猫手術の症例と併用できる整形メニューを医師が解説

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

猫手術は韓国から広がりを見せ、現在では日本国内でも人気の鼻整形のひとつとなっています。猫手術は、人中の上部にある鼻柱基部という場所に自家組織やプロテーゼを挿入する鼻整形で、他の鼻整形との組み合わせで理想の鼻を手に入れることができる手術です。
こちらのコラムでは、猫手術と他の美容整形の組み合わせで改善できるケースを、整形の種類を交えながらご紹介しています。

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猫手術の特徴と適応されるケース

猫手術は、手を加える範囲は狭いですが、他の鼻整形との組み合わせで行うことで、鼻全体の印象を大きく変えられるというメリットを得られる手術です。
それでは早速、猫手術の特徴と、猫手術が適応されるケースから見ていきましょう。

猫手術の特徴

鼻唇角の理想的な角度の図解
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

猫手術は、人中の上部にある鼻柱基部という部分に、お客様ご自身から採取した自家組織(肋軟骨または耳介軟骨)、もしくはプロテーゼを挿入する鼻整形です。
猫手術で自家組織もしくはプロテーゼを挿入すると、鼻唇角(横から見た人中と鼻下の角度)を90~100度に調整することで、横顔のシルエットを理想的な形に整えることが可能になります。
また、猫手術は単独で行われることがほとんどない鼻整形で、お客様の現在の状態を確認し、要望を細かく確認した上で、他の鼻整形と組み合わせて行われるという特徴があります。
つまり、より理想的な鼻を形成するためのサポート的な役割を持つのが猫手術だということです。
なお、猫手術と同時に行われることが多い鼻整形には、貴族手術(鼻翼基部形成術)や人中短縮、鼻プロテーゼ挿入などがあります。
その他、猫手術ではあらゆる種類の鼻整形との組み合わせが可能ですので、鼻のデザインにこだわりたいという方は、医師に直接相談してみると良いでしょう。

猫手術が適応されるケース

鼻唇角形成の症例写真.jpg
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

猫手術はすべてのお客様に適応されることはほぼなく、医師が必要だと認識した場合に適応されます。
なお、上記でも触れましたが、猫手術は複数の鼻整形との併用になることがほとんどですので、こちらでご紹介する適応されるケースに関しても、猫手術+αのケースとして捉えておいてください。
それでは、猫手術が適応されるケースについてご紹介していきます。

鼻柱基部の陥没

猫手術を行ういちばんの目的は、鼻柱基部の陥没を改善するということです。
鼻柱基部とは、人中の上部にある人中と鼻の境目部分をいい、この部分が陥没すると、小鼻よりも高い位置に鼻柱基部が位置することになり、いわゆる”ブタ鼻”が形成されやすくなります。
また、小鼻が目立つことで団子鼻に見えてしまうこともありますが、これらの状態は猫手術で改善を目指せるのです。
なお、小鼻が大きく主張が強すぎる場合では、小鼻縮小など、複数の鼻整形との併用になる可能性があります。

口の突出

横から見て、口がポコッと突出している状態は”口ゴボ”と呼ばれることがあり、この状態になってしまうとセルフでの改善は難しいとされています。
それは、鼻柱基部の陥没によって口が突出している状態では、マッサージやエクササイズでは改善できず、猫手術で改善を目指すしかないからです。
口ゴボの状態になると、何となく不機嫌そうに見えて、他人に対して良くない印象を与えてしまうことがありますが、猫手術で鼻唇角を理想的な角度に整えれば、目立つ口ゴボを軽減できます。

人中が長く見える

年々人中が長くなってきているように感じるなら、それは年齢による表情筋の衰えが原因かもしれません。
表情筋の衰えは、頬のたるみやフェイスラインの崩れの原因にもなりますが、それは頬の脂肪の重みを表情筋が支えきれなくなってしまったからです。
そして、このように年齢で長くなってしまった人中も、猫手術で改善を目指せます。
なお、出っ歯によって皮膚が引っ張られることで人中が長くなることもありますが、軽度の状態であれば、猫手術や貴族手術で改善を目指すことが可能です。
一方重度の出っ歯の場合では、猫手術や貴族手術だけでは改善が難しいため、歯列矯正なども視野に入れて改善していく必要があるでしょう。

鼻の長さが短く見える

鼻柱基部が陥没していると、両側の小鼻が目立つだけでなく、鼻全体の長さが短く見えることがあります。
鼻が短く見えるとシャープさに欠ける印象になることがありますが、猫手術で鼻柱基部に厚みが出れば、鼻全体に長さがもたらされ、スッキリとシャープな印象の鼻に整えることができます。
なお、より鼻筋が通ったシャープな鼻がお望みの場合では、鼻プロテーゼやヒアルロン酸注入など鼻形成との併用が必要になることがあります。

▶▶猫手術ってどんな整形?医師がわかりやすく解説

【猫手術の症例】併用可能な整形の種類をご紹介

猫手術(鼻唇悪形成)の症例写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

猫手術は、あらゆる種類の鼻整形と併用できる手術で、猫手術と鼻の整形を組み合わせることで、より理想に近い鼻を目指すことができます。
また、顔全体のバランスをより美しく整えたい場合では、鼻整形以外の整形を組み合わせて行われることもあります。
それでは早速、猫手術との併用が可能な手術の種類と、得られる効果についてご紹介しましょう。
この症例は猫手術に肋軟骨を移植した鼻中隔延長を併用した手術前と手術の3ヶ月後の症例写真です。猫手術だけでなく、鼻の形も整えているので、鼻と口元のメリハリや角度を作り、綺麗な立体感を作る事ができています。

貴族手術(鼻翼基部形成手術)

貴族手術の症例
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻翼基部というのは、小鼻下部のすぐ横にある溝で、この部分に自家組織やプロテーゼを挿入して陥没を改善する手術を、貴族手術(鼻翼基部形成手術)といいます。
猫手術と貴族手術は似ているようですが、猫手術が理想的な鼻唇角形成を目的として行われるのに対し、貴族手術では鼻翼基部に自家組織やプロテーゼを挿入することで、ほうれい線を改善する目的で行われるという違いがあります。
なお、貴族手術では、お客様の現在の状態に合わせて、脂肪注入やヒアルロン酸注入で対応することもあります。

鼻プロテーゼ、ヒアルロン酸注入

鼻尖形成と軟骨移植と肋軟骨の鼻中隔延長と鼻翼挙上と鼻孔縁挙上と小鼻縮小とプロテーゼを同時に行った症例を横から見た写真
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻筋を高く整えたい場合には、鼻プロテーゼまたはヒアルロン酸注入での対応となることがあります。
鼻プロテーゼにはL字型とI字型がありますが、L字型は鼻先にかかるテンションが高いという理由から、現在ではほとんど用いられていません。
また、鼻プロテーゼ挿入に抵抗がある場合ではヒアルロン酸注入で鼻筋に高さを出すことができますが、ヒアルロン酸注入は効果の持続期間が短いというデメリットがあります。
そのような理由から、ヒアルロン酸注入での鼻整形をお考えなら、継続して施術を受け続けることを前提として考える必要があります。

鼻尖形成、軟骨移植

保存軟骨を使用した鼻尖形成の症例 (4)
考えられるリスク・副作用腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻プロテーゼやヒアルロン酸注入では、鼻筋に高さを出すことはできますが、鼻先の形状を整えることができません。
そして、それを実現できるのが、鼻翼軟骨を中央に引き寄せて縫い縮めることで鼻先を細く整えられる、鼻尖形成なのです。
なお、鼻尖形成だけではほとんど鼻先に高さが出ませんので、鼻先に高さが欲しい場合には、自家組織の移植で対応することになります。

人中短縮

Cカールを作る人中短縮手術の症例
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
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猫手術では、人中に自然なCカールを形成できるため、人中が短く見える効果を期待できます。
しかし、年齢によって人中の皮膚そのものが伸びてしまった場合では、鼻下を切開して余分な皮膚を切除したり、口輪筋を引き上げたりする人中短縮が必要になることがあります。
必要以上に人中が長いと、何となく間延びした印象の顔になることがありますが、猫手術とともに人中短縮を受ければ、そのようなお悩みも解消できます。

鼻中隔延長

鼻中隔延長の症例の術後1年後
考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻中隔とは、左右の鼻の穴を仕切る壁部分で、この部分の尖端に自家組織を移植することで、鼻先の向きをコントロールできる手術です。
たとえば、猫手術でCカールを形成できたとしても、鼻先が上を向いていると鼻の穴が正面から見える状態となり、鼻全体のバランスが崩れる可能性があります。
しかし、鼻中隔延長で鼻先を下向きに調節すれば、鼻の穴が正面から見える状態を解消でき、上品な雰囲気に整えることができます。

小鼻縮小

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
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小鼻が左右に張り出した鼻は、「獅子鼻」「や「ニンニク鼻」と呼ばれることがあり、主張が強く目立ちます。
このような小鼻の場合では、猫手術で鼻柱基部に厚みを持たせたり、人中にCカールができたりしたとしても、目立つ小鼻のせいで猫手術だけでは代り映えしない仕上がりになることがあります。
そして、このようなときに役立つのが、小鼻の皮膚や脂肪を切除して小鼻の幅を縮められる、小鼻縮小です。
小鼻の主張が強いと、笑ったときに横広がりが目立つ、普段から鼻の穴が目立つなどのトラブルに悩まされることがありますが、猫手術と小鼻縮小を同時に受ければ、主張しない”忘れ鼻”を実現できます。

鼻柱下降

考えられるリスク・副作用
腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
なるべく、リスクや副作用が出ないように配慮して手術を行っています

鼻柱とは、鼻中隔の下にあるやや厚みがある部分で、この部分に自家組織を移植する手術を鼻柱下降といいます。
鼻柱下降には、鼻柱にふくらみを持たせて鼻全体の位置が下がったように見せる効果を期待できるほか、目立つ鼻の穴を目立たない状態にする効果も期待できます。
また、鼻柱のふくらみが少なく平らに近い状態では、横から見たときに鼻柱が小鼻に隠れてバランスが悪く見えることがありますが、鼻柱下降を受ければ、この状態も改善できます。
鼻柱下降は、猫手術のほかに、鼻中隔延長や鼻尖形成殿併用になることが多い鼻整形です。

口角挙上

口角挙上の症例写真
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腫れ・内出血・術後の痛み・発熱等を生じる事があります。
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口角挙上は鼻整形ではなく口元の整形ですが、猫手術やその他の鼻整形の際に、顔全体のバランスを整える目的で併用されることがあります。
口角は、年齢による表情筋や口輪筋の衰えによって年々下がりやすくなり、この状態を放置していると、今度はほうれい線やマリオネットラインが目立ってくるリスクが高まります。
そして、そうならないための対策として役立つのが、口角の縁を切開して口角をグッと引き上げる口角挙上なのです。
口角挙上は、猫手術や人中短縮、口唇縮小、M字リップ形成などの整形とともに行われることが多いという特徴があります。
鼻だけではなく、口元も理想的な形に整えたいという方は、口角挙上をはじめとする口元の整形についても、カウンセリング時に相談してみると良いでしょう。

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猫手術ならeクリニックへ

金沢院の外観

今回は猫手術の症例写真をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
猫手術は単体でおこなわれることは極めてまれで、ほかの鼻整形や人中短縮術と組み合わせながら、美しいデザインに仕上げていくことが多いです。そのため、鼻の整形を得意とする名医に施術を任せることをおすすめします。
eクリニックには、鼻整形を得意とする専門医が在籍しており症例写真を積極的にSNSやホームページで公開しています。お客様一人一人の希望を汲み取りながら、お顔に合った鼻の形や美しいEラインをご提案させていただきます。猫手術をご検討中の方は、ぜひ一度当院の無料カウンセリングを受けてみてくださいね。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

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このページの監修医師

eクリニックグループ統括院長
円戸 望

美容外科医師の飯田秀夫

eクリニック統括技術指導医
飯田 秀夫

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