鼻唇角形成(猫手術)の費用相場は?お得に受ける方法も解説

猫手術(鼻唇悪形成)の症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻や口の形やバランスは、顔全体の美しさを左右する重要な要素です。そのため、鼻に関する美容整形は世代や性別を問わず多くの注目を集めています。「鼻唇角形成」、通称「猫手術」は、近年非常に人気が急上昇している美容整形です。この手術では、鼻柱基部に手を加えることで鼻と唇の角度を微調整し、より魅力的な横顔や顔のバランスを実現することができます。そのため、鼻唇角形成に興味があるという方は非常に多いのではないでしょうか。
今回の記事では、鼻唇角形成(猫手術)の費用相場について詳しく解説するとともに、施術の具体的な特徴やお得に受けられる方法を紹介します。横顔にコンプレックスのある方や、実際に施術を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

▶▶鼻唇角形成術(猫手術)

鼻唇角形成(猫手術)の費用相場

まずは鼻唇角形成(猫手術)の費用相場について見ていきましょう。

施術名費用相場
鼻唇角形成(軟骨などの自家組織)¥450,000~¥550,000
鼻唇角形成(プロテーゼ)¥350,000~¥450,000

鼻唇角形成は、ご自身の体から採取した軟骨、つまり自家組織を移植するケースと、シリコンプロテーゼを挿入するケースがあります。どちらも正しく施術をおこなえば安全性は極めて高いです。ただし、軟骨移植の場合にはあらかじめお客様から軟骨を採取し加工しておかなければならないため、その分だけ施術費用が高くなる傾向にあります。使用する軟骨は耳介軟骨か肋軟骨です。
また、施術の方法がオープン法かクローズ法かによっても変わってきます。詳しくは後述しますが、クローズ法の方が医師の高い技術力を要するため、費用は高めに設定されているケースが多いです。

eクリニックの鼻唇角形成(猫手術)の料金

施術名費用
鼻唇角形成術(猫手術)価格 ¥286,000(税込)
モニター価格 ¥219,780(税込)

鼻唇角形成(猫手術)とは

猫手術(鼻唇悪形成)で鼻唇角を80度から100度にした症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻唇角形成(猫手術)は、鼻唇角と呼ばれる鼻下の付け根部分と人中の角度を理想的な形に整える美容整形です。お客様ご自身の体から採取した肋軟骨や耳介軟骨、または医療用のシリコンプロテーゼを使って、鼻柱基部の陥没に補正を加えます。そうすることで理想的なCカールを形成し、魅力的な横顔を形成することが可能です。
日本人の顔のバランスでは、鼻唇角の角度が90〜95°がもっとも理想的で美しい状態であるとされています。鼻唇角が鋭角になっていると上唇が前方に突き出ているように見え、常に口を尖らせているような印象を与えてしまうことがあります。鼻唇角形成(猫手術)はこのような外見の悩みを解消し、顔のバランスをより理想的な状態に近づけることが可能です。
また、鼻唇角形成を受けることで表情を柔らかくする効果も期待できます。

鼻唇角形成のメリット

鼻唇角形成のメリットを紹介している看護師

鼻唇角形成のメリットは以下の通りです。

  • 人中が短く見える
  • 若々しい印象になれる
  • 傷跡が目立ちにくい
  • 効果が半永久的
  • 鼻を長く見せる効果がある

それぞれ簡単に解説していきます。

人中が短く見える

鼻唇角形成によって緩やかなCカールが形成されると、人中が短く見えるようになります。人中が長すぎると垢抜けない印象を与えてしまうことがありますが、鼻唇角形成ではこの印象を改善することが可能です。
しかし、加齢によって人中が長くなっている場合には、鼻唇角形成をおこなうだけでは改善されないことがあります。そういったケースでは、必要に応じて人中短縮手術を併用することでより人中を短くすることが可能です。

傷跡が目立ちにくい

鼻唇角形成にはオープン法とクローズ法の2種類があります。オープン法では鼻柱基部を切開しますが、鼻に隠れる場所を細かく縫合していくため傷跡はほとんど気になりません。クローズ法では鼻の穴の内部の目立たない箇所を切開するため、顔の表面には傷跡が残りません。
美容整形を検討している方の多くが傷跡の問題を気にされているかと思いますが、鼻唇角形成においては外から見える傷跡がないため、顔を傷つけることに抵抗のある方でも安心して施術を受けることができます。
ただし、猫手術に加えて鼻整形や人中短縮などの施術を黄味合わせる場合には、切開する箇所によっては傷跡が残る可能性があります。傷跡が残ることを避けたい方は、医師と相談を重ねた上で慎重に選択するようにしましょう。

効果が半永久的

鼻唇角形成の術後には必ず固定をおこないます。挿入・移植した自家組織やプロテーゼをしっかりと固定することで、手術の効果を長期間にわたって維持することが可能となるのです。組織に馴染むまでサポートするといった役割も担っており、挿入物が安定しやすくなります。一度定着した軟骨やシリコンプロテーゼは体内に吸収されたり溶けたりすることはないため、効果は半永久的に持続します。

若々しい印象になれる

鼻唇角形成よって作られるCカールは、顔に若々しい印象をプラスしてくれます。上唇が自然に上を向くことで、よりフレッシュで若々しい表情が作れるのがこの手術の大きな魅力です。
しかし、ほうれい線が目立つ場合や、頬のたるみが気になる場合には、他の施術との併用を考える必要があります。
たとえば、くっきりとしたほうれい線がある場合には貴族手術(鼻翼基部形成)の併用がおすすめです。よりバランスの取れた顔立ちにすることができます。また、頬のたるみが原因でブルドッグラインやマリオネットラインが目立つ場合には、脂肪吸引を併せておこなうことでたるみを改善し、より若々しい見た目に変化させることが可能です。

鼻唇角形成のリスクと注意点

鼻唇角形成の術後には、腫れや内出血が発生することがあります。また、ごく稀に感染症などの合併症が生じるリスクもあります。
これらを防ぐためには、術後のケアと定期的な診察が重要です。また、鼻唇角形成は他の施術と併せておこなわれることの方が多い施術であるため、リスクやダウンタイム期間が組み合わせた施術によって変わってきます。ご自身が併用する施術のダウンタイム期間、症状の大きさなどを確認した上で、十分なスケジュールを確保しておくようにしてください。
また、鼻は顔の真ん中に位置するパーツであり、良くも悪くも顔全体の印象に大きな影響を与えます。失敗すると目立ちやすい部分でもあるため、医師選び・美容外科選びは慎重におこないましょう。

鼻唇角形成が向いている人

鼻翼基部が陥没している方は鼻唇角形成が向いています。アジア人は欧米人に比べて鼻翼基部が陥没している傾向にあるため、適応しない人の方が少ないと言えるでしょう。
他にも、上唇の突き出しが気になる方、横顔のバランスを整えたい方、若々しい印象を目指したい方に向いています。​​
ご自身の顔に合った施術かどうか分からないという方は、信頼できる医師のもとで一度カウンセリングを受けることをおすすめします。

鼻唇角形成は費用の安さだけで選ばない

鼻唇角形成術(猫手術)併用した肋軟骨での鼻中隔延長の手術の3ヶ月後 (2)
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻唇角形成は決して安価な施術ではありません。できるだけ費用を抑えてお得に受けたいと考える気持ちも分かりますが、施術費用の安さだけを決め手にして美容外科や医師を選ぶことはあまりおすすめしません。より重要なのは施術の質の高さです。特に鼻唇角形成をはじめとする鼻整形は大掛かりかつ修正が難しい施術であるため、医師の技術力が重要になります。
施術費用の安さだけで選んでしまうと、技術の未熟さやアフターケアの不足などの問題で、失敗したり追加のコストが発生したりする可能性があります。そのため、施術を検討する際には費用だけで選ばず、美容外科の評判や医師の経験などをしっかり確認することが大切です。

費用を抑えたいならモニター利用がおすすめ

モニター制度を調べている女性

可能な限り費用を抑えたいなら、モニター制度を利用するのがおすすめです。モニターとして施術を受けることで、施術費用が割引された状態で施術を受けることができます。割引率などは美容外科によって異なるので事前に確認しておきます。
モニター制度を利用すれば、費用の高さを理由に諦めた美容外科や医師、術式を選ぶことも可能です。限られた予算でも満足できる結果を得ることができます。
施術前後の写真の提供、その写真を広告などに利用することがモニター利用の条件として設定されている場合が多いです。美容外科側からも説明があるかと思いますが、リスクやデメリットについては納得した上で施術に臨むようにしてください。

鼻唇角形成と併用したい施術

鼻唇角形成はほかの美容整形と併用しておこなわれることが多いです。いくつかの施術を組み合わせることで、​​​​​理想的な効果を得ることが可能となります。
具体的には以下のような施術がおすすめです。

  • 貴族手術
  • 人中短縮
  • 鼻中隔延長
  • 小鼻短縮
  • 鼻尖形成
  • 鼻プロテーゼ
  • ヒアルロン酸注入

このように、鼻唇角形成には組み合わせることでより良い効果が期待できる施術が多くあります。どの施術を組み合わせればより効果が発揮できるのか、相乗効果が生まれるのか、などを見極めるのも医師の技術が試される部分です。

eクリニックの鼻唇角形成の症例写真

猫手術(鼻唇悪形成)の症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
猫手術(鼻唇悪形成)で鼻唇角を80度から100度にした症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
猫手術(鼻唇悪形成)で口と鼻の立体感を作った症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
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鼻唇角形成を受けるならeクリニック

金沢院の外観

今回は、鼻唇角形成(猫手術)の費用相場について解説するとともに、リスクやデメリット、併用できる施術などさまざまな情報をご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。
鼻唇角形成はいくつかの施術と組み合わせておこなわれることがほとんどです。そのため、医師はお客様一人一人の希望や鼻の状態を確認し、どの施術を組み合わせるべきなのかを的確に見極める必要があります。

eクリニックでは、グループ全体として海外の最新治療を学び、低リスク・低価格・高品質な美容医療を追求しています。目・鼻・口・輪郭すべての施術に対応できる高い技術力を誇っていますが、鼻唇角形成をはじめとした鼻整形には特に自信があります。さまざまな施術を組み合わせた完全オーダーメイドのデザインも可能です。
お客様の顔のバランスを見ながら、少ないダウンタイムと費用で最善の施術をご提案いたしますので、鼻唇角形成を検討しているという方はぜひ一度当院の無料カウンセリングを受けてみてください。

このコラムに関連する施術&料金

▶▶鼻唇角形成術(猫手術)

このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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