小鼻縮小は安いだけで選んではいけない?その理由とは

小鼻縮小は鼻のコンプレックス解消に役立つ美容整形で、年代や性別を問わず、高い人気を得ています。また、小鼻縮小には複数の方法があり、お客様の現状やご要望に合った方法を選択できるというメリットもあるのです。ただし、小鼻縮小は安い費用で受けられる美容整形ではないため、この部分がネックとなって手術をためらっている方は多いのではないでしょうか。
こちらのコラムでは、小鼻縮小の種類と、安い小鼻縮小の注意点、小鼻縮小で失敗しないための美容外科選びの方法をご紹介しています。

小鼻縮小は「安い」だけで選ばないほうがいい?

小鼻縮小は安いだけで選ばない方がいい理由を説明している看護師

小鼻縮小は安い美容整形ではありませんので、もしも安く受けられる方法があれば、その方法で受けたいとお考えになるかもしれません。
ご紹介してきた通り、小鼻整形には複数の種類があり、その中には安い費用で受けられる方法もあります。
しかし、小鼻整形は「安い」という理由だけで受けてしまうと、術後になって後悔することになりかねないのです。
それでは、安い費用で小鼻縮小を受けられる方法と、安いという理由だけで小鼻縮小の種類を選ばないほうが良い理由をご紹介します。

効果の持続期間が短い

今回は6種類の小鼻縮小をご紹介してきました。
このうち、安い費用で受けられる小鼻縮小は、鼻腔内切開法とボトックス注射です。
しかし、これらの小鼻縮小には効果の持続期間が短いというデメリットがあるのです。
まず鼻腔内切開法ですが、この方法では組織をしっかりと処理する内側法や外側法、内外側法とは異なり、組織を切除するなどの処理をしません。
つまり、簡易的な方法による小鼻縮小だということで、短期間で後戻りしてしまう可能性があるということなのです。

そしてボトックス注射では、薬剤の効果が効いているうちは理想的な形状を維持できる可能性はあります。
しかし、薬剤が少しずつ体内に吸収されていくと、それに伴い小鼻縮小効果も減少し始め、やがて後戻りすることになるのです。

このように、安い費用で受けられる小鼻縮小には、効果の持続期間が短いというデメリットがありますので、半永久的な効果を期待したい方には不向きです。

ただし、鼻腔内切開法やボトックス注射には、費用が安いというだけでなく、ダウンタイムが短いというメリットがあることも確かです。
つまり、組織を切除する手術は怖い、小鼻縮小での変化を確認したいなどの場合では、鼻腔内切開もしくはボトックス注射で様子を見るというのもひとつの方法だということです。

低品質の薬剤を使用している可能性

小鼻縮小を安い料金に設定している美容外科の中には、低価格・低品質の薬剤を使用しているところがあるようです。
美容外科で使用している薬剤が高品質なのか低品質なのかについては、確認のしようがありません。
しかし、他の美容外科の小鼻縮小の料金と比較してみて、あまりにも安い料金に設定しているようなら、低品質の薬剤を使用している可能性を疑わなくてはならないでしょう。

キャリアが浅い医師が手術を担当している可能性

小鼻縮小は細かい部分を処理する手術のため、手術を受けるのなら、美容外科としてのキャリアがあり、小鼻縮小の実績を多数持つ医師に任せることが重要です。
しかし、小鼻縮小を安い料金に設定している美容外科の中には、キャリアが浅い医師が手術を担当しているところがあります。
このようにキャリアが浅い医師が手術を担当する美容外科では、技術料を安く設定することで小鼻縮小を安い料金に設定している可能性があるのです。
もちろん、キャリアが浅い医師であっても、メソッドを理解して一定水準以上の技術力を身に付けていれば、問題なく手術を受けられるでしょう。
しかし、キャリアが浅い医師が、一定水準以上の技術力を身に付けていると考えるのは不自然です。
つまり、安いという理由だけで小鼻縮小を受けるのは避けたほうが良いということです。

小鼻縮小にはどんな種類がある?

小鼻縮小の術式の図解

小鼻縮小とは、横に張り出した小鼻を細く整えたり、目立つ鼻の穴を目立たない状態に改善したりするための鼻整形です。
また、小鼻縮小には複数の種類があり、お客様のご要望に合った術式を選択して行われます。
それではまず、鼻縮小の種類からご紹介していきましょう。

小鼻縮小術

小鼻縮縮小術は切開を伴う手術で、鼻の内側からアプローチする方法や外側からアプローチする方法などがあります。

内側法

内側法とは、鼻内部の皮膚を切開し、余分な組織を切除することで、大きくて目立つ鼻の穴を小さく整えられる手術です。
この方法は、特に大きな鼻の穴が目立つ方におすすめで、鼻の内部からアプローチすることから、外部に傷ができないというメリットがあります。
ただし、小鼻の組織が分厚く横に張り出している場合では、以下でご紹介する外側法または内外側法のいずれかによる対応となる可能性があります。
なお、もともと鼻の穴がそれほど大きくない方の場合では不適応になることがありますので、詳細はカウンセリングで確認してみると良いでしょう。
内側法は、比較的ダウンタイムが短いことで人気の小鼻縮小術です。

外側法

鼻の外側の皮膚を切開し、大きな小鼻を形成している組織を切除する手術です。
外側法では、小鼻の横・下側の溝部分の皮膚を切開して余分な組織を切除しますので、傷跡はできます。
しかし、術後数カ月が経過すれば傷跡が周囲の肌色に溶け込み、ほとんど目立たない状態に回復します。
なお、外側法だけでは鼻の穴を小さく整えることができませんので、大きな鼻の穴も気になる場合では、内外側法での対応となる可能性が高いでしょう。

内外側法

内側法と外側法の術式を取り入れた方法で、大きな鼻の穴の改善や、組織の肥大による小鼻の張り出しに対応できます。
鼻の穴の大きさや小鼻の張り出しは、鼻だけでなく顔全体の印象を決めるといっても過言ではありません。
鼻の穴と小鼻にコンプレックスがある方は、この方法での小鼻縮小を検討すると良いでしょう。

鼻腔内切開法

鼻腔内切開法では、鼻の内部の組織を菱形に切開して中央に引き寄せるようにして縫合します。
この方法には、外部に傷ができないというメリットがありますが、上記でご紹介した方法とは違って組織を切除することはありません。
そのため、術後しばらくすると、後戻りする可能性があるのです。
そのような理由から、この方法で小鼻縮小を受けるのなら、後戻りのリスクも頭に入れた上で手術を受ける必要があるでしょう。

FRAP法(フラップ法)

鼻の内部を切開し、粘膜部分の下側につくったトンネルの中に皮膚と組織を縫い付けて固定する方法です。
この方法では、皮膚と組織の癒着を狙いとし、横に大きく広がった小鼻の改善を目指します。
ただし、この方法では左右非対称になりやすいというリスクがあります。
フラップ法による小鼻縮小をお考えなら、小鼻縮小をはじめとする鼻整形に定評がある医師を選んで手術を受けることが大切です。

ボトックス注射

立てて並べられているボトックス

額のシワ取りなどでお馴染みのボトックス注射は、小鼻縮小にも用いられることがあります。
それは、ボトックス注射で小鼻の筋肉の働きを弱めることが小鼻の広がりをおさえることができ、小鼻を小さく見せる効果を期待できるからです。
ただし、この方法では肥大した組織を小さく整えることはできません。
組織の肥大による小鼻広がりでお困りの方は、組織を切除する方法による小鼻縮小のほうがおすすめです。

小鼻縮小で失敗しないために。こんな美容外科は大丈夫?

前提として、小鼻縮小があまりにも安い料金に設定している美容外科は避けましょう。
それでは、小鼻縮小を受けるにあたって、できる限り避けたほうが良い美容外科と、安い料金に設定されてはいても、信頼できる美容外科の特徴についてご紹介します。

注意したいのはこんな美容外科

やめておいたほうが良い美容外科には以下の特徴があります。
もしも以下に該当する美容外科を訪れてしまったら、案内されるままに小鼻縮小を受けるのではなく、別の美容外科でセカンドオピニオンを受けることをおすすめします。

カウンセリング時間が短すぎる

小鼻縮小を成功させるためには、お客様のご要望を医師にしっかりと伝え、適切な提案を受けなければなりません。
また、シミュレーションで仕上がり予定を確認しておくことも大切です。
つまり、どうしてもカウンセリングには時間がかかるということですので、カウンセリング時間があまりにも短い美容外科は避けたほうが良いということです。

選ぶならこんな美容外科

小鼻縮小が安い料金に設定されていても、以下に該当する美容外科であれば信頼できる可能性は高いと考えられます。

カウンセリングに時間をかける

カウンセリングは医師とお客様がコミュニケーションを取り合って計画を立てる場で、この時間を大切にできる医師なら、ひとまず信頼できると判断できるでしょう。

複数の提案をする

小鼻縮小には複数の種類があり、お客様ごとに適応となる種類が異なります。
また、お客様から細かいご要望があった場合では複数の提案を行う必要がありますが、それは、お客様の選択肢を広げるために行われます。
つまり、複数の提案をすることで、予算を含め、お客様がご自身に合った小鼻縮小の種類を選択しやすくなるということです。

不必要な施術や手術は勧めない

小鼻縮小は、他の鼻整形との併用で、より理想的な鼻を目指せる手術です。
しかし、小鼻縮小だけでご希望の仕上がりを目指せることもあり、この場合では不必要な施術や手術を勧めるようなことはしません。
これもまた、信頼できる医師かどうかを見極める指標になりますので、カウンセリングの際には、ぜひチェックしてくださいね。

鼻整形の症例写真

曲がった鼻の他院修正
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
鼻中隔延長と鼻尖形成と軟骨移植の症例 (3)
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
鼻尖形成と軟骨移植と肋軟骨の鼻中隔延長と鼻翼挙上と鼻孔縁挙上と小鼻縮小とプロテーゼを同時に行った症例を横から見た写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
保存軟骨を使用した鼻尖形成の症例 (3)
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
プロテーゼの症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
鼻尖形成の斜めから見た症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
小鼻縮小と鼻尖形成を同時に行った症例 (6)
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
プロテーゼと他の鼻の手術をした症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
鼻尖形成と軟骨移植と鼻中隔延長に鼻翼上部の軟部組織除去と鼻孔縁軟骨移植を加えた症例写真 (1)
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
鼻整形のインスタグラムのバナー

小鼻縮小ならeクリニック

eクリニック金沢本院の外観

美しい鼻の形を再現する方法は無数にありますが、どこまでこだわるかは医師によってさまざまです。当院は手術内容・デザインセンス・リスク対策・万が一の対応力・修正手術などどれを取っても国内トップクラスの水準になるように目指しています。「整形っぽくない自然さ+必要以上に高くないけどスッキリして見え存在感を主張しない=忘れ鼻」の形成には特に定評があります。お客様一人一人に心から納得して頂ける施術をご提供いたしますので、鼻整形に興味のある方はぜひ一度当院へお越しください。

当院は低価格高品質の小鼻縮小を目指しています。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このコラムに関連する施術&料金

▶▶小鼻縮小

このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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