貴族手術の名医の見つけ方を医師が徹底解説

韓国で人気の貴族手術とはどんな美容整形なのでしょうか。その詳細と効果、種類について詳しくご紹介します。貴族手術は特にほうれい線のお悩みに効果的な美容整形手術で、顔下半分の印象を大きく変えることができます。貴族手術の名医の見極め方についても解説しますので、貴族手術に興味がある、検討しているという方は是非参考にしてみてください。

貴族手術とは

▶▶貴族手術（鼻翼基部プロテーゼ）

貴族手術の効果

貴族手術はほうれい線だけではなく、鼻翼基部からアプローチするのが大きな特徴です。ほうれい線の凹みや口元の突出感の改善が期待でき、顔全体の印象に変化をもたらします。顔にボリュームが出ることで横顔のバランスが整い、洗練された雰囲気に。老け顔をカバーし、若々しく上品な顔つきになります。

貴族手術の種類

貴族手術では鼻翼基部を内側から持ち上げることでほうれい線を目立たなくします。挿入するものは主に以下の通りです。

• プロテーゼ
• 人工真皮
• ヒアルロン酸
• 脂肪注入
• 耳介軟骨
• 肋軟骨

それぞれの特徴や長所や短所についてご紹介していきます。

プロテーゼ

確実で大きな変化が期待できるのがプロテーゼを使った貴族手術です。プロテーゼというと異物感が心配という方もいらっしゃるかもしれませんが、素材や形などプロテーゼは日々進化しており、違和感はそこまで感じることはありません。

効果が永久的に続き、もし修正したい場合はプロテーゼを取り除くことで簡単に元の状態に戻すことができます。

デメリットは、ズレるリスクがあること、体質によっては合わない場合があることの2点です。しっかりと変化を出したい方、異物を入れることに抵抗感がない方におすすめな手術方法といえます。

人工真皮

人工真皮とは、コラーゲンをシリコンフィルムで包んだ医療素材です。挿入後、1~3ヶ月ほどかけて自家組織として定着していくのが特徴で、最終的に自身の組織の一部になるので、異物を挿入することに抵抗感がある方にもおすすめな手術方法です。

自然な仕上がりで、整形感が出にくいのも特徴ですが、鼻翼基部の凹みが大きい場合は仕上がりに物足りなさを感じてしまうかもしれません。

ナチュラルな変化を目指す方にぴったりな方法となります。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸注入はほうれい線が特に気になる方におすすめな手術方法です。注射だけで手術が完了するため、他の方法と比べて体への負担が少ないのが大きな魅力です。

ヒアルロン酸はいくつか種類があるのですが、貴族手術ではほうれい線の深さによって使い分けます。ヒアルロン酸は時間と共に徐々に体内に吸収されるため、効果は一定期間となります。

ヒアルロン酸は鼻翼基部に注入してしまうと、血管が詰まり、鼻が壊死してしまうリスクがあります。鼻翼基部の陥没の改善にはおすすめできない手法となります。

脂肪注入

脂肪注入法では、患者自身の脂肪を採取し、遠心分離機で純度の高い脂肪細胞を抽出します。その後、細胞を鼻の特定部位に注入し、形状を整えます。自家組織であることがメリットですが、鼻翼基部においては皮膚への圧力が強く、脂肪が定着しにくいという短所があります。ほうれい線に対しても、表情筋の動きで圧力の影響を受けやすいので、脂肪注入はあまりおすすめできません。

耳介軟骨

自身の耳から軟骨を採取し、鼻翼基部に移植して形状を整えます。耳介軟骨は、自然な質感や柔軟性を持ち、適度な弾力があるため、鼻の形状を自然に整えることができます。

耳介軟骨は自家組織であるメリットはありますが、耳を切開しないといけない点、採取できる軟骨が少ない点がデメリットです。鼻翼基部に挿入できる量が限られてしまうため、少しだけボリュームをプラスしたい時に用いられる手術方法となります。

肋軟骨

自身の肋骨から軟骨を採取し、挿入する方法です。ただ、こちらも貴族手術のために胸を切開する必要があり、体への負担が大きいのがデメリットです。また、肋軟骨は硬いため

鼻翼基部に入れると表情が作りにくくなったり、違和感が出ることも。しっかり変化を出すために肋軟骨を用いたいという方もいますが、安全性や体への負担を考えるとプロテーゼの挿入がおすすめです。

リスクや体への負担が少なく、仕上がりも自然であることから現在はプロテーゼか人工真皮を用いて貴族手術をすることが多いです。お悩みやなりたいイメージによっても適した手術方法は異なりますので、気になる方法があればカウンセリングで相談してみることをおすすめします。

▶▶貴族手術（鼻翼基部プロテーゼ）

貴族手術のメリット

また、鼻翼基部の凹みを改善することで、いわゆる”口ゴボ”と言われるようjな口元の突出感を目立たなくすることができます。口元は正面の面長感、横からみた時のバランスに大きく影響する部位です。鼻翼基部にボリュームをプラスすることで顔全体の比率を整える効果も期待できます。

貴族手術にかかる時間は15~20分で、安定するまで1ヶ月ほどです。切開方法はいくつかありますが、当院では口の中を切るため傷跡が目立ちにくく、治りも早いです。体への負担が少なく、社会復帰も早くできるのが大きな魅力です。

貴族手術のデメリット

一方で、貴族手術には以下のようなデメリットもあります。

• 鼻が大きく見える
• 鼻が低く見える
• 表情が作りにくい

鼻翼基部にボリュームを出すことで鼻が埋もれてしまい、鼻が相対的に低く見えることがあります。もともと鼻が低いという方は注意が必要です。

そして、貴族手術により鼻の付け根が高くなることで鼻翼や鼻の穴が広がり、鼻が大きく見えることもあります。プロテーゼや人工真皮などを多めに入れると起こりやすい症状で、少しの量の違いで印象が変わってしまいます。

これらの症状を目立たなくするためにも貴族手術は単独でなく、他の鼻整形手術を並行して行うのがおすすめです。鼻の大きさが気になる場合は「小鼻縮小術」、鼻の高さが気になる場合は「鼻中隔延長術」や「鼻尖形成」をあわせて行うとよりきれいな仕上がりになります。

また、プロテーゼや人工真皮が馴染むまでは違和感を感じやすいです。特に鼻翼基部は笑う時によく使う部位なので、笑ったときに不自然になってしまいます。違和感の強さは人によって異なり、手術後3ヶ月程度で気にならなくなっていきます。

ただ、当院ではこのようなデメリットを目立たなくなるようにうまく手術をしています。

貴族手術のリスクと合併症

すべての外科手術と同様に、貴族手術にも感染や出血、腫れなどのリスクが存在します。また、術後の合併症や感染症の発生の可能性もあります。

合併症や感染症が起きた場合は、内服薬や抗生剤の点滴で治療を行います。熱感や痛み、腫れが長期間続く場合は合併症や感染症が疑われるので早めにクリニックに相談するようにしてください。

▶▶貴族手術（鼻翼基部プロテーゼ）

貴族手術ならeクリニックへ

貴族手術で迷ったらeクリニックにお越しください。貴族手術の先進国である韓国にも院長自ら足を運び手術の手技の情報交換を行っています。
当院の貴族手術では主にプロテーゼ、軟骨、人工真皮が適応となります。
中でも人工真皮は自然な仕上がりにすることが可能です。人工真皮は皮膚に傷を作らず口の中から挿入しています。
人工真皮は鼻翼基部に挿入後、1〜3ヶ月して自家組織に置き換わ、その間に2〜3割吸収されますが、大部分は残り効果は持続します。手術後に除去する事も可能です。
人工真皮は保健医療でも使用され、国内でも認可が降りている素材で、安全性の高さでも知られています。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

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