鼻を高くしたい方におすすめな美容整形とは?

鼻の高さは、顔全体のバランスを大きく左右する重要な要素です。今回は「鼻を高くしたい」という方におすすめな美容整形の種類についてご紹介していきます。鼻を高くする美容整形とひとことに言ってもその種類はさまざまで、それぞれにメリット・デメリットがあります。美容整形はどのような方法が自分に適しているのか、どんなリスクがあるのかをしっかり理解してから手術に臨むことが大切です。自分に最適な鼻整形について知りたいという方も是非参考にしてみてください。

▶▶鼻の美容整形

目次

理想の鼻の高さとは?

理想の鼻の高さは、個人の顔の形やバランス、さらには文化や美の基準によって異なります。一般的には、額から鼻先、鼻先から顎先までの距離が均等であることが美しいとされています。また、横顔のプロポーションでは、額から鼻先、鼻先から唇、唇から顎先までが直線的に見えるとバランスが取れていると考えられます。

日本人女性の平均的な鼻の高さは2.6cm、日本人男性は3.0cmとされていますが、理想的な鼻の高さを決める際には、顔の形が丸顔、卵型、四角顔など、どのタイプかを考慮し、それぞれに合った高さを目指すことが大切です。例えば、丸顔の場合は鼻を少し高くすることでシャープな印象を与えることができます。横顔のバランスも重要で、鼻と顎の位置関係や唇とのバランスが自然なラインを描くことが理想とされます。

鼻を高くしたい方におすすめな整形手術

鼻を確実に高くするには美容整形がおすすめです。なぜなら、鼻の高さは骨の形によって決まっており、骨の形はセルフケアでは変化させることが難しいからです。

鼻を高くすることができる整形手術には以下のようなものがあります。

  • ヒアルロン酸注入
  • プロテーゼ挿入
  • 軟骨移植

それぞれどんな手術なのか、そしてメリット・デメリットについても詳しくご紹介します。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入はその名前の通り、ヒアルロン酸を注入することによって鼻の高さを整える美容整形手術です。ヒアルロン酸は体内に自然に存在する成分で、主に皮膚の保湿や弾力性を保つ役割を果たしています。この特性を利用して、鼻の形を整えることができます。

▶▶ヒアルロン酸注入

メリット

ヒアルロン酸注入の最大のメリットは、施術が非常に簡単であることです。手術自体は通常30分程度で終了し、すぐに日常生活に戻ることができます。

また、メスを使わないため傷跡が残らず、ダウンタイムも短いです。さらに、ヒアルロン酸は体内に自然に存在する成分であるため、安全性が高く、アレルギー反応も起こりにくいのが特徴です。施術後の仕上がりが自然であるため、他人に気づかれにくく、手軽に理想の鼻を手に入れることができます。

デメリット

一方で、デメリットとして挙げられるのは効果が永続的ではない点です。ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に少しずつ吸収されるため、その効果は半年から1年程度で、効果を持続させるためには再注入が必要となります。

また、ヒアルロン酸が吸収される際に形が変わることがあり、これが気になる方には向いていません。さらに、注入量や部位によっては不自然な仕上がりになることもあるため、信頼できる医師のもとで施術を受けることが重要です。ヒアルロン酸注入はあくまで一時的な改善策であり、長期的な効果を望む場合は他の手術法を検討する必要があります。

プロテーゼ挿入

プロテーゼの症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

プロテーゼ挿入は、鼻を高くするための整形手術の中でも特に人気が高い方法です。プロテーゼとは、シリコンやゴアテックスなどの人工素材で作られたインプラントのことを指し、これを鼻の骨と皮膚の間に挿入して鼻の高さを出します。

▶▶プロテーゼ挿入

メリット

プロテーゼ挿入の最大のメリットは、その持続性です。一度挿入すれば、基本的には半永久的に効果が続くため、定期的なメンテナンスが必要なヒアルロン酸注入とは異なり、長期間にわたって理想の鼻の形を保つことができます。また、プロテーゼの形状やサイズは個々の顔の骨格に合わせてカスタマイズできるため、自分の希望する理想の鼻の形を細部まで追求することができます。

デメリット

一方で、プロテーゼ挿入にはいくつかのデメリットもあります。まず、外科的手術であるため、感染症や出血、プロテーゼのずれや破損などのリスクが伴います。特に、術後に強い衝撃を受けた場合や、鼻を強くぶつけた場合にはプロテーゼがずれることがあるため注意が必要です。

また、手術後のダウンタイムが必要であり、数日から1週間程度は腫れや痛みが続くことがあります。完全に回復するまでには数週間かかることもありますので、その期間は無理をせず安静に過ごすことが大切です。

さらに、プロテーゼは外部からの衝撃に弱いため、スポーツや激しい運動をする方には適さない場合があります。長期間にわたる効果を得るためには、定期的なチェックと、万が一の場合の再手術も考慮する必要があります。

軟骨移植

斜め横から見た軟骨移植の症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

軟骨移植は、自身の軟骨を使用して鼻を高くする整形手術の一つです。主に耳や肋骨、鼻中隔の軟骨を採取し、それを鼻に移植することで理想的な形を作り出します。この方法は、自然な仕上がりと生体適合性の高さが特徴です。

▶▶軟骨移植

メリット

軟骨移植の最大のメリットは、自然な仕上がりと高い生体適合性です。自分の軟骨を使用するため、体が異物を拒絶するリスクが極めて低く、感染のリスクも最小限に抑えられます。また、軟骨は柔軟性と弾力性に優れているため、触り心地も自然で、見た目も非常にナチュラルです。

さらに、軟骨移植はカスタマイズ性が高く、個々の顔のバランスや希望に合わせて形状を調整できるため、細部にまでこだわった理想の鼻を実現できます。長期的な効果も期待でき、一度の手術で持続的な結果が得られる点も大きな魅力です。

デメリット

デメリットとして挙げられるのは、軟骨の採取が必要であるため、採取部位に小さな傷が残る可能性があるという点です。耳や肋骨からの採取は比較的負担が少ないですが、肋骨から採取する場合は特に注意が必要です。

また、軟骨移植手術は他の方法に比べて手術時間が長くなり、複雑な手術になることが多いです。そのため、経験豊富な専門医による施術が重要となります。手術後のダウンタイムも長く、腫れや痛みが数週間続くことがあります。完全に回復するまでにはさらに時間がかかることがあるため、術後のケアが重要となります。

鼻を高くする整形をする際に注意すべきポイント

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻を高くする整形を受ける際に注意しておきたいポイントについてご紹介します。理想の鼻を作るためには医師選び、クリニック選び、そして手術後の過ごし方が重要です。それぞれの注意点について詳しくみていきましょう。

鼻整形を得意とする医師を選ぶ

鼻尖形成で鼻先が整った症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
鼻尖形成で少し短い鼻を微妙に長くした症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
鼻尖形成3D法の症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
保存軟骨を使用した鼻尖形成の症例 (3)
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
鼻尖形成のダウンタイム5日目
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています
鼻尖形成の斜めから見た症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻を高くする整形手術は、顔全体のバランスを大きく左右する重要な手術です。そのため、信頼できる医師を選ぶことが成功の鍵となります。

まず、医師の経験と実績を確認することが重要です。多くの症例を手がけてきた医師は、さまざまな顔の形や鼻の状態に対応する技術と知識を持っています。クリニックのホームページやレビューサイトで、医師の経歴や過去の手術例をチェックし、実績のある医師を選ぶようにしましょう。

また、医師のコミュニケーション能力も重要です。手術前後の不安や疑問に対して、分かりやすく丁寧に説明してくれる医師は安心感を与えてくれます。実際にカウンセリングを受ける際に、医師が親身になって対応してくれるかどうかを確認することが大切です。

納得いくまでカウンセリングを受ける

カウンセリングは希望や不安を医師に伝えるだけでなく、手術の詳細やリスクについて理解するための大切な機会です。

まず、カウンセリングの際に自分の希望を明確に伝えることが重要です。理想の鼻の形や高さ、具体的な悩みなどを詳細に伝えることで、医師はあなたの希望に沿った最適な手術方法を提案することができます。写真やイラストを持参して具体的なイメージを共有すると、より的確なアドバイスが得られます。

次に、手術のプロセスやリスクについてしっかりと説明を受けましょう。手術方法の違いや、それぞれのメリット・デメリット、術後の経過やダウンタイムについて詳細に聞いておくことが大切です。特に、術後の回復期間や必要なケアについては十分に理解しておくことで、手術後のトラブルを避けることができます。

適正な価格帯のクリニックを選ぶ

料金を説明する美容外科の受付スタッフ

手術の質と同様に、費用も慎重に考慮する必要があります。

まず、安すぎるクリニックには注意が必要です。整形手術には高い技術力と経験が求められます。極端に低価格なクリニックは、医師の技術や使用する素材の質が低い可能性があります。安さだけに惹かれて手術を受けた結果、期待通りの仕上がりにならず、後悔するケースも少なくありません。

次に、価格に含まれる項目を確認しましょう。手術の費用には、カウンセリング料、手術費、麻酔費、アフターケア費用などが含まれます。一見安く見える価格設定でも、追加費用がかかる場合があるため、総額をしっかり把握することが大切です。カウンセリング時に、料金の詳細を詳しく尋ね、全体の費用を明確にしてもらいましょう。

ダウンタイムを安静に過ごす

鼻尖形成のダウンタイム表

鼻を高くする整形手術の成功には、術後のダウンタイムをどのように過ごすかが非常に重要です。

ダウンタイム中はしっかりと休むことが最も大切です。手術後は体がダメージを受けている状態であり、回復には十分な休息が必要です。可能であれば数日間は仕事や学校を休み、自宅で安静に過ごすようにしましょう。また、頭を高くして寝ることで、腫れや内出血を軽減する効果があります。

また、術後のケア指示を厳守することが重要です。医師から指示されたケア方法や注意事項をしっかりと守ることで、感染症や合併症のリスクを減らすことができます。例えば、処方された薬をきちんと服用し、患部を清潔に保つことが必要です。また、手術後の定期的な診察を受け、経過を確認してもらうことも大切です。異常を感じた場合はすぐに医師に相談しましょう。

鼻整形のインスタグラムのバナー

鼻を高くしたいならeクリニック

eクリニック金沢本院の外観

eクリニックには、鼻整形の施術実績が豊富な腕の良い医師が複数在籍しております。鼻を高くするだけでなく小鼻を小さくしたり、鼻先をスッとさせたり、さまざまな鼻整形を組み合わせたオーダーメイドの美容整形もおこなっております。鼻の形に関するお悩みを抱えている方はぜひ一度お近くのeクリニックへお越しください。顔全体のバランスを見ながらどの角度から見ても美しくなるように仕上げます。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

このコラムに関連する施術&料金

▶▶鼻の美容整形
▶▶ヒアルロン酸注入
▶▶プロテーゼ挿入
▶▶軟骨移植

このページの監修医師

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

美容外科医師の飯田秀夫

(eクリニック統括技術指導医)

飯田 秀夫

経歴

・1992年 東京医科歯科大学医学部卒業
 以降、同大学医学部付属病院、
 国立がんセンターなどで頭頸部外科、
 形成外科、美容外科を研鑽
・2007年 東京医科歯科大学臨床教授
・2009年 リッツ美容外科東京院
・2013年 リッツ美容外科東京院院長
・2014年 湘南美容クリニック
・2018年 湘南美容クリニック統括技術指導医/
     辻堂アカデミア院院長
・2023年 eクリニック 横浜みなとみらい院

プロフィール

のべ300名以上の美容外科医の技術指導を行う。著書の「顔の美容外科手術書」(日本医事新報社)は美容手術の入門書として若手美容外科医の教科書となっている。

資格

日本形成外科学会専門医
医学博士(東京医科歯科大学)

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)
国際美容外科学会(ISAPS)

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