猫手術はダウンタイムが短い?起こりやすい症状や注意点をご紹介

猫手術(鼻唇悪形成)で鼻唇角を80度から100度にした症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

猫手術は、「鼻唇角形成術」や「Cカール形成術」と呼ばれることもある人気の鼻整形で、年代や性別を問わず、手術を希望する方が増えています。
そのように人気が高い猫手術ではありますが、猫手術にはダウンタイムがあり、その期間中にはいろいろと注意しなければならないことがあるのです。
こちらのコラムでは、猫手術のダウンタイム日数や、期間中に起こりやすい症状、注意点についてご紹介しています。
この症例は当院で行った猫手術の症例です。鼻唇角が80度から100度に変化していることがわかります。手術前は鼻の付け根の鼻唇角があった位置から鼻唇角を出すことで口が下がって見えて可愛らしい口元になっています。

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猫手術はダウンタイムが短い?ダウンタイム期間中に起こりやすい症状とは

猫手術のダウンタイム表

猫手術とは、人中の上部にある鼻柱基部という部分に、お客様から採取した自家組織(肋軟骨や耳介軟骨)、もしくはプロテーゼを挿入して、鼻柱基部の陥没を改善する手術です。
猫手術で鼻柱基部の陥没が改善されると、人中には「Cカール」と呼ばれるなだらかなカーブが生まれ、鼻唇角を理想的な角度に調整することができます。
また、猫手術には人中短縮効果も期待できますので、人中の長さがコンプレックスになっている方にもおすすめの手術だといえるでしょう。
このように、メリットが多い猫手術ではありますが、手術である以上ダウンタイムがあり、その間には目立つ症状が現れます。
それではまず、猫手術後に起こりやすい症状や、症状が治まるまでの日数からご紹介していきましょう。

出血

猫手術では鼻の内部を切開して自家組織やプロテーゼを挿入しますが、切開する以上縫合が必要で、出後48時間は患部からの出血が見られることがあります。
術後に出血が起こると、「患部の傷口がふさがりにくくなっているのでは?」と不安になることがあるかもしれません。
しかし、術後48時間は傷口がふさがっていないため、出血は普通に見られます。
つまり、この出血は何らかの異常によって起こるものではないということですので、この間はなるべくリラックスして安静に過ごすことを心がけてください。

腫れ

猫手術後には腫れが見られ、術後2~3日目にはピークを迎えます。
腫れで鼻やその周辺が膨らむと不安になることがあるかもしれませんが、術後の腫れは細菌などによる感染を防ぐための防御反応ですので、心配はいりません。
患部がパンパンに腫れてしまったとしても、その状態はいつまでも続くものではなく、1~2週間後には引いていきます。
ただし、猫手術と他の手術を併用した場合では、猫手術を単独で受けたときよりも強い腫れが見られることがあります。

内出血

内出血は、切開を伴う手術の際に血管を傷つけることで起こります。
猫手術の単独手術では切開範囲が狭いため、内出血が広範囲に広がらない可能性がありますが、他の手術を併用した場合では、内出血が広範囲に広がる可能性が考えられます。
たとえば、猫手術とともに小鼻縮小をした場合では、組織を切除した小鼻とその周辺に内出血が起こります。
また、猫手術と鼻プロテーゼを併用した場合では、鼻根~鼻筋、目の周囲に内出血が起こることがあります。
このように、選択する手術によって内出血の度合いが変りますので、広範囲に及ぶ内出血が起こる可能性がある手術を受ける場合では、最低でも1週間程度のお休みは確保しておくことが望ましいです。
猫手術のみであればまだしも、鼻プロテーゼを併用した場合では、マスクで隠し切れないレベルの内出血が見られることがありますので、整形バレを防ぐためにも、余裕を持ったスケジューリングを行っておきましょう。
なお、術後1週間程度の内出血は赤紫色をしていますが、回復段階で黄色っぽく変化し、術後2週間が経過したあたりで目立たなくなっています。

傷跡

オープン法の1か月後と6ヶ月後の傷跡

猫手術は、鼻の内部から切開して自家組織などを挿入するクローズ法の場合、表面に傷跡が残る心配はありません。
しかし、皮膚の表面を切開する鼻中隔延長や小鼻縮小をオープン法で受けた場合では、表面の皮膚を縫合する必要があり、抜糸後しばらくしても赤みや傷跡が残ります。
このような赤みや傷跡はいつまでも残るものではなく、時間の経過とともに少しずつ目立たない状態に回復していきます。
回復スピードについては、受けた手術の種類やお客様の体質、年齢などによって差が生じますが、術後6カ月が経過したあたりで目立たない状態に落ち着きます。
なお、術後3カ月から6カ月までの間には、傷跡が硬くなることがありますが、6カ月以降になると、硬さは徐々に緩和され、自然な柔らかさを取り戻すことになります。
また、切開部分の傷跡は、時間が経過すればほぼ目立たない状態にはなりますが、完全に消えることはありません。
この点は猫手術やその他の手術のリスクともいえる部分ですが、皮膚を切開する以上、傷跡が完全に消えることがないということは、知識として知っておいてください。ただ、当院ではオープン法でも丁寧に縫合するため、傷跡は基本的にはほとんどわからなくなります。

猫手術の手術方法

猫手術(鼻唇悪形成)の症例写真

猫手術の手術方法は大きく分けて3つのやり方が存在します。

鼻のオープン法の手術と併用

鼻整形をする時は鼻先に合わせて鼻唇角を整えると良いことが多いので、鼻の中から鼻唇角に軟骨を入れて鼻唇角を形成します。素材は耳軟骨、肋軟骨、プロテーゼなどがあります。

人中短縮と併用

人中短縮の際はちょうど鼻唇角度の皮膚を切るのでこの視野から猫手術をする為には一番効果的です。Cカールをこの時作るためには熟練された技術が必要です。

傷を作らないクローズ法

猫手術単独であれば傷が表に見えないクローズ法でお手軽に形成可能です。鼻唇角だけ形成すると鼻先が物足りなく感じる場合は、鼻先もクローズ法で形成すると傷とダウンタイムを極限まで抑えて鼻を整えることが可能です。

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猫手術後の鼻の固定・綿球について

術後1週間は耳介軟骨を移植した患部をバンドなどで固定して保護します。
術後の固定は、痛みや腫れ、内出血などの症状軽減と、移植した軟骨のずれを防ぐ目的で行いますので、少々不自由さを感じたとしても、医師の指示があるまではご自身で外さないよう注意してください。
また、固定が外れると一時的にむくみが生じるため、「鼻が高すぎる、太すぎる、長すぎる」などと感じる可能性があります。
しかし、この状態はむくみによって引き起こされている現象であり、異常ではありませんので、これらの症状が現れたとしても慌てずに、できる限り安静に過ごすことを心がけましょう。
そしてもうひとつ、術後には鼻に綿球を詰めますが、これは患部に血種ができるのを防ぐ目的で行います。
綿球は最低でも72時間挿入したままにする必要がありますので、医師の指示があるまでご自身で抜去しないよう注意してください。

軟骨を採取した場所のダウンタイムはどのくらい?

猫手術では、お客様ご自身から肋軟骨または耳介軟骨を使用しますので、採取した場所にもダウンタイムがあります。
まず肋軟骨を採取した場合ですが、この方法では肋骨部分の皮膚を3~5㎝程度切開するため、術後1週間程度は縫合の糸が付いた状態になります。
そして、抜糸完了後には数カ月間かけて傷口は目立たない状態になります。
一方耳介軟骨を採取した場合では、耳の後ろの目立たない部分を切開するため、抜糸が完了すれば傷口はほとんど目立ちません。
とはいえ、術後1~3週間は腫れや赤みが出ることがありますので、髪で隠すなどで対処する必要があります。
なお、ダウンタイムが短く体への負担が少ないという意味では耳介軟骨の採取がおすすめできますが、耳介軟骨の採取が難しいと医師が判断した場合では、肋軟骨の採取となる場合があります。
また、耳介軟骨を採取した場合では、患部をテープ固定して保護することになりますので、医師の指示があるまではご自身で外さないよう注意してください。

【重要】ダウンタイム終了=完成形ではない

猫手術(鼻唇悪形成)で口と鼻の立体感を作った症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

猫手術のダウンタイムはおよそ2週間ですので、それほど長いと感じることはないでしょう。
しかし、目立つ腫れや内出血が引いてダウンタイム終了となったとしても、まだ、完成形に仕上がったわけではありません。
それは、表面上は回復したように見える患部でも、皮下組織はまだ落ち着いておらず、完全に落ち着くまでには3~6カ月程度かかる可能性があるからです。
完成形に落ち着くまでの期間については、手術の内容やお客様の年齢・体質などによって異なりますが、最低でも3カ月はかかると考えておいたほうが良いでしょう。

猫手術のダウンタイム期間中にはここに注意!

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

猫手術とその他の鼻整形の手術後には、ダウンタイム期間中に守っていただきたい注意点があります。
それでは、術後の日常生活で注意していただきたい点についてご紹介しましょう。

メガネの使用はテープ固定が外れてから

術後のテープ固定が外れるまでは、メガネを使用することができません。
また、術後の経過が良好であれば1週間後からの使用が可能になりますが、この時点では患部の組織が不安定な状態であるため、できることなら術後3週間程度は使用を避けることが望ましいです。
特に鼻プロテーゼを併用している場合では、メガネの鼻パッドで患部を刺激してしまわないよう、十分に注意する必要があります。

洗顔&メイク

術後1週間はテープ固定で患部を保護することになりますので、この間は洗顔やメイクを行えません。
そして、テープ固定が外れれば洗顔もメイクも行ってかまいませんが、患部に強い力が加わると腫れや内出血が悪化して、ダウンタイム期間が長引くことがあります。
そうならないためには、軽めの洗顔やメイク、クレンジングで、患部に極力刺激を与えないことが大切です。
なお、ダウンタイムが終了するまでは、なるべくマスクを装着して患部を保護した状態で過ごすことが望ましいでしょう。

入浴&シャンプー

入浴している女性

シャワーは術後3日目から可能になりますが、その際には、熱いお湯でのシャワーや、長時間のシャワーは避けてください。
それは、熱いお湯を使ったり、長時間のシャワーで患部を温めてしまったりすると、血行の促進によって腫れや内出血が悪化するリスクが高まるからです。
また、入浴に関しては、患部の組織が落ち着き始める1カ月までは控えていただきたいところです。
また、シャンプーに関しては、テープ固定が外れればご自身で行ってかまいませんが、その際には腕やタオルが患部に当たらないよう注意してください。
テープ固定が外れる前にシャンプーをしたい場合では、ドライシャンプーを活用するか、美容院でシャンプーしてもらうという方法で対処しましょう。

飲酒や運動に注意

飲酒や運動もまた、シャワーや入浴と同様に血行促進の原因になりますので、術後1カ月が経過するまでは控えましょう。
なお、出血、腫れ、内出血が治まってくれば、日常的な家事や軽類散歩程度であれば行っても差し支えありませんし、ほどほどの飲酒ならそれほど気にする必要はありません。
しかし、ダウンタイムの終了を待たずして大量の飲酒や汗をかくレベルの運動を行ってしまうと、患部に悪影響が及ぶリスクが高まります。
そうならないためには、慎重な行動を心がけ、患部に刺激を与えないように注意して過ごすことが何よりも大切です。

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猫手術ならeクリニックへ

金沢院の外観

今回は猫手術のダウンタイムについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
猫手術は単体でおこなわれることは極めてまれで、ほかの鼻整形や人中短縮術と組み合わせながら、美しいデザインに仕上げていくことが多いです。そのため、鼻の整形を得意とする名医に施術を任せることをおすすめします。
eクリニックには、鼻整形を得意とする専門医が在籍しております。お客様一人一人の希望を汲み取りながら、お顔に合った鼻の形や美しいEラインをご提案させていただきます。猫手術をご検討中の方は、ぜひ一度当院の無料カウンセリングを受けてみてくださいね。

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このページの監修医師

eクリニックグループ統括院長
円戸 望

美容外科医師の飯田秀夫

eクリニック統括技術指導医
飯田 秀夫

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