
埋没法はメスを使わない分、侵襲性が少ないのが特徴ですが、体への影響がまったくないわけではありません。埋没法のダウンタイム中に多くの方が気にされる症状のひとつが「食いこみ」です。
今回は、埋没法の食いこみがいつまで続くのかについて、ダウンタイムの症状と経過を含めて解説いたします。埋没法を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
まずはeクリニックの技術統括指導医の飯田秀夫医師に詳しくお伺いしてみました!

この前埋没したのですが、目がパッチリしすぎているているというか、ハム目みたいになっていて…この食いこんでいる感じはずっとこのままですか?



それは術後の腫れや糸の固定力によるもので、多くの場合は時間とともに落ち着いていきます。
手術直後は、まぶたのむくみが影響し、実際の仕上がりよりもくっきりとした二重に見えることがあります。特にまぶたの厚みがある人や、強固な固定を行った場合は、より食い込みが目立つ傾向があります。しかし、1ヶ月を過ぎる頃からラインが馴染み、3ヶ月ほどで自然な仕上がりになることがほとんどです。
もし食い込みが気になる場合でも、無理にマッサージをするのは厳禁です。強くこすると糸に負担がかかり、ラインが崩れる原因になります。むしろ、意識的に目をしっかり開くことで、まぶたの組織が柔らかくなり、自然に馴染んでいきます。



早く自然な二重にしたいので、マッサージしてみようと思います!



もし食い込みが気になる場合でも、無理にマッサージをするのは厳禁です。強くこすると糸に負担がかかり、ラインが崩れる原因になります。むしろ、意識的に目をしっかり開くことで、まぶたの組織が柔らかくなり、自然に馴染んでいきます。



そうなんですね!先生に教えてもらえてよかったです…!



よかったです、綺麗なお目元になるために一緒に頑張りましょう。
ただし、3ヶ月以上経過しても違和感が強い場合や、明らかに不自然な仕上がりが続く場合は、クリニックで相談するのが良いでしょう。時間とともに改善するケースがほとんどですが、必要に応じて糸のかけ直しや抜糸といった対応も検討できます。
埋没法は時間とともに仕上がりが変化する手術なので、特に術後1ヶ月以内は焦らず経過を見ることが大切です。適切なケアをしながら、自然な仕上がりを待ちましょう。



今回のコラムでは埋没法の施術後の食い込みついて詳しくお話をしています。
食い込みを早く落ち着かせるための方法などいろいろご紹介していますので、ぜひご覧ください。
医師がお一人ずつ丁寧に対応します
eクリニックでは「美容整形」をもっと気軽にできるよう【高品質・低価格】を目指しています。 全国トップクラスの円戸医師や飯田医師が監修し、少数精鋭で施術を行っているからこそ実現できる「質」と「価格」です。
まずは無料の医師カウンセリングでのご相談お待ちしています。








埋没法の強い食いこみはいつまで目立つ?
埋没法で作った二重ラインの食いこみは、時間の経過とともに自然に気にならなくなっていきます。完全に食いこみがなくなるまでの期間には個人差がありますが、手術から約1~3ヶ月後のあいだは完成系よりも強い食いこみが出やすい時期です。
逆に、手術から3ヶ月経っても食いこみが目立っている場合には、その後も食いこみが残り続ける可能性が高いでしょう。目元はわずか数ミリの違いで雰囲気や顔の印象が大きく異なってしまうので、医師選びは慎重におこなうようにしてください。
食いこみが強すぎる!原因は?


埋没法によって作った二重ラインがまぶたに強く食い込んでしまうことがあります。もともとのまぶたに厚みやたるみのある状態で無理に埋没法の手術をおこなったことや、技術不足・経験不足の医師に手術を担当してもらったことが主な原因です。ただ、医師が適切に処置をしたとしてもお客様の瞼の状態により食い込みの度合いが変わってきます。
そして、設定する二重の幅が広すぎた場合にも食いこみが強くなる可能性があります。一般的には、末広型よりも平行型の二重の方が食いこみの強さが気になりやすいです。
ただし、ダウンタイムの症状である腫れやむくみによって一時的に食いこみが目立っているケースもあります。ダウンタイム期間が過ぎるまで様子を見てみましょう。
食いこみが長引くことによるリスク
予想していた期間よりも食いこみが長く続いたり、ダウンタイム後にも食いこみが残ったりすると、以下のようなリスクがあります。
- 周りに二重整形をおこなったことがバレてしまう
- 職場や学校に復帰するのに時間がかかる
- 精神的なダメージや負担が増す
食いこみが気になる場合はメガネなどで瞼を見づらくすることでできる限り他人の目を回避する事が可能です。
埋没法のダウンタイム


埋没法のダウンタイム期間は比較的短めです。主な症状は腫れやむくみ、内出血、食いこみなどですが、早い段階でメイクで隠せる程度まで落ち着きます。埋没法の術式によっては術後当日からメイクができるものもあり、早ければ数日で社会復帰される方もいらっしゃいます。「一歩も外に出られないような状態が何週間も続く」というようなダウンタイムではありません。
個人差はありますが、手術からおよそ2週間が経過する頃にはすっぴんでもほとんど分からないくらいに回復しているでしょう。完全に完成するのは手術から1~3ヶ月後です。
ここからは、埋没法のダウンタイム中に起こる症状について、それぞれ詳しく見ていきましょう。
腫れ


腫れは埋没法のダウンタイム期間に生じるもっとも大きな症状です。腫れが強く出ている間は、二重ラインの食いこみが余計に目立ちます。また、二重ラインの下の部分がぷっくりと腫れることにより、理想の二重幅よりも少し広くなってしまったように感じるかもしれません。また、左右の腫れ具合の差により、幅や形が左右で違っているように感じることもあります。しかし、これらは一時的なものなので、術後1週間程度で腫れが引くと同時に二重の幅もシミュレーションした通りの状態に落ち着くでしょう。
腫れが完全に回復するまでの期間には個人差があるので、あくまで参考程度に留めておいてください。
また、腫れが気になる方の場合、糸の結び目が目立ちにくい裏留め法のクイックループ法などの術式がお勧めです。
内出血


埋没法では切開をしませんが、針が血管に触れてしまえば内出血を起こします。内出血が落ち着くまでには1~2週間ほどかかるのが一般的です。はじめは紫色の内出血が出て、時間が経つと黄色くなり、その後目立たなくなっていきます。
腕の良い医師は極力針を血管に触れさせることなく手術をおこなうことが可能です。そのため、症例写真で手術直後の状態を見れば、医師の技術力をある程度推測することができるでしょう。
ごく稀に、白目部分にも内出血の症状が出る場合があります。時間が経てば消えるので気にし過ぎることはありません。
また、瞼の内出血をできるだけ抑えたい場合もクイックループ法などの瞼の結膜側(裏側)からアプローチする方法がおすすめです。瞼の表側に糸を通さないため、内出血も表側に表れづらくなります。
食いこみ
埋没法のダウンタイム中には、埋没した糸がまぶたに強く食い込んでいるように感じることがあります。手術直後のまぶたは糸が馴染み切っておらず、目を閉じてもくっきりとラインが目立つ状態である場合がほとんどです。「整形をしたとすぐにバレてしまうような不自然な目」になるため、不安に思われる方も多くいらっしゃいます。
体質や手術した医師の技術にもよりますが、手術から1~3ヶ月ほどかけて徐々に解消されるでしょう。
その他の症状・副作用
埋没法のダウンタイム中に起こるその他の症状・副作用は以下の通りです。
- だるさ
- 目元の熱感
- 目の中の違和感
- 針穴や傷跡の赤み
- 感染症
- 頭痛
手術後は、針穴の部分に小さな傷跡ができます。切開法のように大きな傷跡ではありませんが、数日間は軽い痛みや赤みが気になるかもしれません。傷跡が残ることはなく、時間の経過とともに消失します。
また、手術直後から数日間、目の中に何か入っているような異物感・違和感が生じることがあります。通常は2~3週間で落ち着くため問題ありませんが、目が開けられないほど痛かったり涙がボロボロこぼれてきたりといった症状がある場合には、一度医師に診察してもらうと安心です。
また、ダウンタイム期間中を過ぎても腫れや痛みが治まらず、悪化しているようであれば感染症やアレルギー症状を起こしている可能性があります。すみやかに美容外科を受診するようにしてください。
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食いこみを早く落ち着かせる術後の過ごし方


ここからは、埋没法の食いこみを最小限に抑える術後の過ごし方について解説します。埋没法の手術を受けてダウンタイム中の方、これから埋没法を受けようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
当日から2日間は目元を冷やす
埋没法の手術当日から2日目までは炎症期間です。炎症を早く落ち着かせるため、目元を冷やすようにしてください。
保冷剤をタオルで包んだものや熱冷ましシートを活用するのがおすすめです。ただし、保冷剤を直接当てたり、長時間冷やし続けたりすると凍傷になる危険があるため避けましょう。
3日目からは目元を軽く温める
腫れの症状が落ち着いてきたら、今度は目元を温めましょう。炎症期間が終わった目元にはむくみが残ります。目元に集まった水分を排出するためには、ホットアイマスクやホットタオルで軽く温めて血行を良くするのが効果的です。適度に水分を取るのも良いでしょう。
注意点として、サウナ・入浴・飲酒・激しい運動など、全身の血流を良くする行動は避けます。目元のみを程良く温めることを心がけてください。
頭を高くする
埋没法後、数日間は安静に過ごす必要がありますが、その際ベッドやソファに横になることはおすすめしません。横になると目元に血流が集まるので、ダウンタイムの症状が治るスピードも遅くなります。そのため、なるべく座った状態で過ごすことを意識してみてください。眠るときには枕を少し高くすると良いでしょう。
埋没法とは


埋没法は二重整形の一種で、メスの代わりに医療用の特別な針を使用して手術をおこなう方法です。まぶたに糸を埋没して折り目をつけることで、生まれつき二重の人のまぶたに近づけます。
メスを使用しないという特徴から「切らない二重整形」と呼ばれることもありますが、侵襲性がまったくないわけではありません。手術によってまぶたの組織を傷つけるため、約1週間は腫れや痛みの症状が出ます。
手術時間が短く気軽に手術を受けられることから、世代や性別を問わず多くのお客様に選ばれている手術です。
全切開のようにまぶたを切らないため、リスクが少なくダウンタイムが短い点がメリットです。まぶたに傷跡が残ることもありません。また、失敗しても糸を解けばやり直すことができるため、大きなトラブルに発展することも少ないでしょう。
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メリット
手術時間とダウンタイムが短いこと、切開の傷跡がないため仕上がりがナチュラルでバレにくいこと、手術料金が全切開に比べてリーズナブルであることなどが埋没法のメリットです。また、埋没法は糸を外せば二重のラインも取れるので、修正手術がそれほど難しくありません。万が一埋没法の仕上がりに満足できなかったり失敗したりした場合でも、比較的リスクは少ないと言えます。トレンドに合わせて二重の幅やデザインを変更したい方にもおすすめです。
デメリット
埋没法のもっとも大きなデメリットは、後戻りのリスクが高いことです。埋没法の技術不足や経験不足の医師が手術したり、術後の過ごし方が適切でなかったりすると、予定よりも早く二重のラインが取れてしまうことがあります。特にダウンタイム期間中はまぶたに負担をかけないように注意して過ごしましょう。
また、まぶたの状態によっては埋没法が適用されないケースもあります。まぶたに脂肪が多く厚みがあったり、加齢やアイプチのしすぎで皮膚がたるんでいたりする場合には、全切開も検討してみましょう。埋没法とほかの手術を組み合わせるのもおすすめです。
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食いこみの少ない埋没法ならeクリニック


今回は、埋没法の食いこみについて詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。埋没法の食いこみは術後1~3ヶ月かけて徐々に気にならなくなることがほとんどです。しかし、医師の技術力やまぶたの状態によっては、完全に完成した状態でも二重のラインが食い込むことがあります。目元はわずかな差で仕上がりの印象がかなり異なりますので、医師選びは慎重におこなうようにしましょう。
eクリニックでは、お客様のまぶたの状態に合ったプランやデザインをご提案するために、複数の埋没法の術式をご用意しております。食いこみの少ない自然な二重をご希望の方は、ぜひ一度当院へお越しください。
eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。


このページの監修医師


eクリニックグループ統括院長
円戸 望


eクリニック統括技術指導医
飯田 秀夫