猫手術の名医はどう選ぶ?医師が解説

猫手術(鼻唇悪形成)で鼻唇角を80度から100度にした症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

猫手術をはじめとする鼻整形は、医師の技術やデザインセンスで仕上がりが変わることがある、とてもデリケートな手術です。それだけに、猫手術を受ける際には、鼻整形の名医を選ばなくてはなりません。
こちらのコラムでは、猫手術の失敗例と、猫手術で失敗しないための鼻整形の名医選びについてご紹介しています。

▶▶鼻唇角形成術(猫手術)

目次

猫手術を成功させる!鼻整形の名医はこう選ぶ

鼻唇角の理想的な角度の図解

猫手術は単純な手術ではないため、鼻整形の名医に手術を任せなかった場合では失敗のリスクが高いと考えられます。
とはいえ、鼻整形の名医を探すとなるとなかなか大変です。
そして、「どの医師が鼻整形の名医かわからない」という混乱が起こることもあるでしょう。
そのようなときには、以下でご紹介する内容を基準として、鼻整形の名医を探してみてください。

お客様目線の提案を行える医師であること

猫手術(鼻唇悪形成)の症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

猫手術を受ける際には、事前にカウンセリングを受けて、手術内容の提案や仕上がりイメージ、ダウンタイム、必要な費用の総額などについての説明を受けることになります。
また、カウンセリングではお客様の希望を医師がヒアリングすることになりますが、ここでは注意していただきたい点があります。
それは、「お客様目線で提案を行えるか否か」という点です。
ヒアリングでは、まずはお客様の要望をしっかりと確認し、その上で要望に添える鼻整形の提案をします。
そしてその際には、なぜその種類の鼻整形を選択する必要があるのか?という点や、仕上がりについての説明もあります。
つまり、このような医師を選んでおけば、お客様としては仕上がりをイメージしやすく、納得した上で鼻整形を受けられる可能性が高いということです。
また、お客様目線で提案を行える医師であれば、お客様が不安に感じているダウンタイムやリスクについての説明も行いますので、これらについての不安も軽減させた上で猫手術やその他の鼻整形を受けることができるでしょう。

反対に、猫手術やその他の鼻整形についての説明はあったものの、なぜその種類の鼻整形が適切なのかという説明がなかったり、仕上がりイメージについての説明がなかったりする医師は要注意です。
このような医師は、鼻整形に対する知識が不十分で、決まりきった提案しかしていない可能性があります。
つまり、お客様目線というよりかは、自分の知識や技術の範囲内での手術をしようとしている可能性が考えられるということです。
このような医師を選んでしまうと、お客様の要望とはかけ離れた仕上がりになってしまう可能性がありますので、十分に注意してください。

「十人十色」に対応できる医師であること

顔立ちは人それぞれで、誰一人として、自分と同じ顔の人はいません。
つまり、似合う鼻のデザインもまちまちだということで、猫手術やその他の鼻整形を受けるのなら、お客様一人ひとりに似合う鼻デザインを決めて手術することが大切だということです。
たとえば、お客様が猫手術を希望している場合でも、それがお客様に合った手術ではないと判断できる場合では、よりお客様に合った方法の提案が必要になります。
つまり、お客様の要望を聞き入れつつ、お客様にとって適切だと思われる提案を行える医師なら、猫手術をはじめとする鼻整形の名医だと判断できるということです。

鼻整形を得意とする名医であること

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻整形を得意とする名医かどうかは、クリニックの公式WEBサイトや、医師のSNSなどで確認することができます。
クリニックの公式WEBサイトでは、部位ごとの症例写真が掲載されていることがありますが、その中には、どの種類の鼻整形を行ったのか、その詳細がわかりにくい写真を掲載しているクリニックもあります。
そして、そのようなクリニックを選んでしまうと、猫手術とその他の鼻整形を何種類も提案されて、総合的にかかる費用が莫大に膨らんでしまう可能性も広がります。
そうならないためには、症例写真とともに「どの種類の鼻整形を行ったのか」という注釈があり、加工なしのビフォーアフター写真を確認できるクリニックを選ぶことが大切です。
また、医師がSNSで情報を発信している場合では、症例写真だけでなく症例動画が紹介されていることもありますので、医師選びの際の参考にしやすいでしょう。
特に医師が発信しているSNS情報では、医師の技術力だけでなくデザインセンスも確認できますので、お客様のセンスと合うかどうかについての判断材料にもなるはずです。
猫手術はデリケートな手術で、医師のデザインセンスひとつで仕上がりが異なる場合があります。
鼻整形の名医と思われる医師を見つけたら、発信情報をしっかりとチェックし、実際に猫手術やその他の鼻整形を受けるかどうかについて検討すると良いでしょう。

思いのほか参考になるのが「口コミ情報」

インターネットで猫手術や鼻整形の名医を探していると、美容クリニック系の口コミ情報サイトに行き着くことがあります。
このようなサイトの投稿者は、実際にそのクリニックで猫手術や鼻整形を受けた方が多く、医師やスタッフの対応、院内の雰囲気などについての正直な感想を知ることができます。
また、口コミサイトでは、良い口コミだけでなく、おすすめできない、技術力がイマイチだったなど、あまり良くない口コミも確認できますので、クリニックや医師選びの参考になります。
なお、口コミサイトにはあらゆる口コミが掲載されていますので、気になる医師を見つけたなら、ひとつの口コミを鵜呑みにするのではなく、なるべく多くの口コミを確認しておくことが大切です。
それにより、より正確な情報を得やすくなります。

カウンセリングでの対応で判断する方法も◎

気になる医師を見つけたら、実際にカウンセリングを受けてみましょう。
カウンセリングでは医師と1対1の対面で行われるものであり、提案のわかりやすさや説明の丁寧さがその場でわかります。
また、猫手術や鼻整形の名医であれば、ダウンタイムやリスクの説明、かかる料金についての説明もきちんと行いますので、不安なく手術を受けられるでしょう。
なお、カウンセリングを受ける際には、お客様のビジョンをできるだけ細かく医師に伝えてください。
それによってお客様と医師が仕上がりイメージを共有でき、満足できる結果を得やすくなります。

▶▶鼻唇角形成術(猫手術)

猫手術には失敗例がある?失敗しないために名医に行ってもらおう

猫手術をしている医師

猫手術は、鼻の狭い範囲を整形する手術であるため、高い技術力と優れたデザインセンスを持ち合わせた名医に手術を依頼しないと、失敗する可能性があります。
猫手術の失敗例をご紹介します。ただ、医師が適切に処置をしたとしても、お客様の体質やその日の体調により仕上がりが異なる場合があります。そのため、お客様が仕上がりに満足できない場合も修正して成功に近づける医師が名医の条件の一つとなります。

手術前と代わり映えしない仕上がりになった

猫手術で耳にすることがあるのは、「手術前と代り映えしない仕上がりになった」という声です。
実は、猫手術は単独で行われることがほとんどない手術で、他の鼻整形との併用で効果を実感できることが多いという特徴があるのです。
つまり、猫手術で効果を実感できなかったということは、他の鼻整形との併用が必要だったのにもかかわらず、単独での手術をしたことが原因として考えられるということです。
このような失敗は、鼻整形の名医であれば起こる可能性が低いと考えられますが、知識や技術力が不足している医師が手術を担当した場合では、十分に起こり得ます。

また、猫手術は突出した口の改善効果も期待できる鼻整形ですが、改善効果を期待できるのは鼻柱基部が陥没している例に限ったことであり、上あごの骨格による口の突出の場合では、猫手術では対応しきれないことがあります。
この場合では、マウスピースやワイヤーによる歯列矯正治療、場合によっては外科手術による歯列矯正が必要になることがあり、美容治療以前に歯科治療が必要だと考えられます。
この点についても、鼻整形の名医であればすぐに判断がつき、無理に猫手術を勧めるようなことはありません。
つまり、名医を選んで猫手術を受けることがいかに重要であるかということなのです。

術後に人中が長くなった

猫手術には、人中短縮効果を期待できますが、それは手術を受けることで人中にCカールが生まれるからです。
ところが、お客様の状態によっては、猫手術後に人中が長くなってしまう例があるのです。
そしてその理由は、「年齢による表情筋や皮膚のたるみにより、人中が長くなっていた」ことにあります。
この場合でも、鼻整形に対する十分な知識と高い技術力を持つ医師であれば、猫手術だけでの対応が難しいということがすぐにわかり、猫手術+人中短縮術での対応となるでしょう。
この例のように、猫手術後に人中が長くなるというケースは年齢を重ねた方に見られることが多い現象ですが、鼻整形の名医に手術を任せれば、適切な方法で対応できるため、トラブルを回避できます。

人中短縮術では、鼻の下の皮膚を切開し、余分な皮膚を切除したり眼輪筋を切除したりすることで、人中の長さを調節できます。
なお、猫手術+人中短縮術では、ダメージを負う組織の数が増えますが、それによってダウンタイムが極端に長くなる心配はありません。
むしろ、猫手術と人中短縮術を別々の日程で受けたほうが、猫手術のダウンタイムと人中短縮術のダウンタイムというように、2回のダウンタイムを経験することになり、非効率的です。
そうならないためには、猫手術と人中短縮術を同時に受けるという方法がおすすめです。

移植した自家組織が浮いて見える

滅多に起こることがないトラブルではありますが、猫手術後に移植した自家組織が浮いて見えるというトラブルが起こることがあります。
このトラブルの原因として考えられるのは、移植した自家組織の大きさが不適切だったということです。
猫手術では、お客様ご自身から採取した肋軟骨や耳介軟骨を移植材料として使用しますが、移植するサイズが大きすぎた場合では、移植部分が浮いて見えるといったトラブルが起こることがあります。
このようなトラブルも、鼻整形に対する十分な知見がある名医であれば、まず起こる心配はありません。
移植した自家組織が大きすぎた場合では再手術での対応が可能ですが、猫手術の再手術は容易ではありませんので、まずはトラブルを未然に防ぐ対策が必要です。

猫手術の症例写真

猫手術(鼻唇悪形成)で口と鼻の立体感を作った症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
鼻唇角形成の症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

▶▶鼻唇角形成術(猫手術)

鼻整形のインスタグラムのバナー

猫手術の整形ならeクリニックへ

金沢院の外観

猫手術の整形の取り扱いがある美容外科が多いため、医師選びの段階で迷うことがあるかもしれません。
名医に出会うためにはeクリニックも視野に入れて、クリニック選びを行ってみてください。
eクリニックには、鼻整形を得意とする医師が大勢在籍しており、猫手術についても定評がありますので、不安なく手術や施術をお受けいただけます。
気になる方は、まずはカウンセリングを受けてみてくださいね。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このコラムに関連する施術&料金

▶▶鼻唇角形成術(猫手術)

このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

医師

山崎 俊

経歴

2004年 金沢大学医学部 卒業
2004年 慶應義塾大学 形成外科 助手
2004年 琉球大学医学部形成外科 医局長
2004年 東邦大学医療センター形成外科 医局長

資格

日本形成外科学会外科専門医
再建・マイクロサージャリー分野指導医

所属学会

日本形成外科学会

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