アップノーズを改善する方法とは?おすすめの鼻整形手術を解説!

美しい横顔やバランスの取れた顔立ちは、多くの人が憧れる理想のひとつです。しかし、鼻が上向きに反り返る「アップノーズ」に悩む方も少なくありません。アップノーズは、正面や横から見たときに鼻の先が上を向き、顔全体の印象に影響を与えます。では、アップノーズをどのように改善できるのでしょうか。この記事ではアップノーズの原因や、改善に役立つさまざまな鼻整形手術について詳しく解説します。アップノーズにお悩みの方や、鼻整形に興味があるという方は是非参考にしてみてください。

▶▶鼻の美容整形

目次

アップノーズとは

アップノーズのイメージ

アップノーズとは、横顔で鼻先の頂点が上向きにある状態を指します。アップノーズは正面から見ると鼻の穴が目立ちやすく、「豚鼻(ぶたはな)」と呼ばれることもあります。

ただ、最近はツンと上を向いた鼻は若々しく可愛らしい印象を与える効果もあるといわれており、鼻先に高さを作った状態でわざとアップノーズを作る美容整形も流行っています。

アップノーズがメリットになるかコンプレックスになるかについては、顔のバランス、鼻の高さ、正面から見た時どれくらい鼻の穴が目立つかなどによって異なります。この記事ではアップノーズがコンプレックスである方に向けて、その原因や改善方法についてご紹介していきます。

アップノーズの原因

アップノーズになる原因は主に以下の2つです。

  • 鼻中隔軟骨が短い
  • 鼻筋が短い

それぞれについて詳しくみていきましょう。

鼻中隔軟骨が短い

鼻中隔軟骨とは、鼻腔を左右に分ける軟骨のことです。鼻を下から見た時に、左右の鼻の穴を隔てる壁が鼻中隔です。

鼻中隔は鼻の長さや高さ、そして鼻先の位置を決める重要な部位です。一般的に、鼻中隔が長いと鼻が高くなり、顔全体のバランスが整いやすくなります。しかし、鼻中隔が短いと、鼻が低く見え、鼻先が上を向きやすくなります。

鼻筋が短い

鼻筋は顔の中心に位置し、顔立ちのバランスを取る重要な役割を果たしています。鼻筋が短い場合、鼻の高さが低く見え、顔全体に平坦な印象を与えてしまいます。鼻先が上を向いてしまうため、アップノーズになりやすくなります。

アップノーズを改善する方法

鼻中隔延長と軟骨移植と鼻尖形成と貴族手術を同時に行った症例
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

アップノーズは上記でご紹介した通り、鼻の構造が原因となります。そのためセルフケアでの改善は難しいとされています。

ここからはアップノーズの改善に効果的な美容整形についてご紹介していきます。アップノーズを目立たなくする美容整形は以下の3つです。

  • 鼻中隔延長術
  • ヒアルロン酸注入
  • プロテーゼ隆鼻術

それぞれの手術方法について詳しく見ていきましょう。

鼻中隔延長術

アップノーズを改善した鼻中隔延長の症例

鼻中隔延長術は、アップノーズを改善する代表的な方法です。この手術ではもともとある鼻中隔軟骨に別の軟骨を移植し、長さを出します。鼻中隔を延ばすことで鼻の形を整えます。軟骨を移植することで、鼻先の形や高さをある程度調整することができ、高さを出しつつ鼻先を下に向ければ、鼻の穴が目立ちにくくなります。

軟骨は自身の耳から採取します。2箇所切開が必要になる点、顔の表面に傷がつく点がデメリットではありますが、時間の経過とともに傷跡は目立たなくなるため、過度に心配する必要はありません。軟骨が馴染めば、組織の一部として機能するため長期的な効果を臨むことができます。

ヒアルロン酸注入

メスを使わない鼻整形として広く知られているのが、ヒアルロン酸の注入です。弾力やハリを与えるヒアルロン酸を鼻に注入することで、鼻を高くしたり鼻筋を整えることができます。特に、鼻筋が短い場合にはこの方法が効果的です。ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分なので、安全性が高いとされています。ただし、ヒアルロン酸の効果は半永久的ではなく、半年から2年程度で体内に吸収されてしまいます。そのため、効果を持続させるためには定期的な施術が必要です。手軽に試せる一方で、継続的なケアが求められる点を考慮する必要があります。

プロテーゼ隆鼻術

鼻尖形成と軟骨移植と肋軟骨の鼻中隔延長と鼻翼挙上と鼻孔縁挙上と小鼻縮小とプロテーゼを同時に行った症例を横から見た写真
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

プロテーゼ隆鼻術は、鼻筋に「プロテーゼ」と呼ばれる医療用のシリコンを挿入する鼻整形です。整った鼻筋や高さのある鼻を手に入れることができ、鼻全体を物理的に高くすることで鼻の穴が目立ちにくくなります。

鼻の穴の内側からメスを入れれば、顔の見える場所に傷跡は残りません。このため、顔にメスを入れることに抵抗がある方にも人気があります。さらに、ヒアルロン酸と違って持続効果が半永久的である点も大きな魅力です。一度の手術で長期的な効果を得られるため、手軽さと持続性を兼ね備えた方法として多くの人に選ばれています。

▶▶プロテーゼ

アップノーズ改善手術と併用がおすすめな鼻整形手術

上記でご紹介したような手術方法と、他の鼻整形を組み合わせることでより理想的な鼻を作ることができます。アップノーズ改善手術との併用がおすすめな手術は以下の3つです。

  • 鼻尖形成
  • 鼻尖部軟骨移植
  • 鼻孔縁形成

それぞれどんな手術なのか、どのような効果があるのかについてご紹介します。

鼻尖形成

小鼻縮小と鼻尖形成を同時に行った症例 (5)

鼻尖形成は、左右の鼻の軟骨を縫い合わせて鼻先を細くする手術です。鼻先が丸いアップノーズの方に特におすすめの手術で、鼻先の幅を狭めることで、よりシャープで洗練された印象を与えることができます。

▶▶鼻尖形成

鼻尖部軟骨移植

鼻の耳の軟骨移植の症例

鼻尖部軟骨移植は、人工軟骨や耳介軟骨を鼻先に移植することで、鼻先を下げたり高さを出す手術です。軟骨を移植することで、鼻先に自然な形状と適切な高さを持たせ、顔全体のバランスを整えることができます。

▶▶鼻尖部軟骨移植

鼻孔縁形成

鼻尖形成と軟骨移植と肋軟骨の鼻中隔延長と鼻翼挙上と鼻孔縁挙上と小鼻縮小とプロテーゼを同時に行った症例を横から見た写真
【リスク・副作用】腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻孔縁形成とは、鼻の穴の形を整える美容整形です。鼻の穴を持ち上げる「鼻孔縁挙上術」と、鼻の穴を細長くして下げる「鼻孔縁下降術」がありますが、アップノーズの場合には鼻孔縁下降術を受けることが有効です。この手術によって鼻の穴の大きさが目立ちにくくなり、よりバランスの取れた自然な見た目を実現することができます。

▶▶鼻孔縁形成

アップノーズの改善を成功させるためには

アップノーズを改善し、理想的な鼻を作るためには手術そのものはもちろん、医師選びや手術前のカウンセリング、手術後のダウンタイムも重要です。それぞれの注意点について詳しくご紹介していきます。

鼻整形を得意とする医師を選ぶ

美容整形の手術をしている名医

アップノーズの改善を成功させるためには、鼻整形を得意とする経験豊富な医師を選ぶことが重要です。鼻整形は繊細で複雑な手術であり、理想的な結果を得るためには高い技術と知識が必要です。

まずは医師の経歴や実績を確認しましょう。幅広い鼻整形に対応しており、アップノーズ改善の症例が多い医師であれば、より信頼して手術を任せることができるでしょう。

また、実際に手術を受けた方の口コミも医師選びの参考になります。SNSやレビューサイトで医師名やクリニック名を検索してみましょう。口コミはできるだけ多くの投稿に目を通し、客観的な意見を持つことが重要です。もし可能であれば実際にアップノーズ改善手術を受けた人と連絡を取り、具体的な感想を聞いてみるのも医師選びの参考になるでしょう。

納得いくまでカウンセリングを受ける

カウンセリングは、自分の希望や悩みを医師に伝え、手術内容や期待できる効果を理解するための大切なステップです。ここでしっかりとコミュニケーションを取ることで、手術後の満足度が大きく変わってきます。

まず、自分の理想とする鼻の形を具体的に伝えることが大切です。写真やイラストを用いると、医師にも分かりやすく伝わります。また、手術の方法やリスク、ダウンタイムについても詳しく説明を受け、不安や疑問を全て解消しましょう。複数のクリニックでカウンセリングを受け、医師の対応や提案内容を比較することもおすすめです。

カウンセリングを通じて信頼関係を築き、納得した上で手術に臨むことが、理想的な結果を得るための重要なポイントとなります。自分に合った手術方法を見つけ、安心して手術を受けるために、じっくりと時間をかけてカウンセリングを行いましょう。

ダウンタイムを安静に過ごす

ダウンタイムとは、手術後に体を休め、回復を促すための期間を指します。この期間中に適切なケアを行うことで、術後の腫れや痛みを軽減し、理想的な仕上がりを得ることができます。

まず、手術後はできるだけ安静に過ごし、激しい運動や過度な体の動きを避けるようにしましょう。特に初めの数日は、頭を高くして寝るなどの工夫をすると、腫れが引きやすくなります。医師から指示された通りに冷却や軟膏の使用を行い、傷口を清潔に保つことも大切です。

また、飲酒や喫煙は回復を遅らせる原因となるため、ダウンタイム中は控えるようにしましょう。バランスの良い食事を摂り、十分な睡眠をとることで、体の回復力を高めることができます。もし何か異常を感じた場合は、すぐに担当医に相談し、適切な対応を受けることが必要です。

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アップノーズ改善なら「eクリニック 金沢院」がおすすめ

eクリニック金沢本院の外観

eクリニックは高品質な美容医療を低価格で提供し続けることを目標にした美容クリニックです。鼻整形というと高額で、なかなか手を出しにくいイメージがありますが、eクリニックは価格についても寄り添い、お悩みにあわせた手術方法を提案しています。

アップノーズ改善は原因にあわせて手術方法を選択しなければ、思ったような効果を得ることができません。eクリニックでは、鼻整形の豊富な知識と高い技術力を持った医師が在籍しているため、原因をしっかり確認しながら理想的な鼻を作るためのプランを一緒に考えていきます。

また、eクリニックでは全ての治療に保証制度を設けております。万が一修正が必要と認められた場合は、保証期間内に無料で修正に対応しております。美容整形が初めてという方でも安心して手術に臨めるような環境と制度を用意しています。

eクリニック金沢院は、金沢駅から徒歩7分でアクセスが可能です。お仕事や学校帰りでも気軽にお立ち寄りいただけるクリニックとなっているので、アップノーズにお悩みの方は是非一度カウンセリングにお越しください。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

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このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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