腫れない埋没法はある?埋没法の名医「円戸望」が分かり易く解説。

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望


埋没法は腫れないという話を耳にしたことはないでしょうか。二重整形には埋没法と切開法があり、両者を比較した場合では、埋没法には腫れにくいというメリットがあります。
しかし、腫れにくいといわれている埋没法ではあっても、腫れがまったく起こらないということではありません。
こちらのコラムでは、埋没法と腫れの関係や、腫れにくく取れにくい埋没法の種類をご紹介しています。
また、施術前に知っておいていただきたい埋没法のデメリットについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

この症例は円戸統括院長が行ったクイックループ法による埋没法の1週間後と1か月後の症例動画です。このようにほとんど腫れていないことが分かります。

▶▶二重埋没法

腫れない埋没法はあるのか

二重整形_埋没法と全切開の比較

二重整形には埋没法と切開法があり、術後に強い腫れが起こりやすいのは切開法です。
それは、切開法では二重ラインで皮膚を切開し、内部処理後に縫合するため、皮膚や内部組織が負うダメージが大きいからです。
では、皮膚を切開・縫合しない埋没法ではどうなのでしょうか。
埋没法の特徴と腫れにくさの関係について見ていきましょう。

埋没法は腫れにくい二重整形

埋没法の図解

埋没法では、切開法のように皮膚を切開したり脂肪を切除したりすることがなく、糸で留めて二重ラインを形成する方法です。
そのため、切開法と比較した場合では、術後の腫れが少ないというメリットがあります。
とはいえ、埋没法では皮膚や内部組織が針と糸による刺激を受けますので、術後には多少の腫れが出ます。
つまり、埋没法は腫れない二重整形ではなく、腫れにくい二重整形という認識を持っておく必要があるということです。

なお、埋没法の腫れには個人差があり、もともと傷が治りにくい方や、ある程度年齢を重ねた方の場合は、術後にやや強い腫れが見られる可能性があります。
また、腫れとともに起こりやすいのが内出血で、人によっては強い症状が見られることがありますので、腫れと内出血はセットで起こるものと考えておくと良いでしょう。
腫れや内出血が出ている期間はダウンタイムと呼ばれ、日数については個人差がありますが、最低でも1~2週間は必要です。

埋没法の種類と腫れについて

埋没法で理想の目元を手に入れた女性
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執刀医:円戸望

埋没法といえば、2点留め、3点留めという印象が強いのではないでしょうか。
これらの点で留める方法は埋没法の基本的な術式で、短時間かつ安価に受けることができるという理由から、幅広い年齢層から高い支持を得ています。
しかし、ポピュラーな埋没法といわれる2点留めや3点留めには弱点もあるのです。
それでは、2点留め、3点留めの特徴と弱点、そして、さらに進化した埋没法についてご紹介していきましょう。

2点留め、3点留めの弱点とは

2点留めの図解

2点留め、3点留めという術式は、止める点数が少ない分組織が受けるダメージが少ないため、術後の腫れが少ないといわれています。
しかし、留める点数が少ないということは衝撃に弱く、ちょっとしたはずみで糸が外れてしまうリスクがあるということでもあるのです。
もちろん、2点留め、3点留めでもすぐに糸が外れてしまう心配はありませんが、簡易的な二重形成であるため、そのリスクは頭に入れておく必要があるでしょう。
また、2点留めや3点留めではデザインが限られることがありますので、思い通りの二重にしたい場合では、目頭切開など、別の手術との併用が必要になることがあります。

「腫れにくい」「取れにくい」埋没法をご紹介

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執刀医:円戸望

古くから用いられてきた2点留め、3点留めによる埋没法では、まぶたの表面から糸を埋め込み、内部処理をすることで二重を形成する方法です。
つまり、手術直後から数日間は、やや目立つ腫れが見られることがあるということです。
しかし近年では、糸のかけ方に工夫を加えることで、自然かつ取れにくい二重を実現した方法や、まぶたの裏側から糸を埋め込むことで表面に傷ができない方法など、進化した埋没法が登場してきています。
それでは、「腫れにくい」「取れにくい」を実現した進化系の埋没法4選をご紹介していきます。

この症例のようにクイックループ法による埋没法なら術後のダウンタイムをできるだけ抑える事が可能です。

フォーエバークロス法

フォーエバークロスの図解

フォーエバークロス法は2本糸をクロスさせるようにして補強し、より取れにくい二重を実現した埋没法です。
この方法は、2点留め、3点留めと同様にまぶたの表面からアプローチするため、術後しばらくは傷が目立つ可能性があります。
この点はフォーエバークロス法のデメリットではありますが、2点留めや3点留めでは難しかった平行二重の形成が可能です。
なお、術後の腫れはしばらく続く可能性がありますが、2週間以内を目安として、自然な二重に落ち着きます。

クイックループ法・クイックループダブル法

2点留め、3点留め、フォーエバークロス法が皮膚の表面から糸を埋め込むのに対し、クイックループ法やクイックループダブル法では、まぶたの裏側から糸を埋め込むという違いがあります。
クイックループ法では糸1本・2点留め、クイックループダブル法では糸2本・2点留めとなりますが、いずれも術後の腫れが少なく、しかも二重が取れにくい方法です。
ダウンタイムは約1週間ですので、お休みを取りにくいという方にもおすすめです。
また、表面の皮膚に傷ができませんので、傷が心配な方にもおすすめの方法だといえるでしょう。

特殊6点裏留め

特殊6点留めの図解

上記でご紹介したクイックループダブル法の応用で、留める点数を6点に増やした方法です。
この方法は、4点留めでも不安があるという方におすすめできるでしょう。
ダウンタイムは1週間程度ですので、お休みを取りにくい、腫れが心配という方におすすめです。

自然癒着法

自然癒着法も糸を用いる方法ですが、他の埋没法と異なるのは、上眼瞼挙筋という筋肉と皮膚の間に微細な穴を開け、自然に治癒する段階で起こる癒着を利用するという点です。
自然癒着法には、これまでご紹介してきた埋没法の中では最も自然な仕上がりを期待でき、しかも二重が取れにくいというメリットがあります。
この方法では癒着を利用するため、万が一糸が外れたとしても二重が残りやすいです。
また、術後の腫れも軽いため、術後の腫れが心配な方にもおすすめです。

埋没法で腫れないために。クリニックの取り組みをご紹介

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望

埋没法は、どの方法を選択したとしても術後の腫れがゼロではありません。
しかし、できる限り腫れが出にくい工夫をすることで、腫れを最小限に留めることは可能です。
それでは、埋没法で腫れないために行われるクリニックの取り組みをご紹介します。

埋没法が適しているか否かの確認

埋没法は、まぶたの脂肪が少ない方に向いている二重整形です。
それは、まぶたの脂肪が多い方の場合では、糸をきつく固定しなければならないため、組織にかかる負担が大きく腫れが出やすいからです。
まぶたの脂肪が多い方の場合では、埋没法で二重を形成したとしても取れやすく、繰り返しの施術が必要になることがあります。
このような方には、その場は腫れが出たとしても、繰り返し受ける必要がない切開法でのご案内となる可能性があります。

腫れにくいデザインの工夫

埋没法では、無理に幅広の二重を形成しようとすると、術後の腫れが出やすくなります。そしてこのような事態を防ぐためには、二重幅を適正に設定することが大切なのです。
二重幅についてはカウンセリングで相談できますので、ご自身の要望を医師に伝えつつ、医師の見解にも身を傾けてみてください。
それにより、腫れにくく、しかも自然な仕上がりの埋没法を受けられるでしょう。

埋没法を受けるなら。デメリットも知っておこう

術後の腫れが少ないという点は、埋没法の大きなメリットです。
また、埋没法にはあらゆる種類があり、種類ごとに費用が異なるため、予算に合った方法を選びやすいという点も、埋没法のメリットだといえるでしょう。
このように、埋没法には見逃せないメリットがありますが、その一方でデメリットがあるということも知っておかなくてはなりません。
それでは、埋没法を受ける前に知っておいていただきたい、埋没法のデメリットについてご紹介していきます。

半永久的な効果は期待できない

埋没法は組織に糸をかけて固定する二重整形のため、経年や外部からの衝撃によって糸が緩んだり外れたりした場合では、二重が取れる可能性があります。
もちろん、施術を受けてすぐに二重が取れるようことはありませんが、特に目を擦る癖があったり、クレンジング時に余分な力が加わることが多かったりすると、糸が緩んで二重が取れやすくなります。
これらに該当する方は、術後の腫れが出やすくダウンタイムが長くはなりますが、繰り返し受ける必要がない切開法も視野に入れておくことをおすすめします。

効果を実感しにくい人がいる

まぶたの皮膚に重度のたるみが見られる方は、埋没法で二重を形成しても効果を実感しにくい可能性があります。
それは、皮膚を折り込んで二重を形成しても、たるんだ皮膚が二重のラインに覆いかぶさってしまうことがあるからです。
このように皮膚のたるみが進行している方もまぶたの脂肪が多い方と同様に、切開法がおすすめできる場合があります。

術式によってはデザインの自由度が低い

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執刀医:円戸望

埋没法には複数の術式がありますが、2点留めや3点留めを選択して場合ではデザインの自由度が低いため、理想の二重を形成できない場合があります。
たとえば、多くの日本人に見られる蒙古ヒダは、目頭の粘膜部分を覆う皮膚ですが、この皮膚の面積が広い場合では、平行二重を形成しにくいといわれています。
そして、この状態で無理に平行二重を形成してしまうと不自然な仕上がりになるばかりではなく、取れやすい二重になってしまう可能性もあるのです。
2点留め、3点留めは安価に受けられる埋没法ではありますが、デザインの自由度という点ではあまりおすすめできないでしょう。
お好きなデザインの二重を形成したいのなら、費用は少々高額になったとしても、2点留め、3点留め以外の方法を選択するか、切開法で検討してみると良いでしょう。

ただ、当院はこの症例のように埋没法のみでも、末広型、平行型、MIX型などお客様のご希望に合わせて理想の二重の形になるようデザインして手術をしています。

eクリニックの埋没法の症例

埋没法の術前と1週間後の症例写真
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執刀医:円戸望
切らない二重術を受けた女性の症例写真
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埋没法の症例
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埋没法の術前、直後、30日後の経過の症例写真
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埋没法を受けた20代の女性
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1ヶ月後の平行型の埋没法の症例
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目頭切開とタレ目形成と目尻切開と埋没法の二重をした3ヶ月後の症例
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腫れない埋没法を受けるなら「eクリニック」

eクリニック金沢本院の外観

腫れない埋没法を受けるなら、「eクリニック」がおすすめです。「eクリニック」は、美容医療の分野で豊富な実績を持つクリニックであり、特に目元の手術に力を入れています。目元は顔の印象の約8割を占めるとも言われるほど重要なパーツであり、二重まぶたの埋没法はその中でも人気の高い施術の一つです。eクリニックでは、自然で美しい仕上がりを実現するために、細部までこだわった丁寧な施術を行っています。

さらに、eクリニックの埋没法では、ダウンタイムを最小限に抑えつつ、見た目に美しい仕上がりを実現しています。術後の腫れや痛みを可能な限り軽減し、患者の負担を少なくするために、経験豊富な医師が最新の技術を駆使して手術を行っています。

「eクリニック」では、モニター制度も充実しており、通常料金よりも大幅にお得な価格で施術を受けることが可能です。もし埋没法を検討しているなら、「eクリニック」でのモニター制度をぜひ活用してみてください。

このコラムに関連する手術&料金

▶▶二重埋没法

このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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