![目頭切開とタレ目形成と目尻切開と埋没法の二重をした2ヶ月後の症例写真](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2024/03/目頭切開とタレ目形成と目尻切開と埋没法の二重をした2ヶ月後の症例写真.jpg)
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
タレ目形成は目元の印象を変えることができる美容整形です。特に、「優しい」「かわいい」といった印象を与えたい場合に効果的で、ツリ目やキツい目元に悩んでいる方に多く選ばれています。
しかし、施術を検討している際に、タレ目形成の失敗例や否定的な意見を目にしてしまったことで「施術を受けるのが怖くなった」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、ブログやSNSで見かける失敗事例を取り上げてまとめてみました。何が原因となっているのか、対策方法はあるのかなどについても解説しておりますので、施術を受けるか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
▶▶タレ目形成
タレ目形成とは
![グラマラスラインのデザイン](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2022/09/グラマラスラインのデザイン.jpg)
タレ目形成は「グラマラスライン形成」とも言われる目元の美容整形です。他にも「下瞼拡大」「下瞼目形成」などさまざまな呼び方があります。
タレ目形成の目的は、文字通りタレ目を作ることです。下まぶたの位置を下げることで白目部分が大きくなり、優しい・キュート・可愛らしいといった印象の目元を実現することができます。目元に丸みや曲線がプラスされるため、幼い印象の子供顔を目指すことも可能です。
タレ目形成は通常、目を目尻側に大きくする「目尻切開」と併用しておこなわれます。メイクで下まぶたのラインを書いて大きく見せるよりも、ナチュラルに大きく見せることが可能なため、普段メイクでタレ目を作っているという方にこそおすすめできる施術です。
目尻切開との組み合わせ
![目尻切開とタレ目形成を併用した症例写真](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2024/05/目尻切開とタレ目形成を併用した症例写真-1024x1024.jpg)
だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています。
タレ目形成と目尻切開(目尻靭帯移動)の組み合わせのご相談が近年増えてきました。美しく綺麗な目は、ほとんどの場合、下瞼が大きく広がっており目頭から目の中央あたりにかけて、一度下がってから目尻にかけて上がるというラインを形成しています。
タレ目形成はそれを作るものであり、実は向いている人がとても多い美容整形です。
近年の流行としては、パーツが中央によって濃く見える求心顔よりも、透明感のある遠心形の顔(目頭の形は綺麗だけど寄りすぎない目、鼻先のトップは高いけど下がりすぎて無い鼻、低い目の位置、丸みのあるおでこと額などなど)のニーズが増えています。ベビーフェイスだけど綺麗さを兼ね備えた顔です。
タレ目整形のブログで見かける失敗事例をご紹介
![実際のブログにある失敗事例を紹介している看護師](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2024/05/埋没による二重まぶたが30年後に変化したときの対処法を説明する看護師-1024x1024.jpg)
タレ目形成の失敗例にはどのようなものがあるのでしょうか。ここからは、実際にタレ目形成を受けた方のブログで見つけた事例を取り上げて、原因や対策について解説していきます。
実際のブログにある失敗事例① 顔の雰囲気に合っていない
大きく優しげなタレ目は最近のトレンドでもあるため、憧れているという方も多いのではないでしょうか。しかし、誰しも可愛らしいタレ目が似合うわけではありません。タレ目にしたいという憧れだけで施術を受けてしまうと後悔してしまうことが多いです。違和感を持たせることなく目元の印象を変えるには、顔全体のバランスが非常に重要になります。目元だけに焦点を当て、顔全体のバランスを考慮せずにタレ目形成をおこなってしまうと、ちぐはぐな印象になってしまう可能性が高いと言えるでしょう。
また、若い頃には似合っていても、30代、40代と年齢を重ねるにつれて似合わなくなることも考えられます。仮に希望通りの仕上がりになったとしても、あとになって失敗したと感じる可能性はゼロではありません。
タレ目形成のデザインを決めるときはあまり目の印象ばかりに左右されずに、顔全体を意識したデザインを採用するようにしましょう。
実際のブログにある失敗事例② 術式選択を誤った
タレ目形成にはいくつかの術式があります。後悔しないためには自分に合った術式を選択することが大切です。細かな術式はクリニックによって異なりますが、切る整形と切らない整形の2種類に分けられます。
「切る範囲が狭いともとに戻りやすい」「切る範囲が広すぎると不自然な形になる」ところがタレ目形成の難点です。施術直後は効果を実感していたのにもかかわらず、数ヶ月後の仕上がりに違和感を覚える方もいらっしゃいます。いきなり目尻を切開するのに不安があるという方におすすめなのが「切らないタレ目形成」です。医療用の特殊な糸を使ってタレ目を作る切らないタレ目形成は、切るタレ目形成よりも修正手術が簡単な上、時間経過とともに自然と元の目尻に戻すことができます。
まずはタレ目形成で自分の見た目がどう変化するのか確認してみて、仕上がりのイメージを実際に体感してから切るタレ目形成に切り替えるのもおすすめです。二重整形における埋没法と切開法のように、どちらの施術にもメリットとデメリットがあるため、医師と相談して慎重に判断しましょう。
実際のブログにある失敗事例③ 元の状態に戻ってしまった
![後戻りした目尻切開とタレ目形成の修正した症例](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/09/後戻りした目尻切開とタレ目形成の修正した症例-1018x1024.jpg)
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切開しないタイプのタレ目形成だけでなく、切開をともなうタレ目形成であっても後戻りのリスクがあります。原因は切開した目尻の皮膚が元の状態に戻ろうとすることによる「皮膚の再癒着」です。怪我をしたときに自然と傷口が塞がる現象と似ています。ただし、医師はこの「再癒着」が起こることを予測した上でデザインを決めるため、完全に元の状態に戻るほど後戻りをしてしまうことは稀です。もし仮に完全に元の状態に戻ったのだとしたら、それは医師の技術力やデザイン力に問題があったと考えられます。
後悔したくないなら、たしかな実績のある名医に施術を担当してもらうようにしましょう。
実際のブログにある失敗事例④ 効果が実感できない
タレ目形成をしたのに思っていたような効果が得られず後悔しているケースも見られました。原因としては、後戻りを考えたデザインができていなかったか、デザイン通りの施術をしたにもかかわらず見た目の変化を実感できるほどの効果が得られなかったかのどちらかだと考えられます。
タレ目形成に限らず、目元の整形は数ミリ単位の調整が求められる非常に繊細な施術です。切開しすぎると違和感のもとになりますが、切る範囲が狭すぎても後戻りのリスクが高くなってしまいます。タレ目形成は特に、切開範囲が広すぎても狭すぎても失敗のリスクがある、というかなり難易度の高い施術であるということを理解しておきましょう。そうなると、当然下手な医師や経験不足の医師には施術を任せないのが賢明です。タレ目形成の症例数の多い医師を見つけてデザインや施術を任せるようにしましょう。
実際のブログにある失敗事例⑤ 不自然な見た目になってしまった
![目尻切開で四角形になった目尻を三角形にした症例](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/09/目尻切開で四角形になった目尻を三角形にした症例-1024x1024.jpg)
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不自然な見た目になってしまって後悔したという事例も多く見られました。このような失敗は多くの場合、切開範囲が広すぎることが原因です。目尻の粘膜部分は通常それほど露出していません。そのため、切開しすぎると「外反」と呼ばれるあっかんべーをしたような状態になってしまいます。
また、タレ目形成で作る可愛らしい印象よりも「綺麗な」「大人っぽい」印象の目元が似合う方だと、顔全体の中で目元だけが浮いた状態になってしまうこともあります。そのような方の場合は過度にタレ目にしすぎず、バランスを見ながらデザインを調整することが重要です。
まずは、タレ目形成に適した目元であるかどうか、医師に相談してみましょう。タレ目形成の施術実績が豊富な医師は、過去の経験から施術の適正を判断できるだけでなく、タレ目形成の代替案として別の施術の提案をしてくれます。
実際のブログにある失敗事例⑥ 逆さまつげになった
先述したように、タレ目形成には何種類かの術式があり、どの術式を採用しているかは美容外科の方針や医師の判断によって変わってきます。
切開をともなうタレ目形成でのメスの入れ方には、主に結膜側である皮膚の裏側から切開するものと、皮膚表面から切開するものに分類することが可能です。結膜側から切開するタレ目形成の場合、傷跡が表に出ないというメリットと引き換えに「逆さまつげ」になるリスクがあるということを覚えておきましょう。また、切開範囲を広くしすぎてしまったり、極端に目尻を下げるようなデザインにしてしまったりした場合には、まぶたの皮膚が余って逆さまつげになる可能性が高いです。
逆さまつげとは、本来外向きに生えているはずのまつ毛が内向きに生えている状態のこと。眼球にまつ毛が接触しやすい状態になっているため、放置すると角膜が傷ついて炎症や潰瘍ができたり視力低下を招いたりするリスクがあります。
そのため、もともと逆さまつげの傾向がある方は特に、結膜側からメスを入れるタレ目形成はおすすめできません。
どの施術にも言えることですが、美容整形を受ける際はしっかりとその施術のリスクを調べて納得した上で施術に臨むようにしましょう。
実際のブログにある失敗事例⑦ 赤みや傷跡が目立つ
先ほど説明したように、切開をともなうタレ目形成のメスの入れ方には「皮膚の裏側(結膜側)からメスをいれるタイプ」と、「皮膚の表側からメスをいれるタイプ」の2種類があります。表からメスを入れる方法の場合、逆さまつげになるリスクは抑えられますが、皮膚表面に傷跡が残ります。
大抵は時間の経過とともに目立たなくなるためそれほど問題ではありません。個人差はありますが、術後に抜糸をする頃にはメイクでカバーできるくらいの赤みに落ち着いていることがほとんどです。抜糸の時期は術後1週間前後が一般的になります。
しかし、場合によっては1〜3ヶ月の長い期間、赤みが残ったままになってしまう場合もあります。個人の体質による問題だけでなく、医師の技量が低い場合にそのようなリスクが高まります。腕の良い医師は必要最低限の行程で施術を終えるため、術中の出血や組織への負担を抑えることが可能です。
術後の赤みや傷跡が残りにくい施術ができる、経験豊富で高い技術を持った医師に施術を依頼することが一番の対策になります。
当院のタレ目形成の症例写真
![タレ目形成の20代の症例写真](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/10/タレ目形成の20代の症例写真.jpg)
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![目尻切開と他の美容整形を同時に行い目を全方向に拡大した症例写真](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/09/目尻切開と他の美容整形お同時に行い目を全方向に拡大した症例写真-1024x1024.jpg)
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![目尻靭帯移動術の7日、30日、90日の経過の症例](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/09/目尻靭帯移動術の7日、30日、90日の経過の症例-1024x1024.jpg)
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![目尻靭帯移動術の斜め右から見た症例](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/09/目尻靭帯移動術の斜め右から見た症例-1-1024x1024.jpg)
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![目尻靭帯移動術の傷跡を説明する症例](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/09/目尻靭帯移動術の傷跡を説明する症例-1024x1024.jpg)
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![目尻切開で目の横幅を大きく拡大した症例](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/09/目尻切開で目の横幅を大きく拡大した症例-1024x1024.jpg)
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![円戸統括院長のインスタグラムの目元のバナー](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2024/02/円戸統括院長のインスタグラムの目元のバナー.jpg)
後悔しないタレ目形成ならeクリニック
![eクリニック金沢本院の外観](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/09/eクリニック金沢本院の外観.jpg)
今回は、「タレ目形成で後悔・失敗した事例」について、実際にブログやSNSで見かけたものをいくつか取り上げて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。タレ目形成では切開範囲が広いと不自然になり、反対に狭いと効果があまり出ないといった意味では非常に難易度の高い施術です。執刀医はデザインの段階から適切な切開範囲を見極める必要があります。技術力・デザイン力・経験に問題のある医師だと、今回ご紹介したような失敗が起こるリスクが高くなってしまうため注意しましょう。
eクリニックでは、目尻切開やタレ目形成のご相談を多くいただいております。目元の整形手術を得意とする名医が多数在籍しており、カウンセリングから施術まで丁寧に対応させていただきますので、目元のお悩みを抱えている方はぜひお近くのeクリニックで無料カウンセリングを受けてみてください。
eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。
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このページの監修医師
![円戸望](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/09/円戸望.jpg)
医師
円戸 望
経歴
・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院
![美容外科医師の飯田秀夫](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2023/10/美容外科医師の飯田秀夫.jpg)
医師(eクリニック統括技術指導医)
飯田 秀夫
経歴
・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
以降、同大学医学部付属病院、
国立がんセンターなどで頭頸部外科、
形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院
プロフィール
のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。
資格
日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)
![](https://eclinic-kanazawa.jp/column/wp-content/uploads/2022/10/山崎-俊.jpg)
医師
山崎 俊
経歴
2004年 金沢大学医学部 卒業
2004年 慶應義塾大学 形成外科 助手
2004年 琉球大学医学部形成外科 医局長
2004年 東邦大学医療センター形成外科 医局長
資格
日本形成外科学会外科専門医
再建・マイクロサージャリー分野指導医
所属学会
日本形成外科学会