目尻切開をやりすぎるとどうなる?不自然にならないためのポイントを医師が解説!

目尻が美しい女性

目元の外側を切開することで目を大きくすることができる目頭切開。実はやりすぎてしまうことでいくつかのデメリットが発生してしまうことがあります。
そこで今回は、目尻切開をやりすぎてしまった場合どのようなことが起こってしまうのかについてまとめてみました。
また、目尻切開で不自然な仕上がりにならないようにするためのポイントについても解説しているので、目尻切開を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

まずは気になることをeクリニックの技術統括指導医の飯田秀夫医師にお伺いしてみました!

目尻切開したいけど、整形感がでるのは避けたいです
でもやりすぎくらいじゃないと変化を感じづらいとも聞きます…

飯田秀夫医師

目尻切開は控えめすぎると変化が分かりにくくなってしまうことも事実です。
やりすぎると、ドライアイになったり、結膜炎のリスクなど色々な問題が起きやすいです。詳しくは後でお教えしますね。
しかし、お一人ずつの目元に合わせたデザインにすれば避けることができます。

どんなデザインにしたらいいのか具体的に教えてほしいです!

飯田秀夫医師

例えば、もともと目尻側の靭帯や皮膚の余裕が少ない方は、大きく切開しても戻りやすかったり、不自然な形になりやすかったりします。一方で、適応がある方なら、目尻を数ミリ延長するだけでも十分な変化を感じられることが多いです。

そうなんですね!単純に目尻を大きくすればいいということではないんですね!
それなら、クリニック選びや医者選びが大事になるということですか?

飯田秀夫医師

その通りです。eクリニックでは…

①全国トップクラスの
飯田医師円戸医師による監修
少数精鋭の選ばれた医師のみが在籍

症例経験豊富でノウハウがしっかりしている

そのため、安価であっても高品質な施術を提供でき、経験豊富な医師が確かな技術で理想の仕上がりを追求しています。

eクリニックは医師がお一人ずつ丁寧に適応判断をするので、
あなたにピッタリな施術が見つかります。

飯田秀夫医師

今回のコラムではやりすぎると何が起こるのか、どうしたら不自然にならずに変化量を出すのかなど解説しています。ぜひご覧ください。

目尻切開をやりすぎると

目元の美容整形全般に言えることですが、わずか数ミリ程度で良くも悪くも顔全体の印象を大きく変えてしまいます。そのためやりすぎると仕上がりが不自然になってしまうことがあるのです。
具体的には、目尻切開をやりすぎることで以下のようなトラブルが起きることがあります。

  • 切開した部分にまつ毛が生えない
  • 切開した部分に不自然な段差ができる
  • 目尻側のピンク色の粘膜が目立つ
  • ドライアイや結膜炎になりやすい

それぞれ詳しく解説していきます。

切開した部分にまつ毛が生えない

目元を鏡でよく見てみると、目の縁にあるピンク色のラインに沿ってまつ毛が生えていることが確認できると思います。この、まつ毛が生えているピンク色のラインのことを「グレーライン」と呼びます。
しかし、目尻切開によって広げた部分にはこの「グレーライン」が存在せず、そのためまつ毛が生えてきません。少しの切開なら違和感はほとんど気になりませんが、切開した部分が大きければ大きいほどそれが違和感の原因となってしまいます。
不自然になってしまった場合の対策としては、メイクやつけまつげで誤魔化す方法があります。術後に後悔しないためにも、目尻切開の施術を検討している方は切開した部位にはまつ毛は生えてこないということをしっかりと理解しておきましょう。

切開した部分に不自然な段差ができる

目尻切開で四角形になった目尻を三角形にした症例
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

先程説明したグレーラインは目元を囲むようにあり、ひと続きになっています。しかし、目尻を大幅に切開してしまうと目元本来のグレーラインと目尻切開した部分の間に段差が生じてしまう恐れがあるのです。
通常、過度に切開をしなければガタツキや段差が目立ってしまうことはありませんが、切開のやりすぎによって段差が目立つ可能性があると理解しておきましょう。
当院では目尻の形が不自然になってしまった症例の修正手術も行っています。

目尻側のピンク色の粘膜が目立つ

目尻側の白目の部分を拡大できるというメリットがある目尻切開ですが、やりすぎてしまうと白目だけでなくピンク色の粘膜まで露出してしまうことがあります。
目尻に指を置いて下に提げてみるとピンク色の粘膜を確認できると思います。このピンク色の粘膜が横から見えすぎてしまい、不自然になることは多いです。眼球と目尻の距離が必要以上に離れてしまうことで浮いたような状態に見え、それが不自然さや違和感に繋がると考えられます。

ドライアイや結膜炎になりやすい

目には、眼球の表面を涙の薄い膜で覆うことで細菌やゴミの侵入を防ぐという機能があります。目尻切開をやりすぎてしまうと通常よりも目が大きく開いた状態になり、まばたきがしづらくなったり目が乾燥したりしてしまいます。その結果としてドライアイや結膜炎になってしまうことも。
よく涙が出るようになった、目を開けているのが辛くなったなどの症状を感じたら、ドライアイや結膜炎になっている可能性が高いです。放置せずすぐに病院で治療をしてもらうようにしましょう。場合によっては目尻切開の修正手術をおこなう必要があります。

▶▶目尻切開で後悔!ブログでよく見る失敗例について解説

目尻切開をやりすぎて失敗しないために

目尻切開の図解

ここまで目尻切開をやりすぎてしまうとどうなってしまうのかについて解説してきましたが、このような目尻切開のやりすぎによる失敗をしないために、何か対策できることはあるのでしょうか。
ここからは目尻切開の仕上がりを不自然にしないためのポイントを解説していきます。

バランスの良い目の黄金比率について知っておく

目元には黄金比と言われるものが存在します。黄金比とは人が最も美しいと感じる比率のことで目元の美容整形では必ず意識する要素のひとつです。
眼球の場合、左右の白目:黒目:白目=1:2:1が黄金比となり、目全体で見た場合には、左目の幅:目と目の間隔:右目の幅で1:1:1のバランスが理想的であると言われています。
通常目元の美容整形では、一人一人の顔立ちに合わせて黄金比を測定し、なおかつお客様の理想に沿ったデザインを提案していきます。
黄金比率を無視してただ大きくすることもできますが、それだと顔全体で見たときに不自然な印象になる可能性は高いと言えるでしょう。黄金比についての知識があるだけでも、失敗は少なくなります。

目尻切開を含む目元の症例数が豊富な医師に任せる

目を全方向に拡大する手術
考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

目尻切開はわずか数ミリの差で大きな変化が得られますが、これはメリットでもありデメリットでもあるのです。技術のたしかな信頼できる専門医に任せることで、目尻切開における失敗のリスクを最小限に抑えることができます。
技術の高い医師を見極めるための基準となるのが症例数です。症例数が豊富な医師は、施術の経験が多く様々なケースを見てきているため、技術が安定して高い傾向にあります。
クリニックのホームページや医師が個人で運営しているSNSなどで症例数を公開していることが多いので、参考にしてみてくださいね。

医師のアドバイスに耳を傾ける

カウンセリングの際は医師からのアドバイスにしっかりと耳を傾けましょう。またその際に疑問に感じた点や不安に感じることがあった場合は医師に質問して懸念事項はできるだけ解消しておきましょう。
もちろんお客様の理想通りに施術をおこなえるのが理想ですが、理想通りのデザインにすることで失敗や違和感のリスクがあるといった場合には、医師としてアドバイスさせていただくことがあります。いくつもの症例を見てきた上での意見・アドバイスなので、やりすぎによる失敗を防ぎたいのであれば医師のアドバイスはしっかりと聞きましょう。

アフターフォローや修正手術に対応しているクリニックを選ぶ

考えられるリスク・副作用
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。

多くの人が軽視してしまいがちなのがアフターフォローの充実度です。どんな施術でも、どんなに腕のある医師に任せても、失敗やトラブルのリスクがゼロになることはありません。いざトラブルや失敗が起こってしまったときに、アフターフォローや修正手術が対応していないクリニックだと後悔してしまう可能性があります。
特に目尻切開の場合、施術後に切開した皮膚が癒着して後戻りしていないか定期的に確認する必要があります。そのため、アフターフォローの充実度は決して無視できない要素です。修正手術は通常の施術よりも遙かに高い技術が求められます。特に目頭切開や目尻切開など、一度切開してしまった目元の修正手術はかなり難しいと言われています。目尻切開の修正は微調整が必要なため、細心の注意を払い続けて施術をおこなわなければなりません。修正手術をおこなっている医師はそれに対応するだけの技術を持っているということなので、信頼できるドクターである可能性が高いです。
修正手術に対応していないクリニックで施術を受ける場合にも、万が一のために目尻切開の修正手術が可能なクリニックを把握しておくと安心でしょう。

eクリニックは
医師がお一人ずつ丁寧に対応します

eクリニックでは「美容整形」をもっと気軽にできるよう【高品質・低価格】を目指しています。 全国トップクラスの円戸医師や飯田医師が監修し、少数精鋭で施術を行っているからこそ実現できる「質」と「価格」です。
まずは無料の医師カウンセリングでのご相談お待ちしています。

そもそも目尻切開とは?

目尻切開の術式の種類の図解

ここまで目尻切開に関する失敗やその対策について解説してきましたが、そもそも目尻切開とはどのような施術なのでしょうか。
目尻切開は目を目尻側に拡大する美容整形です。目尻の皮膚を切開したり、目尻の靭帯を移動したりすることで、横方向に目尻を広げます。目尻切開をすることで、皮膚で隠れていた白目の部分が出てくるため、横に長く大きい目を作ることが可能です。
また、目尻切開には、小顔に見えるという効果もあります。目尻とこめかみの間隔が短くなり、顔の余白が少なくなるためです。
また、まつ毛の内側を切開するため、傷跡が目立つことも少ないです。

手術方法は三種類

目尻切開には主にY字切開、W字切開、靭帯移動という三種類の手術方法が存在します。
実際に目尻切開を検討している方や目尻切開に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
以下、それぞれ簡単に解説していきます。

Y字切開

Y字切開はY字に切開した後V字に縫合する方法です。V-Yflap法とも呼ばれています。Y字切開は主に目尻を横方向にのみ広げるのに向いているとされる手術方法です。

W字切開

W次切開は読んで字のごとく、目尻をアルファベットのWの形に切開する手術方法になります。W字切開の特徴は、横方向だけでなく上下にも目を大きくする効果が期待できることです。

靭帯移動

靭帯切開を応用した手術で靭帯移動という手術があります。靭帯移動は目尻の靭帯を下方向に下げて目尻を広げる手術方法です。Y字切開、W字切開が目尻の皮膚にアプローチするのに対して靭帯移動は目の靭帯に対してアプローチしていきます。

目尻切開ならeクリニック金沢

イークリニック金沢の内装

今回の記事では、目尻切開をやりすぎてしまうとどうなってしまうのかについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
目尻切開で失敗しないための対策として、もっとも重要なのが信頼できる医師選びです。
目尻切開を含む目元の美容整形の症例数が多く、安定した技術を持った医師に執刀を任せることで、失敗やトラブルのリスクを最低限に留めることができます。
当院には目尻切開を得意とする専門医が在籍しております。また、修正手術にも対応しており、他院で失敗した目尻切開も再手術して整えることが可能です。目尻切開はもちろん、目元に関するお悩みやコンプレックスを解消したいと考えている方は、ぜひ一度eクリニック金沢までお越しください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このページの監修医師

eクリニックグループ統括院長
円戸 望

美容外科医師の飯田秀夫

eクリニック統括技術指導医
飯田 秀夫

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