目尻靱帯移動の名医を見極める方法を医師が解説!

目尻切開とグラマラスラインの症例1
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

目尻の靱帯を移動することで、目尻の位置を上下に変更する目尻靱帯移動。目元の印象や顔の雰囲気そのものを変化させることができることから、近年とても人気の高い美容整形手術です。
しかし、微妙な角度の違いで仕上がりが大きく変わるため、「失敗した」と感じやすい手術でもあります。目尻の粘膜が見えてしまったり、目尻が目から浮いてしまったりといった失敗を防ぐためにも、目尻靱帯移動術を得意とする名医に手術を任せるようにしましょう。
とは言っても、お客さん側の立場から名医を見つけるのはなかなか難しいものですよね。
そこで今回は、目尻靱帯移動の名医の見分け方をご紹介します。メリットやデメリット、リスクについても解説しているので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。

この症例は当院で行った目尻靭帯移動の術前と術後3ヶ月の症例です。

目次

目尻靱帯移動術の名医の特徴

目尻靭帯移動術の7日、30日、90日の経過の症例
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

目尻靱帯移動に限らず、術後の傷跡や、お客様のご希望に合わせてしっかり変化を出すことができる医師が名医だと思います。もちろんお客様のご希望が控えめな変化の場合は、変化は控えめに出すことが望ましいです。
特に目尻靱帯移動はメスを使用するため、なるべくダウンタイムが少ない方が、お客様に喜ばれます。当院では組織に負担をできるだけかけずに手術を行っています。この症例は当院で行った目尻靱帯移動術の症例です。この症例のようになるべくダウンタイムを少なく行っています。この症例は、目尻靭帯移動術とタレ目形成と目頭切開と全切開、眼瞼下垂を同時に行った術後7日後、30日後、90日後の経過の症例です。目を閉じても傷跡はほとんどわかりません。また、これだけ複合手術を行っても左右差はありません。

また目尻靭帯移動術のみを行うのではなく、本来のお客様のどうなりたいかというご要望に合わせて、タレ目形成や目頭切開などを同時に行い、お客様の理想に近づけられる医師が名医だと思います。

修正手術が上手いの事も名医の特徴

考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。。

美容整形は、医療行為のため、適切な処理をしたとしてもお客様の体調や体質により結果が異なる場合があります。そういたリスクを念頭に入れて、修正手術を考慮に入れながら手術を行う医師は名医の特徴の一つです。また、他院で行った美容整形を修正できる医師も名医の条件となると思います。特に他院で行った美容整形の場合修正手術が高難度の場合が多く、こういった高難度の手術をこなせる医師は名医だと思います。

当院では積極的に修正手術を受け入れています。この症例は他院で行った美容整形を目尻靭帯移動術で行った当院の症例です。

目尻靱帯移動術の名医の見極め方

目尻靱帯移動に限らず、目元の美容整形は、たった数ミリの差で良くも悪くも印象を大きく変えてしまいます。目尻靱帯移動術を受ける際は、目元の美容整形の症例数が多い医師や名医と呼ばれる信頼できる医師に執刀を任せるようにしましょう。
目尻靱帯移動の名医の見極め方は以下の通りです。

  • SNS等で口コミや評判をリサーチ
  • 手術前後の症例写真を確認
  • 実際にクリニックでカウンセリングを受ける

ここからは、それぞれの項目について詳しく解説します。

SNSなどで口コミや評判をリサーチ

まずは、SNSなどを利用して医師の評判をリサーチします。ネット上には実際にその医師の手術を受けた方のレビューや本音が書き込まれていることが多いです。医師の技量はもちろん、対応の良さやアフターケアの充実度もチェックすることができます。同じ理由で掲示板や美容クリニックの口コミサイトなども参考になるでしょう。

注意点として、一つの媒体だけでリサーチを完結させるのは避け、必ず複数の情報源から複数の口コミを参考にするようにしてください。また、良い口コミばかりではなく悪い評判も必ず参考にしましょう。100%良い口コミということはありえません。口コミを鵜呑みにするのではなく、「いくつかの口コミを踏まえた上で自ら判断する」ことが大切です。

手術前後の症例写真を確認

目尻靭帯移動術の斜め右から見た症例
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

口コミで評判の良い医師を見つけたら、次にクリニックが公開している症例写真を見てみましょう。医師本人が運用しているSNSにも症例写真が載っていることが多いので、合わせてチェックするのもおすすめです。症例写真を見ることで、医師の技術力やセンスが自分の理想イメージと合っているかどうかを判断することができます。難しいことは分からないという方は、アフターの写真を見て「好きな目元だ」と感じるかどうかで判断してもOK。その際、実績や症例数も合わせて確認しておくことが望ましいです。
目尻靱帯移動術のありがちな失敗として、目尻の粘膜が見えてしまったり、目尻の形が浮いてしまったりといったことが挙げられます。アフターの症例写真にそのような傾向が見られた場合、その医師に執刀を任せるのは避けるべきでしょう。当院では積極的に症例写真をインスタやホームページで公開しています。

実際にクリニックでカウンセリングを受ける

口コミでの評判、症例写真ともに問題がなければ、次はいよいよカウンセリングを受けてみましょう。美容整形においてはカウンセリングがもっとも重要であると言っても過言ではありません。自分の理想とするイメージが明確に伝わっていなければ、どんなに腕のいい医師でも希望を叶えるのは難しいからです。
口頭で伝えるのが難しい方は、理想とする目元の写真を見せてみるのもおすすめ。悩みや気になるところを伝えながら、どのように手術をするのか相談していきます。不安点や疑問点はカウンセリングの時点で明確にしておきましょう。

また、カウンセリングを通して実際に医師と会話をすることで、信頼にたる医師であるかどうか判断することもできます。カウンセリングを早く切り上げようとする医師や、態度の悪い医師であれば、手術を任せる気になれませんよね。時間や日程に余裕があるなら、いくつかのクリニックでカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

目尻靱帯移動術と組み合わせたい美容整形

考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

目尻靱帯移動術は、ほかの美容整形と組み合わせることでより効果を発揮するケースがあります。目尻靱帯移動術と相性のいい手術は以下の通りです。

  • 目頭切開
  • タレ目形成(グラマラスライン形成)
  • 全切開
  • 眼瞼下垂手術
  • 眼輪筋除去

それぞれの特徴や効果についてご紹介していきます。

この症例は当院で行った目尻靭帯移動と併せてタレ目形成(グラマラスライン形成)と眼輪筋除去を行った症例です。

目頭切開

目尻の位置が変わると当然目の形が変わるので、合わせて目頭も調節することでより綺麗で自然な目の形に仕上げることが可能です。特に目尻の位置を下げてタレ目にする場合、目頭はシャープに整えるとバランスが良くまとまります。

▶▶目頭切開

タレ目形成(グラマラスライン形成)

目尻の形や位置によっては、目が埋もれたように見えてしまうことに悩んでいる方は多いです。その場合、目尻靱帯移動の効果をしっかりと出すために、グラマラスライン形成を併用することがあります。
グラマラスライン形成とは、下瞼のラインを下げて白目を広げる美容整形のこと。よりタレ目が強調されるような仕上がりになります。

▶▶タレ目形成

眼輪筋除去

眼輪筋とは目を閉じるための筋肉のことで、目の周りをぐるっと囲むように存在しています。眼輪筋と目尻付近の皮膚脂肪を適切に処理することで、目の印象がすっきりとし、全体的に垢抜けた印象の目元に仕上がるのです。目の下のもたつきが改善されるので、その分相対的に小顔に見えるという副次的な効果も期待できます。

▶▶目尻切開/目尻靭帯移動術

目尻靱帯移動術とは

目尻靭帯移動術の図解

目尻靱帯移動術(別名:目尻外眼角靭帯移動術)は、目尻切開の術式の一つです。目尻にある靱帯を切開して上下に移動させることで、目元の印象をガラッと変えることができます。目の大きさではなく目尻の位置を変更する手術で、靱帯を下に移動させればタレ目に、上に移動させればツリ目へと変化させることが可能。顔の全体の雰囲気を大きく変えたい方にもおすすめの手術です。
目頭切開、二重全切開、グラマラスライン形成などと併用すれば、目を大きくすることもできます。また、もともとの目尻の位置に左右差がある場合、目尻靱帯移動によって目尻の位置を調節することで左右対称な顔を目指すことも。
正面から見たときはもちろん、横から見ても術前術後の変化が分かりやすく、かつ整形感が少ない点もポイントです。

目尻靱帯移動の効果

考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

目尻靱帯移動は、以下のような方におすすめです。

  • 目尻の位置を下げたいあるいは上げたい
  • 目の位置の左右差をなくしたい
  • 吊り目やキツネ目を改善したい
  • 目尻の白目部分を広げたい
  • 目の印象を大きく変えたい
  • 切開をしてきつくなった目を修正したい

目は顔の印象を大きく左右する重要なパーツです。そのため、目尻の靱帯を移動させて目の角度を変えることで、顔の印象に関わる二次的な効果も期待できます。
例えば目尻の下がったタレ目は「優しそう」「おおらかそう」といった印象を与えますよね。対するツリ目は「色っぽい」「かっこいい」などといった印象を持たれやすいでしょう。
つまり、目尻靱帯移動によって自分がなりたい顔の雰囲気に近づけることができるのです。
また、目元の整形手術で失敗した際の修正手術として適合されることもあります。

目尻靱帯移動のメリット

目尻靭帯移動術の斜め左から見た症例
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

目尻靱帯移動で目尻の位置を移動させることで、以下のようなメリットがあります。

  • 顔の雰囲気や印象を変えられる
  • 目元の左右差を軽減できる
  • 白目部分が広がることで小顔に見える
  • 顔のバランスが整う

この記事でも何度も述べていますが、目尻の位置を変えることで、顔全体の印象や人相まで変化させることができます。顔全体を変えなくても、目元を変えるだけで随分雰囲気が変わるものです。「キツく見られる」「怒ってる?とよく聞かれる」など、ツリ目にお悩みの方には特におすすめの美容整形になります。
また、目尻側の白目は広がることで相対的に小顔に見えるという二次的な効果も。左右差が気になる方は、目尻を位置を調整することでバランスの良い目元を作ることができます。
完成後は整形感が少なく、にも関わらずしっかりと変化を出すことができるのが特徴。一度手術をおこなえば効果が半永久的に続く点も魅力です。

目尻靱帯移動のデメリット

目尻靭帯移動術の傷跡を説明する症例
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

一方で、目尻靱帯移動術には以下のようなデメリットもあります。

  • 傷跡が残りやすい(当院ではこの症例のように傷跡が分からないように丁寧に心がけて手術を行っています)
  • 後戻りすることがある
  • 違和感が続くケースがある

目尻靭帯移動術のデメリットとして、傷跡が残りやすいことが挙げられるでしょう。ただし、当院では目尻の淵のしわに沿ってわずか10mmのみ切開しており、できる限り傷跡が残らないように配慮しています。そのため、そこまで重大な傷跡が残ることはありません。傷跡は術後、時間の経過とともに薄くなっていき、最終的に目尻のしわと同化します。

当院ではあらかじめデメリットを理解して、なるべくこのデメリットが出ないように配慮して手術を行っています。

目尻靱帯移動のリスクと副作用

すべての外科手術に同様のリスクがありますが、目尻靱帯移動術にも感染症や合併症が発生するリスクが存在します。万が一感染症や合併症が起こった場合には、クリニックに申告し、内服薬や点滴を用いて治療をおこなう必要があります。ダウンタイム期間を過ぎても痛みや腫れが続くようなら、一度クリニックを受診してみましょう。
ほかにもダウンタイム中の副作用として、だるさ・熱感・頭痛・かゆみ・むくみなどの症状が生じる可能性があります。ダウンタイム期間が過ぎるまでは、できるだけ安静に過ごすようにしましょう。

目尻靱帯移動を検討しているならeクリニックへ

eクリニック金沢本院の外観

今回は目尻靱帯移動の名医の見極め方についてご紹介しましたが、いかがでしたか。
目尻の靱帯を移動させて目の角度を変える目尻靱帯移動術では、数ミリ単位のズレが大きな違和感へと繋がりかねません。そのため、経験と実績が豊富で信頼できる名医に執刀をお願いするのが一番の成功の近道となるのです。
当院には、目尻の美容整形症例数が多く、高い技術を持った医師が在籍しています。目尻靱帯移動やその他の目元の美容整形を検討している方は、ぜひ一度eクリニックにお越しください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このコラムに関連する施術&料金

▶▶目尻切開/目尻靭帯移動術



このページの監修医師

円戸望

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

医師

山崎 俊

経歴

2004年 金沢大学医学部 卒業
2004年 慶應義塾大学 形成外科 助手
2004年 琉球大学医学部形成外科 医局長
2004年 東邦大学医療センター形成外科 医局長

資格

日本形成外科学会外科専門医
再建・マイクロサージャリー分野指導医

所属学会

日本形成外科学会

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