鼻唇角形成術の名医の探し方のコツを医師が解説

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

唇が突き出しているように見える、鼻の下が長く見える、そのようなコンプレックスをお持ちの方におすすめの美容整形が鼻唇角形成術。ヒアルロン酸注入やプロテーゼ挿入だけでは何となく物足りないという方でも、理想的な横顔のラインを作ることができます。
猫手術とも呼ばれる鼻唇角形成術ですが、実は、センスやデザイン力、繊細な技術などを必要とする難易度の高い施術です。そのため、「誰に施術をしてもらうか」によって仕上がりは大きく変わってきます。失敗や後悔を避けたいなら、鼻整形を得意とする専門医に施術をお願いするようにしましょう。
そこで今回は、鼻唇角形成術の概要と名医の探し方についてご紹介します。鼻唇角形成術だけでなくそのほかの美容整形にも応用できるような内容となっているので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。

▶▶鼻唇角形成術(猫手術)

目次

鼻唇角形成術とは?

鼻唇角の理想的な角度の図解
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻唇角形成術について見ていく前に、鼻唇角付近のパーツについて軽くご説明します。
そもそも鼻唇角(びしんかく)とは、顔を横から見たときの鼻中基部と人中の角度のこと。左右二つある鼻の穴のちょうど中間に位置するパーツを鼻柱(びちゅう)、そのすぐ下にある鼻と唇の間の部分が人中(じんちゅう)と呼ばれる溝になります。
人中の上にある鼻柱基部と呼ばれる部分が足りず、ぎゅっと引っ込んだような形になっていると、鼻唇角の角度が狭くなり上唇が上向き・あるいは前向きに突き出してしまい、結果として横顔のバランスが崩れることがあるのです。
上唇が突き出ししているように見えることで、不機嫌な印象を与えてしまうこともあります。
日本人の鼻唇角の理想は90~95°。この美しい角度に近づけるために自家組織やプロテーゼを挿入する美容整形のことを鼻唇角形成術と呼びます。


また、鼻唇角形成術だけをおこなうケースは非常に少なく、通常はヒアルロン酸注入・プロテーゼ挿入・人中短縮術などと組み合わせながら理想的な鼻のデザインを作っていきます。
鼻柱基部は目立たない部分なのであまり整形しようと思わない方も多いかもしれませんが、この部分が理想の角度に整うだけで横顔のシルエットや美しさが段違いに改善されます。

▶▶鼻唇角形成術

鼻唇角形成が口と鼻に与える影響ををまとめると

口に対して


・鼻唇角が鋭角(90度以下)から鈍角(90度以上)になる
・正面と横から見て口が盛り上がって感じる印象を改善
・口が引っ込んだように見える
・人中のCカールができる
・人中が短く見える

鼻に対して


・正面から見て鼻先と人中が滑らかに繋がるようになるので鼻先が細く見え、団子鼻感が減る
・鼻先だけを整形した場合は鼻先が細くても軟骨が入ってて少し丸っこい整形感のある印象を与えがちだが、そのような鼻の整形感をなくす。
・ACR(鼻翼鼻柱関係)を改善して豚鼻に見える鼻を改善する。
・横顔の鼻柱の付け根の陥没を改善
・横顔の鼻先が垂れ下がった印象を改善
・横顔の小鼻が大きく見える印書を改善(鼻唇角が鼻翼に埋もれていると小鼻が大きく見えるため、鼻唇角を形成すると鼻翼が小さく見える)
・鼻周りの影が薄くなり透明感がある鼻になる

鼻唇角形成術のメリット

続いて、鼻唇角形成術のメリットについて見ていきましょう。

横顔のシルエットが美しくなる

鼻唇角形成の症例写真.jpg
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

そもそも鼻唇角形成術の目的は、凹んだ鼻柱基部に自家組織やプロテーゼを挿入し鼻唇角を美しい角度に整えることで、上向きに突き出した唇を改善することにあります。普通にしていても不機嫌に見える表情が解消され、全体的に印象がよくなります。
横顔のシルエットを美しく改善したい方、理想的なEラインを目指したい方におすすめできる美容整形手術だと言えるでしょう。

傷跡が目立たない

鼻唇角形成術では自家組織やプロテーゼを挿入するために皮膚を切開する必要がありますが、切開する場所は鼻腔内部の皮膚です。そのため、外から見て目立ちやすい場所に傷跡が残る心配がありません。「印象を変えたいけど整形がバレるのは避けたい」という方にもおすすめです。

人中が短く見える

さらには、凹んだ鼻柱基部が改善されることにより、手術後は人中が短く見えるというメリットも。
人中には顔全体で見たときの黄金比と呼ばれるものがありますが、比率よりも長いとどこかのっぺりと間伸びした印象になりがちです。人中の長さが気になっている方は、人中短縮手術をしなくても、鼻唇角形成術で改善することができるかもしれません。
ただし、ごくまれに鼻唇角形成術をした後のほうが人中が長く見えるお客様もいらっしゃいます。このケースに該当すると医師が判断した場合、人中短縮術と組み合わせることを勧められる可能性があるでしょう。

効果が半永久的に持続

鼻唇角形成術は、一度手術を受けてしまえば効果は半永久的に持続します。定期的にメンテナンスなどをおこなう必要がないので、手間をかけたくない方にもおすすめです。元に戻らない美容整形を希望される方にも満足していただけるでしょう。

ほかの鼻整形と併用できる

鼻唇角形成術は、ほかの鼻整形と組み合わせておこなうのが一般的です。ほかにも鼻の整形をしてみたいという方も、より理想的な鼻の形や横顔のラインを目指したいという方は、鼻整形と猫手術とを併用しておこなうことを検討してみてくださいね。

▶▶鼻唇角形成術

鼻唇角形成術の名医の見極め方

猫手術(鼻唇悪形成)で鼻唇角を80度から100度にした症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻唇角形成術では、それ単体で手術をおこなうことは極めて少なく、そのほかの鼻整形とうまく組み合わせながら希望イメージに合う鼻の形を作っていくのが一般的です。
そのため、鼻唇角形成術を検討している方は、鼻整形において信頼できる名医に施術を任せましょう。
鼻唇角形成術および鼻整形の名医の見分け方は以下の通りです。

  • 鼻整形の症例数が豊富な医師を探す
  • インターネットを使って口コミ評判をリサーチ
  • 症例写真や症例動画を参考にする
  • カウンセリングを受けてみる

それぞれ詳しく解説していきます。

鼻整形の症例数が豊富な医師を探す

プロテーゼと鼻尖形成を併用した症例
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
保存軟骨を使用した鼻尖形成の症例 (4)
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
鼻尖形成の症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

繰り返しになりますが、鼻唇角手術のみでは印象を大きく変えることができない可能性が高く、ほかの鼻整形と併用しておこなうことが多いです。上唇の出っぱりが改善できても鼻自体の印象はあまり変わらないから、というのがその理由になります。
より理想的なEラインを形成するためには、鼻全体の印象も変えていく必要があります。プロテーゼの挿入や鼻尖形成術を組み合わせることが多いです。そのため、鼻唇角形成術をご検討される場合には、鼻整形が得意な医師に施術を任せると失敗が少ないでしょう。
最終的にどのようなデザインにするのか、耳軟骨を使うかプロテーゼを使うか、などはカウンセリングでも相談可能なので、医師と相談しながらどの手術を受けるか決定することをおすすめします。
当院の鼻整形では、鼻の形を整えることに重きを置いています。ただ単に高さや細さを出すだけではなく、鼻の穴や鼻柱の形、鼻翼のポジションや位置関係などを考慮しながら、絶妙なバランスで仕上げることが可能です。
eクリニックでは積極的に鼻整形の美容整形を行っています。

鼻整形のインスタグラムのバナー

インターネットを使って口コミ評判をリサーチ

続いて、インターネットを利用して口コミや評判を調査しましょう。実際にその医師のもとで施術を受けた方が、体験談やレビューを投稿していることはよくあります。リアルの意見なので非常に参考になりますよ。
また医師の技術以外にも、スタッフや看護師の対応の良さ、クリニックの雰囲気や衛生管理、アフターケアの充実度などさまざまな事柄を知ることができます。
このように、インターネットを使って情報を集める際に忘れてはならないのが、常に客観的な視点を持つこと。良い評判があれば当然悪い口コミもあるのが普通です。インターネット上には非常に多くの情報が出回っています。一つの意見に惑わされず、総合的に判断して正しい情報を選び取るようにしましょう。

症例写真・症例動画を参考にする

次に、クリニックの公式HPや医師個人のSNSを確認し、症例写真にも目を通しておきます。症例写真からは医師のセンスや美的感覚、デザイン力などを知ることが可能です。そう言われると難しく感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、「医師の作る鼻や鼻唇角のデザインに惹かれるか」「術後の仕上がりが綺麗か」などを見ることができれば十分です。美容整形では黄金比率に近づけることを意識するという点では共通していても、医師によって美しさの基準は人それぞれ。自分の希望する鼻に近いイメージの症例写真を見つけたら、その医師に執刀を任せるのが一番です。
ただし、最近では誰でも写真に加工ができる時代になったので、できれば症例写真と合わせて症例動画を公開している医師を選ぶとより安心できます。

カウンセリングを受けてみる

口コミや症例写真・動画に目を通して気になる医師を見つけたら、次はいよいよクリニックのカウンセリングを受けてみましょう。
カウンセリングではただ医師からの説明を聞くのではなく、きちんと自分の理想イメージを伝えることが大切です。お客様側のイメージと医師側のイメージが異なっていると、どんなに医師の腕が良くても仕上がりに満足できなくなる可能性が高くなってしまいます。たとえば鼻先を大幅に高くしたいのか、少しだけ高くなれば十分なのかによっても選ぶべき手術は異なります。まずは自分がどのような鼻やEラインを好むのか、必ず仕上がりのイメージを明確にした上でカウンセリングに望むようにしましょう。
また、不安な点や気になることはカウンセリングのタイミングで質問し、できるだけ解消しておくと安心です。
そのため、カウンセリング時に医師の態度や対応が不誠実だと感じたり、お客様の意見に耳を傾けていないように感じたりした場合は、その医師に執刀を任せるのは避けるのが無難。
最終的には相性も大切ですので、安心して任せられるかどうか、信頼できるかどうか、という点は十分な判断材料となります。百聞は一見にしかずとも言いますから、気になるクリニックや医師を見つけたら積極的にカウンセリングを受けてみてください。最近は無料カウンセリングを実施するクリニックがほとんどなので、気軽に受けることができるでしょう。

鼻唇角形成術の手術方法

鼻唇角形成の手術方法は大きく分けて3つのやり方が存在します。

鼻のOPEN法の手術と併用


鼻整形をする時は鼻先に合わせて鼻唇角を整えると良いことが多いので、鼻の中から鼻唇角に軟骨を入れて鼻唇角を形成します。素材は耳軟骨、肋軟骨、プロテーゼがあります。


人中短縮と併用


人中短縮の際はちょうど鼻唇角の皮膚を切るのでこの視野から猫手術=鼻唇角形成をする為には一番効果的です。Cカールをこの時作るためには熟練された技術が必要です。


傷を作らないクローズ法


鼻唇角形成単独であれば傷が表に見えないクローズ法でお手軽に形成可能です。鼻唇角だけ形成すると鼻先が物足りなく感じる場合は、鼻先もクローズ法で形成すると傷とダウンタイムを極限まで抑えて鼻を整えることが可能です。

鼻唇角形成術ならeクリニックへ

金沢院の外観

今回は鼻唇角形成術(猫手術)の概要と名医の探し方についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
鼻唇角形成術は単体でおこなわれることは極めてまれで、ほかの鼻整形や人中短縮術と組み合わせながら、美しいデザインに仕上げていくことが多いです。そのため、鼻の整形を得意とする名医に施術を任せることをおすすめします。
eクリニックには、鼻整形を得意とする専門医が在籍しております。お客様一人一人の希望を汲み取りながら、お顔に合った鼻の形や美しいEラインをご提案させていただきます。鼻唇角形成術をご検討中の方は、ぜひ一度当院の無料カウンセリングを受けてみてくださいね。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このコラムに関連する施術&料金

▶▶鼻唇角形成術(猫手術)

このページの監修医師

円戸望

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

医師

山崎 俊

経歴

2004年 金沢大学医学部 卒業
2004年 慶應義塾大学 形成外科 助手
2004年 琉球大学医学部形成外科 医局長
2004年 東邦大学医療センター形成外科 医局長

資格

日本形成外科学会外科専門医
再建・マイクロサージャリー分野指導医

所属学会

日本形成外科学会

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