鼻中隔延長を受けるとキスができなくなる?

鼻中隔延長は、鼻に高さを出したり鼻先の向きを変えたりできる鼻整形で、より理想の鼻を目指したい方におすすめの手術です。しかし、パートナーがいる方にとっては、「鼻中隔延長後のキスが心配」「鼻整形がバレるかも」という悩みが持ち上がって手術に踏み切れないかもしれませんね。
こちらのコラムでは、鼻中隔延長後のキス事情や、鼻整形をバレにくくするための対策方法についてご紹介しています。

▶▶鼻中隔延長手術

目次

鼻中隔延長を受けるとキスができなくなる?

鼻整形では、ほんの数ミリ鼻が高くなったり、わずかに鼻先の角度が変わったりしただけで、顔の雰囲気がかなり変わります。
また、鼻が高くなると、これまで普通に行ってきたパートナーとのキス事情も少々変わってきます。
しかし、結論から先にお話ししてしまえば、鼻中隔延長を受けたからといってキスができなくなるようなことはありません。
とはいえ、鼻中隔延長後のキスには、少々注意しなければならない点もあるのです。

腫れや内出血、むくみがある間は鼻に触らないこと

鼻中隔延長手術のダウンタイムは少々長く、目立った腫れや内出血、むくみは約2週間程度続き、その後はゆっくりと回復に向かいます。
また、術後1週間はテープ固定をする必要があり、この期間中には洗顔やメイクも控えていただくことになります。
つまり、術後1週間はパートナーと会わず、安静に過ごすことが重要だということです。

ただし、鼻中隔延長を受けることをあらかじめパートナーに伝えてあればこの限りではなく、患部に触れずに過ごすという点に注意をすれば、会うこと自体はまったく問題はありません。
ただし、術後1週間は患部が安定しておらず、少しの刺激で仕上がりに影響が出る可能性があるため、鼻に触れるリスクがあるキスは控えましょう。

お酒を飲むデートは極力控えること

バレンタインデーやホワイトデー、クリスマスと、パートナーとロマンティックな時間を過ごせる行事は1年間で何回も訪れます。
そして、これらの行事ではお酒を飲む機会もあるでしょう。
しかし、鼻中隔延長から2週間程度は、できる限り飲酒を控える必要があるのです。
それは、術後2週間のダウンタイム期間中には患部がまだ安定しておらず、飲酒によって血行が促進されると腫れや内出血、むくみが悪化するリスクが高まるからです。
それだけではなく、お酒に酔うと足元がふらついて鼻をぶつけるなどのリスクもありますので、最低でも術後2週間は飲酒を避けることが大切です。
そのような理由から、お酒を飲むデートの予定がある場合には、それに合わせて鼻中隔延長手術のスケジュール計画を立てておくことをおすすめします。

鼻中隔延長が安定するのは約6カ月後

360度どの角度から見ても美しい鼻中隔延長の症例写真

鼻中隔延長後には約2週間のダウンタイムがありますが、腫れや内出血、むくみが改善されたからといって、そこで油断をしてはいけません。
というのは、鼻中隔延長は軟骨移植を行う手術であり、移植した軟骨が組織に馴染んで同化するまでには、約6カ月間を必要とするからです。
つまり、鼻中隔延長の完成は約6カ月後ということですので、この間は、キスをするにしてもなるべく鼻先に刺激を与えないように注意する必要があるということです。
完成前に患部に強い刺激を与えてしまうと、移植した軟骨がずれるなど、トラブルのリスクが高まります。
そうならないためには、移植した軟骨が完全に落ち着くまでは、できる限り触らないよう注意する必要があるのです。
なお、術後1カ月も経過すると、腫れや内出血がほぼなくなり、組織が安定したかのように見えますが、内部の組織はまだ完全に安定していませんので、十分な注意が必要です。

他にもこんな注意が必要

鼻中隔延長後しばらくは注意深くキスをする必要がありますが、術後には、それ以外でも注意しなければならないことがあります。
以下でご紹介する4つの注意事項は、日常生活にかかわる事柄ですので、ぜひ参考にしていただき、美しい仕上がりを目指しましょう。

入浴&運動

入浴している女性

鼻中隔延長から1週間が経過するまでは、特に強い腫れや内出血、むくみが見られますので、この間には血行を促進する入浴は控えましょう。
また、シャワーで済ませるにしても、患部にシャワーを強く当ててしまったり、熱いお湯で体を温めてしまったりすると、血行の促進により腫れや内出血が悪化するリスクが高まります。
入浴で体を温めたいなら、最低でも術後1週間は控え、その後は患部の様子をよく観察しながら行うようにしてください。

また、血行促進という意味では、体温が上昇する運動も要注意です。
散歩などの軽い運動なら、術後1週間が経過していれば行ってもかまいませんが、激しい運動は、術後1カ月程度は控えることがベストです。
また、完成後でも、球技や格闘技のように、鼻が刺激を受ける可能性がある運動は極力控える必要があります。

フェイスマッサージ

フェイスマッサージは、患部に直接刺激を与えないかもしれませんが、皮膚や組織が引っ張られることで患部が刺激を受ける可能性はあります。
そうなると、移植した軟骨の位置がずれるなどのトラブルが起こることがありますので、術後1カ月程度はフェイスマッサージを行わずに過ごしましょう。

うつぶせ寝

うつ伏せで寝ている女性

鼻中隔延長を含む鼻整形全般では、寝る時の姿勢にも注意を払わなくてはなりません。
中でも、うつぶせ寝が習慣になっている場合は、できる限り完成形に仕上がる6カ月間は、うつぶせ寝を避けていただきたいところです。
うつぶせ寝で鼻全体に負荷がかかってしまうと、移植して軟骨がずれる、曲がるなどの原因になることがあります。
寝る姿勢のコントロールは難しいですが、最低でもダウンタイム期間中にはうつぶせ寝にならない対策をして休むよう注意してください。

鼻を強くかむのはNG

鼻をかんでいる女性

特に鼻炎をお持ちの方は、鼻中隔延長後の鼻かみの際には、強くかまないように注意しましょう。
ひどい鼻炎をお持ちの方や花粉症の方は、事前に内服薬などの処方を受けて、鼻中隔延長に備えておくことをおすすめします。
なお、傷口の縫合部分が無事にふさがれば点鼻薬を使用することができますが、この時点では鼻を強くかむことができませんので、十分に注意してください。

鼻整形がバレるのはこんな時。バレにくくする対処方法は?

鼻中隔延長をパートナーにカミングアウトできる状況であれば問題はありませんが、そうでない場合では、手術したことがバレないための対策をしなければなりません。
こちらの章では、鼻中隔延長がバレる時や、バレないための対処方法についてご紹介しています。

ダウンタイム期間中にパートナーと会った、姿を見られた

鼻中隔延長でテープ固定をしている間は、やや痛々しい見た目になります。
それは、テープ固定で患部が覆われてはいても、患部の周囲の目元まで腫れや内出血、むくみが広がっていることがあるからです。
このような痛々しさはマスクで隠せますが、すべてを隠せるわけではありませんので、この期間中にはパートナーと会うと、手術したことがバレる可能性があります。
また、いつもとは違うマスク姿を見られると、それがバレる原因になることがありますので、ちょっとした外出時にも注意が必要です。
特に、術後は数回の通院が必要になりますので、外出時には十分に注意してくださいね。

鼻中隔延長のやりすぎでバレた

鼻中隔延長では、お客様のご希望に沿った仕上がりを目指すことができますが、やりすぎてしまうと手術がバレるリスクが高まります。
たとえば、移植した軟骨の量が多く、高さが出すぎてしまった、鼻先の向きが極端に変わったなどは、鼻整形がバレる典型的な例です。
特に、鼻中隔延長+鼻尖形成、鼻中隔延長+鼻尖形成+小鼻縮小というように、複数の手術を併用する場合は、やりすぎることで別人の顔立ちになり、自然に仕上げる医師に任せないと、手術がバレる可能性が高まります。

鼻尖形成は何度も受ける手術ではありせんので、1回で理想の鼻を手に入れたいと考えるのは当然のことです。
しかし、やりすぎてしまえば不自然な仕上がりになり、それに伴いバレるリスクが高まるということは知っておくべきでしょう。
仕上がりについては医師からアドバイスがありますので、まずは医師のアドバイスに耳を傾けて、やりすぎないように注意することが大切です。

鼻を気にしすぎてバレた

鼻尖形成を受けると、ほんの数ミリ程度の高さや角度の違いによって、鼻の印象がかなり変わります。
とはいえ、パートナーが普段からあなたの鼻をじっくり見ているのかといえば、そうでもない可能性もあります。
つまり、自然に振舞っていれば、パートナーはあなたの鼻整形に気付かず、以前と同様に接してくれる可能性があるということです。
一方、鼻尖形成を受けたことで必要以上に鼻を気にすると、パートナーまであなたの鼻を意識するようになり、この状況がバレる原因をつくり出すことがあるのです。
たとえば、キスをするときに鼻同士が触れ合わないことを意識しすぎるなどが、その例として挙げられます。
鼻は顔の中央に位置しているため目立つパーツではありますが、他人はそこまであなたの鼻をよく見ているわけではありませんので、術後には極力意識せず、自然に振舞うことを心がけましょう。

ベストは「パートナーと情報を共有すること」

鼻中隔延長後には、何かと生活の中で注意をしなければならないことがあり、パートナーとのキスもまた、そのうちのひとつです。
その中では、パートナーに鼻整形をしたことがバレないための対策をしなければならないシーンもあり、神経がすり減る思いをするかもしれません。
それなら、初めからパートナーに鼻尖形成を受けることをカミングアウトして、情報を共有しておくというのもひとつの方法です。
ただしこの場合では、パートナーが鼻整形を嫌がってしまったら鼻尖形成を受けられなくなる可能性がありますので、カミングアウトするなら慎重に行ってください。
それがリスキーだと感じるなら、事後報告する方向で考えると良いでしょう。

鼻中隔延長で迷ったらeクリニックへ

イークリニック金沢の内装

eクリニックでは鼻中隔延長の手術を積極的に行っています。高さでごまかすのではなく、横から見ると高さはあるけど正面から見ると存在感がない美しさを目指しています。
お客様のご要望に応えるべく、企業秘密ですが術中に細かい工夫をしております。

eクリニックは金沢本院をはじめ、全国展開しています。ご予約はお近くのeクリニックまで。

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このページの監修医師

円戸望

医師

円戸 望

経歴

・富山大学医学部医学科卒
・高岡市民病院(形成外科・麻酔科・皮膚科)
・Fort Wayne Parkview 病院
・厚生連高岡病院
・金沢医科大学付属病院
・湘南美容クリニック新宿本院
・湘南美容クリニック新宿南口院
・湘南美容クリニック新潟院 院長就任
・湘南美容クリニック金沢院 院長就任
・2020年eクリニック金沢院開院
・大手美容クリニック修正手術技術指導医
・2021年eスキンクリニック開院
・2022年富山院開院
・2023年まぶたのクリニック開院(保険診療)
・2023年大阪院、東京院、名古屋院、岡山院、
     福岡院、那覇院、横浜みなとみらい院開院

医師

山崎 俊

経歴

2004年 金沢大学医学部 卒業
2004年 慶應義塾大学 形成外科 助手
2004年 琉球大学医学部形成外科 医局長
2004年 東邦大学医療センター形成外科 医局長

資格

日本形成外科学会外科専門医
再建・マイクロサージャリー分野指導医

所属学会

日本形成外科学会

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