埋没法の内出血がひどい理由は?原因と対処法を医師が解説!

埋没法の手術直後と30日後の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

埋没法の内出血がひどい理由は?原因と対処法を医師が解説!
埋没法は切開法と比較してダウンタイムが短く、気軽に二重を形成できるのが魅力の美容整形です。
しかし、ダウンタイムが短いと言われているからこそ、内出血が長引いたり症状が悪化したりしてしまった際に「失敗したのでは…?」と不安になる方も多いかもしれません。
そこで今回は、埋没法の内出血の経過や内出血を早く落ち着かせるための過ごし方について解説します。当院自慢の「ダウンタイムが短い埋没法メニュー」についてもまとめておりますので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

▶▶埋没法

目次

埋没法の手術後の内出血の経過

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

内出血は通常、1〜2週間ほどで目立たなくなっていきます。ごく稀に白目の部分に内出血が現れることもありますが、こちらに関しても2〜3週間程度で消失するでしょう。
術式にもよりますが、術後48時間後からはメイクでカバーすることもできます。
ただ、この症例のようにできるだけ内出血を出さないように手術をすることも可能です。内出血の出方は個人差があります。

埋没法で内出血がひどいのはなぜ?

埋没法で強い内出血が出てしまった場合、「医師側の技術不足・経験不足の問題」と「患者様の体質・術後の過ごし方の問題」のいずれかに当てはまっているケースがほとんどです。
医師を選ぶ際には、美容外科の知名度や手術費用の安さだけでなく、専門性や技術力、美的センスなどを重視することをおすすめします。
また、せっかく技術の高い医師に手術をしてもらえたとしても、術後の過ごし方次第では 内出血が悪化してしまうことも多いです。

内出血を早く落ち着かせるための過ごし方

術後の過ごし方によっては、内出血が長引いたり短縮したりすることがあります。早めに症状を落ち着かせたいなら、ダウンタイム中は以下のことに注意して過ごすようにしましょう。

横になる時間を減らす

まぶたは普通心臓よりも上の位置にあり、重力によって下に落ちる血液が溜まることもありません。しかし、寝転んだ姿勢になると心臓とまぶたの高さが同じになってしまうため、患部に血が集まりやすくなります。その結果、内出血の症状が悪化してしまうのです。
ダウンタイム期間中はできるだけ横にならず、座った姿勢でリラックスして過ごしましょう。

また、夜は横向きやうつ伏せ寝は避け、仰向けになって寝るようにしてください。うつ伏せで寝ると目元に刺激を与え、横向きで寝ると片側にのみ血液が集まってしまいます。術後数日間は、枕を使って頭を高くして寝ることをおすすめします。

入浴・飲酒・激しい運動は避ける

ダウンタイム期間は、入浴・飲酒・激しい運動は避けるようにしましょう。これらの行動には全身の血行を良くする効果があります。血行が良くなるとまぶたにも多くの血が巡ってしまうため、内出血が濃くなったり治りが悪くなったりすることがあるのです。
術後1週間ほどは湯船に浸からず、シャワーで済ませることをおすすめします。

まぶたに刺激を与えない

術後のまぶたはダメージを受けており、刺激に弱い状態です。強い刺激を与えると負担がかかり、内出血が長引いてしまうため注意しましょう。
たとえば、洗顔やクレンジングのタイミングでまぶたを擦ったり、目元のマッサージなどをおこなったりすることは避けてください。
また、紫外線を浴びることも刺激になってしまうので、外出するのであれば日傘や帽子などで対策することをおすすめします。

目をしっかり休める

あまり関係ないと思われがちですが、目を酷使することで内出血が悪化することもあります。長期間の運転をしない、コンタクトレンズは控えてメガネを着用する、読書や細かい作業は控えるなど、目を休めることを心がけましょう。
ダウンタイム期間は時間があるため必要以上にパソコンやスマートフォンを見てしまう方も多いですが、内出血を長引かせたくないのであれば控えた方が無難です。

内出血がひどい時の対処法

あまりにも内出血が気になる場合は、「隠す」ことで対処するのがおすすめです。
たとえば、サングラスやフレームの厚いメガネをかけることで目元の内出血を目立たなくすることができます。

また、術後48時間からはアイメイクをして内出血を隠すことも可能です。個人差はありますが、内出血の色は赤みを帯びた紫色であることが多いため、パープル系のアイシャドウを重ねることで自然に隠すことができます。

普段からメイクをしない方や男性の方は、コンシーラーで隠すのがおすすめです。コンシーラーは硬めのテクスチャーのものを選ぶとカバーしやすいでしょう。
コンシーラーにもさまざまなカラーのものがありますが、補色の関係にある色を重ねるのがポイントです。紫味や赤味の強い内出血には緑色のコンシーラー、治りかけで黄色っぽく変化した内出血には紫や青のコンシーラーが適しています。

当院の内出血が出にくい埋没法メニュー

【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

eクリニックでは、「腫れない」「取れない」埋没法を複数ご提供しています。ダウンタイムが短い術式であれば、仕事や学校で長期間のスケジュールを確保できない方でも安心して手術に臨むことが可能です。
当院の埋没法のなかでも特にダウンタイムが短い術式を厳選してご紹介いたします。

クイックループシングル法・クイックループダブル法

クイックループ法は、糸の結び目をまぶたの裏側に埋めることで術後の腫れを抑えることができる術式です。まぶたの表面に傷がつかないため、手術直後からメイクをすることができます。
クイックループシングル法は1本の糸で2点留め、クイックループダブル法は2本の糸で4点留めをおこないます。留める点が多いほど二重のラインがなめらかになるため、自然な仕上がりを希望されるならクイックループダブル法がおすすめです。

特殊6点留め

特殊6点留めの図解

特殊6点留めはクイックループダブル法の応用で、皮膚に引っかかる点をさらに増やすことにより極限まで腫れにくく改善した術式です。短いダウンタイムで、できるだけ取れにくい二重を作りたいという方におすすめします。

そもそも内出血とは?

内出血のイメージ

内出血は、血管が切れて皮膚の下に血液が溜まることで出現します。と言うと、埋没法は切開をしないので内出血も起こらないのでは?と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、手術をおこなう前の局所麻酔や、針を使って糸を通すタイミングで血管に触れた場合、埋没法でも内出血が発生することがあるのです。
もちろん医師としてはできる限り血管に触れないように細心の注意を払って手術をおこないますが、さまざまな条件によって内出血が生じてしまうためある程度のリスクはあります。

しかし、切開法と比較すると内出血が目立たないと言われているのもたしかです。埋没法で内出血が出ても気にならないレベルかメイクで誤魔化せる程度であるケースがほとんどなので、あまりにもひどい場合には一度医師に相談してみてもいいかもしれません。放置しすぎると膿が出たり炎症を引き起こしたりする恐れもあるため、トラブルが起きた際には早めに適切な処置を受けることが重要です。

埋没法ってどんな美容整形?

大きい目になった埋没法の症例
【リスク・副作用】腫れ、内出血、むくみ、傷跡、痛み。※これらの症状がなるべく出ないように配慮して手術を行います。

医療用の特殊な針と糸を使って二重を形成する埋没法は「切らない二重整形」と呼ばれることもあり、切開不要で気軽に手術を受けることが可能です。手術時間・ダウンタイムが短くリスクが低いことから、世代を問わず多くの患者様に選ばれています。
ほかにも、傷跡が目立たない点や修正・やり直しが比較的容易にできる点も埋没法のメリットです。二重のラインは時代によってトレンドが変化しますが、埋没法なら流行にあったデザインの二重まぶたを作ることができます。

埋没法は以下のような方におすすめです。

  • もともとある二重のラインを強調したい方
  • メスでまぶたを切開するのが不安な方
  • 短めの手術時間を希望する方
  • 手術のために仕事や学校を長く休めない方
  • 手術費用をできるだけ安く抑えたい方

埋没法のダウンタイム

埋没法のダウンタイム表

埋没法のダウンタイム中に起こりうる症状は以下の通りです。

  • 腫れ
  • むくみ
  • 内出血
  • 目元の熱感
  • だるさ
  • 目の中の違和感

もっとも大きな症状は腫れ・むくみです。手術当日から数日間はまぶたが腫れた状態になります。1週間ほどでほとんど気にならなくなりますが、完全に落ち着いて完成形が見えるのは約1ヶ月後です。術後は腫れの出方で左右差が目立ってしまうことがありますが、ダウンタイム中の左右差は特に問題ありません。
数日間は目の中の違和感が気になることがありますが、2~3週間程度で落ち着いてきます。ただし、目が開けられないほど痛い、涙がボロボロこぼれるなどの眼球刺激症状が出現した場合にはすみやかに美容外科を受診し、適切な処置を受けてください。

また、ダウンタイム期間中ごく稀に起きることがある副作用として、頭痛・蕁麻疹・呼吸困難・ 発熱・咳・冷や汗・胸痛などが挙げられます。これらの症状が見られた場合にも、すぐに手術を受けた美容外科に相談しましょう。

埋没法ならeクリニック

eクリニック金沢本院の外観

今回は、内出血の経過や内出血がひどい場合の対処法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。術後の経過には個人差もありますが、しっかりと目を休め、できる限り安静に過ごすことで内出血を早く落ち着かせることができます。また、腫れが気にならなくなってからはメイクで誤魔化すことも可能です。
eクリニックでは、手術直後からメイクができるクイックループ法をはじめ、患者様のまぶたの状態や理想イメージに応じてさまざまな術式をご提案いたします。保証制度やアフターフォローも充実しておりますので、埋没法を検討されている方はぜひ一度無料カウンセリングを受けてみてください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

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このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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