脂肪吸引で後悔しないための美容外科選びとは?

脂肪吸引は、食事制限や運動を続けても痩せられないという方でも脂肪を減らせる施術です。
気になる部分の脂肪を的確に取り除くことができるので思い描いたとおりのボディラインが手に入るというメリットがあります。
しかしどのようなクリニックで脂肪吸引を受けても理想的な仕上がりに至るとは限りません。
今回は脂肪吸引が失敗した時にどうなるかという点について解説します。
加えて脂肪吸引で後悔しないための、クリニック選びにおける注目ポイントにも触れますので脂肪吸引を検討している方は是非最後までご覧ください。

▶▶脂肪吸引

目次

脂肪吸引の失敗例と原因

脂肪吸引を解説している看護師

脂肪吸引で美しい仕上がりになるかどうかは担当医師のスキルに左右されることが多く、知識や経験の少ない医師の施術を受けてしまうと理想的とは言いにくい仕上がりになる場合があります。
それでは脂肪吸引において多くみられる失敗パターンに加えて失敗の原因をピックアップしていきます。

思ったより細くならなかった

脂肪吸引を終えダウンタイムのむくみや腫れも落ち着いたものの、施術箇所が期待していたほど細くならなかったというパターンがあります。
施術そのものにミスはなくても施術前のカウンセリングでコミュニケーションの問題があると「施術箇所をどのぐらい細くしたいか」というお客様のご希望がうまく医師に伝わらず、施術後の仕上がりが理想的でないものになってしまいます。

ちなみにウエストが思うような細さにならなかったという場合、脂肪の吸引量が足りないというよりは内臓脂肪や内臓下垂が原因でお腹が出ている可能性があります。
脂肪吸引は皮下脂肪を取り除く施術ですので、内臓脂肪や内臓下垂にはアプローチできません。

ボディラインが不自然になる

仕上がりに左右差が生じる、たるみが残る、段差ができるなどしてボディラインが不自然になることがあります。
こうした問題については医師のデザイン力の不足のほか部分的に脂肪を取り過ぎる、または取り除くべき脂肪を残してしまうことが原因です。

傷跡が目立つ

脂肪吸引ではカニューレと呼ばれる医療機器を皮下に挿入して施術を行います。
カニューレを挿入するために施術箇所の皮膚を数mm切開するのですが、その部分の傷跡が施術後きれいに消えず薄着をした時に目立つことがあります。
傷跡が残ってしまう原因としては切開部分の縫合の不十分さのほか、日常生活の中で傷口を触る、ぶつけるなどして傷口に刺激が加わることが挙げられます。

患部がデコボコになった

施術箇所の皮膚がデコボコになる現象は拘縮(こうしゅく)と呼ばれ、患部が回復する過程で発生することがあります。
拘縮が生じている間は患部の皮膚が硬くなり表面に凹凸ができることが多く、また皮膚がひきつれたように感じられます。
良好な経過を迎えることができれば拘縮は月日の経過にともない目立たなくなっていきますが、場合によっては拘縮が長引いたり残ってしまったりすることもあるのです。
拘縮が治まらない原因としてはクリニックによる圧迫固定の説明不足やお客様が個人の判断で圧迫固定を途中でやめてしまうことが挙げられます。
ちなみに拘縮以外の要因で患部に凹凸が生じている場合、脂肪の取り方にムラがある可能性があります。

皮膚がたるんだ

脂肪吸引の後、施術箇所の皮膚がたるんでいるように見えることがあります。
これは脂肪を必要以上に吸引してしまった時に起こる現象です。
特に皮膚に近い層の脂肪を取り過ぎると皮膚が余ってしまい、施術後皮膚がたるんだように見えることがあります。
特に顔の脂肪吸引の場合、脂肪を取り過ぎて皮膚が余ると実年齢よりも老けているような印象になる恐れがあります。

感染症などの疾患を引き起こした

施術時に悪い条件が重なると感染症を引き起こすケースがあるほか、血中に脂肪細胞が入り込む脂肪塞栓症などの疾患を発症したりする恐れがあります。
しかしこうした疾患が生じるのはごくまれで、衛生面の良くない環境で脂肪吸引を実施したり知識や経験の少ない医師が施術を担当したりしない限り何らかの疾患を引き起こす心配はありません。

脂肪吸引の失敗を防ぐために…クリニック選びで注目するポイント

脂肪吸引のクリニック選びのポイントを説明している看護師

脂肪吸引後美しい仕上がりになるかどうかは担当医師のスキルで決まるといっても過言ではなく、経験が少ない医師による脂肪吸引を受けると思いどおりとは言い難い仕上がりになる可能性があります。
脂肪吸引での失敗を避けるためにはクリニック選びを慎重に行うことが推奨できます。
クオリティーの高い脂肪吸引が受けられるクリニックの場合、医師のプロフィールやカウンセリングでの対応に特徴があります。
それでは通院先を選ぶ時に注目すべきポイントをいくつかピックアップします。

医師のプロフィール

多くのクリニックでは医師のプロフィールをウェブサイトに掲載しています。
そのため気になるクリニックがあったら在籍する医師のプロフィールを確認してみましょう。
美容医療に長く関わっている医師や美容外科関連などの学会に所属している医師であれば美容医療の知識が豊富である可能性が高いです。
また美しい仕上がりに導いてくれる医師を探しているのであれば、医師のプロフィールで形成外科の分野で活躍していたかどうかをチェックすることをおすすめします。

脂肪吸引の実績

背中とウエストと膝まわりの脂肪吸引の6ヶ月後
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
太ももの脂肪吸引の3ヶ月後
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
背中とウエストと膝まわりと太ももの脂肪吸引の3ヶ月後
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
お尻と太ももの脂肪吸引の3ヶ月後
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
顔の脂肪吸引の3ヶ月後
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
腹部の脂肪吸引の6ヶ月後
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
肩と二の腕の脂肪吸引の1ヶ月後
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

脂肪吸引でお客様の理想を叶えるには高い技術が必要です。
お客様が気になっている部分だけ脂肪を吸引すれば良いというわけではなく、お客様1人1人の脂肪の付き方や理想のボディラインのイメージを把握しながら左右バランス良く脂肪を取り除く必要があります。
そこで施術の実績を積んでいるクリニックであれば在籍する医師の施術スキルが高い傾向にあり、また医師のデザイン力も優れている可能性が高いです。
デザインのスキルが高い医師であればお客様のご要望をじっくり聞きながら入念にデザインやマーキングを行うので、お客様の目指すボディラインを実現してくれます。

脂肪吸引へのこだわり

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

ハイクオリティーな脂肪吸引を行っているクリニックでは、お客様の望む仕上がりを実現するために使用機器や施術の進め方にこだわりを持っていることが多いです。
eクリニックでは、経験豊かな医師がデザインにこだわりながら施術を進めていきます。
脂肪吸引の経験を積んだベテラン医師がお客様のお悩みのパーツや体の脂肪の付き方などを把握しながら細かくデザイン、マーキングを行います。
どこの脂肪をどのぐらい取り除くかを入念に検討・決定してから脂肪吸引を実施することで、お客様が細くしたい部分が細くなると同時にボディラインが滑らかで美しい曲線に仕上がります。
eクリニックでは特に、お尻の脂肪吸引を実施する際施術後にお尻がたるまないよう細心の注意を払っています。
お尻の脂肪を必要以上に除去するとたるみを引き起こすことがあるためです。
そのため当院では脂肪の吸引量があまり多くならないよう調節し、さらにお客様の元のボディラインによってはウエストや太ももにも施術を行うことでお尻のたるみを防ぐケースもあります。

カウンセリングの対応

カウンセリングが無料で受けられるクリニックは多いです。
そのためカウンセリングを受けて医師の対応を確かめてからそのクリニックに通院するかどうかを決めることがおすすめできます。
ハイレベルな施術をしてくれるクリニックはカウンセリングの質も高く、お客様の現在のお悩みをじっくり聞いた上でおすすめの施術方法をいくつか提案してくれる傾向にあります。

またカウンセリングでは医師がお客様の話をヒアリングするほか施術の説明もしてくれる場合があります。
施術の説明を聞く時は脂肪吸引のメリットだけでなくデメリットもきちんと教えてくれるかをチェックしましょう。
お客様に寄り添う先生であればマイナス面についても説明してくれることが多いです。
脂肪吸引のデメリットを十分に把握した上で施術に臨めば「こんなはずじゃなかった」という後悔を避けることができます。

アフターフォローの内容

脂肪吸引の後美しい仕上がりに至るにはアフターフォロー制度が充実しているクリニックで施術を受けることが推奨できます。
脂肪吸引におけるアフターフォローの例としては、ダウンタイムにおける腫れを抑えるために行う麻酔薬の絞り出しや施術後の日常生活における注意事項の伝達などが挙げられます。

修正手術を受け付けているか

脂肪吸引を実施している美容外科の中には「他のクリニックで脂肪吸引を受けたけど期待していた仕上がりにならなかった」というお客様に修正を実施しているクリニックもあります。
ハイレベルの医師が在籍するクリニックでは他院の施術の修正も受け付けている傾向があります。
そのため、ハイクオリティーな脂肪吸引を受けたいという場合は修正を行っているかどうかをクリニック選びのポイントの1つにしておくことをおすすめします。

脂肪吸引はリバウンドしないって本当?

脂肪吸引を行った部分がリバウンドするリスクは低いです。
まず日常生活でダイエットをして痩せるのは脂肪細胞が小さくなっているためであり、脂肪細胞そのものが減少しているからではありません。
そのため食生活や運動習慣をダイエット前の状態に戻すと1度小さくなった脂肪細胞が再び大きくなり、リバウンドしてしまいます。
一方で脂肪吸引は脂肪細胞の数自体を減らす施術であるため、通常のダイエットと比べると施術後リバウンドする可能性は圧倒的に低いです。

脂肪吸引後に体重が減らなかったら失敗?

脂肪吸引の後、体重が施術前と比べてあまり減少していないことに不安を感じる方もおられます。
しかし施術後に体重が減らなかったからといって脂肪吸引が失敗したわけではありません。
実は脂肪はあまり重くなく、水よりも軽いので大量に脂肪を吸引しても大幅な体重の減少がみられないことが多いです。
そのため体重の数字に強くこだわる方には脂肪吸引はあまり推奨できません。
一方で脂肪吸引によって施術箇所が引き締まる効果は大いに期待できるので、目に見える形でボディラインに変化をもたらしたいという方には脂肪吸引がおすすめできます。

脂肪吸引は部分痩せが可能で、気になる部分のサイズダウンを行うことが可能です。

張田医師のInstagramのバナー

脂肪吸引ならeクリニック

eクリニック金沢本院の外観

脂肪吸引の取り扱いがある美容外科が多いため、医師選びの段階で迷うことがあるかもしれません。
名医に出会うためにはeクリニックも視野に入れて、クリニック選びを行ってみてください。eクリニックでは最大限効果を出しながら、最小限のダウンタイムで脂肪吸引を行うことを目標に日々手術を行っています。

脂肪吸引のダウンタイムや術後の仕上がりが気になる方は当院の医師によるカウンセリングをぜひ一度お受けください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このコラムに関連する施術&料金

▶▶脂肪吸引

このページの監修医師

張田 修平医師

医師

張田 修平

経歴

・富山大学医学部医学科卒業
・国立国際医療研究センター病院
・昭和大学病院
・虎の門病院
・都内美容クリニック勤務

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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