鼻整形のデメリットは?やめたほうがいい?

「鼻の形がコンプレックス…でも、整形は失敗が怖い」

鼻整形に失敗する人の多くは、「デメリット」や「注意点」を事前に知らなかったことが原因です。

長年のコンプレックスを解消するため、鼻整形を検討しているものの、「本当にやって後悔しないかな?」と、不安を感じていませんか?

鼻整形は、お顔の印象を大きく変え、自信を与えてくれる可能性のある施術です。

しかし、その一方で、無視できないデメリットやリスクがあります。

安易な気持ちで手術を受けて後悔しないためには、良い面だけでなく、悪い面もしっかりと理解しておくことが非常に重要です。

この記事では、そんな不安を抱えるあなたのために、鼻整形に潜むデメリットや鼻整形をやめた方がいい人について解説をしていきます。

  • 鼻整形の施術ごとの特徴と向いている人のタイプ
  • 鼻整形を受ける前に知っておくべきデメリットと注意点
  • ダウンタイム中に避けるべき行動とその理由

記事を読み終えるころには、「リスクを理解した上で納得して整形に踏み切る」か、「今はやめておこう」と冷静に判断できるようになります。

鼻整形の種類

鼻整形の代表的な施術には「ヒアルロン酸注入」「鼻プロテーゼ」「鼻尖形成」「小鼻縮小」「鼻中隔延長」があります。

鼻整形の中でも鼻先を細くしたいのか、鼻筋を通したいのか、それとも小鼻を小さくしたいのか、目的によって適した施術は異なります。

自分に合った施術を見極めるための参考にしてみてください。

鼻整形の施術別比較

施術名概要効果向いている人ダウンタイム
ヒアルロン酸注入ヒアルロン酸を鼻筋に注射鼻筋を通して立体感を出す手軽に鼻筋を高くしたい人ほぼなし (軽い腫れが出る場合あり)
鼻プロテーゼ人工軟骨を鼻筋に挿入鼻筋全体を高くする半永久的な変化を求める人約1〜2週間 (腫れ・内出血あり)
鼻尖形成鼻先の軟骨を調整して細くするだんご鼻を改善、鼻先を高くする鼻先の丸みが気になる人約1〜2週間 (腫れ・赤み・違和感)
小鼻縮小小鼻の一部を切除小鼻の横幅を狭くする鼻の広がり・鼻の穴が気になる人約1〜2週間 (腫れ・内出血あり)
鼻中隔延長鼻中隔軟骨を延長して鼻先を前に出す鼻先を高く・下向きにする鼻の穴が見えるのが気になる人約1〜3週間 (腫れ・痛みが長引くことも)

鼻尖形成

鼻尖形成は、鼻先の軟骨を整えて丸みを抑え、細くシャープな印象に仕上げる施術です。

だんご鼻が気になる方や、鼻先をすっきりさせたい方に選ばれています。

軟骨を移動・切除するため、体への負担は決して軽くありません。

術後は腫れや赤みが出やすく、痛みや違和感を感じることもあります。

仕上がりは医師の技術力に大きく左右されるため、経験豊富なクリニックを選びが大切です。

小鼻縮小

小鼻縮小は、小鼻の広がりを抑えるために皮膚や皮下組織を切除する施術です。

鼻の横幅が気になる方や、笑ったときに鼻の穴が目立つ方に適しています。

顔全体のバランスを考慮しないと、かえって不自然に見える場合があるため注意が必要です。

小鼻縮小単体で施術することは少なく、鼻尖形成や鼻中隔延長と併用されることが多いです。

鼻中隔延長

鼻中隔延長は、自身の軟骨や耳の軟骨などを使って鼻中隔を伸ばし、鼻先を高く・下向きに整える施術です。

鼻の穴が目立つのが気になる方や、鼻先に高さを出したい方に向いています。

軟骨を移植する分、施術の負担が大きくなりがちです。

ダウンタイムも長めで、腫れや痛みが数週間続く場合もあります。

仕上がりの変化が大きいため、術後の印象が大きく変わる点にも注意が必要です。

鼻プロテーゼ

鼻プロテーゼは、シリコンなどの人工物を挿入し、鼻筋全体に高さを出す施術です。

半永久的な効果が期待でき、鼻筋を通したい人に人気があります。

ただし、体に異物を入れるため、拒否反応や感染リスクがゼロではありません。

年数が経つとずれや浮きが生じることがあります。

術後の腫れや痛みも比較的強めに出やすく、自然な仕上がりにするには医師の技術力が求められます。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸注入は、メスを使わずに鼻筋に高さを出せる手軽な施術です。

短時間で済み、ダウンタイムもほとんどありません。

そのため、初めての鼻整形や軽い変化を求める方に向いています。

手軽な反面、効果は数ヶ月〜1年程度と一時的です。

繰り返しの施術が必要になるため、長期的にはコストがかかる点も見逃せません。

また、注入量や場所によっては仕上がりに違和感が出る場合もあります。

鼻整形のデメリット

鼻整形のデメリットは

  • ダウンタイム中の症状
  • 変化が大きいとバレやすい
  • 持続期間
  • 後戻り

の4つがあります。

ダウンタイム中の症状

鼻整形後のダウンタイムの症状として腫れや内出血が出ます。

特に術後2〜3日目をピークに症状が強くなり、人によっては1週間程度続くこともあります。

また、ツッパリ感や痛み、むくみが気になる方も多いです。

マスクで隠せるとはいえ、外出を控えたくなるほど目立つ場合があります。

休暇が取れない時期の施術は避けた方が安心です。

変化が大きいとバレやすい

鼻は顔の中心にあるため、わずかな変化でも印象が大きく変わるためバレることがあります。

特に鼻筋が急に通ったり、鼻先が細くなったりすると、周囲に「整形したのでは?」と気づかれる可能性もあるでしょう。

自然な変化を希望しても、施術方法や医師の技術によっては仕上がりが目立ちやすくなる場合があります。

希望と現実のギャップを避けるためにも、シミュレーションで仕上がりの確認が大切です。

持続期間

施術の種類によって、持続期間は大きく異なります。

ヒアルロン酸注入は数ヶ月から1年程度しかもたず、効果を保つには繰り返し注入が必要です。

一方、プロテーゼや鼻中隔延長などの外科手術は半永久的ですが、加齢による変化や癒着の影響で見た目が変わる場合もあります。

長く維持したいなら、施術内容を慎重に選ぶ必要があります。

後戻り

糸を使って鼻先を整える施術や、軽めの処置には後戻りのリスクが伴います。

時間の経過とともに、糸が緩んだり吸収されたりして、形が崩れる可能性があります。

特に、強く鼻をかんだり、うつぶせで寝たりすると負担がかかりやすく、戻りやすくなる傾向です。

固定力の強い方法を選ぶとともに、生活習慣の見直しも検討するとよいでしょう。

鼻整形をやめた方がいい人

ダウンタイムの確保が難しい人や、生活習慣が術後の回復に悪影響を及ぼす人、タバコを吸う人、花粉症やアレルギー性鼻炎の人は鼻整形を受ける際には工夫が必要です。

状況によってはメリットよりもリスクや負担が大きくなるため、生活環境と照らし合わせて検討する必要があります。

ダウンタイム期間中に休みが確保できない人

鼻整形のダウンタイム初期は固定を付ける必要があるので、スケジュールの確保が必要です。

施術直後の2~3日は腫れや内出血が強く出ることが多く、人と会うのを避けたいと感じる方も少なくありません。

また、マスクで隠せるとはいえ、気になる方にとってはストレスになる場合もあります。

仕事が忙しくて休みが取れない、外出が避けられない人は、ベストな回復が得られない可能性がでてきます。

万全の状態で過ごすためには、あらかじめスケジュールの調整が必要です。

接触があるスポーツをしている人

格闘技やバスケットボールなど、鼻に衝撃が加わるスポーツをしている人には、鼻整形は向いていません。

プロテーゼや軟骨移植などの術後は、外部からの刺激によって形がずれたり、トラブルが起きたりする場合があります。

特に回復途中での打撲や接触はリスクが高く、仕上がりに悪影響を及ぼす可能性が高いです。

安全に整形を受けるには、しばらくスポーツを控えるのが前提となります。

タバコを吸う人

タバコを吸う人は吸うのをやめてから鼻整形を受ける必要があります。

鼻整形後の回復には、血流の良さが欠かせません。

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血流を悪化させる原因です。

その影響で、傷の治りが遅れたり、感染のリスクが高まることもあります。

特にプロテーゼや軟骨移植を伴う施術では、異物に細菌が付着して炎症を引き起こす危険性が高くなります。

そのため、術後だけでなく術前からの禁煙を指示されるケースも少なくありません。

電子タバコも同様に血管を収縮させる作用があるため、使用は控えた方が安全です。

どうしてもやめられない場合は、施術のタイミングを改めて検討することをおすすめします。

アレルギー性鼻炎・花粉症でシーズン中の人

アレルギー性鼻炎や花粉症でシーズン中の人は症状が治まってから鼻整形を受ける必要があります。

頻繁に鼻をかんだり、鼻を触ることが多いからです。

術後で安定しないうちに鼻を触ったりすると、ダウンタイムの症状が悪化したり感染の危険性が高まります。

頻繁に鼻をかむ習慣がある人はアレルゲンとの接触を避けたり、内服薬で鼻水やくしゃみなどの症状が出ないようにしてから施術を受ける必要があります。

鼻整形のダウンタイム中にやめた方がいいこと

鼻整形のダウンタイム中は、炎症や腫れ、感染のリスクが高まるため、普段何気なく行っている習慣にも注意が必要になってきます。

  • メイク
  • 洗顔
  • フェイスマッサージ
  • 入浴
  • 激しい運動
  • 飲酒
  • 喫煙
  • うつぶせ寝
  • 鼻を強くかむ

傷口の回復や仕上がりの安定を妨げないよう、一定期間は避けるべき行動を覚えておきましょう。

メイク

ダウンタイム中はメイクを控えることで、感染や皮膚トラブルを防げます。

術後は傷口がデリケートな状態になっており、ファンデーションやコンシーラーが炎症を引き起こす原因となります。

鼻周辺は触れる機会も多いため、メイクの刺激で腫れや赤みが悪化するケースも少なくありません。

清潔な状態を保ちつつ、肌の回復を優先しましょう。

どうしても必要な場合は、マスクでカバーする方法がおすすめです。

洗顔

術後は鼻に強い刺激を与えないことが大切です。

特に洗顔時に鼻をこすったり、水を勢いよく当てたりすると、腫れが悪化したり形が崩れる可能性があります。

術後数日は水だけでやさしく拭き取る程度にとどめ、洗顔料の使用は医師の指示に従って再開する方が安全です。

回復を早めるためにも、丁寧で優しいケアを心がけましょう。

フェイスマッサージ

鼻整形後のマッサージは、傷の回復や形の定着を妨げる原因になります。

鼻の形が安定するまでの期間は、強い刺激を与えるとプロテーゼや軟骨の位置がずれる可能性があります。

フェイスラインを整える目的でのマッサージも、無意識に鼻へ力がかかるため、ダウンタイムが終わるまでは避けるのが無難です。

入浴

鼻整形後の回復を妨げないために、施術直後の入浴は避けた方がよいでしょう。

特に全身浴は体温が上がりすぎれば、腫れや内出血が悪化する恐れがあります。

術後1週間程度はシャワーで済ませ、湯船に浸かるのは医師の許可が出てからにしてください。

サウナや長風呂は血行が促進されすぎるため、さらに注意が必要です。

激しい運動

ダウンタイム中に激しい運動を行うと、鼻に強い負担がかかります。

運動によって血圧や体温が上がれば、出血や腫れがひどくなりやすくなります。

さらに転倒や接触で鼻に衝撃を受けると、形が崩れたり感染につながる可能性もでます。

医師の許可が出るまでは、軽いストレッチ程度にとどめましょう。

飲酒

術後の飲酒は控えるべき行動のひとつです。

アルコールは血行を促進し、腫れや内出血を悪化させる可能性があります。

体の回復力にも影響を与えるため、感染や傷の治りが遅くなることも考えられます。

最低でも1週間は禁酒し、飲酒を再開する際も医師に相談してからが安心です。

喫煙

喫煙は術後の回復を妨げるため、避ける必要があります。

たばこに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血流を悪化させる原因です。

その結果、傷の治りが遅れたり、感染や皮膚の壊死などのトラブルにつながる可能性があります。

特にプロテーゼのような異物を入れる施術では、術前後にわたって長期間の禁煙が求められるケースも少なくありません。

うつぶせ寝

うつぶせ寝は鼻に直接圧がかかるため、術後の形が崩れるリスクがあります。

特に、プロテーゼや鼻尖形成の術後は、固定された状態が不安定なため注意が必要です。

少なくとも術後1〜2週間は仰向けで寝るように意識しましょう。

枕の高さや柔らかさにも気をつけるとより安全です。

鼻を強くかむ

ダウンタイム中に鼻を強くかむと、傷口に大きな負担がかかります。

内出血や腫れを悪化させるだけでなく、縫合部分が開いたり感染を招くおそれもあります。

鼻水が気になる場合は、やわらかいティッシュで軽く押さえるなど、やさしい対応を心がけてください。

eクリニックの鼻整形の症例写真

鼻中隔延長耳介と鼻背軟骨移植と鼻尖形成と軟骨移植とメーラーファットと頬顎脂肪吸引とあごヒアルロン酸の症例写真 (1)
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
執刀医:円戸望
鼻尖形成で少し短い鼻を微妙に長くした症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
執刀医:円戸望
鼻の他院修正と鼻尖形成鼻中隔延長と外側人中短縮の症例 (1)
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
執刀医:円戸望
保存軟骨を使用した鼻尖形成の症例 (3)
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
執刀医:円戸望
鼻中隔延長と鼻尖形成と軟骨移植の症例 (5)
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
執刀医:円戸望
鼻骨骨切りと鼻尖形成の症例写真 (1)
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
執刀医:円戸望
鼻尖形成と軟骨移植と肋軟骨の鼻中隔延長と鼻翼挙上と鼻孔縁挙上と小鼻縮小とプロテーゼを同時に行った症例を横から見た写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
執刀医:円戸望
鼻尖形成の斜めから見た症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
執刀医:円戸望
プロテーゼと他の鼻の手術をした症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
執刀医:円戸望

まとめ

鼻整形は、長年のコンプレックスを解消し、自信を持つきっかけにもなります。

しかし、ダウンタイムや仕上がりの違和感、持続性の限界など、見逃せないデメリットがあるのも事実です。

施術には向き・不向きがあるため、術後の生活にも十分な注意が求められます。

「納得して施術を受けるか」「もう少し様子を見るか」は、正しい知識をもとに冷静に判断することが大切です。

不安を抱えたまま決めるのではなく、自分のライフスタイルや価値観に合うかどうかを考え、信頼できる医師とよく相談してから判断しましょう。

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このページの監修医師

eクリニックグループ統括院長
円戸 望

美容外科医師の飯田秀夫

eクリニック統括技術指導医
飯田 秀夫

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