鼻フル整形で感染するリスクとは?安全に手術を受けるために知っておきたいこと

鼻整形で感染して広がった小鼻と人中を再建した修正手術の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana

理想の鼻を手に入れるために、多くの方に選ばれているのが「鼻フル整形」です。しかし、鼻の整形手術はメスを使用する外科的な処置であるため、術後の「感染リスク」を正しく理解しておくことが重要です。せっかく美しくなるために受けた手術でも、感染症によって腫れや痛み、さらには再手術が必要になるケースもあります。特に、術後のセルフケアやクリニック選びを誤ると、感染のリスクは高まってしまいます。

この記事では、鼻フル整形を検討している方に向けて、手術に伴う感染リスクとその原因、さらに感染を防ぐための具体的な対策について詳しく解説します。安全に、そして安心して理想の鼻を手に入れるために、ぜひ参考にしてください。

この症例は他院で鼻整形を行った後に感染してしまい広がってしまった小鼻と人中を円戸望院長が再建した修正手術の症例です。鼻整形で感染を起こし鼻柱が後退してしまい、小鼻が目立ち、鼻の下の人中が長くなってしまっていました。
この修正手術の場合、大掛かりな鼻整形をせずに形を再建しています。
小鼻が目立たなくなるようなデザインで人中短縮をし、小鼻を縮小しています。
鼻柱を軟骨で作って伸ばしていますが、3ミリほど出しているので、通常鼻先は低くなります。それを予防する為にオープン法ではなく、クローズ法で鼻尖部に軟骨を移植しました。なるべく鼻先をいじらず確実に鼻の穴の見え中を改善しています。
円戸望院長は小鼻や人中の複雑な修正を日々行なっております。

感染せ拘縮した鼻の修正手術の症例

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana

この症例は、他院で鼻整形の後に感染で拘縮した鼻を修正した円戸望院長の症例です。

①瘢痕(はんこん)組織は前回の手術でできてしまった余計な組織です。脂肪と思われる方も多いですが、一度鼻手術をした方で鼻の太さを感じる方の原因で一番多いのはこの瘢痕組織です。出血が多かったり、血が溜まるスペースが残っていたりするとそこが内出血のようになって腫れます。鼻の場合目などと違ってこの腫れが治らずそのまま瘢痕組織として定着してしまう場合があります。初回の手術ではこの瘢痕組織を作らないようにすることが重要です。できてしまった瘢痕組織を除去すれば鼻のボリュームを減らすことができます。鼻の皮膚や軟骨は繊細なので安全かつ十分に瘢痕組織を除去する技術が必要です。

②一度鼻中隔延長で感染を起こした鼻は元々の鼻中隔軟骨が溶けてしまっていることがあります。その場合は軟骨(主に肋軟骨)を使用して鼻中隔軟骨を再建します。具体的には何枚かの軟骨L字に組み合わせて再建します。

③鼻翼軟骨は上方に縮こまっていることが多いので鼻翼軟骨を伸びるように作り直す必要があります。鼻翼軟骨が伸びてこないといくら丈夫な鼻中隔を作り直してもアップノーズになった鼻は治りません。鼻翼軟骨の癒着を丁寧に剥がし、他の軟骨との靱帯を切断し、場合によっては鼻翼軟骨の粘膜を切断して、伸びる状態を確保して、その際に欠損した粘膜は他の組織の筋膜や軟骨膜で塞ぎ直します。

④鼻翼軟骨が破損している場合は鼻が下に伸びてもコンセント鼻のようになってしまっていたり、鼻の丸みがなくってしまうので、耳や肋軟骨を使って自然な形を再現します。

鼻フル整形とは?

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana

鼻フル整形とは、鼻全体に対してバランスよくアプローチする総合的な美容整形のことを指します。一般的には、鼻筋を高くするプロテーゼ挿入、鼻先をシャープにする鼻尖形成、広がった鼻の穴を小さくする鼻翼縮小など、複数の施術を組み合わせて行うケースが多いのが特徴です。部分的な施術とは異なり、鼻全体をトータルで整えるため、顔全体の印象を大きく変え、より理想に近いバランスの取れたフェイスラインを目指すことができます。芸能人やインフルエンサーの間でも人気が高く、近年は一般の方の間でも需要が高まっています。

ただし、手術の範囲が広くなる分、ダウンタイムが長引く場合があり、腫れや内出血なども起こりやすい傾向にあります。そのため、施術前にリスクや術後の過ごし方についてしっかりと理解し、万全の準備を整えておくことが重要です。

また、鼻フル整形は医師の技術力やセンスによって仕上がりが大きく左右されるため、実績豊富な美容外科選びも成功の鍵となります。

鼻フル整形における感染のリスクとは

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana

鼻フル整形は、鼻全体にアプローチする外科的な手術であるため、術後に感染症を引き起こすリスクがあります。鼻フル整形を受ける際には、事前に感染リスクについて正しく理解し、術後のセルフケアや美容外科側の衛生管理が万全であることを確認しておきましょう。

この症例は、他院の鼻整形の後に感染してしまい、低くなってしまった鼻を円戸望院長が修正した症例写真です。
肋軟骨を使用することは、採取部に傷ができますが、最も強度がある軟骨なので鼻が硬くなってしまった修正手術では効果的です。

鼻フル整形だけに限らず、鼻整形の最大のリスクは雑菌感染です。感染を起こした鼻は皮膚が拘縮する為、(程度は様々ですが)元より低く短くなってしまいます。
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【カウンセリングの際は以下のリスク説明をしています】
・感染は1%前後の確率で起き得ます
・感染を起こすと皮膚が拘縮し、元より低く短くなる事があります
・再手術は可能ですが初回の手術から6〜12か月期間を空ける必要があります
・肋軟骨を使用することが多いです

感染は①手術内容、②術後の過ごし方、③体質や免疫力 の要素で起きます。私が昔鼻手術を習ったどんな腕のある先生方でも、体質による感染は避ける事ができず修正を必要としていました。私も年間200〜300件のペースで鼻手術をしているので年にお一人 は感染を起こす方がいます。その場合半年〜1年慎重に経過を見ながら修正できるまで皮膚の回復を待ち修正手術の相談をします。
状態によっては感染を起こしても初期段階で処置が出来れば問題なく治癒する事もあります。もし合併症が起きても被害を最小限に留める為に当院では慎重に経過を観察させて頂いております。再手術は保証で行っております。
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感染はどんなに万全を尽くしても体質により起こることがあるので、当院では鼻中隔延長などは万が一の場合を考慮して、修正できる範囲で手術を行なっております。

感染が起こる主な原因

鼻フル整形後に感染が起きる主な原因はいくつかあります。まず一つ目は、手術で生じた切開部位からの細菌の侵入です。手術によって開いた傷口は、外部から細菌が入り込みやすく、適切に処置を行わないと炎症や化膿を招く恐れがあります。

次に、術後の免疫力の低下も感染を引き起こす要因のひとつです。手術後は体が一時的に疲労し、免疫機能が低下する傾向があるため、体調管理が重要です。特に栄養不足や睡眠不足が続くと、感染のリスクがさらに高まります。

また、患者自身が術後のケアを怠った場合も感染を招く原因となります。例えば、術後間もない時期に鼻を強く触ったり、清潔を保てない環境に長時間いたりすると、細菌感染のリスクが高くなります。

さらに、美容外科側の衛生管理体制が不十分な場合も、手術中や術後のケア時に感染が発生するリスクが潜んでいます。適切な感染対策が講じられているか、美容外科選びの段階でしっかりと確認することが大切です。

感染が起きるとどうなる?主な症状と合併症

感染が起きるとどうなる説明している看護師

鼻フル整形後に万が一感染が発生した場合、見た目だけでなく健康面にも大きな影響を与える可能性があります。初期段階で適切に対処できれば大事には至りませんが、放置すると深刻な合併症に発展することもあります。ここでは、感染によって引き起こされる代表的な症状や、重症化した場合に考えられる合併症について詳しく解説します。

初期症状として現れる兆候

感染が始まった段階では、以下のような比較的軽度な症状が見られます。

  • 傷口周辺の赤みや腫れ
  • 熱感や強い痛み

しかし、早期に気づき、適切に対処しないと症状が進行してしまう可能性があります。術後の体のサインを見逃さないことが大切です。

感染が進行した場合の症状

感染が悪化すると、見た目の変化だけでなく、体への負担も大きくなり、炎症が広がることで治療期間が延びる可能性があるため、放置は厳禁です。

具体的には、感染が進行することで傷口から膿が排出されたり、患部にしこりのような硬さ(硬結)が生じることがあり、この段階では抗生剤の服用や膿の排出など、医師による適切な処置が求められます。さらに、膿が皮膚内部に留まったまま排出されない場合、腫れや痛みが一層悪化し、長期間放置すると鼻の変形や皮膚のダメージを引き起こすリスクが高まります。

重症化した場合の合併症

適切な対処が遅れると、感染はさらに深刻な症状や合併症へと進行する可能性があります。最悪の場合、美容面だけでなく健康面にも重大なリスクを伴います。例えば、感染が重症化すると血流が阻害され、皮膚が壊死する恐れがあり、これによって鼻の形が崩れたり、皮膚に深刻な傷跡が残るリスクがあります。

さらに、感染や壊死が進行すると、鼻に挿入したプロテーゼの取り出しや、損傷した組織の修復を目的とした再手術が必要になる場合もあり、身体的な負担だけでなく精神的なストレスにもつながります。加えて、鼻周囲で発生した感染が、目の周囲や顔全体にまで広がるケースもあり、重症化すると蜂窩織炎などの深刻な細菌感染症を引き起こし、入院や点滴による集中的な治療が必要となります。

早期対応の重要性

鼻フル整形後に感染が発生した場合、症状が軽度であれば比較的短期間で回復することができます。しかし、感染の兆候に気づかず放置したり、自己判断で様子を見続けたりすると、症状が悪化し、重篤な合併症につながるリスクが高まります。そのため、早期に適切な対応を行うことが、感染を最小限に抑えるためには欠かせません。

具体的には、腫れや赤み、強い痛み、膿の排出など、通常のダウンタイムとは異なる異常を感じた場合は、速やかに手術を受けた美容外科に相談することが重要です。特に感染は時間とともに進行しやすいため、1日でも早く診察を受け、医師の指示のもとで抗生剤投与や膿の処置など、適切な医療ケアを受けることで、重症化を防ぐことができます。

また、術後は感染リスクを下げるために、指示されたセルフケアを徹底することも大切です。自己流の判断でケアを怠ったり、生活習慣に気を配らなかったりすると、感染のリスクが高まる可能性があるため、医師からの注意事項は必ず守るよう心がけましょう。

鼻フル整形後の感染を防ぐために

鼻フル整形は仕上がりの美しさだけでなく、術後の安全性を高めるためにも、感染予防の意識が非常に重要です。特に術後は、自身のセルフケアの質や、手術を受けた美容外科の衛生管理が感染リスクを大きく左右します。ここでは、術後に実践すべき基本的なケア方法と、美容外科選びのポイントについて詳しく解説します。

手術後に必ず守るべきセルフケア

まず、手術後しばらくの間は、患部に不用意に触れないことが大前提です。鼻に触れることで細菌が付着し、感染の原因となることがあるため、洗顔やスキンケアの際も十分に注意しましょう。

次に、傷口を清潔に保つことも重要です。医師から処方された軟膏や消毒液を使用して、指示通りの頻度でケアを行いましょう。また、術後は免疫力が一時的に低下するため、栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠を心がけることも感染予防に役立ちます。

さらに、飲酒や喫煙、激しい運動なども血流や免疫に悪影響を及ぼし、感染リスクを高める可能性があります。これらは医師から指示された期間中は控えることが推奨されます。自己判断で日常生活に戻るのではなく、必ず医師の指導に従った行動をとるようにしましょう。

信頼できる美容外科選びが重要

韓国で表彰されている円戸望統括院長

感染リスクを最小限に抑えるには、セルフケアだけでなく、最初に選ぶ美容外科の質も非常に重要です。美容整形においては、衛生管理が徹底されているかどうか、術前・術後のケア体制が充実しているかが、安心して手術を受けるための大きな判断基準となります。

まず確認したいのは、手術室や使用する器具が常に清潔に保たれているかどうかです。最新の滅菌設備を導入しているか、感染対策マニュアルに基づいた手術を行っているかなど、見えにくい部分もしっかりチェックすることが大切です。

また、カウンセリング時に医師が丁寧にリスクやアフターケアについて説明してくれるかも重要なポイントです。それぞれの質問に真摯に向き合い、術後のトラブルが起きた際にも迅速に対応してくれる美容外科を選ぶことで、安心感が大きく高まります。

さらに、症例実績や口コミ、実際の利用者からの評価も判断材料となります。信頼できる医師と美容外科を選ぶことは、仕上がりの満足度だけでなく、術後の安全性にも大きく関わってきます。

感染に配慮した鼻整形の症例写真

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長に鼻翼上部の軟部組織除去と鼻孔縁軟骨移植を加えた症例写真 (1)
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
プロテーゼと鼻尖形成を併用した症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
鼻中隔延長と鼻尖形成と軟骨移植の症例 (4)
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
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鼻骨骨切りと鼻尖形成の症例写真 (1)
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
鼻骨骨切りと鼻尖形成の症例写真 (4)
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
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小鼻縮小と鼻尖形成を同時に行った症例 (5)
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
@endo_eclinic2 @endo.hana
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。
執刀医:円戸望
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安全に鼻フル整形を受けるなら「eクリニック 金沢院」へ

eクリニック金沢本院の外観

鼻フル整形を検討する際は、優れた医師のもとで施術を受けることが、仕上がりの満足度だけでなく、安全性の面からも非常に重要です。「eクリニック金沢院」では、鼻整形に豊富な実績を持つ円戸医師が在籍しており、一人ひとりの理想やお悩みに寄り添ったオーダーメイドの施術を提供しています。円戸医師は、隆鼻術、鼻尖形成、小鼻縮小など、複数の施術を組み合わせた鼻フル整形を得意としており、患者様それぞれの骨格や顔立ちを丁寧に分析。その上で、正面だけでなく横顔からの印象や、顔全体のバランスまで考慮し、自然で美しい仕上がりを追求しています。

また、「自分に似合う鼻の形がわからない」「ナチュラルに仕上げたい」といった繊細なご要望にも親身に対応し、施術前のカウンセリングでは不安や疑問を丁寧に解消することを心がけています。

鼻の形やバランスに関する悩みをお持ちの方は、まずは「eクリニック金沢院」のカウンセリングにお越しください。安全で満足度の高い鼻フル整形を目指しましょう。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

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このページの監修医師

eクリニックグループ統括院長
円戸 望

美容外科医師の飯田秀夫

eクリニック統括技術指導医
飯田 秀夫

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