メーラーファット除去とは?注意点もあわせてご紹介

メーラーファット除去の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

顔に付いた余分な脂肪を取り除くと小顔効果が生まれ、体全体のスタイルが良く見えるようになります。また、顔の脂肪を取り除く方法として一般的とされているのは顔の脂肪吸引ですが、もうひとつ、メーラーファット除去という方法もあるのです。こちらのコラムでは、メーラーファット除去に期待できる効果やおすすめの方、施術を受ける際の注意点をご紹介しています。

▶▶メーラーファット除去

メーラーファット除去とは

顔の脂肪吸引と糸リフトを同時に行った症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

顔の脂肪には、頬やあご下に蓄積される脂肪と、頬骨に覆いかぶさるようにして存在するメーラーファットなどの脂肪があります。
そして、この脂肪を除去する美容整形をメーラーファット除去と呼びます。
それでは、メーラーファット除去の方法や効果についてご紹介していきましょう。

メーラーファットはどこにある脂肪?

メーラーファットとジョールファットとバッカルファットの図解

メーラーファットは頬骨の上に蓄積される脂肪で、この脂肪の量が多いと、笑ったときに頬の上部がポッコリと盛り上り、そのせいで顔全体が大きく見えてしまうことがあります。
そして、この脂肪を除去できるのがメーラーファット除去なのです。
なお、メーラーファット除去の方法については美容外科ごとに異なる場合がありますが、口内の粘膜部分から取り除く、もしくは鼻の穴から専用器具を挿入して取り除くという方法が一般的です。

メーラーファット除去の効果とは

メーラーファット除去の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

メーラーファットは頬に広く分布する脂肪のため、この脂肪を取り除くことで顔のイメージがかなり変わります。
それでは、メーラーファット除去に期待できる具体的な効果をご紹介しましょう。

小顔効果

顔の脂肪吸引と糸リフトを同時に行った症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

メーラーファットの量が多いと、笑ったときに頬がポッコリと盛り上り、顔の輪郭が横広がりに見えてしまうことがあります。
つまり、メーラーファットのせいで顔が大きく見えとしまう可能性があるということです。
しかし、メーラーファット除去で適量の脂肪を取り除いてしまえば、笑ったときでも頬がポッコリと盛り上がることがなくなり、小顔効果を得られます。

ほうれい線やゴルゴ線の改善効果

メーラーファットは、もともと目のすぐ下から頬骨の上にかけて存在する脂肪ですが、年齢によって下垂してくると、それに伴いほうれい線やゴルゴ線が目立ってくることがあります。
これらの線は年齢を象徴するもので、深く刻まれてしまうと必要以上に老けた印象になってしまうことがあります。
しかし、メーラーファット除去を受けてしまえば、そのようなお悩みをまとめて解消できるのです。

頬のたるみ改善効果

メーラーファット除去の症例写真
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

メーラーファトの下垂で特に目立つのはほうれい線やゴルゴ線ですが、実は、メーラーファットが下垂してくると、さらに深刻な状態になることがあるのです。
それは、頬のたるみです。
頬のたるみは、弾力を失った皮膚によって起こることがありますが、メーラーファットの下垂によって起こることも珍しくありません。
特にメーラーファットの量が多い方の場合では、メーラーファットの重みで頬のたるみが目立ちやすくなりますので、そうなる前にメーラーファット除去を受けて、頬のたるみを予防しておきたいものです。

メーラーファット除去がおすすめの方

メーラーファットは目立ちやすい脂肪ですが、メーラーファット除去で適量を取り除けば、バランスが整ったフェイスラインづくりに役立ちます。
それでは、メーラーファット除去がおすすめの方の特徴をご紹介しましょう。

笑うと頬がポッコリと盛り上がる方

笑ったときにポッコリと盛り上がる頬は、チャームポイントという捉え方ができます。
しかし、極端に盛り上がってしまうと、必要以上に顔全体が丸く見えたり、ほうれい線やゴルゴ線が目立ってしまったりすることがあります。
このように盛り上がったメーラーファットは、マッサージやエクササイズだけでは落とすことが難しいため、しっかりと改善したいならメーラーファット除去がおすすめです。

ダイエットで頬の脂肪を落とせなかった方

ダイエットを続けていると、お腹やお尻など、脂肪の量が多い部分からサイズダウンしていきます。
では顔の脂肪はどうかというと、ダイエットが後半に差し掛かったあたりで落ち始めることが多いといわれているのです。
つまり、メーラーファットをダイエットで落とそうとすると、長期戦になる可能性が高いということです。
一方メーラーファット除去であれば、短時間で適量を除去できますので、ダイエットのような辛い思いをすることなく、理想のフェイスラインを目指せます。

頬骨がふっくらしてきたと感じている方

年齢とともに頬骨がふっくらしてきたと感じるようになったなら、それはもしかするとメーラーファットの増加で起こっているふくらみかもしれません。
メーラーファットの下垂で起こっているふくらみは、そのまま放置しているとさらに悪化する可能性があります。
そしてそうならないためには、なるべく早い段階でメーラーファット除去を検討することが望ましいといえます。

小鼻の両側の盛り上がりが気になる方

メーラーファットの量が多いと、小鼻の横にまで影響が及び、この部分が盛り上がって見えることがあります。
すると、顔全体が丸く大きく見えることがあり、体全体のバランスを崩す原因になる可能性も否定できません。
このような方は、顔の脂肪吸引またはメーラーファットで余分な脂肪を除去しておくことが望ましいといえます。

脂肪溶解注射では効果を実感できなかった方

顔の脂肪吸引を受けるというほどではないけれど、ファイスラインを理想的な形に整えたいというときには、脂肪溶解注射での対応となることがあります。
しかし、脂肪溶解の薬液の使用量が少なかった、思いのほか脂肪が多かったなどの理由で、思うような効果を実感できない場合もあるのです。
このようなときには、再度脂肪溶解注射を受けるというのもひとつの方法るではありますが、確実にメーラーファットを落としたいのなら、メーラーファット除去のほうがおすすめできるでしょう。

メーラーファット除去の注意点

メーラーファット除去の注意点を説明する看護師

メーラーファット除去には、ダイエットやマッサージ、エクササイズでは落としにくいメーラーファットを効率よく取り除けるというメリットがあります。
しかし、メーラーファット除去を受けるなら、注意点についても知っておかなくてはならないことがあるのです。

頬骨の張り出しは改善できない

メーラーファット除去をお考えの方は、目立っている頬骨の上のふくらみが、脂肪によるものなのか、それとも骨格によるものなのかをしっかりと見極めなくてはなりません。
というのは、頬骨の上のふくらみが骨格によるものだった場合では、メーラーファット除去では対応できないからです。
この場合では、少々大掛かりにはなりますが、骨削りという手術での対応となる可能性があります。
ただし、メーラーファット除去と骨削りとでは、ダウンタイム期間の長さに差がありますし、かかる費用にもかなり開きがあります。
また、骨削りは体への負担が大きくなる手術ですので、慎重に検討する必要があるのです。
心配な方は、ひとまずカウンセリングを受けてみて、現在の状態がメーラーファット除去で対応できるか否かを確認してみると良いでしょう。

取りすぎると逆効果になるリスク

メーラーファット除去では、脂肪を取れば取るほど良いというものではなく、適量を見極めてから取り除くことが大切なのです。
それは、取り除く脂肪の量が少なすぎてしまえば効果を実感できなくなる可能性がありますし、多すぎればシワやたるみが増えて逆効果になるといったトラブルに見舞われる可能性が広がるからです。
このようなトラブルを防ぐためには、メーラーファット除去の実績があり、丁寧なカウンセリングを行う医師による施術を受けることが大切です。

顔半分の脂肪除去には対応できない可能性

メーラーファットは顔の上半分に存在する脂肪で、年齢などによって下垂してきたとしても、小鼻よりも下部分にまで下垂することはありません。
もしも小鼻よりも下の部分がふっくらしてきたという場合では、メーラーファットではなくバッカルファットの下垂が原因として考えられます。
また、口元付近にブルドッグラインが現れた来た場合は、ジョールファットが下垂している可能性があります。
つまり、ふくらみやたるみが降らわれている場所によっては、メーラーファットではなく別の脂肪が災いしている可能性があるということです。
バッカルファットは脂肪除去手術、ジョールファットは顔の脂肪吸引で取り除けますので、これらの脂肪によるトラブルだと感じている方は、カウンセリングで医師に相談してみましょう。

メーラーファット除去で失敗しないために

メーラーファット除去は、脂肪を除去する場所や量を間違わなければ、満足できる結果を得られる美容整形です。
しかし、メーラーファット除去では、効果をあまり実感できなかった、脂肪の取りすぎで不自然な仕上がりになってしまったなどのトラブルが起こっていることも事実なのです。

美容外科&医師選びは慎重に

美容整形の手術をしている名医

メーラーファットを受ける際には、顔の脂肪吸引やメールファット除去、バッカルファット除去、ジョールファット除去の実績がある美容外科を探してください。
また、美容外科の公式WEBサイトには医師の実績も掲載されていますので、こちらもあわせて確認しておきましょう。
なお、医師が手掛けたメーラーファット除去の症例写真や動画があれば、なお可です。

別の脂肪除去も視野に入れることが大切

メーラーファット除去では、頬やあご下の脂肪吸引や、バッカルファット除去、ジョールファット除去との併用が必要になることがあります。
もしもこれらの提案を受けたら、まずはその必要性についてしっかりと説明を受け、説明に納得できたらメーラーファット除去との併用を検討してみると良いでしょう。

メーラーファット除去ならeクリニック

eクリニック金沢本院の外観

eクリニックでは、メーラーファットをはじめ、ジョールファット、頬、顎下など顔の脂肪吸引を積極的に行っています。また、お客様のご希望をできる限り叶えるため、デザインやカウンセリングにも力を入れています。少しでも分からないことや疑問に感じることがあれば丁寧に回答させていただきますので、メーラーファットの脂肪吸引で後悔したくない方はぜひeクリニックにお越しください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このコラムに関連する施術&料金

▶▶メーラーファット除去

このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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