
目尻を切開して外側に向かって目を大きくすることができる目尻切開。
しかし実は、「目尻切開で目尻を拡大したにもかかわらず、時間の経過とともに元に戻ってしまった」というケースが少なからず存在しています。
そこで本記事では、目尻切開で後戻りしてしまう原因とその対策についてまとめました。
目尻切開の術式や副作用についても解説しているので、これから目尻切開をしようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
目尻切開をすれば後戻りしない?

目尻切開はすぐに戻るから意味ないって聞いたんですけど、実際はどうなんですか?



目尻切開で広げた部分は、術後の傷の治癒過程で多少の戻りが生じることがあります。
特に、粘膜の切開だけで終わる施術だと、戻りやすい傾向にあります。しかし、適切なデザインと固定を行えば、しっかりと変化を出しつつ、できるだけ戻りにくい仕上がりにすることは可能です。
また、目尻切開の目的は単に横幅を広げることだけではなく、目の形を整えたり、目尻の角度を調整したりすることにもあります。そのため、「戻る=意味がない」とは言い切れません。
しっかりとした効果を出したい場合は、戻りにくいデザインや、目尻靭帯を調整する方法なども検討するのが良いですね。


だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
通常、一度切開・切除した皮膚は元に戻らないと言われています。にもかかわらず、目尻切開で後戻りが多いのはなぜなのでしょうか。
目尻切開で後戻り起こってしまうもっとも大きな原因として挙げられるのは、皮膚の再癒着です。再癒着とは、切開した部分の皮膚が元の状態に戻ろうとして癒着、つまりくっついてしまう現象のこと。怪我をしたときの傷口がふさがるのと似ていますよね。
ただし完全に元に戻ってしまうというよりは、少し後戻りして手術直後ほどの効果を感じなくなってしまうという程度です。



でもやりすぎくらいじゃないと変化を感じづらいとも聞きます…
整形感がでるのは避けたいです。



目尻切開は控えめすぎると変化が分かりにくくなってしまうことも事実です。
しかし、やりすぎるとドライアイになったり、結膜炎のリスクなど色々な問題が起きやすいです。
だからこそお一人ずつの目元に合わせたデザインを提案できる医師を選ぶことが重要なんです。



自そうなんですね!単純に目尻を大きくすればいいということではないんですね!



その通りです。eクリニックでは…
①全国トップクラスの飯田医師や円戸医師による監修
②少数精鋭の選ばれた医師のみが在籍
③症例経験豊富でノウハウがしっかりしている
そのため、安価であっても高品質な施術を提供でき、経験豊富な医師が確かな技術で理想の仕上がりを追求しています。


eクリニックは医師がお一人ずつ丁寧に適応判断をするので、
あなたにピッタリな施術が見つかります。











今回のコラムではクリニックの選び方や自分でできる対策など、いろいろと紹介しています。ぜひご覧ください。
後戻りをしないための防止策をした症例
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
クリニックによって後戻りの防止策はさまざまですが、当院では適切に靱帯を処理することで術後の後戻りを防ぐことが可能です。実は、後戻りしてしまうケースのほとんどが皮膚を少し切っているだけで、靭帯を処理していないというパターン。つまりY字切開やW字切開に比べて、靱帯移動や靱帯切開では比較的後戻りしにくいということになります。目尻の靱帯を適切に処理することで、さらなる目尻の拡大も見込めます。
術後に後戻りしてしまったと感じたら、セカンドオピニオンを受けるのも一つの手でしょう。
この症例は目尻切開をした術後と1ヶ月後と3ヶ月後と半年後の動画です。靭帯骨膜固定法により後戻りを防いでいます。
後戻りした目尻切開を修正した症例


この症例は、他院で目尻切開をして後戻りをしてしまった状態を当院で修正手術をした症例です。
全国から目尻切開をしたけど戻ってしまった、変化がないといった修正手術を受けにお客様がいらっしゃいます。
同じオペになのになぜ?と思われるのですが、目尻切開の場合、靱帯や骨膜の適切な処理の違いで変化は天と地の差があります。しっかりする目尻切開となんちゃって目尻切開はもはや別のオペだと考えております。


だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
この症例のように目尻切開をして目尻が四角形になってしまった場合も三角形に修正する事が可能です。
お客様ができる目尻切開で後戻りしないための防止策


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目尻切開で後戻りしてしまう理由についてはお分かりいただけたかと思います。それでは、後戻りしないために事前にお客様でできる防止策はあるのでしょうか。ここからは、目尻切開の後戻り対策について詳しく見ていきましょう。
執刀医による入念なカウンセリング
目尻切開に限らず、美容整形においてもっとも重要なのはカウンセリングだと言っても過言ではありません。お客さんは、カウンセリング時に「どのようなデザインを理想としているのか」を医師へ明確に伝える必要があります。一方の医師は、カウンセリングのタイミングでお客様の目元をしっかりと診察し、通常の目尻切開だけで理想のデザインが実現可能であるかどうかをしっかり見極めます。医師がしっかりと目尻切開のカウンセリングを行っているクリニックを選びましょう。
確かな技術を持った経験豊富な医師に手術を任せる


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なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
目元の美容整形は、良くも悪くもわずか数ミリの差で顔全体の印象を大きく変えてしまうもの。そのため、できるだけ目元の施術の症例数が多く、経験豊富な医師に手術を任せるようにしましょう。クリニックのホームページや医師のSNSに載せられている症例写真を確認して、仕上がりを確認するのもおすすめです。その際、手術直後の写真だけでなく、術後半年程度が経過した後の写真もあればチェックしておきます。どのくらい後戻りしているのか、医師が後戻りを踏まえてデザインをしているかなど、非常に重要な判断材料となります。
この症例は当院の目尻靭帯移動で行った目尻切開の90日目までの経過の症例写真です。このように適切に処理をすることで、90日後でも後戻りはしていません。
医師がお一人ずつ丁寧に対応します
eクリニックでは「美容整形」をもっと気軽にできるよう【高品質・低価格】を目指しています。 全国トップクラスの円戸医師や飯田医師が監修し、少数精鋭で施術を行っているからこそ実現できる「質」と「価格」です。
まずは無料の医師カウンセリングでのご相談お待ちしています。








そもそも目尻切開とは


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なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
目尻切開とは、目の横幅を拡大する美容整形手術のこと。文字通り目尻側の皮膚を切開して引っ張りながら縫合することで、外側に向かって目を大きくすることができます。
目尻切開には目尻の皮膚を切開だけを切開するケースや目尻の靭帯を切開あるいは移動させるケースが存在しますが、どの場合でも目尻を外側に拡大するという特徴は共通しています。切開部分がまつ毛の内側に隠れるため、傷跡が分かりにくい点が魅力です。
目をできるだけ大きく見せるために多めに切開してほしいというお客さんもいますが、実は個人によって切開できる長さは決まっています。限界を超えて切開してしまうと、目尻側の赤い粘膜が見えてしまって不自然な印象を与えかねません。最大まで切開してもまだ物足りないという場合には、ほかの美容整形を組み合わせることで目尻切開の効果を高めましょう。グラマラスライン形成や目頭切開、などを組み合わせるケースが多いです。
目尻切開をする際には、左目の長さ、目と目の間隔、右目の長さが「1:1:1」の黄金比バランスに近づくようにデザインしていきます。目元はわずか数ミリの差で大きく顔の印象を変えてしまうもの。例えば両目の距離は30mm以下だと近すぎますが、40mm以上だと離れ目の印象になってしまいます。そのため失敗を避けるために、医師選びからカウンセリング、手術まで慎重におこなう必要があるのです。
目尻切開の効果
目尻切開は以下のような方におすすめです。
- 目の横幅が狭い方
- 目尻の白目部分が1.5mm以上隠れている方
- 下瞼の形を整えたい方
- 切れ長の目にしたい方
- 寄り目や求心顔を改善したい方
- 印象を大きく変えずに目を大きく見せたい方
- 優しげな印象の目元を目指したい方
単に目の横幅を広げられるのはもちろんのこと、目線が外側に向けられることで寄り目や球心顔を解消したり、顔の余白が狭くなることで相対的に小顔に見えたりといった二次的な効果を得ることも可能。
さらに、目尻から下まぶたへのカーブが緩やかになるため、優しい印象の目元に。目尻側の白目の露出が増えることで、ぱっちりとした垢抜けた目元を目指すこともできます。 つぶらな目やつり目がコンプレックスの方におすすめです。
目尻切開の手術方法


目尻切開には、主に以下のような手術方法があります。
- Y字切開
- W字切開
- 靭帯移動
以下、それぞれ詳しく解説します。
Y字切開
Y字切開は目尻切開の中でも比較的有名な術式になります。文字通り目尻をY字に切開したあと、V字になるように縫合する方法です。そのためV-Yflap法とも呼ばれることもあります。靭帯はいじらず、目尻の皮膚のみを切開するという点が特徴です。皮膚が横に引っ張られることで必然的に白目の露出が増え、洗練された優しげな目元へと近づけることができます。
W字切開
W字切開もY字切開と同じく靭帯には触れません。目尻の皮膚だけを切開して目尻を拡大していく方法になります。
Y字切開との違いは、たるんだり伸びたりした余分な皮膚を切除する点。そのためY字切開と比較するとより大きな変化をもたらすことができます。さらに、切開した目尻は上下に広げながら縫合するため、横幅だけでなく縦幅も大きく見せることが可能なのです。ぱっちりした大きな目元を目指したい方におすすめの方法になります。
靱帯移動・靱帯切開
靱帯移動術は、目尻靱帯を上下に移動して骨に固定することで目尻の位置を変える手術のこと。タレ目形成やグラマラスライン形成と組み合わせることで靭帯の位置を下げたり、目尻と目頭を同じ高さに調整したりと応用が利きます。
目尻の靭帯は進展性が高く、丁寧かつ適切な処理をおこなわなければ後戻りしてしまう点がデメリット。腕の確かな医師に手術を任せるようにしましょう。
目尻切開のリスク・副作用


目尻切開のダウンタイム中に起こる可能性のある副作用は以下の通りです。
- むくみ
- 内出血
- 腫れ
- 痛み
- だるさ
- かゆみ
- 頭痛
- 目元の熱感
- 目の中の違和感
- 傷の開き
術後数日は目の中がゴロゴロしたり、涙管に涙が溜まり安くなってしまったりすることがありますが、これは角膜が腫れていることによるものです。そのため、腫れが引いてくれば症状も軽快していきます。また、腫れや目元の開きが大きくなることで目が閉じにくくなり、目が乾燥することがあります。こちらも同じく、むくみや腫れが落ち着くと改善されます。
目尻切開はメスを使って皮膚を切開する美容整形、いわゆる外科手術の一種です。そのためほかのすべての外科手術と同じように、感染症や合併症、出血などのリスクがあります。万が一合併症や感染症が起きてしまったら、クリニックできちんとした治療を受ける必要があるため、速やかに連絡するようにしてください。
また、術後に何らかのトラブルで糸が外れてしまったり、縫合した傷口が開いたりした場合にもクリニックで再縫合してもらう必要があるでしょう。
eクリニックは目元の施術の症例数が豊富!
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
今回は目尻切開で後戻りしてしまう原因とその対策について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
目元の美容整形を行う際に大切なのは、顔全体のバランスです。どうしてもコンプレックスばかりに目を向けてしまいがちですが、必ず顔全体のバランスを見ながらデザインの相談をするようにしてみてください。
また、目元は特に些細な変化でも顔全体の雰囲気に大きな変化をもたらします。そのため、失敗を避けたいのであれば、確かな腕を持った実績ある医師に施術を任せるのが一番です。
目尻の粘膜が見えてしまう、目尻が目から浮いてしまうといった目尻切開のありがちな失敗は、実は医師の技術ですべてカバーすることができるのです。
eクリニックには、目元の症例数が豊富で高度な技術を持った医師が在籍しております。目尻を広げたいと考えている方は、ぜひ一度eクリニックへご相談ください。
eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。


このページの監修医師


eクリニックグループ統括院長
円戸 望


eクリニック統括技術指導医
飯田 秀夫