貴族手術はほうれい線の改善や口ゴボの矯正、さらには顔全体の立体感を高める効果をもたらす美容整形手術です。しかし、どんな医療行為にもデメリットやリスクは存在するものです。そこで本記事では、貴族手術の効果からデメリット、リスク、ダウンタイムについて詳しく解説します。貴族手術がどんな手術なのか、どんな効果があるのかについてもわかりやすくご紹介しますので、貴族手術に興味がある、貴族手術を検討しているという方は是非参考にしてみてください。
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貴族手術のデメリット

だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱などを生じることがあります。
治療部位に熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
上記のような効果が期待できる貴族手術ですがデメリットもいくつか存在します。この症例は貴族手術の術前と手術後3か月後の症例です。当院ではこの症例のようにデメリットに配慮して美容整形を行っています。術後は存在感のない忘れ鼻になっており、すっきりとした口元になっています。
貴族手術を受けることで起こりうる主なデメリットは以下の通りです。
- 鼻の穴が大きく見える
- 鼻が低く見える
- 表情が不自然になる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
鼻の穴が大きく見える
貴族手術で凹みを改善すると、鼻の形状全体が変わるため、それが鼻の穴を大きく見せてしまう可能性があります。具体的には、鼻翼基部が前に突き出る形状になると、相対的に鼻の穴が大きく見えることがあります。また、鼻の形状全体が変わると、鼻の穴の位置も変わり、それが鼻の穴を大きく見せる可能性もあります。これは、手術前後で顔全体のバランスが変わるため、一部の視覚的な印象が変化するためです。
鼻が低く見える
貴族手術により鼻翼基部の凹みが改善されると、鼻全体の形状や位置が変わり、それが鼻が低く見える原因となることがあります。手術により鼻翼基部が前に突き出し、鼻全体が平たく見えてしまう現象です。これは、鼻の立体的な高さが減少すると感じるためです。また、先ほどご紹介したデメリットである鼻の穴が大きく見えることで、鼻全体が低く見えるという視覚的な錯覚を生むこともあります。
表情が不自然になる
貴族手術は術後、顔の表情に影響を与えることがあります。鼻の周りの筋肉や皮膚が手術により移動または変形すると、笑った時や話した時の表情の動きが以前とは異なる可能性があります。これは鼻翼基部が表情を作る筋肉と近い場所にあるために起こる現象です。また、鼻翼基部の形状が変わると、それが鼻の穴の大きさや位置を変え、これが表情の自然さに影響を与えることもあります。
貴族手術のデメリットを回避するためには?
鼻の穴が大きく見える、鼻が低く見えるのを防ぐために、貴族手術は他の鼻整形手術と並行して行うことが多いです。例えば、鼻中隔延長手術、鼻尖形成術といった鼻の形を整え高く見える手術、口元や輪郭をすっきりさせる脂肪吸引を同時に行うと上記のようなデメリットがカバーしやすくなります。
表情の不自然さはプロテーゼやヒアルロン酸、自家組織などの挿入物が馴染んでくると徐々に改善されていきます。術後すぐの違和感が気になるという方、周囲に整形したことをバレたくないという方はマスクなどでカバーするのがおすすめです。挿入物は少しの大きさ、挿入量の違いで印象が大きく変わります。自然な表情を作るためにも欲張らず適切な大きさ、量を挿入しましょう。
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貴族手術のリスク

だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱などを生じることがあります。
治療部位に熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
美容整形手術は必ずリスクがあるということも頭にいれておかなければなりません。このリスクが美容整形のデメリットの一つであるといえます。ただ、デメリットといっても大きいものもあれば小さいものもあります。基本的にメリットがデメリットを大きく上回っているため、そこまで気にしなくても大丈夫です。だた、手術を受けるのであれば事前に知っておくとよいでしょう。貴族手術で起こりうる主なリスクは以下の3つです。
- 感染症
- 挿入物がズレる
- 神経障害が出る
それぞれについて解説していきます。
当院では、この症例のようにデメリットに配慮して貴族手術を行っています。
感染症
貴族手術は外科手術であり、その性質上、感染症のリスクが伴います。手術によって皮膚や組織が切開されるため、細菌が体内に侵入する可能性があるためです。感染症の兆候としては、手術部位の赤み、腫れ、痛み、熱感、膿などがあります。また、重度の感染症では全身の体調不良や発熱を引き起こすこともあります。感染症を予防するためには、手術前後の清潔な環境と衛生管理が重要です。また、手術後は指示された通りにケアを行い、異常があればすぐにクリニックに連絡することが重要です。ただ、極稀に起こる程度なのであまり気にしなくても大丈夫です。
挿入物がズレる
プロテーゼなどの挿入物が、術後の組織の腫れや動き、物理的な衝撃などにより予定した位置からズレてしまうことがあります。これは、見た目に違和感を与えるだけでなく、痛みや不快感を伴うこともあります。また、挿入物がズレることで感染症のリスクも高まる可能性があります。ズレた挿入物は再手術によって調整されることが多いです。ただ、万が一ズレたとしても、歯の詰め物と同じように、ただ直せばいいだけなので、そこまで心配する問題ではありません。
神経障害が出る
鼻周辺の組織を切開したり、挿入物を配置したりする過程で、感覚神経に影響を及ぼす可能性もゼロではありません。神経障害は、手術部位の感覚異常(麻痺やチクチク感)、痛み、または顔の筋肉の動きに影響を及ぼす可能性があります。大抵の場合、これらの症状は一時的で、時間の経過とともに自然に改善します。しかし、稀に恒久的な神経障害が生じることもあります。手術前には、医師と十分にリスクについて話し合うことが重要です。こちらも極稀に起こる程度なのであまり気にしなくても大丈夫です。
貴族手術のリスクであるデメリットを回避するためには?
鼻翼基部形成術のリスクを最小限に抑えるためには、事前の準備と手術後のケアが重要です。まず、適切な医師を選ぶことが第一です。専門的な知識と経験を持つ医師による手術は、リスクを大幅に減らすことができます。
次に、手術前のカウンセリングで十分な情報を得ることも重要です。手術の目的、予想される結果、リスクについて、医師から詳しく説明を受けましょう。また、自身の健康状態や過去の病歴についても正確に伝えることが大切です。
手術後のケアにも注意が必要です。手術後の指示を正確に守り、清潔な環境を保つことで感染症のリスクを下げることができます。また、無理な動きを避け、定期的に医師の診察を受けることで、挿入物のズレや神経障害などの問題を早期に発見・対処することができます。何か異常を感じた場合は、すぐに医療機関に連絡しましょう。
▶▶【貴族手術で後悔】ブログでよく見る失敗事例を医師が徹底解説
貴族手術のダウンタイム
上記でもお伝えしたように貴族手術のデメリットをカバーできるか、リスクを減らせるかどうかについては手術後のダウンタイムの過ごし方も非常に重要な要素となります。ここからは貴族手術のダウンタイムについて解説していきます。
ダウンタイムの期間

貴族手術のダウンタイムの早見表です。ダウンタイムの流れをご確認いただけます。
貴族手術のダウンタイムの目安は1~3週間です。これは挿入物の種類によっても大きく異なります。例えば耳介軟骨や肋軟骨など軟骨移植をした場合は2ヶ所切開することになるためダウンタイムもやや長くなる傾向にあります。
抜糸が必要な場合は手術から1週間後に行い、1ヶ月後、3ヶ月後と経過を診察します。患部が完全に安定するのは手術から1ヶ月が目安です。
ダウンタイム中の症状
貴族手術のダウンタイムでは以下のような症状が起こり得ます。
- 腫れ
- 痛み
- むくみ
- 内出血
- だるさ
- 熱感
- 頭痛
- 痒み
- 発熱
症状のピークは3日から1週間でその後、症状は2~3週間かけて徐々に落ち着いてきます。腫れやむくみが完全に治るまで長くて1ヶ月ほどかかるので、それまでは鼻や口元に一時的な厚みや左右差を感じることがあります。
熱感や痛み、腫れなどが長引く場合は感染症の可能性があるので、早めにクリニックに連絡するようにしましょう。
ダウンタイム中の過ごし方
手術後当日は洗顔やシャワーはできません。2日目から首から下のシャワーが可能で、3日目からは洗顔や全身のシャワー、シャンプーができます。
飲酒や喫煙は術後1週間は控え、内出血や腫れが悪化する可能性があるため激しい運動やサウナなども避けましょう。
ただ、貴族手術は他の鼻整形と同時に行う場合も多く、ダウンタイム中の過ごし方は固定があるかどうかによっても異なります。医師の説明をしっかり聞いて、注意点を守って過ごすようにしましょう。
貴族手術とは

だるさ・熱感・頭痛・痒み・浮腫・発熱などを生じることがあります。
治療部位に熱感・痛み・腫れが増す、あるいは長引く場合は感染が疑われます。
そもそも、貴族手術は美容整形手術の一種で、鼻の形状や大きさの調整を目的としています。鼻翼基部の陥没をプロテーゼやヒアルロン酸、自家組織を挿入することで改善し、小鼻の付け根の凹みやほうれい線を改善します。この手術を受けることで顔全体のバランスが整い、見た目が良くなることが期待できます。
貴族手術は「鼻翼基部形成術」や「鼻翼基部プロテーゼ」とも呼ばれることも。貴族手術という呼び方は美容整形が盛んな国・韓国で広まり日本でも取り入れられるようになりました。口元が穏やかに見える効果から貴族手術という名前がつけられたのが由来となっています。
貴族手術の効果
貴族手術の主な効果は以下の3つです。
- ほうれい線を目立たなくする
- 口ゴボを改善する
- 顔に立体感を出す
それぞれについて詳しくご紹介します。
ほうれい線を目立たなくする
鼻翼基部が凹んでいると、その影響で周辺の皮膚が引っ張られ、ほうれい線がより目立つことがあります。鼻翼基部形成術では、この鼻翼基部の凹みを改善し、鼻の形状を整えることで、皮膚の引っ張りが緩和されます。結果として、ほうれい線が目立ちにくくなり、全体的に顔の印象が若々しくなります。
鼻翼基部の凹みが原因でほうれい線が目立つ場合、その他のリフトアップ施術・手術を受けてもあまり変化が感じられません。レーザーや超音波などを何度か受けたけれど効果がなかったという方は鼻翼基部の凹みを改善することでほうれい線も薄くできるかもしれません。
口ゴボを改善する
鼻翼基部の凹みが深いと口元が突出して見え、いわゆる”口ゴボ”が起こりやすくなる。なぜなら、顔のバランスが崩れ、鼻と口の間の距離が相対的に短く見えるからです。鼻翼基部形成術で鼻翼基部の凹みを改善すると、鼻と口の間の距離が適正に見え、口元や口ゴボの突出感が減少します。
貴族手術によって鼻翼基部を整えることで口元のバランスも整い、顔全体の印象も変えることができます。
顔に立体感を出す
鼻翼基部の凹みが深いと、顔全体のバランスが崩れ、平面的な印象を与えることがあります。鼻翼基部形成術により、この部分の凹みを改善すると、鼻が自然に前に突き出る形状になり、顔全体に立体感が生まれます。また、鼻は顔の中心に位置し、顔全体の印象を大きく左右します。鼻周りの形状や位置が整うことで、他の顔のパーツも相対的に適切な位置関係に見え、全体としての立体感が増します。これにより、顔全体の印象がよりバランスよく、立体的に見えるのです。
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eクリニックでは「美容整形」をもっと気軽にできるよう【高品質・低価格】を目指しています。 全国トップクラスの円戸医師や飯田医師が監修し、少数精鋭で施術を行っているからこそ実現できる「質」と「価格」です。
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貴族手術ならeクリニックへ

貴族手術で迷ったらeクリニックにお越しください。貴族手術の先進国である韓国にも院長自ら足を運び手術の手技の情報交換を行っています。
貴族手術は単独で行うより、他の人中短縮や鼻の整形と組み合わせることで、より美しくすることが可能です。
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このページの監修医師

eクリニックグループ統括院長
円戸 望

eクリニック統括技術指導医
飯田 秀夫