「特殊6点裏留め」、癒着の力で二重を形成する「自然癒着法」の人気も高まりつつあります。

全切開の切開ライン

そしてもうひとつ、切開法では二重ラインの一部を切開する小切開法と、二重ラインをすべて切開する全切開法があります。
これらの方法では、末広型二重や平行型二重など、お好きなデザインで二重を形成できるという特徴がありますが、よりクッキリと安定した二重をお望みなら、全切開のほうがおすすめできるでしょう。
なお、切開法では、まぶたのたるみの原因となっている皮膚の切除や、腫れぼったさの原因になっている脂肪除去を同時に行えるというメリットがあります。

埋没法がおすすめの人

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

皮膚を切開せずに二重になりたい、リーズナブルな費用で二重になりたいという方には、埋没法がおすすめです。
また、埋没法では術後の腫れや内出血が少なくダウンタイムが短いため、ダウンタイム期間中にお休みを取りにくい方にも埋没法がおすすめできます。

切開法がおすすめの人

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

お好みのデザイン通りの二重を形成したい方には、切開法がおすすめです。
また、まぶたの皮膚にたるみがある、脂肪で目が腫れぼったく見えるという方にも切開法がおすすめできるでしょう。

目頭切開・目尻切開

目頭切開では目頭を、目尻切開では目尻をそれぞれ切開し、目の横幅を広げられる整形です。
目頭切開や目尻切開では、中央に寄っている状態や、目と目の間隔が広い状態の改善役立ちます。
なお、これらの整形は二重整形と同時に行われることが多いです。

目頭切開がおすすめの人

埋没法と目頭切開を同時に行った1か月後の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

目と目の間隔が離れている方、蒙古ヒダが邪魔をしていて思い通りの平行型二重を形成できないという方は目頭切開がおすすめです。
また、蒙古ヒダの一部を取り除いて目頭部分の白目が露出すると、目全体がパッチリとして大きく見えますので、大きく印象的な目になりたい方には特におすすめです。

目尻切開がおすすめの人

目頭切開とタレ目形成と目尻切開を同紙に行った症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

目尻切開は、目尻部分の白目が少ない方におすすめの整形です。
なお、目尻切開は目頭切開と同時に行われることが多く、同時に受けることで目の幅がかなり広くなり、目全体が見違えるように大きくなります。

グラマラスライン形成術

グラマラスライン形成術とは、目尻を切開して目尻の下側を斜め下方に引っ張って固定する整形で、タレ目形成術とも呼ばれています。
グラマラスライン形成術では、切開する方法だけでなく、組織を下方に引っ張って糸で留める埋没法と呼ばれる方法もありますが、しっかりとしたタレ目を形成したいのなら、切開する方法のほうがおすすめできるでしょう。

グラマラスライン形成術がおすすめの人

目尻切開とグラマラスラインの症例1
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

グラマラスライン形成術は、目の横幅を広げたい方や、タレ目を形成することで目元にキュートさをプラスしたい方におすすめの整形です。
ただし、もともと目路と目の間隔が離れている方の場合では、グラマラスライン形成術を受けることで離れ目が強調されてしまう可能性がありますので、目頭切開との併用が望ましいでしょう。
また、普段から目が鋭いといわれている方や、つり目がコンプレックスになっているいる方にも、グラマラスライン形成がおすすめです。

眼瞼下垂手術

眼瞼下垂は50代以上の方に多いとされる目の病気で、年齢によって瞼を持ち上げる上眼瞼挙筋の働きが弱くなることで起こります。
眼瞼下垂の具体的な症状として挙げられるのはまぶたを自力で開けなくなるということで、それにより、目が細くなる、眠たそうな印象の目元になるなどの変化が見られます。
そして、このような状態の改善を目指せるのが、眼瞼下垂手術なのです。
なお、眼瞼下垂とよく似た症状には、眼瞼皮膚弛緩症があり、この場合では眼瞼下垂手術とは別の方法での対応となることがあります。

眼瞼下垂手術がおすすめの人

全切開と眼瞼下垂を同時に行った症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

まぶたの開きが悪く前方が見えにくい、まぶたを持ち上げられないことで目が細くなったなどの方には、眼瞼下垂手術がおすすめです。
眼瞼下垂を発症すると、見た目の問題だけでなく、健康に支障をきたすリスクも高まります。
眼瞼下垂は放置していると進行する可能性がある病気ですので、気が付いた時点で医師に相談し、手術を前向きに検討してみると良いでしょう。

眉下切開

眉下切開とは、眉毛の直下の皮膚を切開し、まぶたのたるみをつくり出している余分な皮膚を切除することで、たるみがないまぶたを実現できる整形です。
まぶたにたるみができてしまうと、それだけで実年齢よりも年上に見えてしまったり、疲れ目や頭痛の原因になったりすることがあります。
しかし、眉下切開で余分な皮膚を取り除いてしまえば、これらの悩みを解消できるのです。
なお、眉下切開では切開痕がしばらく残りますが、この痕はいつまでも残るようなことはなく、数か月後には目立たない状態に落ち着きます。

眉下切開がおすすめの人

眉下切開と組み合わせた埋没法の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

眉下切開は、眼瞼下垂ではないものの、まぶたの皮膚がたるんでしまった方におすすめの整形です。
また、余分な皮膚を取り除くことで、皮膚で隠れていた二重のラインが出現することもありますので、二重のラインを取り戻したい方にもおすすめです。
なお、眉毛と目の間隔が狭い方の場合では眉下切開を受けられないことがありますので、詳細についてはカウンセリングで相談してみると良いでしょう。

涙袋形成術

涙袋とは、目の下にある眼輪筋などで構成されているふくらみで、このふくらみがあることで目元には立体感が生まれ、目の縦幅が実際よりも広く見える効果が生まれます。
もちろん、涙袋があるだけで目そのもののサイズが大きくなるわけではありません。
しかし、涙袋による立体感で目の存在感が増せば、実際よりも目のサイズが大きく見えるのです。
なお、涙袋はヒアルロン酸注入で行えますが、注入量は調節できるため、不自然な仕上がりになるようなことはありません。

涙袋形成術がおすすめの人

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

涙袋形成は、フラットな目の下に華やかさや可愛らしさをプラスしたい方や、目元に立体感を出すこととで目を大きく見せたい方におすすめの整形です。
また、ヒアルロン酸注入による涙袋形成は注射1本で受けられ、しかもダウンタイムがほとんどないため、ダウンタイムにお休みが取れない方にもおすすめです。
ただし、ひとつ注意していただきたいのは、目の下に眼窩脂肪によるふくらみがある場合では、ヒアルロン酸注入による涙袋形成を行えない場合があるということです。
この場合では、目路の下の眼窩脂肪を取り除くなどの処理が必要になることがありますので、心配な方は医師に相談してみると良いでしょう。

この症例は涙袋形成と併用して、全切開と眼瞼下垂と目頭切開とタレ目形成と裏ハムラを併用した症例です。

タレ目形成をすると涙袋が消えるという合併症がありますが、涙袋形成術をするとそれが防止可能で、元よりも涙袋を作れます。

術式によるダウンタイムの違いと注意点について

二重整形のダウンタイムの違いと注意点について説明する看護師

今回ご紹介してきた目路を大きくする整形には、皮膚を切開する種類としない種類があり、それぞれにダウンタイム期間中の状態や長さには違いがあります。
それでは、術式の違いによるダウンタイムの違いと注意点をご紹介しましょう。

切開を伴う整形はダウンタイムが長い

全切開のダウンタイム表

目を大きくする整形は、手術の種類によって組織が負うダメージには差が生じるため、ダウンタイム期間中に現れる症状や長さについても差が生じます。
たとえば、二重形成術の場合では、埋没法では術後の腫れや内出血が軽く、ダウンタイムも短いという特徴があります。

それに対して切開法では、皮膚を切開したり組織を切除したりするため、埋没法よりも大きなダメージを追うため、目立つ腫れや内出血が見られることがあります。
また、切開法では皮膚を縫合するため、抜糸までは糸がついた状態で過ごさなければならず、その間には腫れや内出血が続きます。
このように、同じ種類の整形でも、術式が異なるとダウンタイムに現れる症状や長さが異なります。
目を大きくする整形を受けるなら、術式によるダウンタイムの違いについても、しっかりと理解しておきましょう。

切開しない整形には後戻りのリスクあり

切開しない整形では、傷跡が残らないというメリットがあります。
しかし、切開を伴う整形とは異なり、簡易的な方法による処理となるため、経年で後戻りするリスクがゼロではないのです。
もちろん、切開しない整形のすべてが後戻りの対象となるわけではありませんが、切開を伴う整形よりも後戻りの確立が高いということは、知識として知っておく必要があるでしょう。

円戸統括院長のインスタグラムの目元のバナー

目を大きくする二重整形ならeクリニックへ

eクリニック金沢本院の外観

「eクリニック」では二重整形の最先端の技術を取得しようと日々研究しています。また、美容整形の豊富な経験を持つ名医たちがお客様の一人一人の目元のポテンシャルを最大限に引き出し、理想の目元を作るサポートを行っています。

二重整形を検討されている方は、ぜひ一度お近くの「eクリニック」にお越しください。一人一人に合った最適な手術プランをご提案いたします。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このコラムに関連する手術&料金

▶▶二重埋没法
▶▶切開法
▶▶眼瞼下垂
▶▶目頭切開
▶▶目尻切開
▶▶眉下切開
▶▶グラマラスライン形成

このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!